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木星や土星から資源を採取するには

1 :オーバーテクナナシー:2001/05/25(金) 01:18
気体の惑星から資源を採取するのってどうするんでしょうか?
地面がないから降りれないし、基地も造れない。
となると、静止軌道上からストローみたいの垂らして汲み上げるのか。
だとするとそのストローの長さはどれぐらいになるのか

2 :オーバーテクナナシー:2001/05/25(金) 01:34
基本的に無理でしょう。
木製型惑星は重力もバカでかいので、現在の技術では一度大気圏内に入ると脱出できなくなる。
更には気圧でつぶされてしまう。
ストローで吸い取るにも、そこまでして必要な資源があるとは思わない。

3 :オーバーテクナナシー:2001/05/25(金) 01:38
>現在の技術では
ここって未来技術板だし…

4 ::2001/05/25(金) 01:42
「超」未来技術なら、人工ブラックホールの潮汐力とかでバラして使うなんてのは豪快でいいんじゃないかと。

5 :オーバーテクナナシー:2001/05/25(金) 01:44
上層の水素、ヘリウムならなんとか回収できないだろうか?

6 :オーバーテクナナシー:2001/05/25(金) 01:48
飛行船で移動しつつ必要な成分のみを大気から抽出、ってのはどう?

7 :オーバーテクナナシー:2001/05/25(金) 02:05
飛行船と言うからには内部には非常に軽い気体を充填させる必要があるが、
木星表面は水素とヘリウム。
つかえない

8 :オーバーテクナナシー:2001/05/25(金) 02:11
>>7
表面って、どこにあんねん。

9 :オーバーテクナナシー:2001/05/25(金) 02:14
ヘリウム3って核融合させるの辛くない?

10 :オーバーテクナナシー:2001/05/25(金) 02:25
じゃあ熱気球方式で6を。

11 :オーバーテクナナシー:2001/05/25(金) 02:32
>>8
表面もとい表層

まあいいじゃんかよっ
今わかっているのは、木星の核を除くほとんどが水素、ヘリウム、そして
ごく少量の水、メタン、アンモニアで構成されているということ。
よっぽどの物好きじゃないとこんなとこ行かんわな
俺ならまだ衛星探索のほうが現実味があると思うが
夢がなくてゴメソ

12 :まあ:2001/05/25(金) 02:32
木星・土星の上層大気にあるなら、
天王星・海王星にだってあるもんだろうから、
重力井戸の浅いところから先に使うことになるだろうね。

とはいえ「先に」なんて書いちゃったけど、
「天王星・海王星のヘリウム3を人類文明が使い切ってしまって
 仕方なく、もっとコストの高く付く土星を利用し始める」
なんていう時代が来るとは思えないんだが。

13 : :2001/05/25(金) 09:17
気温がマイナス10度〜20度なので吸い上げや攪拌モーター
などが凍りつくのではないか。

14 :おいおい:2001/05/25(金) 12:28
-10〜-20°って、あったかいじゃないか。
日本国内でもそれより下がる地域あるぞ。
ガスジャイアントの上層大気の寒さはそんなもんじゃなかろう。
とはいえ、凍り付くような物質(水分やアンモニア)も、
上層大気には存在しないから、霜の心配はしなくていいぞ。

15 :オーバーテクナナシー:2001/05/25(金) 13:14
木星の大気内でおしゃべりすると
やっぱりみんなトッポジージョ声になってしまうのだろうか?

16 :BAC:2001/05/25(金) 14:12
>>12
脱出速度は
地球:11.2km/s
木星:59.5km/s
土星:35.5km/s
天王星:21.3km/s
海王星:23.5km/s

と、確かに木星表層部は大重力の底ですが、太陽からの距離(天文単位)を見ると

地球:1
木星:5.2
土星:9.6
天王星:19.2
海王星:30.1

と、外惑星はとても遠いです。
海王星は天王星より明らかに分が悪いから後回しとしても、地球・火星への移送を
考えるならばたとえ重力井戸の底であっても木星が一番良いのではないでしょうか。
脱出速度を稼ぐための燃料は周囲に豊富にありますが、惑星間の移動は限界があります
しね。

