5ちゃんねる ★スマホ版★ ■掲示板に戻る■ 全部 1- 最新50  

■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています

☆☆王家の紋章番外編☆☆

1 :以上、自作自演でした:01/10/05 07:39
少女漫画・怒濤の大長編「王家の紋章」番外編です。
お気に入りキャラの幸せを願ってアナタもぐるぐる〜。

2 :以上、自作自演でした:01/10/05 07:43
http://choco.2ch.net/test/read.cgi/gcomic/1002123445/l50
本編スレはこちら。ここでは本編を煽ったりするのはやめよーね。
マターリ行きましょう。

3 :以上。自作自演でした:01/10/05 08:35
よかった〜!
どうなるかと思って・・・。
続き読めないのがつらかったです〜!

4 :キャロルちゃんもんもん:01/10/05 09:14
懐かしい夢だった。
遠い時の向こうにいるママやライアン兄さん、ロディ兄さん、カイロ学園の友達、ジミーやブラウン教授。
兄さん達が自分の行方を必至に捜索している姿に、ママが心配のあまり寝こんでしまっていることに
キャロルは胸がつかまれたように苦しかった。
古代へ来る直前にジミーとナイルで遊んでいたことが今では遠い昔のようにすら思われる。
そしてアイシスに無理矢理古代へ連れてこられた時の事が繰り返される。
「きゃぁぁぁぁぁぁぁ!いやぁぁぁ!放して!アイシ・・・。」
「姫!」
肩を揺すられたのと自分の悲鳴で驚いてキャロルは目を開いた。
「・・・ここは・・ナイルじゃ・・。」
心配そうに見下ろすイズミル王子が常夜灯の薄明かりの中に見えた。
そうだ、ここはナイルから遠く離れたヒッタイトだ。
優しい家族に甘やかされて、考古学を勉強して、家の窓から飽きずに流れるナイルを見ていた自分ではない。
何故こんな夢を見たのかも判っている。
イズミル王子が他の女の人と過ごした香りを残して自分の元へ返ってきた事。
王子の事が好きなのに、好きなゆえにどうしてよいか判らない。
頼るべく人もいない古代で、唯一の頼りが王子だったのに,その王子にさえ頼れる事ではない事。
強くなら無ければならない事も知っているが、ただ何時も守ってくれた家族の事が思い出されてしまったのだ。
そして王子に纏っている香りがアイシスが漂わせていた香りとあいまってあんな夢を見たのだろう。
「怖い夢でも見たのか、このように震えているではないか。」
「・・いいえ、大丈夫なの、ごめんなさい、起こしてしまって。どうぞ王子は休んでいて・・。」
「そのようなそなたを放っておく事などできぬ!申してみよ。泣いているそなたをこのままにはできぬ!」
さっきから頬を暖かいものが流れ落ちていく感触があったが、それが寝具にポタリポタリと染みを作る様を見て
初めて自分が泣いているのが判った。
抱き寄せようとする王子の腕をやんわりと断る仕草に王子は戸惑いを隠せない。
強くならなければいけない、今このままで抱かれたら自分はこの先どのような難題も乗り越えてはいけないような気さえする。
「どうしたというのだ、姫よ。」
震える自分の身体を自分で抑えるように自分の肩を抱きながら訴える。
「・・・王子、他の女の人に触れた手で・・・私に触らないで・・・。」
キャロルを抱こうと腕を伸ばした王子はその言葉に動きが止まった。

5 :キャロルちゃんもんもん:01/10/05 10:15
キャロルの言葉に王子は呆然とした。
繊細で賢き姫の事、真実を見抜くのも当然であろう。
うかつにデリアの誘いに乗った自分を王子は呪った。
何より自分は父上のようなすまいと誓っていたのではあるまいか。
だからこそ姫の信頼を得る為に焦る事無く運んできたのではなかったか。
王子の胸中には様々な思いが渦巻いた。
「・・・私の事を王子は好きではないのね?私がいくら王子の事が好きでも、王子は私の心がいくら傷ついても構わないと言うのなら
 私・・・王子の妻には・・・なれない・・。」
「姫・・少し待っておれ・・。」
王子はそう言うなり部屋から出て行ってしまった。
キャロルは自分が間違った事を言ってしまったのではないかと不安に戦いた。
けれど自分には大好きな王子が自分以外の女の人と過ごす事などもう耐えられそうにはなかった。
古代の王にとっては当然のことが、自分には許せない。
自分が王子を愛しているのと同じように王子にも自分だけを愛して欲しかった。
ずっと自分だけを大事にしてくれていると思っていたのは錯覚だったのか?
私はやっぱりこの世界の人間ではないから・・・と思ううちにも涙は止まる事を知らないように流れ出る。
一人寝台の上で涙の染みだけが大きくなっていく。
「姫よ、すまなかったな。」
不意に声がして冷たい王子の腕が自分の身体にまわされて、キャロルはビクリと反応した。
「王子・・・冷たいわ・・。」
「清めてまいったのだ、確かにそなたを汚してしまうゆえな。もう泣くでない。
 私が愛するのはそなた一人のみ。そなたを傷つける事などせぬ。女神イシュタルに誓おう。」
王子の声には誠実で深い想いの響きがあった。
「・・・私が子供だから・・・だったの?」
まだ少し冷えている王子の胸に抱かれてキャロルは問う。
「そなたのことが大切だからこそ、そなたのことを想えばこそのことだったのだ。
 だが、もう二度とはせぬ、そなたしか抱かぬ。さあ、私を暖めてはくれぬのか?」
王子の言葉に嘘はないと判ったキャロルはやっと不安から開放された。
「早く婚儀をすませぬとな、私の身が持たぬわ。」
王子はキャロルが恥かしそうに頬を赤らめたその様子を見てクスリと微笑んだ。
「そなたが私の事をそのように想っていてくれたとは、なにより喜ばしいことぞ。
 いつまでも兄と思われているのではないかと心配しておったのだ。」
王子はキャロルがデリアに嫉妬した事を嬉しく思っていた。
「そなただけぞ、私の身も心も惹きつけてやまぬ・・・。」
キャロルの言葉は無かった。
王子の幾つもの情熱的な口付けと力強く抱きしめられることにこの上ない幸せを感じていた。
長い夜も明けようとしていた。

6 :以上、自作自演でした。:01/10/05 13:38
復活&作家さまご来訪嬉しい〜。

7 :ミノアぐるぐる:01/10/05 18:29
キャロルに再会したいというアルゴン王の願いは存外早く叶えられることになった。ミノアの祝祭にイズミル王子夫妻も招かれたのだ。アルゴンは好色な笑みを漏らした。
(あの姫・・・どのように変わったか楽しみなことよ。女は丹精されれば変わるモノ。人々が心浮き立たせ、油断しがちとなる祝祭の混乱に紛れて・・・味見などしてみたいことよ)

華やかなミノアの祝祭。威風堂々たる美丈夫イズミル王子と小柄で愛らしいキャロルは注目の的だった。年若いミノス王が頬を染めながらキャロルに言葉をかける様子を各国からの招待客達は冷笑まじりに興味深く見守っていた。
(ふふ、若い王はヒッタイトの金髪の姫から目が離せぬらしい。姫が独り身なれば妃にしたいのだろうなぁ)
(気の毒な子供の王よ。見よ、イズミル王子がお妃から離れぬではないか。不機嫌そうに王を見やって)

その夜。
先に湯からあがって書見する王子のしなやかに長い髪をキャロルは丁寧に梳っていた。明るい茶色の髪の毛を梳るのはキャロルの密かな楽しみだった。
「姫、疲れてはおらぬか?そなたに侍女のような真似をさせてしまっているな」
「いいえ、王子。私、こんなことができるのが嬉しいの。私、私ね、王子のお世話を全部できたらどんなにいいかしらって思っていたの。いつもはムーラ達がいるでしょ。だから・・・髪を整えたり、着替えを手伝ったり、お給仕をしたりできるのが嬉しいの」
「かわいいことを言ってくれる。・・・そなたは私の妃なのだな、姫。姫は私の妻だ。私だけに傅いてくれ。ミノス王のことなど・・・」
「え?ミノス王?」
「なんでもない」
王子はキャロルの唇を自分の唇で塞ぎ、膝の上に抱え上げた。薄物のキャロルの衣装を滑らせるように取り去り、優しい愛撫を繰り返す・・・。
「や・・・王子。誰かに見られたら・・・?」
「大丈夫だ。姫。海にいるのはイルカくらいであろう?不埒な輩は私が滅ぼす」

8 :ミノアぐるぐる:01/10/05 18:30
(おやおや・・・これはこれは)
アルゴン王は唇をなめ回し、唾を呑み込んだ。海沿いの細い道ともいえないような道を通って王子夫妻の部屋の前に来た好色な王。あわよくばキャロルを試そうと・・・。
だが王が目にしたのは、睦み合う恋人同士の姿だった。開放的な気分なのだろう。海に向かって開いた出窓のところで王子はキャロルを慈しむ。
肩の上に細い脚を抱え上げ、その付け根を味わう王子。夜風にたなびく金色の髪。やがて王子は向き合うようにキャロルを抱え上げ、愛をそそぎ込む。
(ふうん・・・このようなものを見せつけてくれるとはあの王子もなかなか・・・。なるほど姫も美しくなるはずだ)
にわかに好き心にとりつかれたアルゴン王は、美しい側女のもとに帰っていった。だがますますキャロルに惹かれる王は、不埒な誓いを新たにするのだった。いつかキャロルを我がものに・・・と。
*****************************

9 :ミノアにて@ぐるぐる:01/10/05 20:13
ミノアの祝祭には数多くの国々の王族が招待されていた。
大エジプトを司るファラオであるメンフィスもミノアを訪れていた。
妃であるアイシスやミタムンの両名はどちらにも気配りをした末,同行するのは止めていた。
この度のミノア訪問はミノアは未だ謎に包まれた部分も多く、メンフィス自ら調査をしたいということもあったのだが
密かな目的はヒッタイトの皇太子夫妻も訪れるとのことを耳にしたせいもあるかもしれなかった。
自分の前では決して心を開かなかったキャロル、最後に抱きしめた時の甘い香り、細い肩の感触も
今となっては夢のような気さえしている。
各国の王族に交じって一際人目を惹いたのは堂々たる美丈夫のイズミル王子と黄金の髪の可輝きも眩しい小柄で優美なキャロルの姿だった。
まだ幼いミノアの王もキャロルから目を離せなくなってしまったらしく、
人々の好奇の視線を集めている。
キャロルの横に守るように立っているイズミル王子は不機嫌そうである。
メンフィスもミノア王の様子を見て一人唇を歪めた。
もともと美しい娘だったが今は更にみずみずしく美しくなったとメンフィスは胸の中でつぶやいた。
今も手元にあれば、あのように美しいキャロルとなっていたであろうか?
ひっきりなしに話し掛けてくる各国の王族達と言葉を交わしながらも胸の内からキャロルの事が離れない。
妖艶なアイシスと寝室ではその若さのごとく奔放なミタムンがいるのに・・・。
「ファラオでありませんか?久しゅうございますな、ご健勝そうでなにより。」
イズミル王子がメンフィスに声を掛けた。
「イズミル王子、無事婚儀も終わられたとか、まずは祝いを申さねばなりませぬな。」
「はい、ありがとうございます、ミタムンはちゃんと仕えておりますか?両親が気にしておりましたゆえ・・・。」
「申し分の無い妃ぶりです。キャロル・・ナイルの姫も美しくなられた・・。」
以前のようにすぐ目を臥せるキャロルではなく、そこにはイズミル王子に愛されて優雅で麗しい妃となったキャロルがいた。
適当に言葉を交わし暇を告げる。
イズミル王子の手が自分の物であると言わんばかりにキャロルの身体にまわされているのを見て
手放したくなかった思いが甦るようだ。
胸の奥の想いなど億尾にも出さず、堂々たる美少年のファラオは次々と政務をこなして行った。

10 :ミノアにて@ぐるぐる:01/10/05 20:36
宴を終えて火照った身体を覚まそうと夜風に当たっているメンフィス。
今まで見た事のない造りの宮殿で、テラスの横はすぐ海に面している。
イルカも今日は騒ぎに影響されたのかすぐ目の前を泳いでいく。
ふと少し離れた宮殿に目をやるとそこにはテラスに座って夜風に黄金の髪をなびかせているキャロルが
海の中のイルカに手を差し伸べているのが見えた。
無邪気に微笑むキャロル・・・。
自分の前では笑顔なぞそう見せた事も無かったと、メンフィスは思い出した。
灯りに白い肌が魚の目のように輝いて見え、体つきも少し大人びたようである。
やがて背後からイズミル王子がキャロルを抱き上げて、寝室に連れていこうとするのが見えた。
キャロルがその細い腕を王子の首にまわし、楽しげに何事かしゃべっているそのよう様子に
体中が燃えるような激しい怒りとも嫉妬とも付かない感情が湧き上がるのを止められなかった。
今ここにアイシスやミタムンがいたら激しく抱きしめているだろう。
キャロルの代わりに!
エジプトのファラオである自分が何と言う様であろう。
神の子の自分、手に入らぬものなど無い自分がただ一つ手に入れられないもの、
それがキャロルであったのだ。
今宵はなかなか身体の火照りが冷めそうにないメンフィスであった。

11 :以上、自作自演でした。:01/10/06 00:21
>4
キャロルが震えている。。王子。。罪は深いよ。。(TT)
季節は秋なのかしら(冬?)。初冬の水の冷たさと真夏のさわやかな水浴びとでは
キャロルが受け取る王子の後悔の度合いが異なりそうだ。
真冬だったら酷だが。。ううむ。

12 :以上、自作自演でした。:01/10/08 01:58
今、何巻まで出てるんですか?

13 :煩悩夢幻:01/10/08 22:04
「ああら、お姉さまこんなところでどうなさいましたの?」
ナイルを眺めてメンフィスの不在を思っているところへ
庭を散策していたらしいミタムンが近寄ってくる
あかるく奔放な性格のヒッタイト王女・・・・
私の夫メンフィスのもう一人の妻
メンフィスに愛されてますます美しく華やかになった

私は・・・・どこか変わったのだろうか?
幼い頃からの想いが実り愛する人の妻になった
でも・・・・なにかが足りない

「・・・・・・それでね、わたしく思いますのよ。
わたくしが王子をおねえさまが王女を生んで二人を結婚させれば素晴らしいなぁって」
彼女の無邪気で身勝手なおしゃべりは止まることを知らない

何が足りないのだろう・・・
懸念の元だったはずの金髪のキャロルは秘技と生け贄の力で彼女の時代へ返した
今目の前で囀る小娘には懸念などは感じない

・・・・でも何かがうつろな気持ちがはなれない

「・・・アリ、日に当たりすぎました。帰る用意をしておくれ」
立ち上がるとナイルの水面がまぶしい・・・・・

くらりと目眩を感じた

「アイシス様!」
「おねえさま!」

目が覚めると自室の寝台の上
アリが心配そうにのぞき込んでいる横に侍医の姿も見える

「おめでとうございます」
侍医が平伏する

「もしや・・・とは思うていましたが、ようございました。アイシス様」
アリが悲鳴のような声を上げて平伏し嬉し泣きをしている

「ファラオのお子が宿られました」
はっきりした侍医の声

ああ・・・そうだったのか
うつろだったのは私の両手だったのか

わたしは幼い頃のメンフィスによく似た息子を生むだろう
そしてその子を愛して育てよう
この両手で抱きしめて・・・・・・・・・・・・・・・・・

14 :ヒッタイトぐるりんぱ:01/10/09 14:34
(ナイルの姫とはどのような娘であろうか)
デリアは驕慢な寵姫のプライドも捨て、王子の宮殿への秘密の通路を辿っていった。夜毎、王子の寝室で快楽の授業を行っていた日々に教えられた通路。それは王子の寝室へと続いている。
デリアは通路を塞いでいる壁掛けの隙間からそっと室内を盗み見た。
(おや!まぁ・・・)
そこには。キャロルの金髪を優しく梳り、整えてやる王子の姿があった。側にはムーラが付き添い、捧げ持った平箱から調髪の道具を王子に渡す。
「これでよい・・・」
王子は長い三つ編みを絹のリボンで結んで言った。
「では王子・・・」
ムーラが美しい飾り帯を王子に手渡す。王子はキャロルを立たせると細い腰に注意深く結んでやった。
「さぁ・・・これで終わった」
「姫君、おめでとうございます」
(何てことかしら!成人の儀式を王子手ずから?)
デリアが驚いたのも無理はなかった。ヒッタイトの女性は成人すれば父母から祝福され、梳きながしただけの髪を編み上げ、多産と幸福の象徴である飾り帯を結ぶ。華やかではないが、とても重要な通過儀礼だ。
「姫。エジプトの王女であるそなたはヒッタイトで父母より成人の儀を授かることができぬ。
だから私が母としてそなたの髪を梳り、父として腰帯を結んだ。そなたは心身共に大人となった。そなたの未来に幸多からんことを・・・」
羞じらうキャロルに王子は優しく接吻した。
「私はそなたの兄であり、今は父母でもある。そしてそなたの夫となる男でもある。早くそなたを女にしたい・・・」
デリアの瞳で嫉妬の炎が燃え広がった。そこまで王子に大切にされているキャロルへの怒りで目のくらんだまま・・・彼女は暗い通路を駆け下りていった。

15 :以上、自作自演でした。:01/10/09 17:07
新作だ〜。
アイシスさま、幸せになってくださいませ(涙)。

16 :以上、自作自演でした。:01/10/09 17:25
ええい、サゲよ!

17 :以上、自作自演でした。:01/10/09 21:54
>14
感動・・・。
キャロルの未来は王子と共にあるのだね。王子にも幸多かれ・・・(祈)

18 :以上、自作自演でした。:01/10/09 22:58
王子は美容関係もお出来になるのね・・・

19 :以上、自作自演でした。:01/10/10 07:58
王子が髪結い・・・何か萌え〜。
しかしキャロルは順調に育成されてるのねん。
今後の希望は・・・
*心身共に王子に育成されちゃうキャロル(はあと)
*他の女の嫉妬(困る王子)
*アイシスさまの幸せなお姿(ゼヒ!)
かなぁ。作家様、かもーん。

20 :王子どきどき:01/10/10 16:51
この私が恋に狂うとは何事か、と王子は自嘲した。
女に心許し、あまつさえ夢中になるとは愚の骨頂ではないのか、と。

エジプトのファラオのもとからさらうようにこのヒッタイトに連れてきた金髪の姫。初めて目にした時から王子の心は、小柄な子供のようなキャロルにすっかり奪われていた。
(大切に大切に愛してやろう・・・)
孤独な王子は初めて愛情の対象を見いだした。傅き、守り、教え、導き・・・。
だが、どうしていつまでもままごとのような恋に満足できるだろう。
王子は少女に接吻を教え、王子の胸に身を寄せることを教え・・・。
昨夜、少女の寝室を訪れ、彼女に男女のことを教えた。

少女は王子の意に反して抗った。だがその抗いはかえって王子を煽り、少女は女になった。
姫は今朝、私の顔を見ようともしなかったな・・・。王子は思い返す。
かわいそうなことをした。充分に気遣ってやれぬまま執務についたが何とも落ち着かぬことよ。

恋に囚われた王子にとってキャロルに会えぬ1秒は永遠も同じこと。
身体を重ねた相手に心通わすことを冷笑してきた傲慢な王子は今こそ、その報いを受ける。自分の想いが相手に通じぬ苦しさを。自分の愛故に相手の愛を失う哀しさを。

21 :以上、自作自演でした。:01/10/11 04:57
>20
おっ、源氏×若紫テイストでいい感じ♪

22 :以上、自作自演でした。:01/10/11 07:54
>20
この源氏物語風がツボです。もっと読みたいな〜。ダメ?

23 :星☆ほんわか系:01/10/11 13:44
   1
イズミル王子ひきいる兵士一団は遥かなる自国を目指していた。
険しい峠を越えて、休息のために一つだけしつらえた天幕は主君
イズミルのためのもの。その中でキャロルは、もう何度繰り返し
たか分からない言葉をまたもやイズミルにぶつけていた。
「いや!ヒッタイトへは行かないって言っているでしょう!!」
ハスのごとく、たおやかで美しい姫君。その身に似合わぬ気強い
態度が冷静沈着なイズミルに熱を持たせる。
「そなたは私の妃になる姫ぞ。なぜ私の言うことを聞かぬ!」
「聞けるわけが無いでしょう!私はメンフィスの・・」
強引な口づけでキャロルの言葉は禁じられた。
長い口づけから解き放すや否や、イズミルは威嚇するように
キャロルをにらみつける。
「私に逆らってはならぬ」
その迫力に半ば震えながらもキャロルは歯向かわずにいられない。
「・・なんでも力づくなのね・・。王子は卑怯だわ」
「なにっ」
イズミルの目がカッと怒りを帯びる。
「卑劣で卑怯だわ。令名高きヒッタイトの王子だなんて、
諸国の噂人は王子のことを買いかぶりすぎだわ!!」
「この私に向かって許しがたき言葉!」
痛めつけられると思い、キャロルが身を縮ませた瞬間、
キャロルをかばう為にさりげなく気を回したのか、
それとも偶然か、天幕の外から老将軍の声がした。
「王子、追って分流する兵士達の人員を検討くだされ」
「うむ」
イズミルはキャロルを寝台に叩きつけるように投げた倒すと、
「そこで大人しくしておれいっ」と荒々しく言い放ち、
天幕の外へ出ていった。         
                   つづく(^−^)   

24 :王子どきどき:01/10/11 18:22
どうしてもっと穏やかに私を求めてくれなかったのだろう、とキャロルは思った。
孤独に慣れた王子が自分に寄せてくれる深い愛情に慣れて、兄のようにも優しい恋人のように思っていた自分。

エジプトの王宮から風のようにキャロルをさらい、ヒッタイトで大切に大切に遇してくれた王子。兄のように教え、導き、物語の中の優しい恋人のようにキャロルを守り、傅いてくれた・・・。
甘い接吻。優しい口説。キャロルは甘い夢に酔った。少女の夢そのままの優しい恋人。ヒッタイトの王子。

だが。夢の恋人は昨夜、生身の男としてキャロルの寝室を訪れた。
─怖がらなくてよい。私はずっとそなたを求めていたのだから。
耳元で囁く思い詰めた声。圧倒的な力。
─さぁ・・・私がそなたを女にしてやる。
手慣れた熱い手。炎が深く身体を貫く。
─もう・・・そなたは私だけのものだ。そなたを愛している。

キャロルの夫となった王子の顔をキャロルは見ることができなかった。
もっと穏やかに優しく求めてくれていれば・・・キャロルにとって自分を王子に捧げることは深い喜びであったはずなのに。今は厭わしさしか感じない。
愛しているのに許せない。キャロルの潔癖ゆえの高慢さが自身を深く苛む。

25 :以上、自作自演でした。:01/10/11 22:32
>12
45巻まで出ているぞ

26 :関係なくて悪いけど:01/10/11 22:56
パキスタンにいる友達が、今は旦那と二人で仲良く暮らしてるけど将来旦那が
第二婦人とか迎えたらいやだなぁ、と一時期鬱になってました。
その点アイシス様やミタムン様は王族故に鬱にならずに過ごせるのだろうか?

27 :以上、自作自演でした。:01/10/12 14:49
きゃん♪
「王子どきどき」の続きが出てるぅ〜
まあまあ、王子ったらぁ・・
お初のキャロル相手にそうとう激しかったのねぇ。。ドキドキ

28 :以上、自作自演でした。:01/10/12 16:05
あのあのっ、、今までの小説って読めないんですか?
もうどこにもない?

29 :星☆ほんわか系:01/10/13 05:47
   2
「王子!」
「イズミル王子!」
天幕の外から主君を呼ぶ様々なヒッタイト兵の声がする。
その声には自国の王子への固い忠誠心のみならず、
イズミルの指示に対する全幅の信頼感が見て取れる。
冷静沈着にして賢く、また武術の達人としても名高い世継ぎの君を
誇りに思わぬ兵士は無く、またその誇りにふさわしき人物であることを、
囚われの身であるキャロルさえもが密かに認めていた。
(でもでも・・、確かに大国ヒッタイトにふさわしい立派な王子だとは
思うけど・・でも・・)
キャロルには、メンフィスという愛する夫がいる自分を
執拗につけ狙う彼の人間性がどうしても理解できない。
「王子!王子!」
また違う兵士がイズミルの指示を仰ごうとしているようだった。
今回の移動はキャロルを連都させる為だけでなく、
ヒッタイトの近隣諸国の視察も兼ねているものらしく、
せわしなく兵士の合流、また逆に分流が行われていた。

その日の移動が終わり、日もすっかり暮れきったというのに、
イズミルの忙しい一日は今だ終わらないらしく、夕食の席にも
顔を出さない。
キャロルは彼の天幕で一人きりの夕食をとりながら、あの怜悧な目が
自分から離れていることに束の間の開放感を得ていた。
早々に食事を終え、自分の天幕へ帰っている途中でイズミルとすれ違う。
「姫よ。待て」
「・・・」
「黙って通り過ぎることは無かろう」
キャロルは無表情のまま「何か?」とだけ言った。
「一人で食事をさせて済まなかったな」
「いいえ、別に・・」
「姫、いま一度私の天幕へまいれ。今宵は一人で食事をする気がせぬのだ」
(また命令? いやだわ)
「いいえ。ひどく疲れておりますので、自分の天幕へ戻らせて頂きます」
キャロルはあっさりとそれだけを言い残すと足早に立ち去って行った。
                         つづく(^−^)  

30 :以上、自作自演でした。:01/10/13 09:00
あっちくしょっ
またいいところで続きやがったわ

31 :星☆ほんわか系:01/10/13 11:40
   3
「姫、入るぞ」
イズミルがキャロルの天幕におとずれたのは夜もだいぶ更けた時刻だった。
「おっ、王子。こんな遅くにどういうおつもりですか。
 ここは私の天幕です。出ていって下さい」
「ふっ・・、そなたの天幕も、誰の天幕もなかろう。
 ここにある全ての天幕はみな私のものだが」
「とにかく出ていって。早く出ていって!」
必死で強気を装っているが、夜更けの訪問者にキャロルがどれほど恐れを
感じているか・・、イズミルはその内心を読み切っていた。
「これはまた冷たいことを言う姫だな。
 私はそなたの顔を見てからでないと淋しくて眠れぬというに」
まっすぐにキャロルを見つめるイズミルの目がキャロルの心と身体を
固くする。
イズミルが一歩一歩近づくたびに、逆にキャロルの身体は後ずさりしていく。
怯えに耐えきれず、彼女の口から声が漏れた。
「・・こないで。王子、こないで」
かすかに震えて見える華奢な足元が王子を妖しい気持ちに誘う。
「怖がらずともよい。さあ、私の側にまいれ」
そう言いながら両手を差し出しじりじりとキャロルに近づくイズミル。
キャロルの足がもつれて身体がよろけた瞬間、イズミルが飛びつき
覆いかぶさるように彼女をつかまえた。
「きゃーっ」
ジタバタとあばれまくるキャロルをイズミルは軽々と持ち上げ、
有無を言わさず寝台へと運んでいく。
「いやっ、いやーっ」
「大人しくせぬか!そう暴れられては優しくできぬであろう」
そう言ったところでキャロルの抗いがおさまるはずもなく、
イズミルは更に腕の力をこめて彼女を押さえつけ、
その甘く白い喉元に唇をはわせた。
                        つづく(^−^)  

32 :以上、自作自演でした。:01/10/13 17:18
きゃーっ ○(*>▽<*)○

33 :以上、自作自演でした。:01/10/13 18:46
>23
ぉぉ。続き物に番号をつけてくださってありがとう。
最近楽しみにしているシリーズが多いもので、分かりやすいです。

34 :以上、自作自演でした。:01/10/14 00:17
sage

35 :以上、自作自演でした。:01/10/14 02:16
>31
本編に近い王子でドキドキ〜

36 :星☆ほんわか系:01/10/14 04:43
   4
熱く吸われた細首に次々と真紅の花が咲く。
(姫、そなたは私のものぞ)
イズミルが夢中で己の印をつけていくうちに、
腕の中の小さな身体が妙に静まり返り、なぜか身動き一つしなくなる。
(ん?)
イズミルがそっと顔をのぞき込むと、青い瞳から涙をポロポロこぼし、
茫然自失とばかりに怯えきって、声も出せずにいるキャロルがいた。
(しまった。怖がらせすぎたか)
イズミルは微かに苦い笑みを浮かべたあと、
できうる限りの柔らかい声でこう言った。
「悪かった、姫。もう泣かずとも良いぞ。そなたと私の大切な夜が
このような味気ない天幕であるはずがなかろう。愛らしい花嫁の為に
絹の床をととのえぬほど私は無粋な男ではないぞ」
キャロルは涙目のままイズミルをにらみつけた。
「わっ、私を・・、かっ、からかったのね」
震えがおさまらず、声が思うように出ない。
(ふっ・・。本気になっても良いのだぞ)
これ以上おびえられても困るので、その言葉はイズミルの胸にしまわれた。
「姫、星を見ようと誘いにきたのだ。さあ、一緒にまいろう」
「いや!」
「そう申すな」
「いや!行かない」
「それは困ったな。だが、いつまでもこの天幕でぐずぐずしていると、
 私は本当に変な気持ちになりそうだ」
余裕で笑い声をあげている目の前の男が憎らしくて、
キャロルの顔がだんだんと上気していく。
彼女は、頬をふくらませたまま天幕の外へ出る自分自身を
我ながら子供じみていると思ったが、頭の中はすでにパニック状態。
これでは思うように毅然とした態度が取れるはずもなく、
いやなおまして自分の鼓動が頭の芯にまで響いているようで、
イズミルと並んで歩いていても、まわりの光景が目に入らないほどであった。
                         つづく(^−^)   

37 :以上、自作自演でした。:01/10/14 14:11
うきゃー 余裕のある時代の王子だわー
す、素敵すぎる・・・・・
「ふっ・・」もツボです。(^0^)
つ、続きを!