組み上げる具体的方法は…
軌道エレベーターは木星だと10万km以上必要。しかし素材の問題以前に、一部の惑星や
リングは静止軌道より内側にあるから問題。
となると、内部を真空にした金属球で浮力を稼ぐ浮遊工場を浮かべて、マスドライバーで
ヘリウム3などが入った貨物を打ち上げるのが良いのではないかと。

17 :BAC:2001/05/25(金) 14:14
> 一部の惑星やリングは静止軌道より内側にあるから問題。
一部の衛星、ですね。スマソ。

18 :ふむふむ:2001/05/25(金) 18:14
>>16
「内部を真空にした金属球で浮力を稼ぐ浮遊工場」
なんていう未来技術を持ち出さなくても、
既出の熱気球方式でええやん。

惑星大気圏内を飛び続ける飛行機を想像してみよう。
工場機は、ヘリウム3を貯めたら定期的に大気上限まで上がって、
最大出力で速度を稼ぎ、電磁砲で商品を射出する。
商品は低軌道衛星で回収され、さらに加速されて地球まで飛ぶ。
そういうシステム。

19 :BAC:2001/05/25(金) 18:47
>>18
>「内部を真空にした金属球で浮力を稼ぐ浮遊工場」
>なんていう未来技術を持ち出さなくても、
>既出の熱気球方式でええやん。

その方法は決して未来技術と呼ぶほどのものでもなく、
www.isas.ac.jp/home/Sci_Bal/venusballoon.html
などと実際に研究している人達もいます。
上に書いた脱出速度は1気圧のところを基準としたものですが、単に水素やヘリウム3
目当てならばもっと気圧の低い高々度でも大丈夫でしょう。
となると、内部を真空にした金属球を作っても受ける圧力は小さくなり、大型かつ
軽量な物を作れると思います。
第一、ヘリウムや水素じゃ軽くて熱してもあまり大きな浮力は得づらいですから、
気球の部分が大型化して機器全体の巨大化を招くだけではないでしょうか。
当然、それ自体の移動も困難になるでしょう。

個人的には、木星大気圏まで到達できるだけの技術力があればそういった金属球を
作るのは可能と思います。希望的観測。

20 :BAC:2001/05/25(金) 18:54
とと、現在はまだ実用化されていないならばやはり未来技術のうちですね。失礼。

あとは、巨大な飛行機型の工場を作り、周囲の水素・ヘリウム3をかき集めながら
核融合をして耐用年数の限界まで飛行を続けさせるというのはどうでしょう?
これならば高度を変更したり、射出する貨物の脱出速度を稼ぐのが容易になります。

もう一つは軌道エレベーター。
考えてみれば地面に接続する必要が無い以上、別に静止軌道じゃなくてもいいわけで。
低軌道から垂らしたワイヤーの先に工場でも付けて処理&組み上げ。
本体自体は上下に伸ばしたワイヤーの長さを調整することで高度も変更できますね。
軌道エレベータに付き物の素材の問題がありますが。

21 :BAC:2001/05/25(金) 19:08
>あとは、巨大な飛行機型の工場を作り、周囲の水素・ヘリウム3をかき集めながら
>核融合をして耐用年数の限界まで飛行を続けさせるというのはどうでしょう?

スマソ、>>18の人のは飛行船/気球のと勘違いして同じ物を書いてしまいました。

22 :オーバーテクナナシー:2001/05/25(金) 23:00
>>19
それってある意味、海に浮かぶ『浮き』みたいなもの?
現実的に考えるとこれが一番可能そうな気がする。

ちなみに木星表層の風速ってどんなものなんでしょう?
おそらく横風が強いだけではなく、鍋の中の熱湯のように上下に対流
する勢いも強いんじゃないかなあ?
知ってる人おしえて

23 :BAC:2001/05/26(土) 04:03
>>22
ええ、まさに浮きですね。
ただ…良く考えてみれば、内部が真空の金属球で浮力を稼ごうと思ったら、比重の
大きい流体の中でないと金属それ自身の重量を打ち消せるだけの浮力を稼ぐのは難
しそうですね。
Ex.水の中、金星の高圧の大気圏内、木星の深部
だもんで水素大気中でやるにはかなり未来よりの技術となりそうなんで(^^;;、
ちょっと撤回させて頂きます。
ふわふわケーキでもあればねえ。

で、風のほうですが赤道の表層部では西風が吹き、その風速は100m/s、100kmほど
潜れば170m/sほどになって中々強風です。
緯度が20度ほどになると東風に変わり(50m/s)、30度になればまた西風。
この流れの違いがあの縞模様を生み出しているわけです。
人間が到達できる範囲では、上下の対流は気にしなくてもよいのではないかと。

24 :BACA:2001/05/26(土) 09:25
>となると、内部を真空にした金属球を作っても受ける圧力は小さくなり、

>第一、ヘリウムや水素じゃ軽くて熱してもあまり大きな浮力は得づらいですから、

この人ほんとに物理が分かっているのか疑問。
中学に戻って勉強しなおすことを希望

25 :オーバーテクナナシー:2001/05/26(土) 12:09
わからん
なんでだろ?
そのとおりだとおもうけど
うーん
よかったらおしえてください

26 :BAC:2001/05/26(土) 12:24
>>24
えーと、ひょっとしてこの二つの文章が関係していると思ってらっしゃいます?
これらは独立しています。

>となると、内部を真空にした金属球を作っても受ける圧力は小さくなり、

こちらは

>単に水素やヘリウム3目当てならばもっと気圧の低い高々度でも大丈夫でしょう。

を受けての文です。もっとも、ヘリウムが幾ばくかでも存在する高度が1気圧以上だと
いうのであれば失礼しました。手持ちの資料じゃそこまで詳細に書いてませんので。

>第一、ヘリウムや水素じゃ軽くて熱してもあまり大きな浮力は得づらいですから、

浮力はその物体の体積分の周囲の気体・液体の重さになります。
そしてその物体の重さから浮力をひいたものが見かけの重さとなります。
環境による違いは、例えばヘリウムの入った風船を水の中に入れた時と、空中で浮
かばせた時の浮力を比べてみれば分かりやすいかと思います。
(これが金属球を水素中で使うことをあきらめた理由)

また加熱した時の気体の膨張率は、同じ気圧のもとであればほぼ同じです。
例えば地球の大気29グラムとH2(水素)が2グラムはほぼ同じ体積です。
これを加熱して、2倍の体積にしてやると元の体積当たりの重さは14.5グラムと1グラム。
となると、地球の空気中で空気を加熱する熱気球の得る浮力(上の例だと14.5グラム)より、
同サイズの気球を水素中で水素を加熱して得た浮力(上の例だと1グラム)のほうがずっと
小さくなります。
環境的には、気圧の低いところ、例えば地球の高空や火星の地表で熱気球を飛ばせる
のに似ています。
だから同じ物を浮かばせる場合、木星大気圏内での気球のほうが遥かに大きくなる
でしょう。
地球上での気球の運搬能力を考えると、木星での運用は少々難しいものがあると思います。
更に言えば、地球の大気中で水素を加熱しても、空気を加熱した時ほどの浮力差は
生み出せません。

それと重力の影響を考えてらっしゃるならば…
木星の1気圧の高度での重力は地球の2.36倍ですから、さらに下層の高圧・高重力
のところまで潜らないと地球大気中の気球並の浮力は得られないでしょう。

如何でしょう? 間違っていたところがございましたら指摘お願いします。
もっとも、ヘリウムの濃い層まで降下するならば、上層で取り込んだ水素を利用する
だけでわりと浮力が得られそうですね。

27 :オーバーテクナナシー:2001/05/26(土) 17:47
土星木星の衛星なら地表があるからここを基地にして何が出来るか?
衛星から何が取れる?
基地を作るとして何を作る?