38 :以上、自作自演でした。:01/10/14 14:12
あ、あげちゃった・・・ ごめんなさいっ!

39 :以上、自作自演でした:01/10/14 14:52
素敵すぎるぞ〜、王子・・。
早く続き・・・。

40 :以上、自作自演でした。:01/10/14 15:16
>37
余裕のある時代の王子…
そ、そうなのよ〜〜〜っ 泣笑

41 :以上、自作自演でした:01/10/14 16:10
今までの王家番外編が全部つまった本が出ないかと
最近マジメに思ってます。
イタイでしょーか?私・・・。
でも、今までの名作があまりにももったいないんだよ〜!(心の叫び)

42 :以上、自作自演でした。:01/10/14 16:25
>41
私も・・・キャロルは王子と相思相愛、という錯覚に捕らわれたまま
原作読み返して「?」と不思議に思うくらいはまっちゃってます。
(もう原作の現実に耐えられない(汗)お願いです、このまま逃避させてください・・・)
私こそイタイファンだ・・・

43 :王子はぐるぐる:01/10/14 22:04


その夜、父王に付き合い酒を飲んでいたイズミル王子は
酒を飲んだだけでは感じない高ぶりを感じていた。
目の前では父王が新しくいれた躍り子と何時になく戯れている。
自分の側に付いている女から色っぽい流し目でみられつつ、酒杯にドンドン注がれる酒を
口にしているうちに身体の芯が炎のように熱い。
「父上、私は失礼させて頂きます。」
王子の言葉にも軽く頷いただけのヒッタイト王は今すぐにも躍り子を押し倒しそうな雰囲気である。
側に付いていた女の誘うような様子を振り切って、王子はキャロルの待つ自分の宮殿へと帰っていった。
何故このように身体が燃え上がっているのか王子にはわかってはいないが、
多分父王と踊り子のきわどいやり取りに当てられたか、と半ば自嘲するように苦笑した。
「姫よ、今戻ったぞ。」と王子はキャロルに声を掛けた。
「あっ、王子、お帰りなさい。」
身体を湯で清めたばかりらしいキャロルの様子に、王子の身体の芯はますます熱く感じてしまった。
長い金髪を梳るその様、白い肌が温まって薔薇色に染まり、薄絹を纏った少女らしい身体つきが
王子にはどのような女よりも艶やかに思えてしまう。
「うむ、いい子にしていたのか?姫よ。」
背後から抱きしめると甘い首筋に口付けしたので、キャロルが軽くもがく。
「王子ったら、今まだ髪を・・・。」
「ふふん、髪くらい私が梳いてやろう・・。」
それまで部屋にいた侍女達はさっさと退出してしまった。
王子の手はキャロルの着ていた薄絹の下にもぐりこみキャロルの感じやすい部分を
その大きな手で触れていく。
「お、王子・・・ま・・って」
「どうした?声が震えておる」
腕の中の敏感な身体が快感で震えているのが判っているのだが、
わざとそっけなく、それどころか意地悪い程平静な王子の声にキャロルは白い肌を赤く染めていく。

44 :ありがとー:01/10/14 22:14
「星☆ほんわか系」を書いている者です。
びくびく投稿をしたものの、果たして読んでくれてる人がいるのかいな?
と心細かったのですが・・。
温かい言葉をかけてもらえて、ホント励まされまする。感謝でする!!

45 :王子はぐるぐる:01/10/14 22:44
2

イズミル王子は堪え切れなくなったかのようにキャロルを抱き上げ
少々乱暴にも思える仕草で寝台に投げ出した。
そして自身の纏っている衣装を引き裂くかのように脱ぎ捨てると
寝台の上で少し驚いているキャロルに圧し掛かっていった。
普段の王子はいつも壊れ物を扱うように優しい愛撫を繰り返し、キャロルを気遣いながら抱くのであるが、
今夜の王子は少し荒々しくキャロルの纏っている薄絹も我慢出来ないように引き裂き
キャロルが知らない大胆な愛し方を始めていく。
まるで激情の嵐に翻弄されているような、荒々しく激しいもの。
いつもの優しい王子の影にこのような激しい一面を知らないキャロル・・・。
息も絶え絶えになり、うつ伏して寝具をその小さな手で掴んでいるキャロルを
王子は背後から大波のように激情を注ぎ込んでいるよう。
やがてキャロルの口から意味の無い叫びがこぼれ、王子と共に波の頂点へとさらわれていった。

ぐったりとして身動きも出来ない様子のキャロルの背中に優しい口付けをしてから
隣りに悠々と身体を伸ばし、王子は穏やかな微笑を見せた。
キャロルの花びらのような唇は激しい口付けで少し腫れ、その細い手首や薄い肩には
王子が思わず力加減を忘れ握り締めた痕がうっすらと残っていた。
「・・すまなかった、そなたを傷つけてしまったな。」
キャロルはそっと手で王子の頬を触れながら優しく首を左右に降った。
「別に気にしてないわ、少しびっくりしただけ・・。」
王子に激しく愛された喜びがキャロルの微笑みから窺え、その可憐さに王子の胸にまた熱いものがこみ上げる。
「愛しい姫よ、そなただけぞ、私をこのように燃え上がらせるは・・。」
「王子・・。」
労わるように王子はキャロルの全身に優しい口付けを繰り返す。
常夜灯の薄暗い明かりの下、キャロルのか細い声が明け方まで止む事は無かった。

46 :星☆ほんわか系:01/10/14 23:35
   5
イズミルはキャロルの手を取り立っていた。
「綺麗であろう」
「ええ」
キャロルはイズミルに対して、珍しく無防備で素直な返事をかえした。
無理もない。この満天の星の美しさを、どうして認めずにいられよう。
キャロルはあまりに無数な星々に酔ったようになり、
ふと視線を横にする。そこには、おごそかで気品に満ちた青年の横顔。
その完璧なまでの美しさにキャロルはひそかに息をのんだ。
じっと星空を見上げるそのまなざしにキャロルは問い掛ける。
「王子、星を読んでいるの?」
「いや、ただ見ているだけだ。・・気持ちが落ち着くからな」
その声の静かさに今日一日の疲労感が混ざっている。
(王子、忙しかったものね・・)
キャロルは彼にいたわりの言葉を掛けてやりたい気がしたが、
結局はイズミルに優しくするのが怖くてその思いも声にならない。
「星がずいぶんと流れたな。まもなく今日が終わるだろう。姫よ。
 このまま日付けが変わるまで私の側で星を見ていてはくれぬか?」
その声音には、いつものような命令じみた色は微塵もなかった。
しかしキャロルはイズミルの言葉に素直に従うことができない。
「いいえ。私はこれで」
キャロルは、優しげなイズミルの言葉に対して、冷たすぎるほどきっぱり
とした口調でそう告げると、さっと背中を向け、スタスタと歩きだした。
淋しげなイズミルの声が背中越しに届く。
「そうか・・」
微かに心が痛む。しかしそんなそぶりは微塵も見せずに
キャロルは自分の天幕に足を進めた。
もしかしたら追ってくるのではないかと思い、背中を固くして
歩いていたが、イズミルの気配は遠ざかるばかり。
キャロルは天幕に入る寸前にちらりとイズミルの方を振り返った。
彼は先ほどの場所を動くことなく、一人静かに星空を見上げつづけていた。
                     つづく(^−^)

47 :以上、自作自演でした。:01/10/15 01:37
萌え〜〜〜〜〜っ

48 :萌え:01/10/15 10:52
「ぐるぐる」も「ほんわか」も大好きだぁ〜〜(はあと)
それにしても、イズミル×キャロルのバージョンが一番多いのは、
本編での、姫君に恋焦がれておられまするご様があまりにもお気の毒ゆえに・・
その反動ということでありましょうぞえ・・萌え・・

49 :以上、自作自演でした。:01/10/15 13:11
ぐるりんぱさんの続きが気になります。

50 :ヒッタイトでぐるりんぱ:01/10/15 14:15
「ごきげんよう。ナイルの姫とはあなたですのね」
一人こっそりと宮殿の屋上でくつろいで空を眺めていたキャロルは、驚いて突然現れた妖艶豊満な美女を見た。
「ごきげんよう・・・あの、あなたは?」
「デリラと申しますの。ほほ・・・私のことを王子からお聞きではないのかしら?」
馴れ馴れしくどこか尊大な口のききかた。これまでキャロルにこんなふうに物をいう女性はなかった。
デリラはキャロルの周りをくるりと回ってその姿をためつすがめつした。
あまりの無礼に口もきけないキャロル。
「私・・・王子とは親しくさせていただいていた者ですわ」
「まぁ・・・王子のお知り合いでしたの?」
無邪気な口調がデリアを苛立たせた。
「お知り合い!ほほほ・・・私は王子のご寵愛を頂いた者ですの!あなた様がおいでになるまではそりゃ、身が持たないって思うほど愛していただきましたのよ?」
「・・・!・・・」
「ふふふ・・・あなたを見たみたいと思ったのに王子はお許しくださらなかったんですよ。会ってもくださらない。だから、あなたからこれを王子にお渡しくださいな。初めての時の想いでの・・・首飾り。
・・・?・・・あなた、まだひょっとして女になっていないの?」
キャロルの顔は蒼くなり続いて赤くなった。あまりに露骨な言葉。潔癖なキャロルには聞き難い。デリアは思った通り未だ乙女のキャロルをめちゃくちゃにしてやりたくなった。
キャロルは激しく抗議した。
「やめてください、そんな言い方!」
一瞬、ひるんだデリアの手の中に首飾りを押しつける。
「あなたの言い方は王子に対する侮辱です。わ、私には我慢できません。
首飾りはどうかお持ちください。王子が・・・あなたを愛しく思われてくださったのでしょう。あなたにとっても大切なもののはずです。
・・・王子を大切に思うなら・・・私が王子を大切に思うようにあなたもそう思うなら・・・どうかこんな真似はやめてください。
王子に対する・・・侮辱・・・です」
そう言うとキャロルはきびすを返して宮殿の中に帰っていった。
険しい泣き出しそうな顔のキャロルを見た王子は驚いた。

51 :49:01/10/15 14:55
おおっ祈りが通じたーーーーーっ
ぐるりんぱさんありがとーーーーーーーっ

52 :星☆ほんわか系:01/10/15 15:14
   6
寝台に身を横たえてみても睡魔がなかなか訪れない。
いろいろと気持ちが安定しないことが続くせいもあったが、
今夜に限っては、たまたまお喋り好きな男達なのだろうか、
自分の天幕を見張っている三人の兵士たちの話し声がやけに耳障りだという
ことも大きかった。
「こんな日に国を離れているとは、王子も俺達もなんとついてないことか」
「まったくだ。城では今頃たいそうな賑わいだろうよ」
「あの王のことだ。踊り子を幾人もはべらかし、一晩中飲み明かしだな」
「しかし、主役のイズミル王子がいなくとも御生の宴をひらくとは、
 にぎわい事の好きな王らしい」

(えっ、御生の宴?・・今日は王子の・・誕生日だったの・・)

   姫、いま一度わたしの天幕へまいれ。
   今宵は一人で食事をする気がせぬのだ。

   星がずいぶんと流れたな。まもなく今日が終わるだろう。姫よ。
   このまま日付けが変わるまで私の側で星を見ていてはくれぬか?

なぜかイズミルの言葉が何度も胸によみがえる。
キャロルは認めたくなかった。しかし認めざるを得なかった。
イズミルの言葉を受け止めずに冷たく立ち去ってきた自分自身を、
心のどこかで責めていることを。そして、よりにもよって今日の昼間、
王子に対してずいぶんと言葉きつく罵ってしまったという後悔もあった。
(何を気にしているの、私・・。王子は、メンフィスと私を引き離そうとする
 冷血漢・・。私を不幸にしている人間に同情するなんてばかばかしい・・)
強気にそうは思ってみても、
星の下で垣間見たイズミルのおごそかな美しさは、そのまま彼の深い孤独
にも思えて、キャロルの胸が重くなる。
(王子は今も一人で星を見ているのかしら・・)
キャロルは寝台からそろりと抜け出した。
とたんに強い冷気が身体にしみ入ろうとする。
たまらず寝台から毛布をひっぱると、その華奢な身体に巻きつけた。
                      つづく(^−^)

53 :以上、自作自演でした。:01/10/15 16:31
>50
ああ〜〜(汗)ついにばったり。私の顔も険しく泣き出しそうです。(〇.〇;)
どうなる〜〜

54 :キャロルのおめでた@しりあす:01/10/15 16:35
「おめでとうございます。ナイルの姫君にはご懐妊でございます」
王子の膝の中に抱きかかえられるようにしている小柄なキャロルの身体を注意深く診察した医師はそう言って恭しく頭を下げた。
「おお!まことかっ!」
「はい。3ヶ月頃のお身体かと存じます。春には和子さまご誕生かと。姫君、なにとぞお身体をおいといくださいますように」
もどかしくキャロルの衣装を手ずから整えてやる王子の喜びと誇らしさが、診察に立ち会ったムーラや他の侍女達の喜びと興奮が、キャロルの全身に伝わってくる。
若いヒッタイトの王子妃キャロルが身籠もったのは王子の妃となって1年もたたぬ日のこと。王子の寵愛深い美しい王子妃の懐妊は大きな慶事であった。

人々の興奮と喜びの渦がキャロルを翻弄する。
「ふふふ・・・この喜びの時、そなたを心ゆくまで愛してねぎらいたいが・・・侍医に禁じられておる。同じ寝室に休むことさえ禁じようとしたぞ。私はそのようなこらえ性のない男ではないのに・・・」
王子は優しく接吻をして、二人の肌がじかに触れ合うよう互いの寛衣を取り去ってしまった。王子はキャロルの暖かさに満足してやがて寝入ってしまった。
だがキャロルは暗い中でいつまでも起きていた。
(私・・・が赤ちゃんを産む。私はここに血を残すのね。こうして20世紀から遠く離れた場所に帰化して・・・埋もれていくのね)
愛する人の子を身籠もったという喜びとはまた別に、深い空虚が彼女を絶望させた。心のどこかでは20世紀に還ることを切望していた自分。この世界で子供を産み育てる、ということになれば今度こそ20世紀との絆を断たれてしまう・・・。
(王子の側で生き、そして死ぬことが私の幸せ。王子の子は私の喜び。でも・・・でも・・・)
初めての懐妊にキャロルの心細さはつのるばかりだった。ひそやかな嗚咽。熱い涙。
(王子に悟られてはだめ。こんなことを私が思ってると知ったら悲しむわ・・・私を軽蔑するわ・・・)
キャロルは熱く重いかたまりを胸の奥に感じながらまんじりともせず横たわっていた・・・。

55 :以上、自作自演でした。:01/10/15 16:39
王子のお誕生日、いつなんだろう?
歳はさらに謎だ・・・

56 :以上、自作自演でした。:01/10/15 17:38
敬愛する作家のみなさま方、文頭に番号をつけてくださるととても助かります。

57 :以上、自作自演でした。:01/10/15 17:38
>55
前に王子は24だっていうカキコがあった。
私的にはその設定萌えなんだけど。でも古代で24才まで独身って変かな?
あ、だから寵姫あり設定の話があるのか〜。

58 :以上、自作自演でした。:01/10/15 20:49
>54
キャロル、ごかいにんおめでとう。ううっ、でも複雑ね・・・。
>56
まさに敬愛の2文字がふさわしいですね。作家様方いつもありがとう。愛してます・。

59 :以上、自作自演でした。:01/10/15 23:07
キャロルと王子のお子様はどんな目の色髪の色をしているんだろう?
肌はやっぱ黒めかな

60 :以上、自作自演でした。:01/10/15 23:52
>59
肌の色黒い感じがぜんぜんしないわ。どっちに似てもかわいすぎる。
王子の子ども時代すごくかわいかったし。。。
あっそういえば、キャロルの子ども時代って見たことないわ…。

61 :以上、自作自演でした。:01/10/16 00:13
作家さんたちのお話本当に嬉しいです!!
ここは、王家の紋章番外編<王子版>と変更したほうがいい
と思えるほど、王子のお話が多いというより、全部そうですよね(笑)
王子に甘えて、大切にされて、可憐な姫もよいですが、
王子とキャロルはもちろん相思相愛なんだけど,キャロルがお転婆すぎて、
王子とルカがふりまわされるような(キャロルのそういうところも王子は好きなんだ
けれども)お話も読んでみたいです。

62 :名無しの心子知らず:01/10/16 00:15
>60
多分可愛いとは思うんだけど・・・。>キャロル
アメリカの子供って歯にブリッジ入れてる子とか多いしな〜。
キャロルはお嬢様だからあまり流行に関係ないいい服を着せられてて
金髪も三つ編みにされてて、笑うと口元がギラっと光る・・・。
ごめんなさい、マウスコードで首吊って逝ってきます・・・。

63 :以上、自作自演でした:01/10/16 00:16
大変!
sageます!
作家さん、待ってます!

64 :ひえぇΣ( ̄□ ̄;):01/10/16 00:18
私は15年間ずっと、王子=白人種かと思ってました(汗)
(ち、ちがうの?ヒッタイト人…)

65 :以上、自作自演でした。:01/10/16 00:41
カラーイラストを見るかぎり、肌の色は
キャロル…白い
めんひす…やや白い
王子………青白い

66 :以上、自作自演でした。:01/10/16 10:37
>61
ふりまわされる王子はきっと34巻のP122みたいな顔をするんですね〜^^

67 :星☆ほんわか系:01/10/16 13:17
 7
「王子・・」
キャロルはイズミルに近づきながら、そっと声を掛けた。
「・・姫」
そこには、いつも冷静なこの青年には似合わない、素直な驚きの表情があった。
「眠ってしまったのではなかったのか?」
やや興奮をおびた微笑で彼はそう言った。
「もうちょっと星が見たくなったの・・」
なんだか照れくさくて、素直に誕生日のお祝いを言いに来たとは言えなかった。
「おお、まいれ。さあ、ここへ」
イズミルは自分のかたわらにキャロルを誘ったが、彼女はそれを受けなかった。
「いいえ、ここがいいの」
穏やかな微笑でそう言ったまま、
イズミルとやや離れた場所から動こうとしない。
「ならば頼まぬ」
イズミルは自らキャロルの側に近づき、彼女を後ろから抱き上げるように宙に
浮かすと、あっというまにヒザの上に望みの少女を納めて腰を下ろしてしまった。
「王子!」
「おとなしくいたせ。あばれて、その身に巻きつけた毛布がはがれたらどうする。
 困るのはそなたであろう」
この毛布の下が薄手の寝衣であることをイズミルに気がつかれていると知り、
キャロルは顔を赤らめた。
(寝台を抜け出して私に会いにきてくれたのか・・。
 初めてだな、そなたから私に近づいてきてくれたのは・・)
イズミルは愛しくてたまらないというように、
小さく柔らかな宝物をその腕で強く抱きしめた。
                      つづく(^−^)

68 :以上、自作自演でした。:01/10/16 18:20
>67
「ならば頼まぬ」がツボ〜〜〜〜っ

69 :以上、自作自演でした。:01/10/16 21:48
>68
うんうん。私もそのセリフ、ツボ〜。

70 :以上、自作自演でした。:01/10/16 22:48
>68、69
私も〜♪
本編でも38巻で言ってたけど、あの時は顔を赤らめてたんで、ちょっと・・・
昔みたいにクールな表情でさらっと言ってもらいたいもんだ。

71 :以上、自作自演でした。:01/10/17 00:02
ああ〜
私にもこんな時代があったわ〜

72 :以上、自作自演でした。:01/10/17 00:05
>70
実は38巻はコピーして王子の鼻斜線をホワイトで消しまくった。
全然印象が変わって、あたしゃ萌えたよ…。←バカ…きゃっ

73 :星☆ほんわか系:01/10/17 16:00

星の輝きとお互いの温もりだけを味わう静かな時間がどれだけ過ぎた
だろう。ゆっくりただよう時のなかにイズミルの声が溶けこむ。
それは悠々と王者の道を歩いてきた誇り高き男の言葉とは思えないもの。
「嘘でもいい・・、嘘でもよいのだ。姫、そなたの口から、愛している
 という言葉が聞きたい」
決して弱さを見せることのなかった青年が不器用に乞い求めたものを、
それでも小さな少女は与えてくれない。
「私・・、嘘をつくのは嫌い・・」
イズミルの顔がひんやりと愁う。
「・・でもね、王子」
キャロルはたどたどしく言葉をつづける。
「あなたは・・、愛されるべき人だと思うわ」
その言葉は彼女の本心だった。キャロルにとってイズミルは、自分を
不幸に引きずり込む恐ろしい男に違いなかった。彼を恨んでもいれば、
憎んでもいた。だが決して愛される価値のない男には思えなかった。
「ならば、そなたが愛すればよかろう」
キャロルは首を横にふった。
「そなたにとって愛されるべき男と、愛する男は違うのか?」
「この世界に愛されるべき人はたくさんいるけど・・。
 愛する人はただ一人よ・・」
キャロルの甘やかな声の中にメンフィスの幻がただよう。
イズミルは、愛しいの少女の心を捉えてはなさない憎き男への嫉妬を
必死で押し殺しながらささやく。
「姫、私だけを見よ。そなたのただ一人の男は、この私ぞ」
「いいえ」
(姫。冷たい言葉で私を翻弄するな。私とて一人の男。
 そなたの冷たさがどれほど我が心を裂いているか・・)
「姫は私を翻弄するのがよほど楽しいとみえる」
「私・・、王子を翻弄したいと思ったことなど一度もないわ・・。本当よ。
 でも仕方がないじゃない。だって私は・・、
 あなたの運命の女性じゃないもの・・」
イズミルは、ふっ・・、と切なく笑った。
「そなたが運命の女でなくば、誰がここまで苦しむものか」
                     つづく(^−^)

74 :以上、自作自演でした。:01/10/17 16:28
>73
キャロルの言ってることは間違ってない…
でも恋する男のきもちを甘くみてはいけないのだ…とくに王子ともなれば…

75 :ヒッタイトでぐるりんぱ:01/10/17 17:40
ぐるりんぱ3

キャロルは無言で王子の脇をすり抜けると自室に籠もってしまった。
ムーラ達も追い出され、おろおろと扉の前でキャロルを呼ぶばかり。優しく穏やかで召使い達に敬愛されているキャロルだが今日ばかりは無愛想で頑なだった。
「姫はどうしたというのだ」
「あ。王子。それが分かりませぬ。ただ一人になりたいと・・・泣いておいでのようなのですが・・・」
「よい、さがれ。私が問いただす」
王子はさっさと腰帯に忍ばせていた合い鍵で扉を開け、無遠慮にキャロルの臥す寝台に近づいた。
「こ、来ないで。王子。・・・いやだったら!」
「これ、姫。我が儘勝手が過ぎる。召使い達が困っていたぞ。上に立つ者が下々を理不尽に困らせてどうする。さぁ、何故泣くのか説明いたせ。何があった?」
「いや・・・。向こうに行って。私、一人になりたいの。お願いだから!」
小さな子供のように感情をむき出しにしてだだをこねるキャロル。王子はその新鮮さに思わずときめきを覚えつつも、なだめすかし、困惑の苦笑を浮かべながらキャロルに癇癪のわけを問いただした。まるで父親のように。
「・・・私のことはいいから・・・デリアに会ってあげて。あの人・・・王子に用があるのに会って貰えないって・・・困っていた・・・」
しゃくりあげ、王子の胸を不機嫌に小さな拳で押しやりながらやっとキャロルは言った。
王子はキャロルがデリアと自分のことを知っているらしいことに、驚き、不快感を覚えた。同時にキャロルの嫉妬に対する身勝手なオトコの喜びも。
「王子・・・私、教えられたのよ。デリアから。どうして・・・王子は何も私に・・・」
「そなたのような子供が知って良いことではないゆえ」
王子はそう言って部屋から出ていった。

76 :ヒッタイトでぐるりんぱ:01/10/17 17:43
ぐるりんぱ4

「・・・ええ。王子。私、あの姫に教えて差し上げましたわ。
あなたがまだ女にしていないおぼこな娘さんにね!」
デリアは厳しい顔つきの王子を挑発するように言ってのけた。
「私とあなたの関係!私以外の女とあなたの関係!いつかはあの姫も知らなくてはならないでしょ!
知らないで・・・自分だけがあなたのお姫様だと信じていられるほうがおかしいわ」
「黙らぬかっ!」
デリアは口を引き結んだ。
(あの娘を心底大事に思っているんだわ。だから他の女とも寝た自分を知られたく
ないというわけ!まぁ、あの王子がまるで少年のように!
指一本触れず、小娘の夢の恋人を演じているというわけ?お笑いだわ。
そこまであの娘を大切に・・・)
「・・・デリア。何とでも申すがよい。ただし、あの姫を傷つけるような真似はしてくれるな。
そうだ、私は女達にはずいぶん高慢な男であったゆえな。責めたくば、そなたにだけはそれ
を許そう。だが姫は無関係だ。姫には相応以上の敬意を払え。そなたも後宮に生きる女。
わきまえておれ!」
「・・・王子。あの姫はあなたが思っておいでの以上に強い方よ。この私の言葉に泣く
どころか・・・王子に対する侮辱は許さぬとおっしゃったのですよ」
今や敗北を悟ったデリアは泣き笑いのような歪んだ顔でやっと言った。
「ふふ・・・ん。早くあの姫の元においでなさい。そして・・・さっさと女にして
やることですわね。後宮に・・・女になっていない小娘の居場所はありませんわよ。
あのエジプトの姫はヒッタイトの妃にならねば・・・ね」
「言われるまでもないこと」
イズミル王子はきびすを返し二度と振り返らなかった。
(王子・・・あなたはあの姫に心を捧げたのですのね。
恋は・・・より相手を愛したほうの負け。
私が負けたように・・・あなたも負け・・・初めての苦しみを知るのです)
デリアはいつまでも王子の後ろ姿を見送っていた。

77 :以上、自作自演でした。:01/10/17 18:50
>76
う〜ん、深いぞ、デリア!

78 :以上、自作自演でした。:01/10/17 22:16
毛深いのでagee!

79 :以上、自作自演でした。:01/10/17 22:19
ぐるりんぱさま
さっそくナンバーつけてくださってありがとー。。。

(恋はより相手を愛したほうの負け……あなたも初めての苦しみを知るのです)
ほんとデリアの台詞すごくいい〜っ
まるで、5年前の私のよう…ごふっ

80 :以上、自作自演でした。:01/10/17 23:58
>「ほんわか」8
「ふっ・・・」、ツボ〜〜
あまり心中をキャロルに語らず、密かに苦しむ王子に萌え〜
そうよ、王子はもっと愛されてしかるべきお方なのに・・・
どんなに他の女に好かれても、キャロルに愛されなきゃ、全く意味が無いのよね。
ああ、なんて過酷な運命・・・・
続き、楽しみにしてますぞ〜!