28 :BAC:2001/05/26(土) 20:53
>>27
まずは各天体の直径を。

水星 4878km
金星 12102km
地球 12756km
月 3474km
火星 6792km

木星:リングは岩石が主と思われる。氷の割合は不明
イオ 3642km
エウロパ 3130km
ガニメデ 5268km
カリスト 4806km
これ以外は直径100km以下の衛星

土星:氷と岩石のリングを持つ
タイタン 5150km
これ以外は直径1000kmの衛星

衛星群にどのような資源があるのかは、現在では詳細にわかっていません。
鉱物資源に関しては、内惑星と大差ないと思われます。
地球へ移送するならば、まだ小惑星帯のほうが効率がいいでしょう。
イオは火山活動が激しく、地表へ降りるのは困難でしょう。
ただ、エウロパ・ガニメデ・カリストには大量の氷があると思われています。
さらにエウロパには氷の下に水があると思われ、生命の可能性が囁かれてもいます。
重力も月以上は期待できますから(計算してない(^^;)、住むのも無理では無いでしょう。

また、タイタンはメタンの雲に覆われており、1.5気圧と地球よりも気圧が高いです。
メタンの海などがあると思われており、生命とまでは行かなくても有機物の存在が
期待されています。

以上より、ヘリウム3のような特殊なものはあまりないと思います。
ですので、無人なり有人なり木星軌道上に施設を作ったり、ヘリウム汲み上げプラントの
修理素材などを調達するために小型の衛星がほじくられるぐらいじゃないでしょうか。
有人施設の場合、酸素の調達だけならば岩石から取れそうですし、木星から汲み上げた水
素とあわせて水も作れるでしょう。
そういったわけで、学術的理由以外でガリレオ衛星に降りることはないんじゃないでしょうか。
まあ、エウロパから海産物が取れるとかならば話しは別ですが。

最低必要な施設は、木星から地球や火星などへの内惑星へヘリウム3を打ち出すカタパル
トといったところですか。
木星軌道に有人基地を作る理由は、ヘリウムの汲み上げ施設のメンテナンスや更なる外惑
星への架け橋として、ぐらいですかねえ。
衛星への植民は、まず火星などで飽和状態にならない限り起きないでしょう。環境悪いですし。
人口はコロニーなどで十分賄えるレベルと思います。

29 :BAC:2001/05/27(日) 04:31
上に追加。
鉱脈というものは地殻運動があって初めてできるものですから、単なる衛星から
鉱物を資源として採取するのはかなり高率悪いっす。
月から鉱物資源を採取するのを期待されていないのはそういった理由だったはず。

ガリレオ衛星はイオは活発すぎてちょっと…
エウロパならば或いはいい感じに鉱脈がある可能性もありますね。

30 :T.M:2001/05/27(日) 22:08
久しぶりにまともなスレを見ました。
心が安らぐなぁ。

ところで、BACさんに質問なのですが、BACさんが28の最後の方で「カタパルト」や「コロニー」に触れてらっしゃいますよね。
BACさんは「カタパルト」や「コロニー」といったらどういうものが1番現実的だとお考えですか?
あ、決してこれは揚げ足を取るつもりではなくて、BACさんは結構宇宙方面の造詣が深いようなので、そういった方々の「カタパルト」像や「コロニー」像を是非聞いてみたいなと思っただけで。
もしもお暇でしたらお聞かせください。

31 :BAC:2001/05/28(月) 20:20
>>30
えーと、コロニーは木星周辺に作ることを前提としてでよろしいでしょうか。
木星でヘリウム工場を作る以上、月よりも安価かつ大量にヘリウムを確保するためでしょ
うから大規模にする必要性が出てくるかと思います。
大規模なヘリウム工場を作れるだけの技術があるならば、人間を木星圏に送り込む事も可
能でしょう。多分。
それを踏まえた上で、木星周辺に人がどれだけ住むか次第だと思います。
ちょっと重力を調べてきました。以下は地球を1とした価です。