81 :以上、自作自演でした。:01/10/18 01:59
>80
王子って「ふっ」だけで喜怒哀楽すべてを表現できるかもしんない。

82 :以上、自作自演でした。:01/10/18 03:11
>75さま
いつも読むとガビボーーンとショックを受けまくってますが
同時に、激しく楽しみに読ませてもらってます。
普段は王子応援席にいるのですが、女性問題ばかりは同姓として
キャロルを応援・・・。
・・・王子のゆるぎない余裕をゆるがす立場大逆転きぼんでありんす・・・
このまま言いくるめれられてはキャロルがかわいそうだああ(><)

83 :ヒッタイトでぐるりんぱ:01/10/18 06:55
ぐるりんぱ5

「姫・・・」
翌日、王子は庭先でぼんやりと花を眺めているキャロルに声をかけた。召使い達はさがり、キャロルは不機嫌そうに王子から顔をそむけた。
「まだ機嫌が悪いのだな」
「昨日の癇癪はムーラ達にも謝りましたわ。あれは私が八つ当たりしたのと同じですものね。でも・・・王子には謝りませんわ!」
腹立ちのあまりか、ことさら丁寧な言葉遣いになっているキャロル。
「そうだ。謝らねばならぬのは私だからな」
「え?」
王子の言葉にキャロルはきょとんと目を大きく見開いた。
「何故?何を謝るの?」
その素直な驚きの表情がこんな時なのに王子を和ませる。王子は真剣に言った。
「そなたに対して秘密を持っていたことだ。デリアや・・・他の女達とのことを知らせてやらなかった。結果、そなたは心ない言葉に手ひどく真実を突きつけられ、傷つけられた。
姫。潔癖なそなたには聞き苦しかろうと思い、女達のことを言わなかった。許して欲しい」
「・・・仕方ないわ・・・王子は・・・女の人に好かれる人よ」
無理矢理、言葉を話しているようなキャロル。滲み出る不信感。
「姫。はっきり申そうか。私はそなたに嫌われたくなかったのだ。私がそなたより前に他の女と関係があったと知られれば、嫌われると思ったのだ。だから・・・」

84 :ヒッタイトでぐるりんぱ:01/10/18 06:56
ぐるりんぱ6

あまりに不器用な告白にキャロルは思わず微笑を漏らしてしまった。
「何故、笑う?」
「ごめんなさい。でも・・・嬉しいの。王子がそこまで気遣ってくれていたことが。私ね・・・王子が秘密を持っていたのが不潔で許せないと思ったの。でも・・・これくらいのことも許せないのかって思われて・・・嫌われたらどうしようとも思ったの」
今度は王子が微笑する番だった。
「嫉妬したということか。姫、私はそなたを知るまでは女に心傾けるようなことはなかった。そなたを知ってからは・・・そなたに心奪われ、もう・・・そなたしかいらぬ。私が何故、そなたを嫌ったりしよう?何一つ怖れることの無かった私が今ではそなたを失うのがこんなに怖い」
少年のような王子の口振り。キャロルは暖かいものが胸にこみ上げてきて、そっと王子の頬に唇を寄せた。

「姫・・・!」
ほんの一瞬、王子は嬉しさと感激に我を忘れた。だが次の瞬間、キャロルの唇を奪い、強く強く抱きしめた。
「そなたを・・・!」
甘い唇、柔らかな身体が王子を喜ばせた。王子の手はいつしか小柄な体をさぐり、小振りな胸の双丘をまさぐった。王子の手のひらを刺激する乳嘴の固さ。切なげな甘いキャロルの吐息が王子の首筋をくすぐる。
(不思議・・・王子がこんなふうに私に触れるなんて。本当はこんなこと婚儀の前にすべきじゃないって頭では分かっているのに・・・こんなにも・・・!体が溶けてしまいそう)
王子の情熱に身も心も解けてしまいそうなキャロルだったが、王子は唐突に身を離した。
「すまぬ。姫。このようなことをしてそなたを汚すようなことがあってはならぬ。許せよ。さぁ・・・部屋に戻ろう」
「王子は私が嫌いなの?私はそんなに魅力がない?」
「姫?!何故に泣く?私は・・・あのまま続けていたらきっとそなたの身体を奪ってしまうと思ったから・・・。そんな破廉恥をすれば、そなたは私を見限るだろうし、そのようなことはそなたにはふさわしくない!そなたは私の大切な・・・!」
王子は最後まで言葉を続けられなかった。キャロルが王子に抱きついたのだ。
「私はあなたの、き、妃になる身です。私はあなたの・・・あなただけの・・・」
「・・・よいのか?」
無言で王子に縋るキャロル。デリアや他の女性達よりも、この世の誰よりも王子に愛されているということを肌で感じたかった。自分自身で王子の心を確かめたかった。

85 :以上、自作自演でした。:01/10/18 17:19
>ぐるりんぱ6
つ、ついに本懐をとげるのね〜〜〜っ

86 :以上、自作自演でした。:01/10/18 22:34
>ぐるりんぱ6
「・・・よいのか?」って、うわあぁーー。
想像がとまらなくなりそうだあ。

87 :以上、自作自演でした。:01/10/18 23:26
結婚前にやってしまってよいのか?

88 :以上、自作自演でした。:01/10/18 23:52
困難に勇気をもって突き進む原作風キャロルが良いですな。はー。

89 :以上、自作自演でした。:01/10/19 04:34
でも王子っほんとうにいいの?

90 :ヒッタイトでぐるりんぱ:01/10/19 07:19
ぐるりんぱ7

王子はキャロルを抱き上げ、庭の四阿に連れていった。木のベンチにキャロルを横たえると、もどかしげに衣装を引き裂き、自分も衣装を脱ぎ捨てた。
「きゃあ・・・」
「そなたが望んだのだ・・・そなたを妃とする・・・ぞ」
王子の手が舌がキャロルの胸の紅玉を弄ぶ。
もう一つの手は茂みの奥の谷間を馴れ馴れしく探り、やがて真珠を見いだした。
「声をあげてもよいのだぞ・・・」
王子は物慣れぬ若者のようにかすれた声でキャロルに囁いた。
王子の唇は腹部を下り、やがて大きく開かせた脚の間を味わった。薔薇の花びらを舌先で弄び、真珠を吸い上げるようになぶる。舌を蜜の泉の奥に差し入れれば、キャロルは身体を震わせ、かすれた悲鳴をあげ・・・やがて脱力した。

「王子・・・?」
キャロルは自室の寝椅子の上で王子に抱えられるようにしていた。
「目覚めたか?」
「ええ・・・あの・・・」(あれは・・・夢?)
王子はいつもの余裕ある包み込むような微笑を浮かべてキャロルに囁いた。
「先ほどのことは我らだけの秘密ぞ。私はそなたを味わい、そなたは私の腕の中で女の悦びを知り、花開いた。
ふふふ、乙女の封印を破るは婚儀の晩に。そなたの神聖な乙女の印はイシュタルに捧げる貴重な宝ゆえ」
キャロルは真っ赤になって身を捩った。
「そなたは私だけのものだ。私はそなたに身も心も絡め取られておる」

91 :以上、自作自演でした。:01/10/19 13:31
王子〜。最後の最後に余裕を取り戻してくれたんですねー。よかったぁ。
お約束の寸止めだけど王子はそうでなくっちゃ(謎)

92 :以上、自作自演でした:01/10/19 14:23
そうなのよ〜。
やっぱり王子は「おあずけ!」でなくっちゃ。
余裕のある王子、なんて素敵なんだろ〜。

93 :以上、自作自演でした。:01/10/19 15:21
出た!余裕のふっ

94 :以上、自作自演でした:01/10/19 17:52
この前のスレがみつからない・・・。(しくしく)

95 :以上、自作自演でした。:01/10/19 22:41
>94
便乗〜。
わたしも以前どんなお話がのっていたのか読みたいのよ〜〜〜っ(泣)

96 :以上、自作自演でした。:01/10/20 11:19
>94-95
HTML化されたみたいです
☆☆王家の紋章番外編2☆☆
http://salad.2ch.net/charaneta/kako/996/996900301.html

97 :以上、自作自演でした:01/10/20 13:40
>96
ありがと〜!
やっぱり王子は素敵です〜。(涙)

98 :以上、自作自演でした。:01/10/20 15:50
王子様には清潔で潔癖を求めたいけれどやっぱり遊び人の面も求めてしまう・・・

99 :95:01/10/20 16:37
>96
うれしいです〜〜〜〜。ありがとございました〜。

100 :星☆ほんわか系:01/10/20 20:47

「いいえ、いいえ、王子。あなたには私じゃない誰かがいるはずよ」
真剣で思いやりのこもったキャロルの目が、余計にイズミルを傷つける。
「そなた以外にはおらぬ」
「いるわ。私は王子にその人を見つけてほしいの」
「黙れ!」
(おお、なぜにこの姫は私の心を逆なですることばかり口にするのか・・)
ずっと穏やかに話をしていたイズミルが急に語気を荒げたので、
キャロルはビクリと身を震わせた。それを敏感に感じ取ったイズミルは、
愛しい少女の心が閉じないようにと、彼女の髪を優しくなでながら
心を寄せて語りはじめた。
「姫よ。昼間、私を卑怯者だと言ったな・・」
「・・ええ」
「そうかもしれぬ」
「えっ?」
「そなたが言うように、私は力でしかそなたを捉えられぬ。
 私の優しさや、私の温もりでそなたを捉えることができるなら・・」
キャロルは不思議な気持ちでイズミルに見つめられていた。いや、見つめて
いたのかもしれない。三千年の時を越えてめぐりあった青年と、この満天の
星のもと、二人で身を寄せあっている。これが現実なのか夢なのか、
もうそれさえもキャロルにはわからない。
清らかな星の美しさに包まれて、心がやけに優しくなりたがっている。
「王子、昼間は・・、ごめんなさい」
「ん?」
「・・あんなこと言っちゃったけど、本当は・・。諸国の噂にたがわず、
 あなたは本当に素晴らしい王子だって私も心から思っているの。
 そして王子は将来、ほんとうに立派な王になると思うわ」
「どうした急に。姫は嘘をつくのは嫌いと言ったが、世辞は言うのか?」
「お世辞も嘘も嫌いよ。私、本当の気持ちを言っているのよ」
「ふふっ、嬉しいことを。そして、そなたの将来はその王の妃ぞ」
「いいえ、違うわ。私はメンフィスの・・」
「黙れ!聞きたくない」
イズミルはいきなりキャロルの顔を自分の胸に埋めさせ、
雄々しい力で抱きしめた。
                        つづく(^−^)

101 :以上、自作自演でした。:01/10/20 21:15
すみません・・色々行き来して疲れる事はありませんか?

102 :以上、自作自演でした。:01/10/20 23:18
タイトル別にマイパソに保存してるからじぇんじぇん平気(^^)

103 :以上、自作自演でした。:01/10/20 23:28
私はムーンブラウザ使ってるので、各スレ開きっぱなしで毎回即閲覧。便利です。

104 :以上、自作自演でした。:01/10/21 06:41
いつ読めなくなっても2チャントラブル、アラしにも保存してるから、だいぢょうぶだす。

ここに関しちゃあ過去色々あったもので、一応ね・・・。作家様 かもんかもん

105 :星☆ほんわか系:01/10/21 10:05
   10
「姫。決して、決して、はなしはせぬぞ。そなたは私のもの。
 天にも地にも私の妃はそなた一人ぞ」
「・・王子」
(私がどれほどそなたを愛しているか・・、どれほど生涯かけて幸せにしたいと
 願っているか・・。おお、どうすればこの積年の思いがそなたに通じるのか!)
イズミルは、ひとしきり優しくキャロルの髪に口づけをしたあと、
彼女のふっくらとした頬に己の手を添えて、その愛らしい唇を求めた。
しかしキャロルはとっさに身を固くして顔をそむける。
そのしぐさに顔を曇らせるイズミル。
「姫、私の為に目を閉じて、その身をまかせてはくれぬか」
「いやよ」
悲しくイズミルの溜め息がこぼれた。
その溜め息はキャロルの心にも切なさを呼んだが、それ以上に彼女の胸に
響くのは、いつものように力ずくで唇を奪おうとしないイズミルの思慮深さ。
少女のかたくなな警戒心が一瞬溶ける。
「王子」
「ん?」
「目を閉じて」
「・・姫?」
イズミルは自分の耳を疑った。
「はやく」
キャロルの目はいたずらを楽しむ子供のように無邪気だった。
                 つづく(^−^)次、ラストです。。

106 :以上、自作自演でした。:01/10/21 17:22
なに?どうする気?

107 :以上、自作自演でした。:01/10/21 23:05
ああ゛〜
王子〜なんでキャロルがそんなにエエねん!

108 :以上、自作自演でした。:01/10/21 23:10
未来を読む賢い姫とか言うけどさ月食の件以外で近未来を予測したことはあったっけ?

109 :以上、自作自演でした。:01/10/22 00:58
>108
まだ実証されてないけど、サントリーニ島の噴火かな。

110 :以上、自作自演でした。:01/10/22 01:09
近未来かどうかわからないけど、ハットウシャの城壁の上で
アッシリアのことを語ったキャロルに、王子、感銘受けてたよね?

111 :以上、自作自演でした。:01/10/22 03:12
いっつも「これからはどこそこがどうこうなってくる時期よ」みたいな
ことしか言わん気がする。
そりゃそれっぽいこと言ってるからみんな感心するんだろうが
ただのほら吹きだったらどうすんだろ。

112 :以上、自作自演でした。:01/10/22 05:07
>111
キャロル「だってほら、これはホラー漫画だから…」きゃっ逝ってくるわ。

113 :ママ・キャロル:01/10/22 21:08
>54
作者さまへ。。キャロルはいかがお過ごしですか?

114 :以上、自作自演でした。:01/10/22 21:10
落ちすぎ! ageときます

115 :以上、自作自演でした。:01/10/22 21:28
>113
そういえば、キャロルおめでたその後どうなったのでしょう。。。。
喜ぶ王子に会いたいぞ

116 :以上、自作自演でした。:01/10/22 23:50
>>111
公開死刑決定
しかも撲殺

117 :以上、自作自演でした。:01/10/23 00:14
う〜ん
イズミル王子様はなにゆえキャロルの悪夢を予言だと思い込んだんでしょうか?
やはり、口にする事全てが正しいと無条件に信じ込んでるのだろうか?
だとすると危険だねぇ。
5巻あたりでキャロル自らも言ってたよな・・・『はるかに恐ろしい罪だわ!!』って
あの時のキャロルは一体どちらへ行かれたのでしょうか?

118 :以上、自作自演でした。:01/10/23 03:14
>117
王子はキャロルが悪夢みたとこ知らないし、「近い未来…」っていいながらあんだけ詳しく語られたら、信じちゃうかも。
賢い、神の娘って先入観あるし、恋は盲目だし。

はるかに恐ろしい罪は、アッシリア城と、バベルの塔を破壊したときに、キャロルの理性も崩壊したと思われ。

119 :以上、自作自演でした。:01/10/23 10:56
そう、キャロルはもう一般人ではなくなってしまったのです。
他国に必要以上の損害・被害を与えようが自国の国益さえ損ねなきゃ王妃として合格と
言った思想になっちまったのさ
バベルの塔は別に壊さなくてもうまい事逃げられたのでは・・・・結果論でスマソ

120 :ハピ:01/10/23 14:49
ヒッタイトでぐるりんぱ様、もうドキドキものです。
もっともっとじらして欲しいと思う私は、マゾでしょうか。
素朴な疑問なんですけど、ヒッタイトって何で滅んだでしょうね?

121 :ごんべえ:01/10/23 20:12
いつも楽しみにしてますぅ。
ライアン&キャロルのお話を誰か書いて下さいませ!
消化不良起こしそうです。

122 :以上、自作自演でした。:01/10/23 21:51
う〜ん
やっぱり昔の王侯貴族・支配者は嫉妬深い人達ばっかりだったのかな
全てが自分の物になるものだから、独占欲は一般人より強かったのかしら?
王子はやっぱり独占欲は強くなくっちゃね。
でも、嫉妬で醜くなってゆくのは見たくないな・・・・・

123 :以上、自作自演でした。:01/10/23 23:35
>120,121
ずっとサゲてきたんだから、あげるのやめた方がいいと思われ。

124 :以上、自作自演でした。:01/10/24 02:39
作家さんプリ〜ズ
>120
ヒッタイトは資源の鉄を使いつくしたとか聞いた。エジプトとはケンカしたり仲良くなったりの繰り返しだったとか。
で、なんか最後はエーゲ海方面の他民族に制圧されたとか。さみしいわねぇ。

125 :ぐるぐるエジプト編:01/10/24 05:17
1

王は碧い瞳を瞋恚で煌かせた妃の顔に、暫し見惚れた。
「なんなの、あれ!わ、私の目の前で、カ…カーフラ王女とベタベタしてっ!」
彼女の白い貌は、憤激のせいか薄紅色を帯び、対照的に咽の窪みの白さを際立たせている。
それは王に、先ほどまでの怒りを忘れさせ、息を呑ませたほど艶めかしかった。
「何をそんなに怒っておるのだ?あれは外交儀礼上のことぞ」
「そんなのわかっているわよ!でも、あれはないでしょ!やりすぎよ」
王妃は、その陽の光を集めたような髪を顔の両脇で編み上げ、繊細な細工の冠で留めた
典雅な姿であるのに、そうして駄々をこねる様はまるきり聞き分けのない少女のようだった。
空の青を映した瞳で睨み上げた彼女の顔を覗き込んで、王は気付く。
目じりが潤んでいる。
泣いているらしい。
「そなた…まさか……」
王は、常にないことに、意外な発見をした嬉しさで言葉に詰まった。
「まさか…そなたは、カーフラ王女に嫉妬しておるのか?」
「違うわ!そ…そんなことじゃなくても、つ、妻の目の前で他の女性とベタベタされたら誰だって嫌な気持ちになるわよっ」
子供っぽいふくれっつらで横を向いてしまった王妃は、間近に迫った彼の吐息を感じて更に顔を背けようとする。しかし、あっという間に彼女の小さな花びらのような唇は奪われていた。
「…やめて!メンフィス!!。私、怒っているのよ、そう言ったでしょ!」
狎れ親しんだその唇から逃れようとしながら、彼女は鋭く言った。
「ならばもっと怒れ。嫉妬で怒ったそなたは美しいぞ」
王は、妃の三編みにした金髪を弄びながら低く笑う。
彼は身をよじって逃れようとする妻の華奢な身体を柱の影に追い詰め、抵抗しようと振り上げられた彼女の両手を難なく捕らえてしまった。
「もっともっと嫉妬せよ、そして私を愛している証を示してくれ。私だけを愛していると」
そういって、王妃の目じりに浮かんだ雫を親指で拭うと、彼女に覆い被さるようにして深く口づけた。
貪欲で、容赦ない舌が彼女のそれを求めて分け入ってくる。王の髪の匂い、肌のほのかな薫りに
酔うような気がして、いつしか彼女の舌先もおずおずと応じはじめた。すると王はいよいよ容赦がなくなる。

126 :ぐるぐるエジプト編:01/10/24 05:24
2


彼は彼女の唇を貪りながら、掴んでいた左手を離すと、いきなり胸元に手を差し込んできた。
「あっ」
夢見ごこちで身を預けていた王妃が、小さく悲鳴をあげて唇を離そうとしても、瞬時に塞がれてしまう。
やや大きく襟ぐりをとった王妃の衣装は、脇下も深くカットされ、胸乳下で締めた柔らかい共布帯の緋色が彼女の白い肌色によく映っている。その脇から王妃の円やかな乳房を捉えた王は、指の腹でその頂を擦りあげた。
彼の欲望を衣装越しに直に感じ取って、彼女は、その細い眉根を震わせる。
息も絶え絶えに唇を離すと、喘ぐように
「駄目よ…人が…みんなが来るわ…だめ…」
しかし、王は篭もった声で再び低く笑いながら、一際強い力で彼女の乳房を掴んだ。
「何を遠慮することがあろう。私はこの国の王だぞ、そしてそなたは私の妃。抱きたいときに、そなたを抱く」
「でもこんな…いやよ…こんなところで」
首筋を這う王の唇と、ツンと立ってきたのが自分でもわかる場所を自在に弄ぶ王の指先に眩暈を覚えながらも、王妃は哀願する。
「気にするな。誰も来はせぬ」
そういうと王は、ひょいっと妻の頭に輝いていた金の冠を取上げ、空いている右手で振り返りもせずにそれを部屋の扉に方に放り投げた。
王妃の華麗な冠は、扉近くの壁に当たって澄んだ音を響かせたあと、石造りの床にころころと転がる。
そうして、王妃の髪を覆っていた白いベールがそれにふわりと被さった。

陽光そのものを編み上げたような髪のほか何一つ飾りのなくなった妻の頭に手をおき、その編んだ髪を器用にほどきながら
「これで邪魔者は入ってこなくなった。安心せよ」
首筋まで赤くなりながら、王妃はイヤイヤというふうに小さく首を振る。しかしそれも、どこか誘うような艶めかしい仕草に思えた。王はつられるようにして王妃の耳朶を舌先で弄びながら、囁いた。
「私は、たった今、ここでそなたを愛したいのだ。船中ではその暇もなかったからな」

127 :ぐるぐるエジプト編:01/10/24 05:32



その言葉に彼女の瞼まで赤く染まるのを、王は楽しげに見つめている。
「嘘…あなた、あんなに…」
そういいかけて碧い瞳を上げた王妃は、王の強い光を放つ黒い眼にぶつかって、
慌てて長い睫毛を伏せてしまった。
その様子を見るなり、王は柱の更に影になった窪みの部分、つまり、
扉のほうからは死角となって見えない壁と柱の窪みに彼女の体を押し付ける。
そして、屈み込むようにして彼女の体、首筋といわず胸元といわず、青みを帯びた脇下の窪みといわず、
彼女の全身に接吻を雨の如くに降らせ始めた。
王妃はぎゅっと目を閉じたまま、王の首に手を回してそれに身を預けていたが、
王が彼女の両肩からドレスをずり下げ、剥き出しになった乳房が彼の熱い口に納まったときには、
思わずといったうめき声を洩らした。彼の筋肉質の肩に彼女の爪が喰いこむ。
王は舌の動きを休めることなく、今度は王妃の長い衣装の裾をまくり上げると、その下に隠されていたほっそりした脚を愛撫しはじめる。
王妃はびくっと身を難くしたが、それも一瞬のちにはゆっくりと彼の動きに従って脚から力を抜いてゆくのだった。
王の愛撫は、辛抱強く、執拗で、そして、繊細だ。彼女の左足を持ち上げると、柔らかい内股の肉を丁寧に揉みしだき、
肝心な場所に近づきかけては遠ざかる動作を繰り返す。
そして、やっと王の指が王妃の繁みを滑りおり、その奥に秘められた泉にたどり着いた。
熱く豊かな蜜を満々と湛えたその場所は王を待ち受けていた。
「もう…もう…駄目立っていられない…駄目…ああ」

128 :ぐるぐるエジプト編:01/10/24 05:35
4

すすり泣くように彼女は言ったが、王は、彼女の最も鋭敏な宝石を撫で上げ、それを封じた。
彼女は押し寄せる快楽の波に押し流されそうになりながら、必死でつま先の石床の感触を離すまいとする。
そうして夢中で眼下にある王の長い黒々とした髪に指を差し入れ、力を込めてそれを絡み掴もうとするのだった。
彼の汗の匂いと自分が放つ蜜の濃厚な匂いで気が遠くなりそうだ。
それなのに、彼の舌がそれをさらに促すかのように、彼女の泉を泳いでいる。溢れる蜜と戯れながら。
彼女の唇から紛れもない歓びの音が洩れた。
くびれた細腰に手を添え、彼女の甘い蜜を堪能していた王は、その声に眼を上げた。
彼以外に誰も見たことのない、もう一つの彼女の魅惑的な貌がそこにある。
彼の左肩に掛けられた彼女の右足の重みが、どんどん増してきている。
小さな花びらのようなそこは、吹き散らされるのを待つ満開の薔薇のように露を含んで咲きほこっていた。
「眼を開けよ…キャロル」
立ち上がって、妻の顎を右手で持ち上げながら王は言う。
だが、答えはなかった。金の睫毛が震えて瞬いただけ。
「では眼を閉じておれ」
そういいざま、妻の腰を持ち上げ、足を開かせると一気に貫いた。
その激しさは彼女が一瞬身を話そうとして目を開けたほどだった。
しかし、有無をも言わせぬ力で彼女を壁に押し付けると、王はそのまま突き上げる。
王妃の柔かな衣が壁に擦れて規則正しい音を奏で、彼らの喘ぎと意味をなさない言葉の数々が
昼下がりの王の居室に流れていった。
王妃は神々を描いた天井の壁画がゆらゆらと揺れ、自分を連れて行くような浮遊感に捕らわれた。
それを拒否するかのように王の体を挟み込んだ両足に一層力を込めて締め付ける。
そのとき、彼女は王のうめきも確かに耳に捕らえていた。
そして、王が一際強く彼女の腰を引き寄せ最後の奥所を一突きしたとき、彼女は絶叫を上げ彼の身体を抱きしめたまま意識を手放していた。

「大丈夫か?」
唇に伝う冷たい感触にふっと我に返り、最初に眼にしたのは、先ほど彼女に見せたはずの耐えるような表情はどこにもないいつもの夫の自信に溢れた貌。
「もう…非道い人ねメンフィス」
その顔を見つめながら、力なく笑って甘やかな抗議をする王妃だった。
「そなたほど、わたしにこんな思いをさせる女はおらぬぞ。わかっておるのか」
柔らかい表情になった夫の髪を指に絡ませながら
「こんな思いって?」
わざとそんなことを口にしてみる。
「愛しくてたまらぬといえば満足か」
笑いもせずにそういうと、傍に投げ出されていた彼のマントを取上げると、酷いありさまになってしまった王妃の衣装の上からすっぽりと着せかけた。
その手に己の手を重ねながら、王妃はうっとりした口調で
「もう一度言って」
「何?」
「もう一度、さっきの言葉を聞かせて」
王は微苦笑を浮かべながらも、妻を引きよせ、深い声で繰り返した。
「そなただけを愛している」
「もう一度」
そのとき、控えめに扉が叩かれる音がした。
「失礼いたします。ファラオ、只今プント国より急使が参りました。急ぎお出ましください」
どこか遠慮したような兵士の声。
王は一瞬眉をしかめると
「わかった。直ぐ行く。使者はそのまま待たせておけ」
と、いつも通りの力強い声で答えた。
「は。失礼いたしました」
王妃は、真っ赤になってうつむくと夫の逞しい胸に頭を持たせかける。
「気付かれたかしら?」
王はそれに対して、ただ大笑いしただけだった。




おしまい

129 :以上、自作自演でした。:01/10/24 10:46
>ぐるぐるエジプト編様
グレート!

130 :120:01/10/24 10:53
>124
ずーっと謎だ謎だって描いてあったんで、すごく気になってたんです。
どうもです。

>125
やっぱめんふぃす様はこーでなくっちゃ。
この強引さにキャロルは惚れたんでしょう...きっと。
バビロニアから地中海にに出て、船に乗る前の水中での2人も気になります。
(ドキドキ...)

131 :以上、自作自演でした。:01/10/24 11:07
>130
さげられよ

132 :以上、自作自演でした。:01/10/24 11:55
きゃああああぁぁぁ〜〜〜〜!!
メンフィスゥ〜〜〜〜〜〜〜@@@@@@@

133 :以上、自作自演でした。:01/10/24 12:11
>125
わ〜い、M様&C姫のお話だぁ。本編の二人はホントにこんな感じなのかも、
(だって正真正銘の夫婦だし、愛しあってるし)と妄想がぁ〜〜〜〜爆

>上げちゃった方へ E−mailの欄にsageって入れると
「下げカキコミ」ができますよん。。知ってたらゴメンね。。

134 :以上、自作自演でした。:01/10/24 13:43
きゃあぁぁぁ!素晴らしい〜。
メンフィスとキャロルの世界。
ファラオは短気に見えてぢつは辛抱強いのねん(謎)

135 :以上、自作自演でした。:01/10/24 18:54
くくくくく、、、、M様てば。←なにを震えておる。

136 :以上、自作自演でした。:01/10/24 23:34
メン王は娘に興味を持ったのはキャロルが初めてとアイシス様がおっしゃっていたから
寵姫はいなかったにしても、性のはけ口にしていた女性はいなかったのだろうか?
その点王子様は、全てに真剣ってカンジがするのよね〜
寵姫いてただろうな〜その女性は今ごろ年金生活してるのかな

137 :以上、自作自演でした。:01/10/25 00:44
どっちも浮き名を流してテクニシャンであってほしい。とくに王子。

138 :以上、自作自演でした。:01/10/25 02:51
星☆ほんわか系の続きが待ち遠しい(w

139 :以上、自作自演でした。:01/10/25 18:04
あげじゃ

140 :以上、自作自演でした。:01/10/25 20:53
>139
アラシ呼びたいの?それともアラシ本人?