水星:0.38
金星:0.91
地球:1
月:0.16
火星:0.51

イオ:0.18
エウロパ:0.13
ガニメデ:0.14
カリスト:0.13

タイタン:0.14

すいません、ガリレオ衛星の殆どは月より重力が小さかったです(^^;
単なる移民目的ならば、まずは火星、そして金星へと移るほうが妥当と思われます。
或いは地球周辺にスペースコロニーでも作るか。
どちらにしろ、人口問題を解決するために木星周辺まで移民してくる事は早々ないと思わ
れます。

ヘリウム工場自体は自動化されていても、いざという時のための人間を必要とするかもし
れません。ここで無人でOK、となると話が終ってしまうので(^^;、人間が必要であるとい
う前提で話を進めてみます。

木星への往復はどうやっても時間がかかるでしょうから、家族ごと移り住みヘリウム採取
に取り組む人も出てくると思います。
そうなると、かつての鉱山町のように木星周辺にも都市を作る必要があります。
どこに作るかですが…
現在では、まだ月の重力下で人間が長期間過ごすとどうなるか、明確なことはわかってい
ません。が、恐らく身体には良い影響を与えないだろうと推測されています。
もしそうだとした場合、月と同程度の重力しか持たず、そのくせ脱出するために燃料を浪
費するガリレオ衛星は長期滞在には適さないと思われます。
ですので、先行投資としても、1Gに近い重力を生み出せるスペースコロニーを作ってし
まった方が良いでしょう。

32 :BAC:2001/05/28(月) 20:24
コロニーの回転部分が小さいと、コリオリの力から乗り物酔いのようになってしまうので
なるべく大きいほうがよいと思います。幸いにも木星周辺はリングなど、コロニーの材料
として使えそうなものがゴロゴロあります。
それならば、ガンダムに代表される直径6.5km、長さ32kmの島3号コロニー…
の前に。木星の衛星には、数多の衛星が存在します。
その中でも、ガリレオ衛星より内側にある物の大きさは

メティス:直径20km
アドラステア:13km * 10km * 8km
アマルテア:131km * 73km * 67km
テーベ:55km * 45km

とかなり小ぶりです。
新たにコロニーを作るよりは、木星に最も近いメティスの内部に回転ブロックを複数、或
いは巨大な一個のシリンダーを設置したコロニーのほうが安価かつ職場(木星近辺)に近い
居住空間を確保できるのではないでしょうか。
メティスがいっぱいになればアドラステア、そしてアマルテアと素材は多々あります。
ただ、イオより遠くになるととたんに公転半径が大きくなりだすので、テーベが限界では
ないかと思います。

まあ、大量の燃料と資材に物を言わせてメティスより内側にコロニーを作ってしまう手も
あるかもしれません。
衛星が多いし、まともに使えそうなラグランジュポイントってあるんでしょうかねえ…
ちょっと手持ちの資料じゃ分かりません(^^;;

とまあ、コロニーなんてものはどこに設置するか次第でコロコロかわってしまうと思います。
なにしろ資金・資材・労働力などいろいろ問題になりますしね。
以上のものはそれがすべて調達可能である、という前提の下でのお話しですし。


余談ですが、労働者及びその生活圏を維持するのに必要な人達以外に木星圏に在住しそう
な人達は

・学術関係
上はその道の第一人者から、下はSFオタクまで。
木星とその衛星は研究しがいがありそうです。

・御隠居
余生をひっそりと暮らしたい…と思う人は大枚はたいて何もない木星圏までやってくるか
もしれません。

・自然保護団体
エウロパに生命の可能性がある限り、その環境を保護しようとする人は必ず出るでしょう。

・宗教家
まー、そういうもんでしょう。

・犯罪者
お約束です。

などなどかと思ったり。

33 :BAC:2001/05/28(月) 20:29
木星から地球周辺へヘリウムなどの入った容器を送る場合は、有人であろうと無人であろ
うと大量に輸送する事も考え、ロケットよりもカタパルトを利用して射出したほうがよい
かと思います。
加速に必要な燃料などを乗せる必要がないだけ容器の小型化、すなわち経費の削減となり
ますしね。

で、質問のお答えとしては
・フレミングの法則に則ったレールガン
・電磁石などを使ったリニアマスドライバー
などじゃないでしょうか、メジャーどころでは。
あとは
・遠心力を利用したカタパルト
などもありますが、これは速度があまり期待できないかと思います。

メティスをくりぬいた資材で、全長10km以上のリニアマスドライバーを何個か作り、無人
のヘリウムコンテナを次々と射出。
リニアマスドライバー自体は反動を打ち消すために推進剤を消費しつづける必要がありま
すが、それは近場の木星から補充。
コンテナは地球まで数年かけて到達、最後は誘導されながら減速用の燃料を使い、マスキ
ャッチャーで補足。
空になった容器は地球から木星へ向けてまた射出、と。
無人ゆえ盗難の恐れなども出てきますが、大量にヘリウムが送られてくるようになればヘ
リウムの価値も暴落し、割に合わないことのたとえに「ヘリウム泥棒」という言葉ができ
るかもしれません。
まあ楽観的予測ですが、こういうのもありじゃないかと思います。

34 :BAC:2001/05/28(月) 21:07
>>23
>人間が到達できる範囲では、上下の対流は気にしなくてもよいのではないかと。

すいません、デタラメでした(^^;;;
木星の赤道面には、10個前後の上昇・下降気流群が確認されているようです。
それによって深層部の大気も表層部まで上がってくるみたいですね。

35 :BAC:2001/05/28(月) 21:59
>メティス
内部をくりぬき、回転が安定するよう外面も整えてからメティス自体を回転させる
のが作業量が多くても一番有効そう、と追記しときます。
# 補強も色々必要そうですが

36 :オーバーテクナナシー:2001/05/29(火) 07:09
仮にストローが使えたとして、一旦吸い上げてしまえば後は、
「木星側の圧力>真空」で自然に噴出しつづけるのかなあ
木星の重力のほうが強いのかな?

37 :オーバーテクナナシー:2001/05/29(火) 08:39
>>36
自然に噴出し続けるということは有り得ません。

ストローの先を開けたら、重力に引かれて落ちつつ真空に接した
部分で蒸発、発散が起こり、最終的にストローの外側と同じ
気圧分布でバランスが取れます。

38 :オーバーテクナナシー:2001/05/29(火) 20:49
リニアマスドライバーとレールガンてどう違うの

39 :虚乳:2001/05/29(火) 22:34
木製や怒声に「資源高価買収」という立て札を立てれば、宇宙人が資源を運んで来てくれるかも。

40 :虚乳:2001/05/29(火) 22:33
木製や怒声に「資源高価買収」という立て札を立てれば、宇宙人が資源を運んで来てくれるかも。

41 :オーバーテクナナシー:2001/05/29(火) 23:51
ぬう、とりあえず、ふわふわケーキに反応してしまった(笑)。

42 :オーバーテクナナシー:2001/05/30(水) 20:33
木星周辺の強力な放射能帯の対策はどうします?(パイオニア10号が発見した
あれです)イオなどはもろにかぶっていたと思いますが・・・
あと隕石対策も重要ですね。木星という強力な重力井戸の近辺で作業する
場合には射的の的の近くに立っているようなものでしょう。

43 :BAC:2001/05/31(木) 00:18
>>36
すでに37の人が答えてらっしゃいますが、それに加えて。
そもそも大気圧自体、その惑星の重力に囚われた大気の重さが生み出すものです。

>>38
では簡単に。

レールガン
「リニアレールガン」と呼称するほうが分かりやすいかも。
高校の物理の範囲ですが、磁界の中にある物体に電流を流すと、その物体は動き始めます。
これを利用して物体を電磁加速により射出するものがレールガンです。
磁界・電流を大きくすることで火薬式のものよりも初速をあげる事ができるため、次世代
の大砲として米軍などでも研究中らしいです。
その特性より、高速で物体を撃ち出す兵器としてSFでは多用されます。

問題点は、射出する物体に電流を流すために常に銃身と接触させると、摩擦によりかえっ
てスピードが出ないこと。
しかし物体のかわりにガス状のプラズマを加速させ、それで物体を押し出すことで克服可
能ではあります。