141 :以上、自作自演でした。:01/10/25 21:46
メンフィス様の性奴と王子様の寵姫・・・
どっちでもいいからなりて〜

142 :アイシス@ぐるぐる:01/10/25 22:24
今では夫となった誰よりも愛しい弟、メンフィス・・。
その熱く猛々しい、雄雄しい我がエジプトのファラオ。
あなたが私を抱きしめ、愛を交わすその時まで私はどれほど嫉妬で自分の胸を焦がしたことだろう。
あなたの身体が男らしく逞しくなっていく様をどれほど待ち焦がれていた事か・・・。
あなたの部屋から側女がでていくことをどれほど苦い想いでみたことか
あなたは知らないのでしょうね。
このエジプトの誇る熱く猛々しい世継ぎに「今宵、私の相手をするがよい」と命じられて
喜ばぬ娘などいなかった。
あなたに恋焦がれぬ娘などいないのに、あなたは一晩たつとどの相手のことも覚えていないようだった。
用がすめばそれでよいのだとわかった時には、それはそれで安心もし、
また不安にも戦いていたあの頃の私。
私だけは違うのだとわが身を叱咤し、常に誇り高く振舞うようにしていた。
今は確かに妃となり、あなたの腕に抱かれているのに、あの頃よりも孤独がわが身を苛む。
もう一人の妃ミタムンを同じ腕で抱くあなた。
あなたの腕の中だけが私の孤独を吹き飛ばし、幸せに感じる瞬間なのに・・・。
あなたはその心の内を打ち明けてはくれない。
こんなに愛しているのに、こんなにも孤独を感じる私はおかしいのか?
早く早くミノアから帰ってくればよい。
和子を身ごもったと言えばあなたの態度も変わってくるのだろうか?
誰よりも何よりも愛しい私だけのオシリス・・・。

143 :以上、自作自演でした。:01/10/25 23:34
アイシス様もメンフィス王の前ではただの女ね

144 :以上、自作自演でした。:01/10/26 00:44
>143
アイシスにとってメンフィス以外のすべての人間=奴隷かも・・・

そんなアイシスが唯一、弟にだけ女らしいところを見せるっていうのが良いですね。
エジプト姉弟萌え。

145 :以上、自作自演でした。:01/10/26 02:56
一応保全しとくね。変わったスレだから好きだよここ。
男だし、元ネタを知らないけどさ。

146 :以上、自作自演でした。:01/10/26 07:33
おお、145さま、感謝です〜

147 :以上、自作自演でした。:01/10/26 12:20
愛しても愛されても哀しいアイシスが好き

148 :星☆ほんわか系:01/10/26 19:00
   11
(そなたが私の前でそのような目をするのは初めてだな・・)
イズミルは幼い子供の相手を楽しむように静かに微笑みながら目を閉じた。
キャロルは彼の両ほほを自分の小さな両手で包むと背伸びをした。
そして相手の顔にゆっくりと唇を近づけていく。
(王子、ハッピーバースディ! 私からのプレゼントよ)
カプッ。子猫に噛まれたような感触がイズミルの鼻先に走る。
目を開けると、一目散に走って逃げていく子猫、いや、キャロルの姿があった。
しばらく言葉を失ったあと、
「くっ」
思わず笑いがこみ上げてくる。

イズミルはまだ見えぬヒッタイトの方角へと目を向けた。まるでありありと
首都ハットウシャを望むがごとく、その誇り高きまなざしで・・。
(我が姫よ。そなたの生涯の地ぞ・・。必ずやそなたの胸からメンフィスの
 面影を消し去り、その身も心もこの私のものにしてみせようぞ)
                    おしまい(^−^)/

こんにちわ!
  ふにゃ〜、書いちゃった(照)

  このお話を書いているうちに妄想がどんどん広がって、
  こんなものまで→「労将軍の独り言」「王子の日記」「キャロルの日記」
  書いてしまいました。下の方に送りますので、お目通しいただければ幸い
  です。。王子、壊れかけてます・・・ほほほ(汗)

149 :星☆老将軍の独り言:01/10/26 19:42
今日は我がヒッタイト王国の世継ぎの君、イズミル王子の御生の日(誕生日)
じゃった。本当ならばハットウシャの城で盛大な宴をし、祝い酒に酔いしれるお
立場であるはずなのに、王子は今この粗野な峠道をただただ行かれる旅路の身。
そのうえ今日はこの上なき酷忙の日であらせられましたな。

王子の御生の日というのに、長旅路の夕食は味気ないもの。それでもナイルの
姫君がご一緒ならば王子の気持も晴れようものを・・。
一人きりで夕食を召される王子に「姫君はどちらに?」とワシがお尋ね申すと、
「ひどく疲れているので己が天幕で休むと申しておった。
 無理もない、堅固な男とて過酷な旅路。姫にはさぞかし酷かろうて」
と、どこまでも姫君を思いやるそのお姿。
「将軍、一人の食事は味気ない。そなたもここで食すがよい」とワシに申されて、
こんな色のない老将が酌する酒を静かに飲んでおられた。
言葉にはなさらぬが、そのまなざしの淋しそうなこと・・。
そう、ワシはこのとき、ナイルの姫君の薄情さに心奥で怒っておったのじゃ。
しかしまあ、長生きはするもんじゃのう。たった今、ワシはあまりの嬉しさに
泣いてしまったんじゃ。

夜更けにナイルの姫君がご自分の天幕をお出になった。
すわ逃亡か、と見張りの兵が色めき立ち、ワシも思わず、
「どこへ行きなさるおつもりじゃ。また良からぬことを考えておいででは!」
と厳しく問うたところ、
姫君は、「王子のところへ・・」と、はにかんでお答えになるではないか。
王子を毛嫌いしているあの姫君が、まさかと耳を疑いもうしたが、見やると確
かに姫君は王子のお身もとへと歩いて行かれたのじゃ。そして、睦まじく二人
寄りそわれて、見つめ合われて・・、いやいや、その先は見ておらんがのう。

今宵の満天の星空のもと、お二人のお姿はこの世のものとは思えぬほどの
美しさじゃった。いやはやムーラ殿にも見せたかったものじゃわい。
                               おしまい                       

150 :星☆王子の日記:01/10/26 20:08
○月×日、今日は私の誕生日であった。

ああ、わが愛しき姫よ。今日は険しき峠道をゆく過酷な旅路であったな。
そのうえ私は忙務に追われ疲れきり、ぜひともそなたの笑顔で癒され
たいと願っておるに、そなたは口を開けば私を非することばかり。
そばにいて欲しいと望んでも、返ってくるのはつれなき言葉。
ずいぶんと孤独な誕生日だと淋しい思いを抱えていたのだぞ。

だが、そなたは今日という日がもう終わるというときに、私に最高の贈り物を
してくれた・・。今宵そなたに「目を閉じて」とねだられた時の私の感激が
そなたには分かるまい。そして私の両ほほに添えられたそなたの細き指。
そなたの唇がわが顔に近づく気配。ああ、今思い出すだけでも胸が熱くなる。
我が力でもって無理やりかわした口づけよりも何倍も私を酔わせたそなたの
甘噛み・・。

ああ、愛しき我が姫。姫は過ぎし日、
「王子がいる同じ天幕で眠れるものですかっ!」と顔を赤らめて私に訴えてきた
ことがあったな。あのとき私は余裕のクールスマイルを浮かべていたが、
その実、わたし自身も寝不足でまいっていたのだ。姫よ、そなたと同じ天幕では、
私とて眠れるはずがあるまい。夜毎苦しかったぞ・・。
あの時の失敗を繰り返すまいと今回は天幕を別々にした。おかげで睡眠不足は
解消されたが、愛しい姫を腕にも抱けず、いまだ独り寝とは淋しいものよ・・。
早くそなたを我が妃にしたいものよのう。

ああ、今宵の姫の細首がなんと甘かったことか・・。
メンフィスよ、姫の細首に私の印をこれでもか、これでもか、とつけてやった
ぞ。そなたの嫉妬に狂う顔が見てみたいものだな。メンフィスよ、今まで私が
味わった身も焦げるような苦しみをそなたも味わうがよい。
ああ、今宵の日記は長くなった・・。そなたのせいぞ、姫。
                            おしまい

151 :星☆キャロルの日記:01/10/26 20:28
○月×日、今日はイズミル王子の誕生日だったの。

はー、ちょっと落ち込み気味よ。
王子に目を閉じさせて、彼の鼻を甘く噛むなんて・・。
後悔さきに立たず、だわ。私、なんであんなことしちゃったのかしら・・。

メンフィス、あれは決して恋愛感情の表現じゃないのよ!
星空の下で王子とちょっとだけ、ほんの、ちょーっとだけ
人間どうし歩み寄れた気がしたの。
それが嬉しくて、バースディープレゼント代わりに・・つい。

それにあの美しい星空がいけないのよ。ろまんちっくムードすぎたの。
いいえ、そんなの何の言い訳にもならないわね。
ムードにながされるなんて、
ああ、人妻としても、少女漫画の主人公としても最低だわ・・。
メンフィス、約束するわ。明日から王子に対して厳重警戒態勢を取るからね!
ルカもウナスもいてくれないから、結局は精神的なものでしかないけど・・。

それにしても、まったくぅ、なんなのよ、この首の大量キスマーク。
鏡を見るたびに恥ずかしい・・。でも、もう一度見てみよう・・。
きゃーーーーーーーーーーーっ もう、もう、もう、もう、王子のバカー!

 
    最後まで読んで下さった方、すいません・・トホホ。
    そして、ありがとうございました。感謝です。

152 :以上、自作自演でした。:01/10/26 21:24
>星☆様!!!えくせれーーーんと!!!

153 :以上、自作自演でした。:01/10/26 22:04
sage

154 :うむむ・・:01/10/26 23:09
メンフィス的には・・
「キャロルが王子の鼻をカプッした」ことと
「王子が無理やりキャロルの首にチューマークをつけまくった」こと
どっちにより強い嫉妬を感じるんでしょうかねぇ???

過去倉庫に行ったらヤダから、age!

155 :以上、自作自演でした。:01/10/26 23:41
じらせておいて、は…鼻カプかいな〜〜〜〜〜っ!←ステーン
ほんわか系殿執筆ごくろうさまでした。次はもっとキャロルが歩み寄ってくれることきっぼ〜〜ん。←握りこぶし

156 :以上、自作自演でした。:01/10/27 11:41
6 :世界@名無史さん :01/10/25 21:13
「エジプトでは捕虜にしたフランス兵?を死ぬまでフェラチオ攻めにした」って
記事をむか〜し読んだ記憶があるが、こんな刑があるのか?

157 :以上、自作自演でした。:01/10/27 19:36
王子の拷問、も一度見たい。見たい。見たいぃ〜〜〜

158 :以上、自作自演でした。:01/10/27 21:35
なんだかなー・・ほんわか系様の小説は、ほんわか過ぎてこのスレには
合わないような気が・・。文句言ってスマソ

159 :以上、自作自演でした。:01/10/27 22:21
激しいのキボンヌ

160 :以上、自作自演でした。:01/10/27 22:40
サド王子きぼ〜ん

161 :以上、自作自演でした。:01/10/27 22:43
「ナイルの乙女を得る者エジプトを得ん」これって深く考えると考えるほど訳がわからなくなっちゃって・・・
適切なご回答を〜〜

162 :以上、自作自演でした。:01/10/28 04:03
うーん。私は、ほんわか系が好きですね。
あまり激しすぎるのは・・・です。でも好みは人それぞれなので。
色んな作家さんが書いてくださると好みなのが見つかって嬉しいですね。

163 :以上、自作自演でした。:01/10/28 06:13
私はエロパロほんわかびっくりドッキリな〜〜〜んでもおっけ〜〜
   懐が深いのか、ポリシーがないのか・・・

物語の原作者様が書いてないような所を読むのが好きっす..
前スレのアトラス誕生編なんて涙モノでした.
色々な作者様、家紋家紋.....

164 :以上、自作自演でした:01/10/28 18:02
>161
かってな解釈でよければ・・・。
「ナイルの娘=神が守りし娘=エジプトの守り神」と言うことであれば
当然民衆や王家も守り神には盲目的な信頼をおきますので従うわけです。
そうなればナイルの娘を手に入れるだけで、エジプトそのものも手に入れられるわけだと思います。
絶対的な信頼をおいてる守り神に歯向かうものなどまずその時代にはいないのでないでしょうか?
なので戦争をしなくてもナイルの娘を手に入れるだけでOKなのだと考えられるのでしょう。
個人的にはこんな風に考えてました。
ほかにもいろんな解釈があると思いますので、書いてくださる方、お待ちしています。

165 :以上、自作自演でした:01/10/28 18:04
すみません、sageます。

166 :以上、自作自演でした。:01/10/28 19:01
>164
ほとんど同じ意見。ナイルの娘=エジプトの象徴ってわけで。
手ごめにしたらこっちのもの…こら〜〜〜っ(大汗)

167 :以上、自作自演でした。:01/10/28 21:41
>158 ほんわかもなごんでいいかな、と。

ぐるぐる系も好きなんですが、C様は16才でしょ?なんかこっちの頭がグルグルします。

168 :以上、自作自演でした。:01/10/29 01:15
どんな内容でも読んで妄想したいの。作家プリーズ

169 :ななし:01/10/29 01:40
皆様、本スレにも遊びに来てくださいな〜
寂しいので(^^;

170 :以上、自作自演でした。:01/10/29 07:13
この作品好きだけどさ・・・これは同人スレに行った方がいいんじゃないですか?
なりきりと違うし・・・。いや、某所で批判されてたの見つけちゃって。
足切りの余波だろうケド。

171 :以上、自作自演でした。:01/10/29 07:54
同人ねぇ・・・。
さげ進行でマターリ行ってまた引っ越しの時に考えては?

172 :以上、自作自演でした。:01/10/29 07:55
下げる。ごめん。

173 :以上、自作自演でした:01/10/29 08:31
少女漫画スレ→創作文芸→キャラネタと移動してきて
やっと落ち着いたと安心してたんだけど、ここもだめなの?
せめてsage進行であまり人目につかないように進行していきたいものです。

174 :以上、自作自演でした。:01/10/29 16:59
足切りがシビアなせいだと思われ。
多分名無しさん同志の話し合いが多いからなりきりと違う
って言われるんだろうね。

175 :カーフラ:01/10/30 00:42
んじゃ、私はカーフラになろう.

・・私ってば美しいからナイルの姫の前に王子に出会っていたら
私が王子とラブラブだったのよね、 あ〜〜だれかそんなの書いてよ。
まったくあの女ってば、なんでもてるのかわからないわ〜〜〜・・

176 :むーら:01/10/30 02:34
カーフラ王女・・・なんて下品な(ごめん175)女でしょう。
けっして、ヒッタイトの地は踏ませませぬ。

誰かになりきりながら番外編の感想を述べるというのはどうかねえ。

177 :マカオーン:01/10/30 02:38
ピィーーー ピィーーーーー

178 :以上、自作自演でした。:01/10/30 02:42
荒しが来るまでは、ここにいましょうよ。

179 :ナフテラ:01/10/30 15:47
>176
賛成です。私は亡きネフェルマアト陛下よりお預かりした日より
番外編の感想を述べてみたかったのです。
どうか、お幸せなメンフィス様のお姿を・・・。作家さま。

180 :ぐるぐる系:01/10/30 16:08
ぐるぐる系1

ミタムン王女とメンフィス王の婚儀に立ち会うためにエジプトを訪れていたイズミル王子は、
メンフィスが熱愛し秘蔵する娘キャロルを垣間見て一目で心奪われた。
初めての恋に狂う若者に救いの手を差し伸べたのはアイシスとミタムン王女。
二人は自分たちの脅威であるキャロルを追い出すために重臣達を抱き込んでメンフィス
を騙すようにして説き伏せ、メンフィスが気がついたときにはもう、キャロルはヒッタイト
に嫁ぐことが決まってしまっていた・・・。

にわかに決まった輿入れの準備に忙殺されるキャロルの居室。
一人、キャロルだけが気鬱の表情である。彼女は先ほどアイシスから二度と故郷には
戻してやれないと宣告を受けたばかり。そしてヒッタイトで生涯を終えよと命じられた・・・。
アイシスは言った。
「そなたは人質じゃ。妙な気を起こすでないぞ。そなたが反抗すれば戦になり、
多くの人命が失われる。王子のヒッタイトにとってそなたはこの上なき和平の保証」

唐突にイズミル王子が居室に訪れた。手には粘土板を持って。
「姫。アイシス女王より聞いた。そなたは私とヒッタイトに来ることを承知したの
だと!」
喜びに溢れる未来の夫君の顔をキャロルは見もせずに頷いた。その目の前に粘土板
が差し出される。
「さぁ、私はもう待てぬ。そなたの心が決まった今、ここに契約の印を」
王子が差し出したのは結婚の契約書。王子にとっては喜びの瞬間。だが自分は屈辱的
な人質にしかすぎないと思いこまされているキャロルにとっては絶望の瞬間。
キャロルはのろのろと印象指輪で刻印した・・・。
「さぁ、これで姫は我が妃。我が居室へ移るがよい。ここはファラオの居室に近すぎ
る!」
王子はそう言うと驚いて身を固くするキャロルを抱き上げて自分の居間へ連れてい
った。

181 :ぐるぐる系:01/10/30 16:10


恐怖と緊張で汗をびっしょりかいたキャロルを優しく抱き下ろすと王子は言った。
「唐突にしたゆえ、驚かせてしまったな。さぁ、着替えよ。今日よりは我が側を離れてはならぬ」
王子はそう言って仕切りの幕の後ろの小部屋にキャロルを連れていった。
「支度ができれば呼ぶがよい」
キャロルの目の前にはヒッタイト風の衣装が置かれていた。高価な美しい品。
(王子は私をおもちゃにして辱めるんだわ!人質だからって・・・どうせヒッタイト
へ行けば悲惨な目に遭うしかないのに。どうしてこんなことができるの・・・)
だがキャロルは逆らえない。自分が王子の機嫌を損ねれば戦にもなるかもしれない。王子は
アイシスがミタムン王女にあのひどい火傷を負わせたのを、キャロルが止められなかったのを知っているのかも知れない。

着替えを終えたキャロルの艶姿は王子をこの上もなく喜ばせた。
長椅子に誘い、優しく語りかけながら食事を勧める。王子はメンフィスの毒牙から
一目惚れした少女をさらうことができたのが嬉しくて仕方ないのだ。
そして食事もすんで夜も更けて。王子は当然のようにキャロルの肩を抱いた。
「あの・・・王子。私、一度、自分の部屋に戻りたいの。今日はもう疲れてしまって

「ふむ。姫よ、そなたの部屋はここだ。そなたはもはやエジプトの姫にあらず。
そなたは我がものとなったではないか?」
王子は苦笑しながらキャロルを隣室に誘った。豪華に整えられた王子の寝台。
凍り付くキャロルに王子は深い接吻をした。
「そなたは今宵より我がもの・・・ぞ

182 :ぐるぐる系:01/10/30 16:11


恐ろしさのあまり声もでないキャロルの沈黙と人形のように動かない体を承諾の印
とでも思ったのか。
王子は軽々とキャロルを寝台に抱え上げ、耳元に囁いた。
「初めて出会った時から私はそなたの虜だ。メンフィス王のものであったそなたを
是非、迎えたいと思った。私がメンフィスのことなど忘れさせてやる。
そなたは私一人のものだ」
(王子は私をメンフィスの弄び者だと思っているんだ!)
目がくらむほどの怒りを覚えたキャロルは思わず細い手を振り上げ、王子をぶとう
とした。
「やめてっ!いやっ!私は・・・私は・・・それ以上、何かしたら・・・
し、死にますっ!舌を噛むわ!」
「やってみよ・・・」
王子は接吻でキャロルの口を封じた。キャロルが自分を拒むのはメンフィスのせい
だと思った。初めて知る嫉妬の情。初めて恋した相手の心が他の男の者だと思うと
目もくらむ屈辱と怒りと・・・哀しさを覚えた。
不意に王子の下の柔らかな身体が静かになった。
(気を失ったか・・・)
王子は哀しそうに愛しい、しかし思いのままにならない憎い娘を見おろした。
大切に大切に結ばれたいと思った。心を通わせて身体を重ねたいと思った。
でも今は。この柔らかい小さな娘をめちゃくちゃにしてやりたいという倒錯した
嗜虐的な感情が王子を支配していた。
(そなたは私のものになるのだ・・・。身体を支配すれば・・・じき心も私に靡く)
王子は自分を偽りながら、キャロルの衣装をはぎ取った。

183 :ぐるぐる系:01/10/30 16:13


「なんと美しい・・・」
王子は一糸まとわぬ少女の身体に感嘆した。
きめ細かな白い白い肌。小さな二つの胸のふくらみを飾る小さな突起は丸く、
柔らかな丘に半ば埋まっている。王子がそっと指先で摘めば、持ち主の意志に関係
なく勃ちあがる可憐さ。
細い少年のようなまっすぐな脚の間の茂みは淡く頼りない。王子はごくりと唾を呑
むと脚を大きく開かせた。
慎ましやかに眠る薔薇。鋭敏な花芯は莢の中に深く隠されて。
手慣れた王子の指先が薔薇の花を大きく割り開いた。花芯はむき出しになり、
花びらに隠されていた泉の入り口も空気に晒され・・・。
「これは・・・姫は・・・まこと乙女であったのか」
泉の入り口に紛う事なき乙女の封印を確かめた王子は驚きの声をあげた。
(てっきりメンフィスのものになっていると思っていたのに。そうか、まこと乙女
であったのか・・・。何と一時の激情に我を忘れ、かわいそうことをした。)
王子は恭しく自分の両の親指で割り広げた薔薇の花に接吻した。その甘やかさに我
を忘れた王子は舌を動かす。花芯もやがて、つんと勃ちあがり艶めかしく充血した
薔薇は蜜を滴らせ・・・。
「きゃあぁぁぁぁっ!何?これは・・・」
王子の喜びはキャロルの悲鳴で破られた。キャロルは王子の顔を平手で打ち、
子供のように大声で泣いた。
(屈辱だわ・・・ひどい、こんなことまでされて、それでも耐えなくてはいけないの?
ひどい・・・こんな人を優しそうな人だと思って話をするだけで嬉しく思っていた自分が情けない・・・)

つづく

184 :侍女1:01/10/30 17:47
きゃあぁぁぁ。きゃあぁぁぁ。(赤面)

185 :以上、自作自演でした。:01/10/30 19:31
王子ィ〜
強姦だけはカンベンしてくれへ〜
でも、見たいかも・・・

186 :イムホテップ:01/10/30 20:38
>180殿 おおっ、本編と違ってスピード感のある王子ですな。
いやはや、作家殿のお出ましを心待ちしておりましたぞ!
この続きを楽しみにしておりまするぞ〜!

>これこれ、185殿
心の叫びはキャラになりきって伝えるのじゃ。しかと頼んだぞ。

187 :侍女2:01/10/30 20:48
きゃああああああ!きゃあああああああ!(歓び)

188 :イズミル王子:01/10/30 21:06
>180
私と姫の小説を書いてくれるのだな。そなたに心よりお礼を申すぞ!

それにしても・・、ふっ・・、みんな奥ゆかしいのだな・・
カーフラ・ムーラ・マカオーン・ナフテラ・イムホテップ・次女1・次女2
微妙にビックキャラをはずしている・・ぞ・・

189 :船の中にて:01/10/30 21:19


「では失礼いたしまする。ファラオ」
そう言ってミヌーエ将軍ら臣下は一礼し、それまで様々な協議を行っていたメンフィスの船室から出ていった。
臣下の者達の船室との華麗な垂れ幕が下げられ、メンフィスとキャロルはやっと二人きりになった。
「やっと二人きりになれた・・・」
メンフィスはキャロルにもどかしく接吻しながらその華奢な身体を船室の隅の幕の中に設えられた寝台に横たえた。
「ずっとそなたが欲しくてたまらなかった。バビロニアになど遣らねば良かったと何度、我が身を責めたか」
「あ・・・メンフィス。私もあなたが恋しかった。でもっ、でも・・・ここじゃ・・・すぐ隣に皆いるのよ。聞こえちゃう。恥ずかしい。いや・・・」
メンフィスに引き剥かれながら嘆願するキャロルの艶めかしさにメンフィスは体を熱くしながら囁いた。
「聞こえぬ・・・。そなたが声をあげなければ。私はもう我慢できぬ!」
キャロルは黙ってメンフィスの動作に従うしかなかった。
メンフィスはまずじっくりとキャロルの身体を検分した。じっくりと執拗なメンフィスの視線を当てられただけで白い肌は上気しキャロルは高ぶった。
やがてメンフィスは慎重な手つきで身体に触れた。胸の双丘を飾る突起を指先で揉みしだき、敏感な首筋や脇腹をくすぐる。そして脚の間の茂みの奥の谷間・・・。
押し開けば、それだけで蜜を滴らすそこはメンフィスを誘うように蠢いた。低く吐息をつきメンフィスは肉厚の花を味わい、花びらの奥の真珠をなぶった。
必死に声を殺すキャロルの喘ぎ・・・。
「誰も・・・そなたには触れておらぬな」
メンフィスは一気にキャロルを貫いた。メンフィスの唇がキャロルの悲鳴を吸い取り、キャロルは悦びの混乱の中で心地よく意識を手放そうとした。
だがメンフィスは囁く。
「まだだ・・・まだ休むことは許さぬ。私は許さぬぞ」

190 :以上、自作自演でした。:01/10/31 02:00
保全

191 :イズミル王子:01/10/31 07:41
ひむえぇぇぇっ!
そなたはメンフィスとしてはならんのじゃぁぁぁっ(謎)。

192 :侍女1:01/10/31 10:07
「ぐるぐる系」も「船の中にて」も萌えますわ〜。(赤面の舞い)
わたくしの胸の内を伝えるには侍女が一番よいかと思われ〜。

193 :ナフテラ:01/10/31 10:48
>189
おおっ・・・。(涙)
ご立派に成長されて、メンフィスさま。
どうかどうか、お幸せに・・・。(滝涙)

194 :テティ:01/10/31 15:24
あらまあ、姫様たちったら・・・。素敵ですわ!(ぽっ)
でも臣下の者たちの隣でとは・・大胆な。
さすが我らがファラオ、メンフィス様!
作家さま、続きをお願いしますわ。

195 :ルカ:01/10/31 16:02
なにーっ王子のお心も知らず卑怯呼ばわりする許せぬ侍女め・・・・

196 :エレニー:01/10/31 16:54
なんということでしょう!(赤面しつつ)
エジプトのファラオはナイルの姫を熱愛していると
聞いていましたが、あれほどに愛しんでいるとは・・・。
            by 覗き見エレニー

197 :メンフィス:01/10/31 16:55
「まだだ・・まだ休むことは許さぬ。私は許さぬぞ」
189よ、そのとおりだ!
私の体力はこんなもんじゃないぞぉ! はっはっはっ

>191のイズミル! それはこっちのセリフだぁ〜〜!!

198 :王子:01/10/31 17:53
ふっ・・・
体力だけが全てではないわ。
まだまだ女人のなんたるかがわからぬ愚か者ぞ。

199 :市民:01/10/31 18:05
なんか感想がなりきりになってから楽しさが倍増したような気がするよ。

200 :エジプトの民:01/10/31 18:14
わぁーーーわぁーーーーー・・・・
メンフィスさまーーーーっナイルの姫とおしあわせにーーーーっ
わぁーーーーー・・・・

201 :フオティア:01/10/31 18:35
きーっ何故だれもかれもがナイルの姫を愛するのか
一人くらい私を愛する物好きがいてもいいではないかっ
って自分で自分のことばに傷ついたわ!おのれナイルの姫〜っガッシャンガッシャン by牢獄より

202 :ぐるぐる系:01/10/31 18:44


(あの夜のことは夢だったのかしら・・・)
近づいてくるヒッタイトの岸辺を見やりながらキャロルは考えた。
あの屈辱の夜以来、何と色々なことがあったか。
キャロルの左手首には包帯が巻かれ、それを隠すように美しい腕輪がはめられている。それはキャロルにとっては重い枷。
王子の仕打ちにショックを受けたキャロルは翌日、王子が目を離した隙に自害を試みた。幸い発見が早く一命は取り留めたが、王子の監視は極端に厳しくなった。だがキャロルに触れることは無くなり、まるで壊れ物を扱うように大切に大切にした。
(私が死んだら・・・人質として役に立たないからね。王子は皆の前で私を・・・殺すの?)
歴史に詳しい彼女の脳裏に様々な拷問が浮かんで消えた。

王子は気遣わしげにキャロルを見た。
愛しい娘は心閉ざし、半ば病人のような有様だ。キャロルが自害をはかったあの日のことを思い出すたびに王子の心は恐怖で震えた。初めて味わう恐怖。
(かけがえのない姫が永遠に失われるかと思った・・・。誇り高さと子供っぽい潔癖さが男の行為を忌むか。
ゆっくりとゆっくりと心をほぐしてゆけば・・・。だが私は・・・我慢強い男ではない。かの姫は正当なる契約の許、我が妃となった。私を拒むことは許されぬ・・・)
初めてエジプトの王宮で出会った時、メンフィスに怯えるキャロルは王子の穏やかな物腰に惹かれ、すぐに親しむようになった。それは今思えばほんの短い間の恋の戯れだったけれど、王子にとっては何にも代え難い至福の時間。

「王子、姫君。港に到着いたしました。さぁ、どうか下船なされませ!」
晴れ晴れとした兵士の声に二人の物思いは破られた。王子はキャロルの冷たい手をとるとヒッタイトの土を踏みしめた。

203 :ぐるぐる系:01/10/31 18:45


(疲れた・・・)
キャロルは夜衣をさらりと着て、寝台にしどけなくもたれ掛かった。
王子とキャロルへの歓迎ぶりは凄まじかった。人々の歓声は大地を震わせた。二人は神官から祝福を受け、海辺の王宮に入った。
不意に部屋の扉が開き、王子が現れた。ゆったりとした寛衣の間から逞しい胸が覗く。
「何を・・・何をしに来たのっ!出ていって!」
「ふふ・・・。そのようにつれないことを申すな。夜、男が愛しい娘にすることは決まっている」
「いやっ!これ以上、私を辱めないで!私をめちゃくちゃにしないで。あなたなんて大嫌い!」
王子の顔に哀しみの影がよぎった。だがその哀しみを表し、キャロルに許しを請い、なりふりかまわず愛を請うにはこの若者はあまりに誇り高く不器用だった。
王子はずいと寝台に近づいた。人々は今宵、王子がキャロルを妃にすると思っている。神官は二人に結婚の祝福を与えたのだ。知らぬはキャロルばかりというわけである。もちろん王子はそんなことは思いもよらない。
「来ないでっ!大嫌いよ!それ以上、近づいたら死にます!」
王子はやすやすと細い手首を掴むとキャロルを寝台に横たえた。舌をかめないように自分の唇でキャロルの唇を塞ぎ、夜衣を引き剥く。
「そのようなことを申すな・・・言ってくれるな。私はそなたを愛しているのだ。初めて会った時から・・・。あの時のように私に微笑みかけてくれ。私に・・・」
「いやっ!いやっ!」

204 :ぐるぐる系:01/10/31 18:46


王子はキャロルの脚を大きく開き、膝が胸につくくらい強く押し当てた。
引き剥かれた薔薇はおののき震える。王子の指が真珠をこりこりと揉みしだくと、キャロルの意志とは関係なく真珠がつんと勃ちあがる。
「いたいっ!」
王子の指の刺激に耐えかねてキャロルは悲鳴をあげた。
「すまぬ・・・痛くしたか・・・」
王子は詫びるように痛めつけた箇所を舐めあげた。それだけではない。舌をつぷっと泉の中に差し入れさえして。
屈辱と恐怖。キャロルの白い裸身がのけぞる。でも身体は王子に無理矢理教えられた快楽に反応して麝香の香りの蜜をわずかに湧き出させる。
「いや・・・いや・・・怖い・・・。あなたは・・・メンフィスと同じよ。私の心を無視する・・・」
キャロルの悲痛な声に王子の動作が止まった。もっとも心に痛い罵詈雑言。
王子はキャロルから身を離し、ゆっくりと裸身を隠してやった。
「すまぬ・・・今宵はもう休め」
王子はそういうと部屋を出ていった。
(こんなはずではなかったのに・・・)
王子の心は血を流し慟哭の声をあげていた。
(何故、こんなひどいことするの・・・?)
キャロルもまた涙にくれていた。自分で触れたこともなかった場所の暖かな湿りが悲しみを深くし、一度は憧れていた男性の無体な行為が彼女を深く深く傷つけていた・・・。

205 :ガルズ:01/10/31 18:58
ああ・・・・
私もアイシス様とやりたい・・・

206 :キャロル:01/10/31 20:44
>202ぐるぐる系作家さま・・わたし・・、まだ手首が痛いわ。。
こんな思いをさせて、王子は私を愛してないのね(涙)

それにしても、昨夜はメンフィスと、今宵はイズミル王子と・・
ああ・・作家さま達は私をどうするつもり・・?

207 :アイシス:01/10/31 21:43
ガルズ!!死人の分際でなんという〜〜無礼者!!
即刻あの世へ逝くがよいっ

208 :ガルズパパ:01/10/31 22:58
呪われよ!!
アイシス!
呪術板作成してやる

209 :ミラ:01/10/31 23:08
エジプト娘がいなければ王子妃になれたか、情婦になれたものを!!!

210 :ミラ:01/10/31 23:10
みんな私のことを乳なしだって言うけど
私脱ぐとスゴいんです

211 :ミラ:01/10/31 23:12
そうです、王子の初体験を頂戴したのは実はこの私です

212 :ムーラ:01/11/01 10:47
ミラよ、虚勢を張るのはおやめなさい。
王子に手ほどきをしてさし上げたのはわたくしなのですよ……

213 :ルカ:01/11/01 17:18
ぐるぐる系の作家殿へ

早々に王子と姫君を結婚させていただきまして、ありがとうございます。
おかげで、本編のような過酷なエジプト出張に行かなくてすみまする・・。

しかし貴殿の小説の中でも王子はいまだ本懐を遂げていらっしゃらないご様子。
どうぞ王子のことをよろしくお願いいたしまする。

214 :船の中にて:01/11/01 17:52


メンフィスはキャロルの手を自身の昂ぶりに導いた。もう力を取り戻し、荒々しく勃ちあがったそこは女性のような、と形容されるメンフィスの容姿に似つかわしくない。
「どうすればよいか教えたであろう?忘れてしまったか?もう一度教えようか」
吐息混じりのメンフィスを羞じらいながら潤んだ瞳で見上げるキャロルの美しさ。ためらいがちに手を、指を動かし、夫君に教えられたとおりに初々しい愛撫を与える。
「ん・・・っ!」
メンフィスは低く呻き、自分もまたキャロルの茂みの奥に指を差し入れた。ぬるぬるした蜜ごしに真珠がなぶられる。キャロルは唇をかみしめ声を殺す。
「もう・・・」
メンフィスはあぐらをかくように身を起こすと、そのままキャロルを膝の中に抱え上げた。キャロルは穿たれる感触に身を震わせ、メンフィスの首を抱きしめた。
「逢いたかったの・・・あなたに・・・!」
「私も・・・だ」
メンフィスはキャロルの唇に、うなじに、乳嘴に、啄むように接吻を与えた。
かりりと乳嘴を噛むメンフィスの行為に耐えきれずキャロルはのけぞり身を離した。
寝台にうつぶせになって喘ぐキャロルの腰を背後から抱え上げるようにしてメンフィスは自身をキャロルの奥深くに沈めた。
「ひ・・・っ・・・!」
獣のように身を重ねられたキャロルの白い手が絹のシーツをくしゃくしゃにした。
「愛している・・・愛している・・・」
メンフィスはキャロルの耳に熱く囁きかけ、やがて情熱の全てを解き放ち、注ぎ込んだ。

脚の間から愛の名残を滴らせながら、眠りに落ちていった妻の存外幼い寝顔をメンフィスはいつまでも見守っていた。情熱のひとときが過ぎれば、近い未来を憂える君主の顔にメンフィスは戻って行くのだった・・・。

215 :ミラ:01/11/01 20:51
そうよ
エジプト娘はそうやってエジプト王といちゃいちゃしてればよいのだわ

216 :アイシス:01/11/01 23:52
おぉ、メンフィスに獣のように身をかさねられるのは、この私であったはずなのに!

217 :神官A:01/11/02 01:23
本家スレ逝った模様です……。

218 :伝令メネス:01/11/02 02:43
ご報告を!
本家は移転した模様につき、掲示板一覧から入れば問題なしにございまする。
ではこれにてっ

219 :メンフィス:01/11/02 08:47
>214作家よ
礼を言う。昨夜は船の中にて萌えたぞ・・。
しかし声をあげてはいけないというのが結構辛かったな・・、
次回作品ではぞんぶんに声を出させて頂こうか。ははは。

220 :M様付き次女(219):01/11/02 08:50
  ↑
まあまあ、愛する作家様に対してメンフィス様ったら
あんな横柄な口のきき方をしていらっしゃる。お許しあれ。
作家さま、次回の作品も楽しみにしておりますわ〜きゃあ(赤面)

221 :ウナス:01/11/02 10:25
メンフィス様、昨夜は・・激しかったようで・・・。
なかなか寝付けませんでしたよ。
わたしも、一度でいいから獣になってみたいです。

222 :護衛兵1:01/11/02 13:41
昨日は船がやけに揺れたような気がする。
はあぁっ!(大きくタメイキ)

223 :波音:01/11/02 16:37
ザザザザザザザーーーー・・・・・・・

224 :おバカな侍女:01/11/02 19:21
すみません。。。|壁||o ̄;)コソコソ
『乳嘴』ってなんて読むんですか?

225 :侍女:01/11/02 22:16
にゅうし 【乳嘴】
ですわ。乳頭のことですわ。きゃあ恥ずかしいっ。////
それにしてもメンフィス様激しいですわ…

226 :ガズル:01/11/02 22:41
アイシス様の乳嘴ぺろぺろさせてください
いずれかの作家様・・・・

227 :侍女:01/11/02 23:11
ルカやウナスのハァハァ話も読みた…いえ、なんでもございませんわ。
おほほほほ…

228 :奴隷1:01/11/03 01:26
sage

229 :ナフテラ女官長:01/11/03 01:55
おおミヌーエ・・・
キャロルさまにはメンフィス様の過去の女たちのことは
知らせてはなりませぬ。

下がりすぎて消えそうなのでage

230 :アトラス:01/11/03 01:58
これは幾らなんでも落ち過ぎではないか。私と姫の小説を書いてもらう前に
このスレが過去倉庫にでも行ってもらっては困る。
よいしょっ!ageておくぞ!

231 :テティに絡んだタコ:01/11/03 02:01
アガリスギデス

232 :エジプト王宮の侍女:01/11/03 13:38
ぐるぐる系さまの素敵なお話ッ!
船の中にての素敵なお話ッ!
王宮ってなんてええ所だー!

233 :ナフテラ:01/11/03 15:50
メンフィス様に最初の手ほどきをして差し上げたのはこの私。
乳母として5歳くらいまでお乳を差し上げていたのですがその7年後には
違う意味でお乳を・・・・・

234 :ミヌ−エ将軍:01/11/03 20:33
母上(ナフテラ)!
なんてっ母上だ!
もうメンフィス様の御側に入られぬ。
かくなる上は、アイシス様の居るバビロニアに寝返ってくれるわー!
うわーん!アイシスさまー!
我が女王!
〜ムチと蝋燭を携え、走り去る。〜

235 :某国王子:01/11/03 21:12
フッ…
私のムチの味を試してみるか?ミヌーエ将軍とやら…

236 :ミヌ−エ将軍:01/11/03 21:38
妖しく美しいお方のムチなら是非!
んで,どちらの王子様であられるのです?
はぁっ、我が女王!
ちょっとよそ見しただけです、ぶたないでぇー。
〜言葉とは裏腹に、何かを欲するような眼差しで見つめるミヌ−エ〜

237 :以上、自作自演でした。:01/11/03 23:20
母が母なら息子も息子…

238 :以上、自作自演でした。:01/11/03 23:33
>236
ミヌーエ将軍はそんな言葉使いはしない。しかも下ネタのセンスもない。
逝ってこい。

239 :地味ー:01/11/03 23:41
僕もキャロルたんとハァハァしたい

240 :イムホテップ:01/11/04 00:30
誰かころあいを見て一日一ageするように頼んだぞ

241 :236:01/11/04 00:38
すみません,はしゃぎすぎました。
ナイル河に飛び込んできます。

242 :キャロル・ソード:01/11/04 01:26
あ・・・(※書き文字)結構難しいのね、なりきりって。
わ、わたしドキドキしてしまう。

243 :以上、自作自演でした。:01/11/04 02:33
age

244 :以上、自作自演でした。:01/11/04 02:34
あがりすぎ

245 :メクメク:01/11/04 02:36
どなたか、M様が登場するお話をしてくれないかしら?

246 :224おバカな侍女:01/11/04 02:36
>225賢い侍女さま。
ありがとうございまする〜。

247 :カプター:01/11/04 02:44
日本という国には、金のシャチホコというのがあるとな。
何としても手に入れたいものじゃ。

248 :メクメク:01/11/04 06:22
カプター様、日本にはむか〜〜し、あちらこちらにあったヘルスセンターと
いうところに「黄金風呂」というものがあったそうですよ。

それに入ればカプター様の艶やかなお肌がより一層磨かれると思いますわ。

249 :ライアン:01/11/04 13:07
誰か僕の話も書いてくれたまへ。

250 :ズアト:01/11/04 18:04
今週の蠍座・・・
天体の配置が徐々に好転。
おぉ、作家さまー、この地へどうか降臨したまへ−・・・・・・

251 :ヒッタイト兵一同:01/11/04 19:48
ぐるぐる系作家様・・つっ、続きを・・ぜひに!
我らが国の世継ぎの君にに幸あれーーーーっ

252 :流しの踊り子:01/11/04 20:41
作家様、御来訪祈願の舞っ!

よいさっ,ほらさっ!

253 :セチ:01/11/04 22:47
みんな僕の事覚えてる?

254 :キャロル:01/11/04 23:09
ああ、セチ、セチなのね・・。会いたかったわ・・(涙)
口にこそしないけど、あなたを忘れたことなんて一度もないわ!!
私が初めて古代に来て心細かったときも・・、初めてヒッタイトへさらわれた
時も、あなたは私を助けようと必死だった・・(涙・・涙)
そして、あなたを殺したのは○○○○だってことも忘れたことは無いわ〜(怒)

255 :ヒッタイト王宮侍女:01/11/04 23:21
>ぐるぐる系作家様。
私たちもお越しをお待ちしておりまする……切望!

256 :ぐるぐる系:01/11/05 14:43


イズミル王子はキャロルをそれはそれは大切に扱った。彼女に傅く召使いはムーラらごく少数の口の堅い信用のおける者たちのみ。美しい居室で人形のように着飾って大切に閉じこめられた王子の囚われ人・・・キャロル。
キャロルが書物を好むと分かってからは貴重な書物や絵がたくさん届けられた。手芸に巧みと分かれば布や糸が惜しげもなく与えられた。
昼間、キャロルはそういったモノや人に囲まれて静かに暮らしていた。人に会うことがあれば匂い立つような美しさと気品、上品な物腰で相手を魅了した。
王子の無体に手負いの獣のような激しさで立ち向かった人間とは思えないような。・・・それは諦観、であるのかもしれない。

夜。王子とキャロルの寝室は続き間だったが、二人が同じ寝台で休むことはなかった。
あの夜の次の夜。王子は身を固くして嫌悪の情もあらわに自分を見つめるキャロルに言った。
「ふっ。そのような顔をいたすな。・・・私は子供は相手にせぬ。安心して眠れ。独り寝が怖くばいつでも添い伏してやろう」
「なんですって?!人を馬鹿にしてっ!恥知らず!大嫌いよ!」
「・・・冷たいな。あのエジプトの王宮で私に親しんでくれた姫はどこに・・・おっと!」
王子は投げつけられた枕を避けて退散した。
キャロルは回想する。王宮の庭で出会った王子。凛々しく優しかった王子。一目見て恋に落ちることもあるのだ、と初めて知ったあの日。
(あのままでいたかった。人質になって辱められ、死ぬことも許されないこの地獄から抜け出したい・・・)

257 :ぐるぐる系:01/11/05 14:44


愛しい少女を娶りながら、自らの失策で少女に愛を請うこともできない王子の日々は地獄であった。
人目があるところではキャロルは冷静に振る舞い、極端に王子を嫌がって人々を不快にさせることもない。いや、人からは新婚の夫にはにかむ初々しい新婚の妻の仕草にしか見えないだろう。
ふと緊張が解けると王子の脳裏にキャロルの白と薔薇色の身体が蘇る。あの身体を撓らせ、聖なる封印を外し、自身を深々と埋め込みたいと思うと王子の身体はひとりでに燃える。冥い欲望が勃ちあがる。
だから。
ある日、王子は独身時代によくしていたように女を抱いた。豊満なその体。どんなこともしてくれる。どんなこともさせてくれる素直な体。王子は久しぶりに欲望を解き放った。だが絶頂のその時、垂れ幕の後ろに覗く白い顔を見てしまった。
・・・その女が面白半分に自分と王子の交わりを見せつけようとキャロルを呼び出したのである。

王子は酒をあおるように飲んでいた。無礼な女を叩き出し、急速に欲望の覚めた自分を持て余しつつ、キャロルの部屋の扉を叩いた。キャロルは無言の冷たい拒否を返した。
(ふ・・・姫を娶ってより3ヶ月。我ながらよく持つ。姫を得たいと思うのに姫は我が心に従わぬ。
かの姫は我を翻弄し侮っているのであろうか?あの姫は子供ではない。かくも我が心を乱す憎い姫。夫に対する務めを・・・果たさせてもよいではないか)
酔った王子の瞳に悲しい暗い炎が宿った。
「ムーラ!これより姫の許に参る!姫は湯浴みをすませておるのか?そうであるなら・・・姫に夜の薬酒を与えよ!」

258 :ぐるぐる系:01/11/05 14:46
10

寝台の上で書物を眺めていたキャロルは突然の王子の訪れに驚き、顔を強ばらせた。
「何をしに・・・来たの?王子」
「知れたことよ。そなたを抱きに」
「いやっ・・・!王子!酔ってるの?」
キャロルはあっというまに寝台に押し倒され、薄物の衣装を引き裂かれた。
ムーラが最前、彼女に勧めた熱い薬酒のせいで体は熱っぽく痺れたように動かない。
王子はうわごとのように愛の言葉を、謝罪の言葉を囁きながらキャロルを求めた。
「美しい・・・何と甘い」
王子は乳嘴をねっとりと舐めあげながら囁いた。大きな片手は金色の茂みを探る。
王子の指は巧みに繊細な襞を弄び、莢の中の珊瑚珠を擦った。キャロルの心をよそ
に身体は王子の技の前にあっさりと陥落してしまっている。
「い・・・や・・・」
王子の舌がいつかのように脚の間を舐めあげる。薔薇の花びらを唇で啄むように愛で
、舌先で珊瑚珠をつつき、歯で甘噛みする王子。こりこりした珊瑚珠に飽きれば長
い舌は蜜の壷を深く探る。
キャロルは快感と嫌悪感に身を裂かれそうな気がした。一度は好きだと思い・・・
そして今も、今ですら人質という哀しい立場に無ければ20世紀もなにもかも捨て
て一緒に居たいと思っている相手が・・・自分を弄び、でも自分は確かに快感も覚
えている・・・。何という呪わしい交わり。
「姫・・・愛している。愛している。大切に大切に迎えたいと思っているそなたに
このようなことを強いる私をいつかは許してくれ。私はそなたが欲しいのだ。
他の女はいらぬ。初めて愛しいと思ったそなたが欲しい」
酔った王子の気弱な嘆願の言葉。
不意に王子がキャロルの腰を持ち上げた。濡れそぼった薔薇の花に王子があてがわ
れる。
「?・・・いやっ!いやっ!王子、やめて。やめて。・・・本当に私を愛している
なら・・・やめてっ!」
一瞬、王子の動きが止まった。やがて低いすすり泣きのようなうめき声とともに
キャロルの薔薇の上に真珠色の王子の激情が振りまかれた。
・・・キャロルは・・・封印を解かれることはなかったのだ。

259 :ムーラ:01/11/05 17:24
王子〜。
またしても寸止めですのね。
でもでもっ!体が靡けば心も・・・なんて女を馬鹿にした幻想に溺れず、
ちゃんと姫君のお心を掴んでから幸せになってくださいませね(ホロリ)

260 :キルケー:01/11/05 18:25
ぐるぐる系作家さま〜〜〜おでまし感謝でございまするえ
「夜の薬酒」とは、これまた妖しい響き・・・ほほほ
ぜひに一度わたしも飲んでみたいですえ〜
大恩ある美しき王子がナイルの姫君とこれからどうなるのやら。
このキルケー楽しみにしておりまするえ、作家さま・・ほほほ

261 :侍女:01/11/06 04:55
うう、、、、ばたっ(文字の熱さに卒倒)

262 :イズミル:01/11/06 16:39
>256作家よ。
そなたは私の弱さも知っているのだな・・いかにクールさをウリにしていても、
しょせんは人間、理性だけでは生きられぬ。
ふら〜、と女遊びをしてしまった・・、まさか姫に見られるとは・・不覚ぞ。

>253
本編では「おあずけ王子」。。番外編では「寸止め王子」。。
これはそなたの呪いなのか? 成仏してくれ・・み、身が持たぬぞ・・

263 :ヒッタイトで@ぐるぐる:01/11/07 16:38
中休み

イズミル王子は寝台の上で火照った汗ばんだ身体に休息を与えた。
傍らには愛を交わしてる最中に気を失い、そのまま目を覚まさないキャロルが横たわっている。
先ほどまでは薔薇色に染まっていた白い肌も今はあちこちに愛撫の後を残すのみ。
王子の激情を受け止めた華奢な身体を王子はそっと布で清めてやり、優しい仕草で上掛けを掛けてやった。
「少し激しすぎたやもしれぬ・・・。」と愛しい姫を見つめながら好色そうな笑みを王子は浮かべ、ひとりごちた。
ここ二日ほど王宮を離れ、父王に命じられた政務をこなして先ほど戻って来たばかりだったのだ。
たった二日離れていただけなのに、イズミル王子の胸には今は妃となったキャロルの面差しが色濃く映り、
馬を飛ばして舞い戻った自分にも半ば呆れながら唇を歪める。
いつもは愛しい少女を思いやりわが身を自制しながら愛を交わすのに、
先ほどの自分はキャロルの顔を見た途端に自制する気などどこかへ投げやってしまい、
まるで長い年月離れていた恋人達の逢瀬のように激しく抱きしめていたのだ。
今も子供のように眠る愛しい少女から目を離すこともできずにいる。
規則正しく上下するキャロルの胸からそっと上掛けをずらす。
まろびでる胸の先端を唇に含み、舌先でねぶる。
王子の愛撫に敏感に反応し口の中で硬くなってくる感覚を楽しむ。
眠っているキャロルを少しづつ穏やかに快楽の波間へと誘おうと、王子の両手も
薄い肩から身体の線をなぞり平らな腹部に円を描き、秘密の薔薇へと辿っていく。
やがて王子の愛撫にぴくりと身体が震え、キャロルが目を開いた。
「・・・王子、私・・どうしちゃったの?」
「ふふ・・そなたは気を失っていたのだ、どうした?恥かしがらずともよい。」
またキャロルの白い肌が薔薇色に染まっていく。
「・・もう無理よ・・だってさっき・・・。」
キャロルが王子の愛撫身をよじりながらやんわりと止めようとする。
「心配いらぬ、今度はゆっくりとそなたを楽しませてやる、そなたの身体は私を欲しがっておるわ。」
何か言おうとしたキャロルの唇を自身の唇で塞いでしまうイズミル王子。
イズミル王子は身体を起こした。
休息は終わりである。

264 :ネケト隊長:01/11/07 17:34
おお〜〜っなんというすばらしき作家様方じゃ〜
感激の極みじゃ〜〜〜
作家様方、もっとくるのじゃ〜

265 :アトラス:01/11/07 19:30
私の出番・・・は無い様なのだな・・
・・・・ああ・・・呪われしこの身がうらめしい・・・

ナイルの姫が初恋なのに・・・・・・・・・

266 :ミラ:01/11/07 19:32
・・・・・

267 :ウナス隊長:01/11/07 19:35
>263作家殿
おおっ、キャロル様になんてことをっ!!
それにしても・・、ふうむ・・、
ヒッタイトの王子の体力もなかなかのものだな(汗)
急ぎメンフィス様にご報告・・、でっ、出来るわけがないーーーっ!!

スレ落ち防止のage

268 :ヒッタイト王:01/11/07 20:28
をを・・さすが私の息子じゃ。
あの潔癖さと容姿の違いに、ちと王妃を疑った日もあったがのう・・
この作者様方の書きっぷりを見るとまごうことなく、わが息子じゃ。
息子の真の姿を書いてくれた作者には感謝するぞ。

しかし、私も好色な王ゆえ、できれば私の愛をうけ、美しくなった
ナイルの姫も見てみたいものだな・・・         なんちて・・

269 :ハッサン:01/11/07 22:29
地味ーと同じくらい影がございません
皆さん僕の名を聞いて顔を思い出す人はいらっしゃいますか

270 :マリア:01/11/07 23:34
もちろんよ。だって私の彼だもの。

271 :ヒッタイト王妃:01/11/08 08:59
む、息子よ・・・。
女に興味なさそうなそなたをマジで心配した日もありましたが・・・。
これで安心です。でも仲良すぎる夫婦には子ができにくいとか。
早く孫もみたいものです。(ホロリ)

272 :イズミル王子:01/11/08 16:00
母上、今までご心配かけて申し訳ございませんでした。
しかし、わたしは決して女に興味が無かった訳ではございません。
心の中では常に最愛なるわが姫を一途に愛しておりました。
今では263作家や多くの作家たちが私たち夫婦を応援してくれておるので、
和子も遠からず誕生いたしましょうぞ。今しばらくお待ち願いまする。

273 :ムーラ:01/11/08 16:06
みなさま申し訳ございません。
わたくしったら王子様からお預かりしたご伝書を
ageでお送信してしまいました・・。

274 :ぐるぐる系:01/11/08 18:02
11

あの呪わしく哀しい夜が明けた朝。王子は泣きむせぶキャロルに囁いた。
「そなたを・・・愛している。それなのに・・・そなたに苦痛と屈辱を心ならずも
強いねばならぬ愚かなる我を恨んでもよい。呪ってもよい。
だが・・・それでも私はそなたを求める。許せよ。そして・・・そなたへの恋に囚
われた愚か者を少しでよい。哀れんでくれ・・・」

その日から。イズミル王子はキャロルを心から慈しみ大切に傅いた。夜も決して無
体なことはしなかった。兄のように父のようにキャロルの白い額に接吻をするだけ
で。初めてエジプトで出会った時のような優しさ。思いやり。夢のような恋人。
それもまた王子の本質のひとつだということをキャロルは気付こうともしない。

(私・・・王子のことが分からない。あの夜の恐ろしい獣のような王子。そして
今の優しい王子。分からない。人質だと侮って好きに辱めているのかしら。
あの夜以来の優しさ。まるで初めて会ったころのようで・・・)
王宮の庭で年若い侍女と一緒にいたキャロルは不意の足音で物思いを破られた。
無言でキャロルを見つめているのは後宮の女達。かつて王子の寵を受けた者。
女達は敏感だ。王子とキャロルの間がしっくりいっていないのを本能的に見破って
キャロルをいじめてやろうとにわかに徒党を組む。
女達の危険な雰囲気を感じ取り、誰かを呼ぼうとした侍女は当て身を喰らって昏倒し
た。悲鳴をあげるキャロルを女達は取り囲み連れ去った。

275 :ぐるぐる系:01/11/08 18:03
12

「やめて・・・!無礼です。何故、こんなことをするのです!」
女達はこんなときにもえもいわれぬ美しさを漂わせるキャロルの様子に逆上し、
無言でこづき回した。冠をたたき落とし、高価な衣装を引き裂く。刃物で脅してみ
せる女までいる。
(皆・・・狂ってる。怖い・・・!こんな死に方をするの?誰か助けて!)
キャロルは冷たい池に落とされた。
「いい気味だわ。けっこうな有様で!そのまま凍えて死ぬがいい。お高くとまって
いた罰だわ!」
繊細な履き物をはいた女達の足がキャロルを蹴る。冷たい水にずぶぬれになりなが
ら身を庇うキャロル。
もしムーラ達が来なければ最悪のことになっていたかもしれない。
「姫君っ!」
キャロルは水から引き上げられ、女達は兵に囚われた。

報告を受けた王子は怒り狂った。今回の騒動にかかわった女達は有無を言わさず
城壁から吊された。
王子は刑の執行を命じると飛ぶような勢いでキャロルの寝室に向かった。
(女達が姫に危害を加えた。かつて私が戯れに抱いた女達が。放蕩を行った報い
なのか?私の姫が・・・冬の水はさぞ冷たかろうに。許せよ、姫。そなたを幸せ
にするために娶ったというに私は・・・!)
「ムーラ!姫の様子はっ!」
寝台で蒼白な顔をして痙攣しているかのように激しく身を震わせているキャロルの
様子を見て王子は言葉を失った。
「王子。姫君のお身体は氷のように冷たいのでございます。あのように恐ろしい目
に会われて・・・お救い申し上げた直後にお気を失われてからずっとあのお苦しみ
で」
「火をもっと大きくいたせ。湯を沸かし蒸気を満たせ。それから毛布をもっと!」
王子は諸肌脱ぎになるとキャロルの寝台にいっしょに入り、着せられていた紗を取
り、その小さな身体をしっかりと抱きしめた。
自分の肌からあっという間に熱を奪うキャロルの肌の冷気に思わず震える王子。
「王子。あの・・・」
「ムーラ。凍えた身体を暖めるには人肌が一番ゆえ。私がこうしていよう。そうだ、
薬湯の用意を・・・」
「はい・・・」
王子はキャロルを抱きしめ、口移しに薬湯を飲ませた。
(姫、姫。目を開いてくれ。そなたを失うようなことがあれば私はどうすればよい?
姫・・・姫・・・)

276 :ムーラ:01/11/08 20:48
王子様、私もできる限りの事をいたします、姫ぎみを何とか・・・
あぁ・・・

277 :件の年若の侍女:01/11/08 22:38
申し訳ございませぬ,王子!
なんとお詫びしたらよいものかっ!
姫君をお守りする事も出来ず,無念でございまする・・・
っていううかさぁ,ルカは何してたわけ?

278 :ルカ:01/11/08 22:48
王子、姫をお守りできなくて申し訳ございません。ああ、心配でたまらない・・。

>ぐるぐる系作家殿
姫をお助け下さい。なんなら私も諸肌脱ぎで姫君に寄り添いましょうか?
「こうみえても体温はございます」

279 :ミラ:01/11/08 23:16
黒幕はこの私!
このまま氏んでしまへ!!!

280 :キャロル:01/11/09 08:24
そうよ。これが王子なのよ。
優しくていい人で、「王子」じゃなきゃ結局いい人止まりになりそうな安全パイ!
ああっ、やっと少女漫画的展開ね!