レールガンと同等の原理を使用した一例として、三菱重工のヤマト1などに使われている
電磁推進があります。これは海水中の各種イオンを電磁加速して後方に吹き出し、その反
動で前進します。
では淡水中では? 聞いてみたところ、「船首方向に塩をばら撒けば進めます」と答えら
れてしまいました(^^;; 海でのみ使用可能と思っていいでしょう。


リニアマスドライバー
一般には「マスドライバー」だけで呼称されます。
リニアモーターカーと同じ原理にしたがい、物体を加速して射出します。
qa.jst.go.jp/qadata6/JST-Q0774.html などを参照のこと。

電磁石の切り替えのタイミングは物体の移動速度に応じて変えないといけないので、レー
ルガンのように超高速で発射、とするには信頼性に難があると思われます。
しかしレールガンのように密閉構造にする必要もないですね。

SFで有名なものは「月は無慈悲な夜の女王」(ハインライン)で、まともな軍備を持たない
月が地球から独立する時に地球攻撃(威嚇)用の兵器として使われました。
この構図はTVアニメ「機甲戦記ドラグナー」でも使用されました。
ドラグナー含め、SFアニメなどでは主に宇宙船やロボットなどの大質量体を加速するため
に使われることが多いようです。

44 :BAC:2001/05/31(木) 00:19
>>41
ふわふわバンザイ(笑)

>>42
今まで出した案は、

・重水素−ヘリウム3の核融合が可能である (でないと木星まで来る必要性が…)
・木星圏に大規模な投資を行なえるだけの資本&社会情勢であること
・その他etc

などと様々な問題を解決済みであることを前提としたものです。
その一つに

・宇宙空間での長期滞在を可能とするだけの放射線遮蔽技術
・宇宙塵などに対する防御手段の確立

も入っていると思ってください。
木星圏の放射能帯は木星表面から30万Kmぐらいだそうです。
イオは圏外のようですが、影響はもろに受けると思ってよいでしょう。
その強度は、現在の宇宙探査機だと動作不良に陥ってしまう可能性があるほど。
(毎度ながら具体的な強度の情報が手元にありません(^^; 詳しい人お願いします)
ですが、地球から限られた燃料を利用して打ち上げられる探査機と異なり、木星で大型施
設を丸々作ってしまえるほどの環境ならばもっと厚い装甲をかぶせることも可能でしょう
から、無人機に関しては問題は回避可能だと思ってよいのではないでしょうか。

実を言うと、木星周辺に人間を定住させるのはあまり得策じゃないと思っていたりします。
ただ、木星圏にコロニーを作るという前提で以前のものは書きました。
メティスなどを改造して使うという案も、外殻をかなり分厚くすることが可能で、これに
より安価に放射線・宇宙塵に対する防御を確立できるかな?と思ったのもあります。
(前回「直径20km」と書きましたが半径20kmの間違いでした(^^;)
もしそこまでカバーできなかった場合は…

45 :BAC:2001/05/31(木) 00:21
木星表層までのおおよその距離 (km)
メティス 5万6千
アドラステア 5万7千
アマルテア 10万9千
テーベ 14万9千
(放射能帯 30万)
イオ 35万
エウロパ 60万
ガニメデ 100万
カリスト 181万

S/1975 J1 736万 (半径4km)
レダ 1102万 (半径5km)
ヒマリア 1141万 (半径85km)
リシテア1165万 (半径12km)
エララ 1166万 (半径40km)

以下、2000万km以上離れた衛星多数

ちなみに地球と月の間がおおよそ40万kmです。
流石にS/1975 J1 以遠の衛星は木星までちと遠すぎるかと思います。
もし居住区画を作らなくてはいけないとしたら、ガリレオ衛星でもっとも質量のあるガニ
メデと木星のラグランジュポイントのいずれかというのはどうでしょう?
前回まではガリレオ衛星から水を取ることを考えていませんでしたが、人口が大きくなる
ならば大量の氷を衛星上から持ってきたほうが手っ取り早そうですね。
…でも無人プラントを設置するだけなのが一番いいかも。