281 :ジミー:01/11/09 17:48
キャロル,僕との事はどうなんだ?!
婚約までしといて,古代の男と家庭を持つとは!
あまつさえ,現代に帰ってきたらアラブの男と婚約?
地位も名誉も権力もない考古学者の卵では、君のような女性は手におえないって事か・・・・

282 :以上、自作自演でした。:01/11/09 17:55
みんな壊れてる…(w

283 :アマゾネスの女王:01/11/09 18:19
>282よ
冷めたことを申さず、そなたも壊れるのじゃ!なりきるのじゃ!
キャラ人材は果てしなく豊富!しかも一人一人の個性はハンパじゃなく濃い!
これぞ25年間続いてきた漫画の底力!なんとなく・・誇りに思えるではないか・・

284 :セフォラ:01/11/09 22:32
息子を返して〜〜〜〜
キャロル様生活の保障をしてください

285 :ぐるぐる系:01/11/10 17:40
13

長い夜、王子はずっとキャロルを抱いていた。お互い生まれたままの姿で毛布にくるまり肌を重ねる。
王子は何か神聖なものを抱いているような気持ちで、キャロルを見る毎に感じていたあの欲情は全く覚えなかった。
(姫。姫。元気になってくれ。そなたは幸せにならねばならぬ。あのエジプトの太陽のように光と生気に溢れ、睡蓮の花のように美しく優しいそなた。
そなたを失いたくない!)
東の空が白む頃。
キャロルの身体は熱を取り戻し、かすかに身じろぎをするようになった。夢見るような気持ちでキャロルの顔を見守っていた王子は、甘い夢想をにわかに破られるような気持ちを覚えた。
(姫が目覚める・・・。私はおらぬほうがよいだろうな。このような格好では)
王子は無造作に腰布をまとうとそのままマントだけ引きかけ寝台を出た。
「ムーラ。姫はじき目覚めよう。大事にしてやってくれ。何かあればすぐ知らせよ」
「まぁ、王子。何故、お側においでにならないのです?ずっと王子が姫君を守っていてくださいましたのに」
「ふ・・・。私がいては姫が怯える」
「え・・・?」
王子は出ていった。
(王子を姫君が嫌っておられるというのはやはりまこと?あんなに望まれて嫁いで来られたのに。王子とお休みになられた翌日はいつも泣いておられて・・・。何故に・・・?)
ムーラは首を傾げるばかりである。

目覚めたキャロルはムーラに問うた。
「私・・・生きているの?冷たくて死んでしまうと思ったのに」
「ずっと王子がついていてくださったのですよ」
「え?何ですって?どうして王子がそんなことするの」
「どうしてとはまた!王子はあなた様をそれは愛しくお思いです」
「嘘よっ!」
キャロルが叫んだ。
「私は人質よ。いつ殺されても不思議じゃない。どんな理不尽な目に会わされても抗議もできず、屈辱のなかで自害も許されない・・・!
王子は私をおもちゃにしているだけよ。ひどいことをしたり優しくしたり。
あ、あの女の人たちだって王子がさしむけたのかもしれないっ!」
ヒステリックに泣き叫ぶキャロルをムーラは呆然と見つめていたが、はっと我に返ると走って部屋を出ていってしまった。
キャロルは泣きじゃくるばかりだった。

286 :ぐるぐる系:01/11/10 17:41
14

「王子、おいでくださいませ!姫君がお目覚めになられたのですが、ご様子が・・・」
ムーラは王子を先導しながら今聞いたキャロルの言葉を繰り返した。
「ムーラ、人払いを命じる!姫は・・・恐ろしさのあまり錯乱しているのだ・・・」
自分達の間にあったこと・・・キャロルに無体をして嫌われ、未だ結ばれていないこと・・・は王子以外、誰も知らない。
王子の頭の中ではめまぐるしく様々な想いが交錯した。
(姫は・・・我が妃たる姫は、もしや・・・私のことを夫とは思っていない?どういうことだ?私が姫を殺す?姫が人質だと?)

「姫っ!」
キャロルがもし目覚めたら冷静に優しく声をかけ、決して怯えさせるようなことはすまい、と固く決心していた王子だったが、寝台の上で泣きむせぶキャロルを見るとそのような決意も忘れてしまった。
「ムーラから聞いたっ!そなたは、そなたはっ!」
「王子・・・いやっ!どうしたの?怖い。いや・・・」
肩をつかまれ、揺さぶられるようになったキャロルは涙に濡れた目で抗議するように王子を見上げた。
自らを人質と思いこみ、死をも覚悟していたキャロルだが実際に死ぬような目にあったことで、死を怖れ、生を望む正常な感覚が戻ってきていた。
そこに何も知らぬ侍女が熱いお茶を持って入ってきた。王子は盆の上から乱暴に茶碗を取り上げるとぐっと飲み干したが・・・。
「熱いっ!何だ、これはっ!もうよいっ、そなたが下がっておれい!」
とかわいそうな侍女を怒鳴りつけた。
茶を吐き出し、怒鳴りつける王子の姿に思わずおかしみを感じるキャロル。
「王子、一体どうしたの?」
「姫っ、そなたはムーラに私がそなたを殺すかもしれぬと言ったそうではないかっ!自分は人質だと申したそうではないかっ!何故、そのようなことを申す!」
「?・・・だって・・・だって・・・本当のことでしょ・・・きゃっ!」

287 :ぐるぐる系:01/11/10 17:42
15

王子はいきなりキャロルを抱きしめ怒鳴るように言った。
「そなたは・・・そなたは我妻、我が妃ではないかっ!忘れたとは言わさぬ。過日・・・契約の粘土板にそなたの印章を捺したではないか!私の申し込みを受け、ヒッタイトに来てくれたではないか?そなたは私のかけがえのない妻だ。
そなたが夫たる私を受け入れてくれぬから・・・苛立って無体なこともした。だが私はそなたを愛しているのだ。そなたの愛が欲しいのだ」
「え・・・」
キャロルは驚いて、涙ぐんだような顔で自分を見つめるイズミルの真摯な顔を見つめた。
「私が・・・私は・・・王子と結婚していたの?」
きょとんとした子供っぽい顔を見て、王子の顔に優しい、それでいて困り果てたような微笑が浮かんだ。
「まことに知らなかったのか?自分が結婚していることを?だから私を受け入れてくれなかったのか?私がそなたを騙して人質に・・・弄び者に陥れたと思いこんでいたのか?
私はエジプトで初めてそなたに会ったときからずっと心変わりすることなく、そなたを大切に思っていたのに」
キャロルもまた困り果てたような顔をしてこくんと頷いた。
「私、あなたが私を騙したと思っていたの。それにアイシスが言ったの。私は人質としてヒッタイトに行くんだって。ミタムン王女のことがあるから私は・・・その賠償のための人質だと思・・・」
それ以上のことは言えなかった。王子の接吻がキャロルの口を塞ぐ。
「それ以上、申すな。恐ろしい誤解があったのだ。我らの間には。今からその誤解を解くための時間を私に与えてくれぬか?」

288 :いずみる。:01/11/10 20:43
ふ…ナイルの姫よ…
この私としたことがそなたにはいつも振り回される。
だがもはや障害はない。容赦はせぬぞ…。

さあ続きを。
姫と私が結ばれる様子をメンフィス王に
存分に見せつけてやろうぞ。

289 :伝書鳩で知らせを受けたルカ:01/11/10 22:07
王子〜・・・ヤケドの直後に接吻などと・・・ルカは御身が心配で
ございまする〜(ホロリ)

290 :ライアン:01/11/10 22:44
285作家殿、キャロルはまだ子供だ!結婚なんて早すぎる!!

その証拠に、すでに最初(ぐるぐる系1)から王子に「我が妃」って呼ばれて
いるのに(汗)き、気づいていない・・。キャロル、このぉ〜、ニブチンがぁ!
まあ、そこが僕の妹の可愛いところでもあるんだがね・・(自慢げな笑み)

285作家殿、もしも妹を不幸にでもしたら、この僕が許さない!!

291 :ロディ:01/11/11 00:14
同上!!

292 :テティに絡んだタコ:01/11/11 04:13
タコタコアガレ

293 :モリオネー:01/11/11 21:37
ふふん、ナイルの姫め,悪運が強い事!
あぁ,それにしても王子様のなんとお優しい事か〜♪
わたしも奴隷の誤解を解いていただきたい・・・・

294 :メンフィス:01/11/12 08:20
くうっ!キャロルはやっぱりイズミルとくっつくのかっ!
私の許に帰ってきたら即・王妃なのに・・・。
こうなったら来世ではアランかライアンに生まれ変わってキャロルをゲットだ!

295 :アラン(友情出演):01/11/12 11:16
久しぶりだね、メンフィス君、イズミル君。
去年の「細川キャラ忘年会」以来じゃないか?
それにしても、相変わらず2人とも一人の女性に振り回されて
いるようだね。僕でよかったら、いつでも相談にのるよ。

では王家ファンのマドモアゼルたち・・僕はこれで行くよ・・
赤いバラを一輪だけ投げて退場・・(ジュテーム・・)

296 :侍女たち:01/11/12 13:15
まあ、アランさま〜(ぽっ)

297 :ぐるぐる系:01/11/12 14:40
16

時間が欲しい、とキャロルに請うた王子は数週間後、彼女に美しい短剣を贈った。
「これは・・・?」
「護身用の短剣を作らせたのだ。我が国では身分高い女性は誰でも持つ。己の尊厳を守るため。屈辱から身を守るために・・・な。
そなたにこれを贈る。もはや自害などはせぬであろう強いそなたの心を信じている。
これは・・・もし私が禁を破り、そなたに無体をした時にそなたが身を守るための品・・・ぞ。これが私の・・・そなたへの心の証だ。」
「王子・・・」
「いつかは・・・そなたに許されたい。そなたの心を得たい」
「私・・・あの・・・」
「ふふ・・・」
王子はキャロルの白い手にそっと触れると部屋を出ていった。

短剣を弄びながらキャロルは物思いに沈んでいた。
(これはあの人の心の証。あの人は変わった。本当に私を大切にしてくれているのが分かるわ。
あの無体が、屈辱が恐ろしくて・・・決して許してはいけないと思いながら・・・自分の忘れっぽさがおかしいくらい。本当に・・・身も心も何て忘れっぽいのだろう)
王子はキャロルに様々なことを教えた。学問、民の暮らし、国の産業、典礼・・・。
部屋で書物を読むキャロルの横で、王子が書見し、書類に目を通すことも普通になっていた。
キャロルも王子に請われるままに自分の知識を語ることもあった。
その時。
「姫っ?!何をしている?」
「?王子? いえ、ただ考え事。王子こそどうしたの?」
「そなたが思い詰めた顔をして短剣を触っていたゆえ・・・心配になったのだっ!あまり脅かしてくれるな」
その様子がおかしくてキャロルは微笑を漏らした。その暖かな優しい微笑みが嬉しくて王子も微笑んだ。
王子は自然にキャロルを抱き寄せ、キャロルも逆らわなかった。
「姫・・・接吻を許してくれる・・・か?」
キャロルの身体が一瞬強ばった。だが次の瞬間には静かに力が抜けて行き、静かに王子の接吻を受け入れた。
「そなたを愛している・・・」
「・・・知っていたわ・・・」
キャロルは王子の胸に顔を埋めた。

298 :覗き見のヒッタイトの侍女:01/11/12 23:29
お二人のこのようなアツアツ振りでは、仕事が手につきませぬ。
あ、いけないわん、ムーラ様に見つかったらぶっ飛ばされてしまう!
あぁ,でも王子様と姫様が仲睦まじくなられて良かった事。
短剣を御贈りになるとは,素敵ですこと。ほう〜

299 :ムーラ:01/11/12 23:56
何をしているのです!さ、あちらへさがられよ。

・・・王子、今宵こそ本懐をとげられますよう・・・
 
        ・・・そっと退出

300 :キルケー:01/11/13 00:21
うぬぬ・・
私の妖かしよりも短剣の方が姫の心を溶かす効果があるとは!
作家殿、私はプライドが傷つきましたぇ・・(キルケー静かに退場)

301 :王子のハト:01/11/13 02:06
クルルルルークルルルルー・・・・・(王子よかったですね〜)
           バサバサッ・・・・(飛び立って退場)

302 :ぐるぐる系最終回:01/11/13 06:59
17

王子は深呼吸をしてからそっと寝台の垂れ幕を引き上げた。
寝台の上には夜衣を纏ったキャロルがちょこんと座って・・・王子を待っていた。
「ずっとこの時を待っていた。そなたを我が妃とするこの時を。そなたはまこと私にそなた自身を捧げてくれるか?私を赦し、私を夫とし、私の側で生きていってくれるか?」
キャロルの長い睫毛が頬に濃い影を落とす。王子の優しさを信じていたけれど、でもあの恐ろしい力でキャロルを犯そうとした時の恐怖は忘れがたい。
王子はキャロルの手首に恭しく接吻した。
「そなたが今まで流した血と涙、そしてこの傷にかけて未来永劫、私の愛はそなたのものだ・・・我が心はそなただけのものだ。信じてくれ!」
・・・キャロルはこくん、と頷き、王子から貰った短剣を差し出した。
「私は・・・あなたが好き・・・。この短剣は今はもういらないの・・・」

王子は優しくキャロルを横たえ、生まれたままの姿にした。気遣いながら覆い被さり、啄むような接吻でキャロルの緊張を巧みに解しながら柔らかな身体をまさぐった。
胸のふくらみは王子の手と舌でこねくり回され、熱く弾んだ。
金色の茂みの奥の谷間を王子の指が割り開き、羞じらい震える肉厚の花を愛でた。王子が視線を当てるだけで花は震え、蜜がこぼれ出す。
「ふふ・・・こぼれてしまう。栓をしようか・・・?」
王子が指先を蜜壷に差し入れればキャロルの身体に緊張が走る。
「痛いか?では舐めとればよいかな・・・?」
王子の舌が蜜を舐め、花びらを貪った。花は甘く香りながらいっぱいに開き、つんと勃ちあがった花芯のこりこりした舌触りが王子を喜ばせた。
「もう・・・よいか?そなたの封印を解く・・・ぞ」
王子はキャロルの耳朶に低く囁くと、これまでの自制も忘れ、一気に狭い場所を刺し貫いた。
キャロルの悲鳴を心地よく聞きながら王子は悦びに酔いしれた・・・。

王子とキャロルはやがてしっかりと抱き合って眠りに落ちた。二人は明日、イシュタルの神殿に詣でるだろう・・・。

303 :ハサン:01/11/13 10:44
とうとう最終回の時がきたか・・、寂しくなるぜ、ぐるぐる系作家さん。

しかしイズミル王子はさすがだな。まあ、あれほどの男だぜ!
一度決心したからには、いつかは黄金のお姫様を手にいれると思っていたぜ。

304 :結局覗き見たムーラ:01/11/13 10:48
「王子・・・!!おめでとうございます!!」

・・・・柱のかげで感涙にむせびつつ、そっと退場
          

305 :メンフィス:01/11/13 17:28
結局、そなたはエジプトには戻らぬのくぁ(涙)。
イズミルみたいなひどい男のどこがいいんだー!
屈折したすかした男ではないかっ!
私のほうが直裁でわかりやすいぞ!

306 :ミヌーエ将軍:01/11/13 18:01
おお、我がファラオのお嘆き、御慰めの言葉もない・・・。
かくなるうえは、我がファラオの幸せを願い、作家殿の
御登場を祈るのみ!

307 :イズミル王子:01/11/13 18:48
>305メンフィス!
なに!私をひどい男だと!屈折したすかした男だと!
いや・・、しょせん負け犬の遠吠え。激する値もなかった・・。
ふっ・・、メンフィスよ、一人で悶えているがよい!
いまや姫の身も心も私のものぞ。
(原作でもこんなセリフを吐いてみたいものだな・・)

>ぐるぐる系作家殿
執筆ご苦労であったな。今宵、そなたへの感謝の祝宴をひらきたい。
そなたを大切な客人として我がハットウシャの城へ招く所存だ。かまわぬか?

308 :キャロル:01/11/13 19:33
>305メンフィスあーんど>307王子
いや〜ね〜、アレはもうひとりのア・タ・シ!
フフフフ、ホントの私は誰のものではないわ〜!
王子ったら、チョーシに乗るんじゃないわよ〜。

さあ、作家さん達、また違う私を見せてちょーだい!!

309 :キャロル:01/11/13 19:35
いやだわ、上げちゃったー。
お下がり!!

310 :ライアン:01/11/13 19:48
  ↑
キャロル・・、相変わらず、そそっかしい奴め・・(愛しそうな目)

311 :アルゴン:01/11/14 15:48
308キャロルよ!このペロちゃんが、また違うそなたを皆にみせてやろう!ふふっ

312 :メンフィス&イズミル:01/11/14 17:38
ア、アルゴン!許さぬぞぉっ、そのようなことわっ!
全国一千万読者もそれだけは許さぬはずじゃっっっ!
おまえなぞ、ジャマリとかミケーネの首領とつるんでおればよいのじゃあ!
くそ!

313 :カプター大神官:01/11/14 17:46
>308黄金の姫君よ、わが腕の中で可愛がってやるぞ。
「カプターと@ぐるぐる」でどうじゃ。
なんなら、「カプターと@ほんわか」でも良いぞ。

314 :メクメク:01/11/14 18:29
ナイルの妃とあなた様ではロリロリでエロエロ小説ですわ!
しかし、ほんわかは面白そうですわねぇ。
その隙にメンフィス様は誘惑だわ〜〜。

315 :宰相イムホッテップ:01/11/14 18:34
ナイルの妃とあなた様ではロ×ロ×でエ○エ○小説ですぞ!
しかし、「カプター@ほんわか」はあれですなぁ・・・・。
どのような物になるのか興味深い話ですぞ。
如何如何、わしとした事が世迷言を・・・・

316 :キャロル:01/11/14 18:50
オウ、ノー!アルゴンとカプターですって!!(ぞぞぞぞぞ)
寒気がするわっ!私はやっぱりメンフィスじゃなきゃイヤ!

でも・・王子も素敵だから許しちゃおっかな。
あとなにげにアマゾネスの女王も素敵だったわ・・。

はっ!こんなことメンフィスに知られたら大変!
またお仕置きされちゃうわ。メンフィスのお仕置き・・(ぽっ)
すごいのよっ!えっ、知りたい?そうねえ・・・。

317 :カーフラ:01/11/15 17:37
カプター、そなたは私とメンフィスさまが結婚できるように取りはからってくれればよいのです。
あんだけ投資したんだから早くケッコンさせてよー。

318 :キャラ板糞スレ撲滅委員会 ◆2bt6LMO2 :01/11/15 21:32

キャラ板糞スレ撲滅委員会は頑張っているなりきりさんを応援しています。

319 :侍女:01/11/16 17:18
最近、王子が不機嫌ですの〜。
姫君とラブラブなのに作家さんが書いてくださらないんですもの。
作家さん、かおむぉん!

320 :エレニー:01/11/16 17:21
あげさせていただきますわ!
青の王子の運命が気になるのですがどなたかご存知ありませんこと?
まさか暗殺なんてことはないですわよね?

321 :エジプト侍女:01/11/16 17:48
319ヒッタイト侍女さま、こちらも同じですわ〜
最近、メンフィス様のご機嫌が悪くて・・
そちらの王子様と違って、うちのファラオはあの暴れん坊なご気性で
ございましょう。もう、ほんとうに困り果てておりますのよ・・
作家様、哀れなエジプト侍女達を助けると思って、
なにとぞ、なにとぞ執筆を・・(ひれ伏し)

322 :テーベの母:01/11/16 22:58
>320エレニーとやら
私は「テーベの母」と呼ばれし人気占い師。
青の王子の運命・・、私が占ってしんぜよう!
ウラウラモァ〜(呪文) おおっ、なんと!水晶玉に不吉な影が・・。
エレニーよ、嘆くでない。嘆く暇があらば、青の王子の人気up活動を
するのだ。「読者の人気さえ付ければ延命は可能」と水晶玉も語っておる。
人気さえあれば、たとえば流砂に落ちても、たとえば銃に撃たれても、
たとえば刺されまくって出血多量になっても、(なんとか)生きていられるらしいぞ。

323 :テティに絡んだタコ:01/11/17 10:37
タコタコアガレ

324 :カーフラ:01/11/17 23:58
ちょっと〜〜〜ぉう、この由緒正しき王女様のお話は無いのかしら?
ずいぶんと失礼な所じゃない、ナイルの踊り子よりも魅力はあるわよ、
侍女のお墨付きですもの。ウフフ。

そうねぇ・・希望としては、メンフィス様の第一王妃で、イズミル様にさらわれて、
ぺこちゃんや、ミノス王に横恋慕される・・・あ、あらあのじゃまなナイルの女を
全部私に入れ替えたらいいんじゃぁない〜〜〜下がっているからageちゃうわね。

う〜〜〜〜ん、私ってば「ミネフジコ」っぽく書くといい感じになるかもね。

325 :キャロル:01/11/18 02:12
カーフラ王女、ルパンはアルゴン王?
くすくす・・・・
お似合いすぎって感じ!

326 :ヒッタイト侍女:01/11/18 09:50
イズミル王子宛にこんな手紙が届いておりますわ〜

イブの夜を私たちと過ごしませんか?
♪♪超ゴージャス合コン! 女性陣のメンバー紹介♪♪
ジャマリ、カーフラ、メクメク、フオティア、モリオネー
これで素敵なイブは間違いなし!!
合コンあとのツーショット・タイムはあなたしだい!!

この手紙、エジプト王宮にも届いているのかしら〜?(汗)

327 :エジプト王宮の使用人:01/11/18 12:19
合コン?
やっぱ王様ゲームしないとね!

328 :カーフラ:01/11/18 17:08
誰か私の恋愛小説書いておくれ

329 :イズミル王子:01/11/18 17:22
ほう、王様ゲーム・・。
残念ながら私は王では無いので合コンの参加資格がないぞ。
まこと残念ぞ(よ、良かった・・)

合コンにはエジプト・バビロニア・アッシリア・ミノア・ミケーネの
国王たちが参列しようぞ。5対5で、ぞんぶんに楽しんでくれ。

330 :フオティア:01/11/18 22:51
わたくし,合コン当日までには脱獄できますかしら?
弁護士を呼んで頂戴!
仮釈放でもいいわ。
釈放金はミノス王に請求してちょうだい!

331 :ミノス:01/11/18 23:03
・・・・・・姫と私が結ばれる話もおもしろいとおもう・・・・・・

332 :マカオーン:01/11/18 23:57
ピィーーー ピィーーーーー
(ナイル川河口から不思議な美しい方がながれてきたりして....)

333 :旅の商人ハサン@遠い目:01/11/19 03:00
たとえ相手が誰だろうと、俺は応援してるぜ....
....俺の...お姫様よ.....

334 :フオティア:01/11/19 22:08
作家様,「フオティア@冤罪」なんてどうかしら?
社会派ドラマで当時のお裁きの陳腐さを暴いてちょうだい。

335 :ある昼下がり:01/11/19 23:01
その1

永く中断された婚儀をやっと完了させ、ようやくメンフィスはキャロルと結ばれた。
しかし、新婚の夢醒めやらぬ中、自身の決断によって皮肉にも再びキャロルを
自分の側から離さねばならない。
バビロニアへの旅立ちの日を間近に控えたある午後の昼下がり。
暑さ厳しいエジプトのこの時間は、午睡のひととき。
それはファラオ夫妻も例外ではない。ましてや政務に追われ忙しいメンフィスに
とっては数少ないキャロルとのプライベートな時間である。
奥宮の中庭を歩いていたキャロルは、突然背後から抱き上げられた。
リビアからの使者との謁見を早々に済ませたメンフィスであった。
突然の事に驚くキャロル。
「そなたとの時間を・・誰にも邪魔はさせぬ。」そう言って頬に口付ける
メンフィスにキャロルは頬を染めた。(やっとキャロルをわが腕に抱いた今、
また一人でバビロニアへいかせねばならぬ)そう思うと何ともいえない苛立ちと
不安がメンフィスを襲った。
「そなたは私のものだ!この白い胸に他の男のことなど思ってはならぬ。他の男の
ことなど・・思わせはせぬぞ!」
怖いくらいに真剣な表情でメンフィスは、キャロルを寝室へ連れて行き少し乱暴に
寝台に横たえた。

336 :ある昼下がり:01/11/19 23:11
その2

メンフィスの愛をその身に受けてまだ幾日、男女の秘め事に関してはまるで
無知だった自分を、メンフィスは大切に慈しむよう優しく愛してくれた。
しかし、今、目の前にいる彼の瞳には目に見えぬ何かに対する嫉妬の炎が
燃えていた。いつもと違うメンフィスの様子に戸惑うキャロル。
「ま、待ってメンフィス。こんな昼間から・・そんな・・だめよ。」
キャロルの抗議を無視し、「そなたは私だけのものだ。よいかキャロル、
今から私のことだけしか考えられぬようにしてやる!」そう耳元で囁くと
メンフィスはキャロルの衣装を乱暴に解いた。
柔らかな唇に激しく深い接吻を与えながら、彼の手はまだ少女のような
たおやかなキャロルの身体をまさぐっていく。小振りな胸を揉みしだかれる
と甘い吐息が漏れ、細い腕や脇腹、すらりとした脚を触れるか触れないかの
力で焦らすように撫でられると、くすぐったいような不思議な感覚 に思わず
身を捩る。唇への熱く激しい接吻は次に耳、首筋、肩、腕へと下りてきて、
キャロルの身体には次々と薔薇色の痕が散らされていく。身体中を激しく愛撫
されるうちに、キャロルは身体の奥が次第に潤ってくるのがわかった。
桜色の胸の頂きがメンフィスの唇に含まれ、舌で歯で弄ばれる。
「あっ・・。」思わず声が出てしまうのを必死でこらえるキャロル。
自分の意志に関係無く反応してしまう身体が恥ずかしく、キャロルの白い顔は
真っ赤に染まった。

337 :ある昼下がり:01/11/19 23:33
その3

そんなキャロルを見てメンフィスは、「よいのだ。素直に私の愛に応えよ。もっと
そなたの声を聞かせてくれ。」熱っぽく囁き、とけてしまいそうな甘美な口付けを
与えた。幾度も与えられるその口付けは、キャロルを甘美な愛の世界に惹き込み,
彼女の羞恥心を取り払った。再びメンフィスの唇が身体中を滑り、キャロルの喘ぎ声
が漏れる。そしてとうとうキャロルの脚はメンフィスの前に大きく割られた。
黄金色の薄い叢の下に薔薇色の秘密の泉がひっそりと湧き出ている。「あぁっ・・」
夜と違って昼間の寝室には窓から陽射しが燦燦と降りそそぎ、紗で囲まれてるとはいえ
寝台の中も充分に明るい。そんな中ですべてを曝け出され、キャロルの羞恥心は再び
よみがえり、脚を閉じようとするがメンフィスはそれを許さない。
「いやっ。明るくて・・恥ずかしいわっ。お願い、許して・・・お願い・・。」
キャロルの懇願に対するメンフィスの答えは、両脚の間の秘密の泉への口付けだった。

338 :花と名無しさん:01/11/20 01:23
めんひす×キャロル。

王子×キャロルの源氏物語調のお話とは趣の違う
良さがございます。

・・この身が萌えまする・・。

339 :女王アイシス:01/11/20 13:00
おお・・この身も燃える・・愛する弟よ・・
私はやはりラガッシュ王ではだめなのです・・メンフィス・・・
335作家様、このままキャロルがバビロニアに来るシーンまで書いて
おくれ・・原作では失敗したが、今度こそキャロルを亡き者にしてやる・・

340 :ある昼下がり:01/11/20 16:25
その4

「っん。あぁぁっ。」
「何を恥ずかしがる?そなたの身体は美しい。私はそなたの全てが愛しいのだ。黄金の髪も、
蒼い瞳も、白い体も、そして・・ここも、全て我がものだ」そう言うと更に舌を泉に泳がせる。
秘密の泉に咲く花の花弁を指で押し開き、そこに隠れている花芯を探り当てると執拗に舌で弄ぶ。
もう一方の手の指を泉の奥の入口に差し入れる。そこはすでに甘美な蜜がとめどなく湧き出ていた。
「あぁん・・っくっ!あぁ・・んっ。」キャロルはもうメンフィスの為すがままであった。
明るい中で愛されているという羞恥心のせいもあってか、今までに感じたことのない強烈な快感に
捕われた。白い顔は赤く上気し、あられもなく喘ぎ声を上げ、身体をしならせる。
「あぁ、もう・・だめっ・・おかしくなって・・しまいそう・・」掠れた声で呟く。
「よい。もっと乱れてかまわぬ。私しか知らぬそなたを見せてみよ」そう言ってメンフィスは
花芯を強く吸い、指の動きを早めた。泉から溢れた蜜が、クチュクチュと卑猥な音を響かせる。
「んんっ・・はぁっ・・あぁ・・ん・・もう・・だめ・・あああぁぁぁっ」身体を震わせ、
大きく仰け反りキャロルは果てた。あまりに強い快感に自然と涙が溢れてしまう。
はあはあと苦しそうに息をするキャロルを抱き締め、涙を拭ってやりながら頬に額にやさしく
口づけるメンフィス。

341 :ある昼下がり:01/11/20 17:17
その5(最終回)

「キャロル・・、愛しい妃よ」メンフィスの体も熱く滾り燃えている。
呼吸が整ってきたキャロルを組み敷くと、力強く奥まで貫いた。「あぁっ」先程の余韻が
醒めやらぬキャロルに再び快楽の波が襲う。メンフィスの激しい動きに耐え切れず、すぐに
また頂きまで登りつめた。「くっ!」 メンフィスは動きを止めキャロルの激しい痙攣と
きつい締め付けに達してしまいそうになるのをこらえた。 暫く息も絶え絶えなキャロルを
見つめていたが、「キャロル、まだ終わりではないぞ。」と囁くと再び、激しく動き始める。
キャロルはもうメンフィスのことしか考えられなくなっていた。快楽の波が次々と押し寄せ、
彼女を別世界へと導く。キャロルのいつもと違う妖艶な光悦の表情と甘く可憐な喘ぎ声に
メンフィスは酔いしれた。二人の息遣いと喘ぎ声が昼間の明るい寝室に響き渡る。
幾度も訪れる絶頂感にキャロルは頭が真っ白になり意識が遠のいていった。
メンフィスもとうとう耐え切れず激しい情熱をキャロルの中に解き放った。・・・・・・・  

情熱の余韻に浸りながらメンフィスは気を失ってしまったキャロルを腕の中に優しく抱き締めていた。
「う・・んっ・・あっ、メンフィス」暫くして気がついたキャロル。
「わたし・・どうして・??」すぐには状況がわからず メンフィスの顔をきょとんと見つめていたが、
ようやく先程の事を思い出したのか顔を真っ赤にして俯いてしまった。
ついさっき見せた妖艶さとは正反対の子供っぽいしぐさ。その落差にメンフィスは目を細め微笑んだ。
「キャロル、愛している。」俯くキャロルの顎を掬い上げ、口づけた。
「もう私のこと以外考えてはならぬ。バビロニアでもうろちょろするでないぞ。そなたの兄達のことも
今後口にしてはならぬ。それができぬ時は・・わかっておろう?」と意地悪い口調で囁く。
「もうっ!メンフィスったらひどいわっ。そんなの横暴よっ。」更に顔を真っ赤にしてキャロルは抗議した。
メンフィスは愉快そうに笑い、「さあ、午睡の時間も半ば過ぎてしまったぞ。少し休むとしよう。」
と言ってキャロルを抱き寄せ横たわった。
窓から吹き込む昼さがりのそよ風がゆらゆらと寝台を囲む紗を揺らす。
しんと静まり返ったファラオの寝室。
手と手を絡めあい、幸せな倦怠感から二人は穏やかな眠りに落ちていった。
   ―終わり―


 **初めて書いてみました。下手な文章でお恥ずかしいです・・。
   いきなりえっちなお話を書くのは、おこちゃまな私じゃちと無理があったようで・・。
   書いてて妙に照れてしまいました。まだまだ修行が足りませぬ・・。
  

342 :ナフテラ女官長:01/11/20 21:29
おぉ,作家様!
御二人の中睦まじき御様子に、わたくしを始めエジプトの民衆一同感謝ですぞ。
作家様,ご降臨をアメン神に感謝いたしましょう。

343 :エジプト侍女:01/11/20 22:50
作家さま〜
まあ照れながらも執筆して下さったなんて・・ぽっ
なんて愛らしい作家様なんでしょう。感謝ですわ〜
素敵なお話のおかげで今日はメンフィス様のご機嫌も最高ですわ〜

344 :花と名無しさん:01/11/20 22:52
どうか初夜ネタ他もおねがいします。
ここでは手を変え品を変え、キャロル×王子は描かれていますが、
めんひすさまとのは少ないものですから(切望)。

345 :メンフィス:01/11/20 23:51
>作家・・
よき昼下がりを与えてくれて感謝いたすぞ。
それから・・、風も寒くなった御身大切にいたせ。

>338・344
私を思ってくれる気持、まこと嬉しく思うぞ。
しかも私とキャロルの初夜の様子が知りたいとは・・よくぞ申した!
だが、なぜにわざわざ「花と名無しさん」なのだ(笑)
今後はキャラを名乗ってその想いを申すがよいぞ。よいな。

346 :メクメク:01/11/21 13:33
ああ・・、メンフィス様・・(クネクネ)
私もあなた様に優しい言葉をかけられたり、
「よいな」とか命令されたい・・(クネクネ)
作家様、セカンド作品を楽しみにしておりますわ(クネクネ)

347 :アメン神神殿の巫女:01/11/21 17:48
作家さまー−−−!
あーりーがーとーぞーんーじーまーすぅーーーー!
更なる作品投稿を祈願いたしまする−−−−!
(ひれ伏して感謝の意を表す。)

348 :むふふのエジプト:01/11/22 12:29
1

「私だけを愛してくれ・・・私だけを」
かすれた声でメンフィスは囁くと腕の中で震えるキャロルの身体を覆っていた最後の紗を取り去った。
「おお・・・」
低いメンフィスの賞賛の声がキャロルをおののかせた。反射的に胸元を隠す手はメンフィスに押さえつけられた。
「隠してはならぬ。そなたの全てを吟味したい」
「いや・・・恥ずかしい・・・怖い・・・」
「だめだ・・・」
メンフィスはキャロルの身体から力が抜けるまで唇を貪った。長いこと焦がれ、どのようであろうと細大漏らさず思いめぐらせていた身体が今、灯火に照らされ自分の眼前にある。それだけでメンフィスの体は爆発しそうだった。
「美しい・・・私の・・・キャロル。ずっとずっと欲しかった・・・」
メンフィスは白く柔らかな乳房の感触を愉しんだ。触れるほどに熱く弾力を増す双丘、その頂を飾る突起は色濃く勃ちあがりメンフィスの唇を誘った。
口に含めばますます、つんと硬度を増し、キャロルの動悸が、切なげな吐息がメンフィスを喜ばせた。
ねっとりと舌で乳首を舐めあげながらメンフィスの手はいつしか下に滑り、柔らかな茂みを探り当てた。
「きゃっ・・・!」
思わず腰をひねりメンフィスを押しのけようとするキャロル。
「や,めて・・・恥ずかしいの。触らないで、そんなところ・・・」
「ならぬ。そなたを隅々まで見たいのだ。さぁ、だだをこねるな」
メンフィスの吐息が耳朶をくすぐり、キャロルは自分の体が熱く溶けていくのを初めて知った。戸惑い、恐怖、甘い期待・・・。惑乱するキャロルの艶めかしさ。

349 :むふふのエジプト:01/11/22 12:30


メンフィスはキャロルの足首を掴むと、脚が胸につくくらい身体を深く折り曲げた。自分は膝を立てて寝台に座り、寝台につけたほうの脚の上にキャロルの腰を乗せるようにした。
全てがメンフィスの前にさらけ出される。
キャロルは手で顔を覆い、小刻みに震えている。
「美しい・・・」
メンフィスは言った。
「キャロル、そなたは何と美しいものを秘めているのだ。このように美しく愛らしいものを私は見たことがない」
メンフィスは茂みの奥で震えている肉厚の蓮の花を指先でつついた。そのとたん、キャロルは息を吸い込むような悲鳴をあげ、花は薄紅色から深紅に染まった。
複雑に襞をたたむ花びらを掻き分ければ、つやつやとした珊瑚色の花芯が現れた。メンフィスが唇をつけ舌でなぶればあっという間に花芯は脹らみ、小さな小さな泉が潤った。
入り口の乙女の封印に漉されてわき出る愛の蜜の甘美さがメンフィスを酔わせる。
(このように美しい女のそこを見たことがない・・・。これまでのどの女よりもキャロルは美しく清らかだ)
メンフィスは舌で蓮の花を舐めあげ、花芯を思う存分弄んだ。甘く歯で噛めばこりこりとした歯触り。
蜜は潤沢に湧き出し、泉は震えた。
「メンフィス・・・もう・・・もう・・・ああっ・・・!」
キャロルは頂きに駆け登り、ひときわ甘い蜜を湧き出させた。

350 :以上、自作自演でした。:01/11/22 22:39
最近、働きすぎではありません?
勤労感謝の日は何をしたいですか?

351 :M様付き侍女:01/11/22 23:00
あぁ〜!とうとう初夜モノがぁ〜!!お待ちしておりました♪
M様、やはり貴方様は女性経験豊富ですのね。
でも私にはお声をかけて頂けませんでした・・。(涙)
そして、ナイルの姫、さすが神の娘だけあって「美しく清らか」ですのね。
いやん、早く続きが読みたいですわ。
作家様、禁断症状が出ないうちにお願いします〜!

352 :キャロル:01/11/22 23:51
作家さま。私とメンフィスの初めての夜を暴露してしまうのですね。
恥ずかしいわ・・。でもドキドキ・・。
やっぱりメンフィスって素敵・・作家さま、ありがとう

353 :カーフラ:01/11/23 02:22
なにさぁ?
ナイルの王妃って,「やっぱりメンフィスって素敵」っばっか言ってるぅ!
あと「ドキドキ・・・」?
「でも」とかぁ?
やはりわたくしの方こそメンフィス様にふさわしィ!
め゛んふぃ゛す゛さ゛ま゛・・・・わ゛た゛く゛し゛を゛め゛と゛ら゛れ゛ま゛せ゛ぇぇ

354 :むふふのエジプト:01/11/23 07:01


「そなたを我が妃とするぞ・・・」
メンフィスはキャロルを窮屈な姿勢から解放すると覆い被さってきた。
「う・・・これは何と・・・」
キャロルのそこは滴る蜜で敷布を濡らすほどであるのに、頑健にメンフィスの進入を拒んだ。
「う・・・痛い・・・嫌ぁ!」
キャロルは絶頂の余韻を一気に覚めさせる激痛に身もだえし、メンフィスから逃れようとした。そんな白い身体がますますメンフィスの中の獣を煽った。
「否とは言わせぬ!」
メンフィスは一気にキャロルの封印を破り、白い身体を貫いた。
メンフィスの体の下で初めての苦痛に悶えるキャロル。メンフィスはその苦悶の表情に燃え、激しく動いた。
「あーっ!」
たまらずキャロルは悲鳴をあげた。狭隘なキャロルがメンフィスを激しくしごきあげる。メンフィスの下で穿たれた身体は揺れ動き、メンフィスが動くたびにあの花芯も押しつぶされこねくりまわされた。
痛みと・・・その奥にかすかに萌すそれ以外の不思議な感覚。
寝室に激しく水辺を打つような音が響く。男の切迫した息づかいと女の喘ぎ。
やがて。
情熱をキャロルの中に解き放ったメンフィスはゆっくりと身を離した。
キャロルの脚の間からは驚くほど大きな深紅の花が咲き広がっている。
「すまぬ・・・痛くした・・・な」
理性を取り戻したメンフィスは涙に濡れるキャロルを気遣った。
「すまぬ。つい我を忘れて」
形が変わるほど蹂躙されたそこを優しく布で清め、花びらの形を整えとじ合わせてやるメンフィス。
「キャロル。許せ。何か言ってくれ。お願いだ、愛しているそなたをこんな目にあわせるつもりはなかったのだ」

355 :むふふのエジプト:01/11/23 07:02


「メンフィス・・・」
キャロルは潤む瞳でメンフィスを見上げた。激しい快感と痛みを味わったキャロルの表情の艶めかしさ。
「キャロル。許してくれ。そなたを妃にする嬉しさに我を忘れたのだ」
「ええ・・・許します。私、あなたのものになったのね・・・」
「そうだ。キャロル。今宵、私がそなたを女にした。そなたは我が生涯の女だ。愛していると言ってくれ。そなたを愛するが故に私が強いた苦痛を許すと言ってくれ」
メンフィスは少年のような顔をしてキャロルに請うた。
「ええ。メンフィス、許すわ。愛しているわ、大好きよ。私はずっとあなただけのもの。私、今夜のこと忘れない・・・」
メンフィスは優しくキャロルを抱き寄せた。
「疲れたであろう・・・さぁ休もう。私がそなたを守ってやる」
キャロルはうっすらを微笑むと引き込まれるように眠り込んだ。
メンフィスはまた自身に力がみなぎってくるのを意識しながらじっと女になったばかりの少女の寝顔を見守っていた。

そして夜明け前。
メンフィスは接吻で新床の花嫁を起こすと身体を探った。花芯を指の腹で擦りあげれば濃厚な麝香の香りが立ち上る。
昨夜の苦痛を再び受けることを怖れて身を捩るキャロルだったがメンフィスの愛撫を受け、あの蜜がまたあふれ出してきた。
「こんなになって・・・」
メンフィスは銀色の蜜がからみつく指をキャロルに見せた。
「怖がらなくてよい。さぁ・・・腰を上げるようにして・・・力を抜いて」
メンフィスは巧みにキャロルの中に入ってきた。少しでも苦痛をなくそうと無意識に脚を広げ、腰をあげるキャロルの様子がメンフィスの中の獣を狂喜させた。
新婚の花嫁はまだ男女の悦びを知るまでにはなっていない。しかしメンフィスはおおいに満足し、召使い達がやってくるまでのわずかな時間を惜しんでキャロルの身体を求め慈しむのだった。

356 :アイシス:01/11/23 11:18
うぅ・・・・・
わたくしはラガシュ王では濡れませぬ
メンフィスわたくしを抱いておくれ

357 :ラガシュ:01/11/23 13:31
この私の愛の技巧が気に食わぬと申すか!!!!

358 :オムリ:01/11/23 14:05
ままま、ラガシュ王、お気をしずめられませい

359 :アリ:01/11/23 14:36
寝所ではあのように歓喜の声をあげておいでるのに。
おいたわしや・・・アイシス様。
心は満たされておいでにならぬのか。

360 :アイシス:01/11/23 15:03
寝所での演技に疲れました・・・

361 :オムリ:01/11/23 15:21
ラガシュ王,名案がございます!
ここは一つ身代わり王をお立てになって、お妃の臥所のその者にお供をさせては?
ガルズが立派にお勤めを果たせる事でしょう。

362 :ジャマリ:01/11/23 18:28
メンフィス様、そのような乳臭い小娘のどこがおよろしいの?
わたくしとともにめくるめく悦楽の世界へ参りましょうぞ。

363 :アルゴン:01/11/23 19:26
ふうむ、乳臭い小娘もたまにはよいのう・・。(ぺろ)
ジャマリよ、そなたのような豊満な女どもにはもう飽きたわ。

364 :エジプト侍女:01/11/23 23:43
作家さま〜
お二人の初夜のお話、まこと素晴らしゅうございますわ〜。
ああ・・なんて・・えろてぃっく・・(ぽっ)
メンフィス様と姫様のお幸せそうな姿こそがエジプト侍女の生きがい。
生きがいを与えて下さる、むふふ作家さまに幸せあれ〜〜〜♪

365 :トロイの国王夫妻:01/11/24 10:58
おおっ、エジプトのファラオと王妃様はこれほどまでに激しい初夜を!!
作家殿、良きものを拝見させていただきました。

夫婦が仲良きことは何ものにも変えられぬ幸せ。素晴らしきことですぞ。
私達のように、いつまでも仲睦まじくあられますように・・

366 :エジプト侍女:01/11/25 01:13
作家様〜!
ファラオ夫妻の、様々なバリエーション(赤面)をお待ち申し上げておりまする。

367 :ヒッタイト侍女:01/11/25 01:32
>335・348両作家さま
ヒッタイト侍女の身でありながら萌えてしまいましたことを告白いたし
ますわ・・(なにとぞ、この事は他言なさらぬように・・)

 ガシャーーーン!  バリリーーーン!  ガシャーーーン!

あ・・、王子の部屋から花瓶を割る音が・・
おやめ下さいませ〜、その行動パターンは王子のキャラと違いまするー!

368 :ミノス:01/11/25 17:47
ハァハァ・・・・・・
姫君の・・・・・・

369 :フォティア:01/11/26 11:57
ミノス様・・何故にそれほどナイルの姫をお思いになりますの?
わたくしでしたら、いつでもOKですのに・・。
ファラオとナイルの姫は、仲睦まじくミノス様の入れる隙はございませんわ。

370 :ミラ:01/11/26 14:15
イズミル王子様・・、フオティアさんがおっしゃる通りです・・。
ナイルの姫君はエジプト王のもの。他の者の入れる隙はございませんわ。
いつも冷静沈着でお優しい王子様が、怒って花瓶を割ってらっしゃる姿なんて
これ以上見たくはございません・・。どうかわたくしに振り向いて下さい・・

371 :将軍:01/11/27 13:11
ミラ殿・・、お可哀相なことじゃ。
王子ほどの男を愛してしまった以上、もう並みの男では愛せますまい。

372 :ナフテラ:01/11/27 13:29
メンフィス様とキャロル様もお幸せなご様子・・。安心致しました。
あとはわたくしの息子、ミヌーエのことが気がかりです・・・。
どこぞに良い娘はおりませぬかのう・・。(ふ〜・・)

373 :ルカ:01/11/27 13:53
(ヒッタイト人ということを隠す身では、大きい声では言えないが・・)
ミラ殿とミヌーエ将軍は似合いの夫婦になるような気がする。
人格者のナフテラ女官長と、奥ゆかしいミラ殿なら、
さぞかし仲の良い嫁姑となるであろうし・・

374 :ムーラ:01/11/27 23:14
ミラ殿には、いい加減王子をあきらめて頂かなくては・・。
私が、良き伴侶を見つけてさしあげますわ。

375 :ミノス:01/11/28 17:51
私とフォティアの話か・・・・・・

376 :ハサン:01/11/29 22:27
黄金の姫様、幸せを影ながら見守ってるぜ。

作家さん続きを頼む。

377 :カレブ:01/11/29 22:48
おいハサンよーー。いつまでそんなところで油を売ってるんだ。

仕入れもすんだし、早く出発しようぜーーー。

378 :キャロルママ:01/11/30 00:00
あぁ、キャロル!
行方不明になって随分心配したのよ。
でも、古代でステキなファラオと幸せに暮らしてるのね。
ママ安心したわ。でもたまには現代に帰ってらっしゃい。

作家様、キャロルの幸せな様子をまた聞かせて頂戴ね♪

379 :ロディ:01/11/30 00:04
ママ、僕もキャロルが幸福に暮らしていることを知ってほっとしているよ。
(ついでにsageるとき、ageにsをくっつけてもさがらないんだ。
 最初から入力することをお勧めするよ)

380 :ライアン:01/11/30 00:26
帰ってくるんだ!キャロル!
おまえのためにクリスマスプレゼントだって用意してるんだよ。

381 :キャロル:01/11/30 00:43
まあ兄さん、私に何をプレゼントしてくれるの?
まさかお菓子の入ったブーツじゃないわよね??私もう16歳なんだから!
アダルトちっくなプレゼントをお願いね☆
例えば寄せてあげるブラとか・・。これがあれば、カーフラ王女やメクメク
にも対抗できるわっ!メンフィスも喜ぶし・・。

382 :作家:01/11/30 13:37
次のネタは・・・

383 :ほのぼのーん:01/11/30 13:39

「姫・・・眠いのか?」
食事の後のひととき、長椅子にもたれてうつらつらしているキャロルに王子が声をかけた。
書見する王子の横で静かに書物を読んでいたキャロルだったがいつのまにか巻物は手から滑り、床に落ちかけている。
「あ・・・!ごめんなさい。王子。いやだ、私ったらどうしたのかしら?ごめんなさい」
「ふふ。謝ることはない。私につき合っていては疲れるのではないか?遠慮なく休むが良いぞ。私は細々とそなたを気遣ってやれぬ。さぁ・・・休め」
「でも王子はお仕事なのに私だけ昼寝なんて。大丈夫よ」
とはいえキャロルは何となくだるく体が重いような気がした。
「休め。これは夫の命令だ。そなたはよくやってくれている。昼も・・・夜もだ。ふふ、眠いのはきっと私がそなたを眠らせぬせいだ」
キャロルは赤くなり、それでもムーラに連れられて寝室に下がっていった。

「姫は疲れているようだな」
「はい・・・お疲れになりやすいようで。よくうたた寝をなさいます。それにお食事もあまりなさらなくて。お勧めはしているのですが」
そういいながらムーラは何故かあまり心配でもなさそうでそれが王子の不審を誘う。
「医師に姫を見せよ!姫が目覚めればすぐ診察を受けさせるように!」
王子はそう言って午後の執務のために出ていった。

夕刻。王子を出迎えたのは恥ずかしそうに、でも誇らしげに微笑むキャロルと、喜びにはち切れそうなムーラだった。
「姫・・・?どうしたのだ?何か良いことでもあったか?体の具合はどうだ?」
キャロルは王子に駆け寄り、愛しい人の体をしっかり抱きしめながら告げた。
新しい命が宿っている自分の体のことを・・・。

384 :オムリ:01/11/30 22:54
ほんにほのぼのですな!
そういえば、日本の皇太子妃も妊娠中ですな!
男であればいやめでたい。アイシス様にも早くお世継ぎをもうけて頂かなくては。

385 :ナフテラ:01/12/01 15:51
日本とかいう国には、お姫様がお生まれのようで。
古代エジプトでしたら、王女様ばかりでも、ぜえんぜん問題ありませんわ。

386 :王子のハト:01/12/02 01:02
クルックーー クルックーー (待ちに待った王子の和子・・)
クルクルックー(ほのぼの作家さま、ありがとう〜)

387 :うわ〜:01/12/02 14:10
情熱のひとときが終わり、王子は優しくキャロルの身体を清めてやった。
(こんなに血が出るとは・・・かわいそうにさぞ痛かったであろう)
キャロルをかわいそうに思いながらも王子は好色な笑みを押さえきれない。
「姫・・・許せよ。辛くしてしまったか?」
「いいえ・・・大丈夫。もう・・・」
「ふ。かわいい嘘をついてくれる・・・」
初めての行為に憔悴した少女の顔の何と艶めかしいことか。
「傷まぬか?焼け付くように痛むのではないか?熱を持っているような」
王子の心の残酷な好色な獣が起き上がる・・・。
「冷やしてやろう。少し・・・」
王子は葡萄酒の入った杯の中身を口に含むと、たった今、王子が貫いた箇所に口移しで注ぎ込んだ。
「あーっ!」
冷たい液体が熱く疼く場所に流れ込み、一瞬の後には焼け付くような痺れをもたらす。王子の指は堅固な栓となり、空いた指は珊瑚珠をこね回す。
キャロルの身悶えも涙も王子を喜ばせるだけ。
「よしよし・・・」
王子はやがて指を抜き、王子の情熱のたぎりとキャロルの悦びと苦痛の溶けた葡萄酒を杯に受けた。
キャロルは涙に濡れた瞳で王子の行為を見つめていた。その弱々しい様子が王子をこの上なく煽り、王子は再びキャロルに覆い被さるのだった。
苦痛を怖れ、固く荒々しい王子を避けるために、腰を捻るキャロルの仕草は王子を煽るだけ。
初めての薔薇を散らせた男はその花を気遣うことなど忘れ果て、快楽に墜ちてゆく・・・。

388 :侍女13号:01/12/02 14:51
>387
うわ〜エロうございます。
鬼畜は好きですが、自制できない王子には少々幻滅ですわ。。。

389 :ヒッタイト王宮侍女:01/12/02 15:31
でも鬼畜は好きですわー。
キャロル*メンフィスが両思いではなかった頃の鬼畜を書いてくだされませ〜。
鬼畜の前には(鬼)マークでもつければ、この系統がお嫌いな方でも読み飛ばすことが
出来ましょう。
なにとぞ・・・・なにとぞ・・・・

390 :エジプト王宮侍女:01/12/02 16:15
(鬼)マーク!すばらしいアイデアでございまする。
象形にして、 Ψ(`▼´)Ψマークでも楽しゅうございますわね。

そういえば。
ナイルの姫様がまだメンフィス様にお心を開いていらっしゃらなかった頃・・・。
なにやら悲鳴が聞こえたとか水音が聞こえたとか・・・色々噂がありましたわ。
あっ、いけない。こんなことナフテラ女官長の耳に入ったら叱られてしまう!

391 :ヒッタイト王宮侍女:01/12/02 22:01
んまあ、エジプト王宮侍女様、そのお話は本当ですの?
噂では、夜毎のように縄でしば・・・いえいえ、何でもありませんわ。

392 :カレブ:01/12/03 10:24
下から5番目だったぜ。

393 :ペルト:01/12/03 10:54
ふぇ〜、下から五番目・・。
ネバメン、危ないところだったぜ!
カレブ、ありがとな。

394 :以上、自作自演でした。:01/12/04 10:27
マルチで申し訳ありません。
皆さん、次のテンプレを使った自己紹介をお願いします。

名前 :
年齢 :
性別 :
職業 :
趣味 :
恋人の有無 :
好きな異性のタイプ :
好きな食べ物 :
趣味 :
最近気になること :
一番苦手なもの :
得意な技 :
一番の決めゼリフ :
将来の夢 :
ここの住人として一言 :
ここの仲間たちに一言 :
ここの名無しに一言 : 

395 :落ちなしなの:01/12/04 13:42
急に足下が崩れて地の底に引き込まれる感触に、不意に強い風が全てを砕いて吹き飛ばすような感触に襲われて王子は目を覚ました。
目覚めれば、ただ後味の悪い嫌悪感しか残さない悪夢。王子以外、誰も知らない真夜中の孤独。
(夢か・・・)
王子は、はっとしたように自分の傍らを見た。
(良かった・・・姫は眠っている。ふ。何を怖れるのだ、私は。姫は間違いなく私の妃ではないか。何も怖れることはない。姫はここにいる)
夜明け前の薄暗い寝台。王子の傍らに小柄な金髪の娘が眠っていた。金色の髪が枕に広がり、王子の方に顔を向け、軽く体を丸めて。あどけない寝顔。頬に濃い影を落とす睫毛のかすかな揺らぎ。
掛け布団の下の白い身体は王子に丹精され、幼げな外見に似ない成熟した女の身体に変化しているというのに今はまるで子供のようで。
王子はじっと愛しい娘の寝顔を見守った。愛しくて愛しくて切ないほどの気持ち。大切に大切に守って傅いて・・・。今でも無垢の乙女を手折った自分に何か神罰でも下るのではないかと空恐ろしい気持ちがする。
(愛しい・・・)
王子はそっと小さな身体を抱き寄せた。柔らかく暖かくよい匂いのする身体。
キャロルの細い腕をそっと自分の腰にまわしてぴったりと体をくっつける。
「王子・・・?」
「姫・・・もう少し眠れ。夜明けにはまだ少しあるゆえ・・・」
王子は今度こそ悪夢のない健やかな眠りの中に落ちていくのだった。

396 :ウナス:01/12/05 19:33
下がりすぎなのであげておこう!
明日はP誌発売日だ・・。心して買いに行かねば!

397 :ハサン:01/12/06 08:12
エジプト人はよー、どーしてああ胡散臭い人間をすぐ信じるんだ?
お話の都合上とはいえもすこし何とかならんのか?
お姫様よ〜、今度はどこにさらわれるんだい?

398 :ペルト:01/12/06 11:31
やっぱりネバメンはすげえぜ!
それにしても、ファラオとナイルの姫は呑気だなぁ・・。

399 :エジプト王宮侍女:01/12/06 12:07
今月号もラブラブシーンはほとんど無しですわ・・・。
わかってはいましたが・・。あぁ、欲求不満になりまする。
作家様、この身が燃えるようなお話、なにとぞ、なにとぞ
お願いします!