隕石の防御についてですが、木星周辺だからといってびっしり小石が浮いているわけでもな
く、また高速で飛び交っているというわけでもなく、例えばパイオニア11号はメティスの
軌道より内側を通過したものの、破壊されることはなく現在も宇宙の彼方へ旅を続けています。
その他にもNASAは金のかかった調査機を次々と木星周辺へ送り込みましたが、いずれも破壊
されていません。
ただ、交通量が増えるならば念には念を入れるのも当然だと思います。
隕石破砕用にレーダーと連動するレーザーでもつけて、危険な小石は次々と蒸発させていく
(核融合炉を塔載するならば電力は豊富に供給できるでしょう)といった手段で被弾する確率
は減らせるのではないでしょうか。

46 :うな重1239段:2001/05/31(木) 06:12
読み応えありました。

47 :オーバーテクナナシー:2001/05/31(木) 09:20
15年ぐらい前?
三浦トモカズが出演していた何とかジュピター
という映画、確か木星付近に基地を作っていたと
思うけど、どんな感じだったかおぼえている人いる?

48 :42:2001/05/31(木) 13:39
BACさん
たいへん丁寧なレス感謝!
たいへん興味深く読ませせていただきました。
よく勉強させていただきます。
それとイオはぎりぎり放射能帯から外れてるんですね。
しかし大規模な太陽面フレアがあったときは影響ありそうですね。

49 :オーバーテクナナシー:2001/05/31(木) 14:32
>>43
レールガンから撃ち出されたプラズマは、
何秒間くらい破壊力を維持できるもんなんでしょうか?

50 :オーバーテクナナシー:2001/05/31(木) 19:07
>>49
プラズマそのものを標的に飛ばすわけではなく、プラズマで
固形の投射体を押し出すんですよ。
チェックメイトではプラズマの素材にアルミニウム
投射体は詳しくは判りませんが樹脂製だったと思う。
樹脂で厚い鉄板に穴開けるんだから、凄いもんだよね。

51 :オーバーテクナナシー:2001/05/31(木) 23:55
>>47
さよならジュピター
原作 小松左京
木星を加工して太陽にして・・・みたいな話だった。

52 :オーバーテクナナシー:2001/06/01(金) 02:04
「さよならジュピター」
たしか、太陽に向かってきたブラックホールを消滅させるために、
木星をブラックホールにぶつける映画だったと思う。
だから、「さよなら」ジュピター。

53 :オーバーテクナナシー:2001/06/01(金) 19:13
「さよならジュピター」1983年制作 84年公開
昨日見ました。イオの活火山の描写、大赤斑の中を飛行する
滑空機の描写など、なかなか芸が細かかった。
大赤斑に潜む謎のゴーストの正体は最後まで明かされない。
なんだったのかしらあれは。最初は異星人の宇宙船かとも
思いましたが、描写が生物っぽい。巨大な鯨みたいな生き物か?
それとイルカを神聖視する教団と変な教祖には思いっきり脱力〜
他にも、つっこみ所の豊富な映画でした。
木星爆破反対派のテロリストが、またなんで容易に木星周回軌道
上の前線基地に忍び込めるのかまったくの謎。
地球からやってくるのだって相当大変だと思うが。いくら22世紀とは
いえねえ(月から木星軌道まで70日間の飛行行程ということになっていた)。
オープニングで出てくる火星の極冠下の謎の地上絵は、最初に
ぎょうぎょうしく登場した割には、その後一度も姿をあらわさない。
何なの、あれは。

54 :オーバーテクナナシー:2001/06/01(金) 20:03
さよならジュピターって、globeのマークが出演してたんだよね。
とスレ違いな発言をしてみるテスト。

55 :オーバーテクナナシー:2001/06/03(日) 03:43
木星は、木が沢山生えている星です、
地面は、固い、杉の合板でできていて、

大工さんが、組み立てている、
#だれか突っ込んでくれ

56 :オーバーテクナナシー:2001/06/03(日) 04:19
>>55


57 :オーバーテクナナシー:2001/06/15(金) 20:30
核で表層吹き飛ばして、ラムで回収・・・

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