400 :こんなの:01/12/06 18:37
ネバメンの反乱による混乱がやっと収まったエジプト。長い内乱は多くの犠牲を生んだ。幾多の命。果てしない哀しみ。
・・・そしてエジプト王妃キャロルの死。メンフィスを守って逝った彼女。

「イズミル王子・・・久しいな」
「メンフィス王。ここに改めて両国の平和を約すは大いなる喜び。変わらぬ平和を・・・失われた命に対する償いとして・・・せめてもの手向けとして平和を・・・」
隻眼の王メンフィスとイズミル王子は静かにナイルを眺めた。内乱は終わり、平和が戻った。今は亡きキャロルが望んでやまなかった平和が。
「平和・・・か。平和とは何と高価なものか。代償はあまりに高かった。ふふ、王子よ、人は愚かなものだ。失われたものを追い・・・それでも生きていかねばならぬ」
「いや・・・メンフィス王。生きていくはかの姫の願いなれば」
同じ女性を愛した二人の男は無言でナイルを見つめた。

「ハトホル姫さま?どちらにおわします?」
侍女達の声がイズミル王子のいる庭の一角にまで響いてきた。声のほうに王子が目をやるより前に、茂みが揺れ、金色の鞠が王子の懐に飛び込んできた。
(金色の鞠?馬鹿な・・・人間だ。子供・・・いや・・・これは・・・!)
「姫!」
王子は目の前の少女を抱きしめた。金色の髪、青い瞳、白い肌。恋い焦がれてやまなかった少女が・・・!
「きゃっ!誰?」
少女は驚いて王子の腕から逃れた。
(姫・・・ではない。似てはいるが子供だ)
呆然と目の前の娘を見つめる王子に、その少女は屈託なく問いかけた。
「あなた誰?ここは奥庭なのに・・・あ、テティだわ!お願い、私を隠して!」
少女は王子の袖の陰に隠れた。
「ハトホル姫様・・・あ!イズミル王子様!ご無礼いたしました」
王子は遠い昔に会った侍女に問うた。
「人捜しか、侍女よ。ハトホル姫・・・とはメンフィスの王女か?」
「は、はい。かくれんぼうのお好きな方で・・・本当に困ったこと。失礼いたします」
テティはあたふたと走っていった。
「ふふっ!」
金髪の少女が袖の陰から王子に笑いかけた。
「隠してくださってありがとう。・・・あの・・・あなたはイズミル王子様?お父様のお客人の?ごめんなさい。あの・・・あの・・・私、お父様のお客様を見たくてそれで・・・」
王子は笑った。
「そなたはメンフィス王の・・・かのナイルの姫の娘なのだな。ハトホル姫、というか。そうか・・・。心配せずともよい。今、侍女をまいたことは私とそなたの・・・秘密だ」
少女は、ハトホルは嬉しそうに笑った。大柄で美しい外国からの賓客は何と優しいのだろう!
「あ・・・ありがとう。イズミル王子・・・様。じゃ、指切り!」
薔薇色の頬を輝かせて笑うかつて恋した女性の忘れ形見と指を絡ませながら、王子は何とも言えない心ときめきを覚えていた・・・。

401 :こんなの:01/12/06 18:40

「なっ、なにーっ!イズミル王子、今何と申したぞっ!ハ、ハトホルをそなたの妃
にだとー!」
「何を驚かれる、メンフィス王。国同士の同盟の固めに貴国の王女を頂きたいと申
すことがそんなに突飛なことか?
幸い、メンフィス王子はハトホル姫の他に世継ぎの王子もおいでだ。私にはまだ正
妃がない。
それに、そうだ王子には我がヒッタイトの王女を差し上げよう。いかがかな?」
二人の貴人が静かに語り合う一室にメンフィスの声が響き、外の警備兵を驚かせた。対照的に静かなイズミルの声。
「正妃がないなど!そなた、ミラ妃とミラ妃所生の子供があるというではないか!
知っているぞ、ハトホルとさして年の変わらぬ姫たちだ。
妻子持ちの男の所に、しかも親子ほど年が離れているのに大切なハトホルをやれ
るかっ!そなた、いくつになった?32か33か?ハトホルはまだ8才だぞ!
こ、この・・・スケベ親父っ!無礼者!」
「私は今度31になる。確かに側室もある。子もある。だが、あくまで側室だ。
私とてすぐにハトホル姫をどうこうするほど倒錯してはおらぬ。格式高き大エジプト
王国の姫、神の娘たるかの姫を我が妃とし、大切に大切に傅き、両国の絆をより強め
たいのだ。今はまだ8才だが、あと5、6年もすれば美しく成長しよう。私の和子を
・・・世継ぎを産んで欲しいのだ・・・」
王子はキャロルに生き写しの幼い姫にすっかり心を奪われている。
「ふん・・・キャロルに横恋慕していたそなたが今度はハトホルか!ふざけるなっ!
ハトホルは我が最愛の娘。キャロルの身代わりなどではない!あの姫を死者の形代としか見ぬ男にやれるかっ!バカが!誰が年上の義理の息子など持ちたいものか!」
メンフィスの罵声をイズミルは冷静に聞き流した。為政者としてメンフィスは自分
の望みを叶えざるを得ないだろう・・・と計算しながら。

「イズミル王子・・・様?ご機嫌よう」
「! ハトホル姫!どうした?今は昼寝の時間ではないのか?一体どこから?」
宿舎として割り当てられた宮殿の一室に突然現れたハトホル姫に王子は心底驚かされ
た。
「ふふっ。抜け出してきたの。簡単よ。
・・・あの・・・お父様から聞きました。王子様は私をお妃になさりたいのです
って?お父様はずいぶんご立腹でした。私も驚いて・・・どうしてってお聞きした
いから来たのだけれど」
王子はその昔、恋い焦がれた女性が自分の所に忍んできてくれたようないささか
倒錯した喜びを感じながら言った。
「そうだ。私はそなたを妃に欲しいとメンフィス王に申し込んだ。ハトホル姫、私と
ヒッタイトに来てくれぬか?よい所だ。そなたに見せたい。面白い玩具や絵、書物
もあるぞ。そなたを世界一幸せにしてやれるのは私だぞ」
ハトホル姫は真っ赤になった。父王より年上だと聞いていたのに、この王子は若々
しく凛々しい美丈夫だ。一目見て気に入ったこの王子が自分に求婚しているという!まるでテティ達が話してくれる恋物語のようだ。
「分からない。だって急ですもの。昨日お逢いしたばかりなのに、ろくに知らない私
を何故、妃になんておっしゃるの?
け、結婚したらずっとその相手を大事にアイさなければいけないって・・・
私、知っています。それなのにろくに知らない人・・・お父様くらい年の離れた
人・・・」
感情が高ぶったのかハトホル姫の瞼は赤く染まり、青い瞳は潤んでいる。

402 :こんなの:01/12/06 18:42

「姫・・・。かわいそうに驚かせてしまったか?私は・・・袖の中に走り込んでき
たそなたを初めて見たときから、そなたに惹かれている。こんな可愛い少女が私に
頼り、微笑みかけてくれた。嬉しかったな。
一目見て好きになるということも・・・あるのだぞ。きっとそなたも私を気に入る
だろう。私のヒッタイトも。来ないか、私と」
「私が・・・あなたやヒッタイトを好きになるってどうして分かるの?」
「はは・・・そなたは私が嫌いか?ヒッタイトへ旅したくないか?まだ見ぬ広い世
界に惹かれぬか?
それとも姫は私のような醜い年よりは嫌いか?」
「いいえ!王子様は・・・とっても綺麗。侍女達が言ってます。優しいし嫌いじゃ
ない。でも・・・」
「では私と来い!そなたはまだ幼い故、自分の幸せが分からぬのだ。そなたが幸せ
になれるよう・・・私が導いてやろう。そなたを世界一、愛し、幸せにしてやれる
のは私だ」
王子は軽々と幼い姫を抱き上げた。ハトホルは一瞬身を固くしたが、やがて王子に
ほほえみを返した。

「騒がしいな。何か?」
「は、王子。ハトホル姫がお姿を隠されたとかで王宮は大騒ぎでございます」
「ふ・・・将軍!ファラオに告げよ!ハトホル姫はイズミル王子の部屋にいると」
「え!」
「眠り込んでしまったのだ。幼い子供だな・・・」
愛おしげに金髪の少女を見おろす王子。その膝の中にはハトホルが丸くなって眠っ
ている。
「王子・・・」
「将軍。私はこの姫を得るぞ」

メンフィスは逆上し、散々わめき散らした。同盟を結んだとはいえ、かつての仇敵が
自分の手中の珠を奪おうとしている。
自分より年上の男が!自分の最愛の娘の婿!最悪!倒錯の極み!
だが結局。結婚は何にも代え難い同盟の保証。臣下の捨て身の決死の説得でどうや
らメンフィスは為政者の理性を取り戻した。
・・・大幅にエジプト滞在の日程を伸ばしはしたが、イズミル王子はファラオの長女
、ハトホル姫を得たのである。
ハトホル姫は王子と共にヒッタイトに向かうことになった。

「ハトホル!気をつけてゆけ!嫌なことや辛いことがあったらいつでも帰って参れ!
手紙を書け。テティを困らせるでないぞ。エジプトの王女の矜持を忘れるな。それか
ら・・・とにかく幸せになれ!イズミルが理不尽なことを申さばすぐ父に知らせよ!
ただではすまさぬ!それに・・・」
予想外に早い娘の輿入れに戸惑う父親らしく、くだくだしく別れを述べるメンフィス

「姉上、道中、お気をつけて。また遊びに来てくださいね!」
7才の世継ぎの王子は、涙を堪えて大好きな姉に別れを告げた。
「お父様、ホルス。行って参ります。どうかお元気で。」
ハトホル姫は盛装に身を固めながら、年相応の幼さ故、涙がこぼれる。
その涙を優しく拭ってやるのはイズミル王子で、それがまたメンフィスの怒りを誘う

「さぁ、姫!出発だ。ヒッタイトへ!」
王子の一行は砂漠の向こうに向かったのである。

続く:すみませぬ。王家の紋章ネクストジェネレーションです。どきどき。

403 :ヒッタイト王宮侍女:01/12/06 19:11
しかし、「こんなの」様、エジプトでは父と娘の結婚も日常茶飯事だったとか・・・
メンフィス王のお怒りには他の意味があったのやも知れませんね。

404 :ミノア王ミノス:01/12/06 19:58
ハトホル姫…
お会いしたことはないが、かのナイルの姫に生き写しだとか…
「母上、また病気になって見舞いに来させる手はありでしょうか」

405 :地味ー:01/12/06 23:28
いくら母親が白人だからって混血の子供が金髪碧眼なんておかしな話サ
そう!ハトホルは白人である僕とキャロルの間の娘サ!
キャロルが戻ってきた時にこっそり仕込んだのサ!

406 :ナフテラ女官長:01/12/07 01:27
おおお・・・なんと言う爆弾発言!>地味ー
あの世のキャロル様が許されてもこの私が許しませぬ!
ミヌー絵、やっておしまいなさい!

407 :エジプト侍女:01/12/07 04:37
こ、こんなお話……ぷるぷる。。。。ありですわ。

408 :ライアン:01/12/07 11:22
>405
なっ、なんだって〜!!(ボカっ!強烈パ〜ンチ!)
僕のキャロルによくも・・・!
ジミー、君ってやつはっ!見損なったよ!

409 :キャロル@スカートは星柄:01/12/07 13:00
んんっ。メンフィスったら、強引だから年子で子どもが生まれたの・・・・
んもう、ジミーったら、アフマドのときに遅れをとったからって、こんなときに・・・
子どもの父親は、ジミーじゃないわ!んんっ、もう(プンプン)。

410 :以上、自作自演でした。:01/12/07 17:52
はやく続きが読みたいー。よましてくれー。

411 :こんなの:01/12/08 13:47
4
ヒッタイトへの長い道中、ハトホルは我が儘も言わず、おとなしいものだった。風にも当たらぬよう大切に傅かれる彼女だったが、時折は警備の兵とかわいらしいお喋りを楽しみ、ヒッタイト兵の心も掴んでしまっていた。
だが何と言っても幼い8才の少女。ヒッタイト領に入ったある晩、嵐の音に怯え、とうとう泣き出してしまった。
「怖い・・・怖い・・・お父様、お父様、帰る〜、エジプトに帰りたい。えーん」
もらい泣きしたテティが背中を撫で、慰めるが効果はない。
「姫・・・大丈夫か?おや!泣いているのか。可愛そうに」
天幕に入ってきた王子は手慣れた仕草で膝の中に少女を抱え込んだ。
「よしよし。風の音が怖いのだな。大丈夫だ。私がいるから。さぁ、今宵は私がここに寝て、そなたを守ってやろうほどに泣くな。
こんなに汗をかくまで泣いて・・・着替えた方が良かろうな」
王子はテティを無視して、さっさとハトホルの紗を脱がせてしまった。
ほっそりした華奢な白い身体。平らな胸の頂のほのかな紅。脚の間は深く溝が刻まれ、より濃い紅に彩られている。王子が汗を拭えば甘く匂いたつ肌。
恥ずかしさに声もでないハトホルの身体を改めつつ拭き清めてやると、王子は自分の寛衣の中にハトホルを包み、寝台に横たわった。テティは完全に無視されている。
「嫌・・・恥ずかしい。テティと寝るの」
「姫はもう私の妃になるのだから乳母と寝るのはおかしいぞ。今宵からは私と寝よう。さぁ・・・」
腰布だけのハトホルはしばらく落ち着かなげに身じろぎしていたが、やがて王子の腕の中で眠り込んでしまった。
テティはすみに控え、まんじりともしなかった。
(なんてこと!メンフィス様がご覧になったら何とおっしゃるか!姫様が懐いておいでなのがせめても・・・だけど、これはあんまりよ)

412 :こんなの:01/12/08 13:48

ヒッタイト人はイズミル王子が連れてきた幼いハトホル姫に驚きを隠せなかった。
王子の庶子である女の子とあまり年も変わらない。道中、王子に贈られたという人形を大事に可愛がっているという子供。
ナイルの姫に生き写しの姫。王子の真意がどこにあるのかは明らかだった。
母親に似て優しく怜悧だというがいかんせん、まだ8才・・・!
ヒッタイト王と王妃は息子の暴走を解せなかった。いくらナイルの姫の形代が欲しいとはいえ、まだほんの子供。冷静に礼を尽くして、大国の姫を迎えるのが精一杯。ヒッタイト王はロリコンではないし、ヒッタイト王妃にしてみればハトホルは孫のようなものだった。
一番ショックだったのはミラだった。念願叶って王子の側室に迎えられ、心底愛されているわけではないと自覚しつつも、女の子を二人産んだ。ヒッタイトは女系の王位継承が認められているから、いつかは国母、正妃に・・・と思っていたのだが。
結局、庶子の王女達はエジプトに嫁いだり、巫女になったりという未来しか用意されていないらしい。

そんな外野の声など馬耳東風、王子はハトホル姫をそれは大切にした。自分の隣の部屋をハトホル姫の部屋とし、執務の合間を縫って学問や楽器を教え込んだ。ムーラもこの幼い姫の教育係となった。
怜悧なハトホルは乾いた砂に水が染み込むように新しい知識を我がものとしたがやはり時折は寂しさに負け、テティの膝で泣いた。テティももらい泣き、である。

413 :こんなの:01/12/08 13:49

「姫、ヒッタイトは気に入ったか?私は嘘をつかなかったであろう?・・・うん?どうした?泣いたのか?目が赤い」
ある夜、私室でくつろぎながら王子は膝の中の少女に問うた。
「ムーラとテティに叱られました」
堪えきれずこぼれ落ちる涙。王子が事情を質せばこうだった。
エジプト風に膝を組んで床に座っていたハトホルが、「それはヒッタイトの風儀ではありません。お直しあそばせ」とムーラにいささかきつく窘められたのだった。
拗ねたハトホルは秘密の場所に隠れて、皆が探し回り、見つかったときにはムーラにもテティにも叱られた・・・ということだ。
「はっはっは!それはそれは。姫がよくないな。そなたは未来ヒッタイトの王妃になるのだからヒッタイトの風儀を学ばねばならぬ。床に脚を組んで座るのはヒッタイトでは行儀がよくないとされているからな。
ムーラやテティを恨むでないぞ。二人ともそなたが良き女性となれるよう心砕いてくれているのだ。
それに上にたつ者、下々に迷惑をかけてはならぬ。分かるな?」
大好きな人にお説教され、恥ずかしさに真っ赤になって頷くハトホル。
「はい・・・もうしません。ごめんなさい。王子様。
ごめんなさい、ムーラ、テティ」
イズミル王子の居間は幸せな笑いに包まれていた。

414 :こんなの:01/12/08 13:50
7
「あなたは父様のお妃になるんですって?」
イズミル王子の王女が仲の良い遊び友達ハトホルに聞いた。
「ええ・・・そういうことみたい」
12才になったばかりのハトホルは困ったように友達に答えた。
「私たちの母様と同じになるのね!」
妹王女が無邪気に言った。このハトホルと同じ年の王女は神殿の巫女になる身だった。
「ふーん。私はエジプトのホルス王子のお妃になるでしょう?じゃあ、あなたは私の義理の姉さまで、義理の母様にもなるのね。ややこしい!あなたは私より年下なのにね」
「私が・・・イズミル王子様のお妃になったら嫌?私のこと嫌いになる?」
「やだ、そんなことないわ!」
姉王女は笑った。
「だって・・・あなた方のお母様に悪くて。私のことも可愛がってくださるミラさま。私もあなた方と同じイズミル王子様の娘ならよかったのに!」
ハトホルの戸惑いや気兼ねがよく分からない王女は笑った。幼いときからの後宮暮らし、ヒッタイト王の妻妾の多さを当然として育ってきているので、ハトホルの存在もさほど気にならないらしい。
「父様は王子ですもの!特別の男の人はお妃がたくさんいるものよ。それにあなたは子供ですもの!誰も私たちの母様と比べたりしないわ。
あなたがお妃になっても私たち遊び友達よ。あなただって母様や父様といるより私たちと遊ぶ方が楽しいでしょ?」
「もちろん!」
ハトホルはやっと笑い、また遊びに没頭した。少女達が仲良く遊びだしたとき、周囲の大人達は戸惑い、驚いたものだ。遊ぶのを止めようとさえした。
だが結局、ハトホルは王女達の無二の親友となり、その友情は彼女の生涯に大きなプラスとなった。

415 :こんなの:01/12/08 13:51

「ムーラ、今帰った!」
半年間のクレタ駐在を終え、帰国したイズミル王子。
「おや?姫は?走って出迎えてくれると思ったが。長く会わなかったから嫌われたか」
「お戯れを。姫君はお部屋でお待ちでございます。驚かれますよ、王子。すっかりおきれいになられました」
ハトホルは美しく着飾り、嬉しそうに頬を染めて王子を出迎えた。
「お帰りなさいませ、王子」
「おお・・・しばらく見ぬ間に美しくなった。元気であったか?」
ハトホル姫は13才。臈長けて美しい少女になっていた。キャロルに生き写しの容貌。優しく穏やかな性質。たったひとつキャロルと決定的に違うのは、王子を誰よりも慕っていること・・・!
「さぁ・・・つもる話は父上に帰国の報告をすませてからだ。そなたへの土産もある。良い子で待っておれ」
上機嫌の王子。
「ムーラ、姫は美しくなった。よくあそこまでにしてくれた!」
「もったいのうございます。この半年間で本当に姫君は成長あそばしました。
・・・お身のほうもこのたび大人になられました」
「ほう・・・!では・・・」

一方ハトホルの居間では。テティが女主人に苦い顔でお説教していた。
「姫様。いい加減、そのお人形で遊ぶのはおやめください。大人の女性は身近にそんなおもちゃは置きませんのに。どこかへおしまいあそばせ」
「あら、いいじゃない。これはただのお人形じゃなくてよ。イズミル王子様がくださった大事なお人形です。王子様は何もおっしゃらないわよ」
「姫様〜。夫の前でお人形遊びする妻はありませんわ」
「夫・・・?ああ・・・そうね、王子様は・・・夫だったわね。
何だかお父様みたいであんまりそういうかんじじゃないもの」
テティは呆れ顔である。

416 :以上、自作自演でした。:01/12/09 00:14
つ・・・続きを・・・ハァハァ・・・

417 :光源氏:01/12/09 00:30
ん?まるで私と紫の上のようだね。
そう、お兄さまと慕ってくれた幼い少女、紫。
かの藤壺の宮さまに生き写しの・・・。

418 :地味ー:01/12/09 00:57
イズミル王子かっこう計画ではなくて
地味ーのカッコウ計画です
僕の娘を国母にするヨ!
あひゃひゃひゃひゃひゃ〜

419 :アブドラ:01/12/09 10:25
痔身ー君、それ以上いいかげんな事を言ったら、バズーカをお見舞いするぞ。

420 :ブラウン教授:01/12/09 14:16
許してやっとくれ。
孫はキャロルがいなくなってしまった痛手からまだ立ち直ってないだけなんじゃ。
あぁ、可愛いキャロル、わしの一番弟子・・・。

421 :キャロル:01/12/10 00:12
許してね、地味ー
私はあなたもキリスト様も捨ててしまったの
いい人見つけて早く立ち直ってくださいね

422 :以上、自作自演でした。:01/12/10 01:14
http://salad.2ch.net/test/read.cgi/charaneta/1007799262/
このスレをどうおもいますか

423 :ユクタス:01/12/10 01:21
>422
そのようなスレと王家ワールドは一切関係ないわ!
消えうせろ!

424 :ロディ・リード:01/12/10 01:32
ということで地味ー君、
…キャロルと別れても発掘資金だけは今まで通り出すからさ。
頑張ってね、じゃあね。

425 :王子の忠実なるしもべ・ルカ:01/12/10 10:37
>415の我が主君は、一体どんなお顔で姫をごらんになったのだろう・・・
気になる・・・

426 :ミタムン王女:01/12/10 15:54
なななな〜んかやばいですわ〜〜お兄様ぁ〜〜とうとうそこまで落ち・・・ゲフッ

427 :ヒッタイト国民A:01/12/10 20:37
個人的にはキャロル様相手より燃えてしまいます。あうー

428 :紫の上:01/12/10 23:39
私と殿の遠い昔の思い出ですわね。
懐かしゅうございます。

429 :こんなの:01/12/11 08:05

王子が帰国した翌々日のことである。
いつものように添い寝のイズミル王子と仲良く寝台から出てきたハトホルはムーラにいきなり浴槽に放り込まれた。
身体を入念に洗われ、細々と身体の手入れをされる。戸惑うハトホルにムーラは言った。
「姫君。今宵はあなた様と王子のご婚礼の夜でございます。どうか今からお教えすることをよくお聞き遊ばせ」
「え?だって私と王子の婚儀は終わっているわよ?ヒッタイトについてすぐ神殿で祝福を受けたわ」
「子供の頃の婚礼と、大人になってからの婚礼は違うのですよ。姫様」
テティも言葉を添える。
「今宵はいわば本当のご婚礼でございます。おめでたいことですわ」
テティは涙をこぼした。古式に則りハトホルは花嫁の支度を整える。まだ幼い体つきが痛々しいが、ミラ妃という存在がありながら誰よりもハトホルを愛し、重んじ、守ってくれる王子の誠実がありがたかった。
身体を清めたハトホルは王宮内の神殿に詣で、それからムーラから花嫁の心得を説かれた。
「よろしゅうございますか、姫君。何事も何事も王子の望まれるままに遊ばしませ。少し戸惑われることもございましょうが・・・」
ハトホルはただ頷いた。
(信じられないわ・・・王子様が私の中に入るの?どうやって?でも・・・私とうとう王子様の本当の花嫁になるのね)
昔から憧れ、可愛がって貰った男性の花嫁になる、ということにハトホルは無邪気な喜びを覚えた・・・。

430 :こんなの:01/12/11 08:06
10

「姫・・・?」
王子は寝台の上にちょこんと座るハトホルにそっと声をかけた。ハトホルはしっかりと王子の瞳を見つめかえし、ほのかな微笑さえ浮かべている。
(良かった。泣いたり、怯えたりはしておらぬな)
王子は花嫁の夜衣のハトホルを膝の中に抱いた。
「姫。今宵、私はそなたを妃にする。これがどういう意味か分かるかな?」
「はい・・・ムーラとテティに教わりました」
「怖くないかな?」
「・・・ムーラが王子様の望まれるようになさいと申しました」
子供っぽい声が不安に震えている。王子は優しく少女に接吻した。初めて唇に与える接吻。
王子は優しく少女に触れた。
「私は男で、そなたは女だ。そして男は愛しい女を求める。そなたは私を愛してくれるか?私がそなたを求めることを許してくれるか?」
ハトホルはこくん、と頷いた。
(とはいえ、何も肝心なことは分かっていないのだ)
王子はそっとハトホルの寛衣を取り、自分も諸肌脱ぎになった。
「そなたは女だ。そして・・・私は男」
王子はゆっくりと自分の寛衣を取り去った。初めてまじまじと見るそれに目を丸くするハトホル。
「何も怖いことはない・・・嫌であればいつでも申せ。無理強いはせぬ」
幼い日、天幕の中で王子に抱かれて眠った日。当然のように王子と入浴していた日。でも今日はそんな日々と全く違う。
ハトホルはぎゅっと目を瞑り、王子に縋った・・・。

431 :こんなの:01/12/11 08:07
11

ハトホルは正式に王子の妃となった。王子がこの二十歳以上も年の離れた妻を大切にすることはこの上ない。
「恋の虜になったようだ・・・」
王子は密かに自嘲する。
だが。
新婚の日々はハトホルに新しい苦しみを与えた。
これまで子供扱いしていた姫が、正妃となったとたん、周囲の大人達は牙を剥いた。側室ミラの側近い人々。昔、王子の寵を受けたことのある後宮の女達。
(あなたは、あなたの母親のかわりに王子に召された身代わり人形ですよ)
(いい気になるんじゃないわよ。ナイルの姫と王子のこと教えてあげましょう))
毒ガスのような悪意はハトホルの健康を蝕んだ。
王子に愛されるがゆえの幸せと不幸がハトホルを苛む・・・。

「姫っ!しっかりせぬか!姫、姫!」
王子の苦悩の声が部屋に響きわたる。王子の子を身籠もったばかりのハトホルは寝台の上にぐったりと横たわっていた。
嫉妬に狂った後宮の女がハトホルを階段から突き落としたのだ・・・。
寝台の周りにはハトホルを愛した人々ー王子の二人の王女、その母ミラ、ヒッタイトの国王夫妻ーが詰めていた。
人々の顔は暗い。侍医が言うまでもなくハトホルの命は尽きようとしていた。先に旅立っていった赤子のように。
「王子・・・」
ハトホルが呟くように言った。
「ごめんなさい・・・私・・・王子を幸せにしてあげられない。お母様の代わりに・・・王子をずっと大切に幸せにしてさしあげたかった・・・」
「姫!何を申す?そなたの母?」
王子は小さな手を握りしめて叫んだ。かけがえのない少女、手中の珠、それが・・・。
「ごめんなさい、王子、お義父さま、お義母さま、ごめんなさい。赤ちゃんのこと・・・。ごめんなさい、ミラ様。王子を取ってごめんなさい。ムーラ、テティ、心配かけてごめんなさい・・・」
「姫!何を申す?何を謝る?」
どんどん冷たくなっていく小さな手。
「私のこと・・・忘れないで。王子が・・・大好き・・・」
14才になる前にエジプトの姫は逝った・・・。

432 :こんなの@最終回:01/12/11 08:08
12

ハトホルが逝って3年後・・・。
最愛の正妃を失った王子をずっと苛む幼い少女の声。
(ごめんなさい・・・私・・・王子を幸せにしてあげられない。お母様の代わりに・・・王子をずっと大切に幸せにしてさしあげたかった・・・)
娘のように王子の膝下で育ち、やがて妻となったハトホルはいつ王子の自分の母への報われぬ恋を知ったのか。
(ハトホル・・・私の妻。誰よりも私を愛してくれた女。あれの母の面影を・・・求めて娶ったのではないと言えば嘘になる。だがハトホルよ。まっすぐに私を見つめるそなたの眼差しはじき、そなたの母の面影を私の中から消し去ってしまったのだぞ)
王子はハトホルの遺髪を納めたロケットを弄びながらひとりごちた。
(許してくれ、許してくれ、姫。誰よりもそなたを愛していると、母の身代わりなどではなく、かけがえのないそなた自身を愛していると何故、言ってやれなかったのだ。
そなたは分かっていてくれると思っていた私の傲りよ。そなたはずっと・・・自分を死者の形代と思っていたのだ。
許してくれ、許しを請わせてくれ。そなただけを愛していると、他ならぬそなたに告げたい。
だが・・・全てはもう遅い!)
苦い涙。人々は王子の深い嘆きを意外に思いつつも、思いやり深い沈黙をもって見守った。なにしろ王子は初恋のナイルの王妃にも、晴れて手に入れたその娘にも先立たれたのだ。

ヒッタイト王子イズミルが王位に就くことなく、戦野に散ったのはさらにその2年後のこと。
その優れた一人の勇者の魂を迎えに来たのが・・・キャロルであったのか、それともハトホルであったのかは誰も知らない。
だがその死に顔は不思議な威厳に満ちた静けさに彩られていたという・・・。

433 :ヒッタイト国民B:01/12/11 11:38
ひーーっ /(ToT)\

434 :赤面侍女1:01/12/11 14:11
王子、あなたには悲劇が似合います〜。
でも、でもいっぺんくらいは赤面ものの秘密の場面も垣間見たかった・・・。

>作家様
侍女会議はあなたの作品に「Bクラス」を認定します。
読者の読みたいエピソードを盛り込むようにしましょう。
次回に期待します。

435 :ヒッタイト侍女:01/12/11 14:28
きぇーーーっ(T□T)

436 :ヒッタイト王(名無しさん):01/12/11 14:29
>434
侍女よ。そなたが王子の寝室で覗き見たノンフィクションを
発表するのじゃ!わしはもう待てぬ・・・

437 :回復以前のミノス王:01/12/11 17:46
ハアハア……素敵なお話でしたが
病身の私にはいささか…オチのショックが激しすぎます。

438 :女神イシュタル:01/12/11 19:10
私をこんなに萌えさせて下さった作家様に向かって、
「B級」とはーーーっ(マジ怒)!!!
こんなの作家様、素晴らしかったです!
私の中では、文句なしの「A級小説」です!!
どうかこのスレで小説を書く気を失わないで下さい〜(懇願)

439 :侍女:01/12/11 19:24
鬼畜系作家様はどこにおられまするぞー。
なにとぞ・・・・なにとぞ・・・・

440 :433のヒッタイト国民B :01/12/11 21:44
すみません、思わず取り乱してしまいました。(汗)
>438さんに同意見で物語はA級だと思ったのですが久々の衝撃作だったので。。(ぺこぺこ)
(ここまで動揺させる作品を書ける人ってすごいと思う・汗)本当に。

441 :地味ー:01/12/11 22:48
僕の敵はみんな不幸になればいいのサ!
《こんなの》作家様。僕の満足の行くオチで僕の気分も晴れ晴れサ
せんきゅう!

442 :王子のラクダ:01/12/12 01:22
前々から思ってたけど、これキツイよなぁ、ってレスが多いと思う。
それに「こういうのが読みたい!」って希望を言うのは良い事だと
思うけど、エロ無し小説が投稿された直後に「エロ小説が読みたい!」
とかレスされてたら、作家さんだって人間だもの、良い気はしないはず。
べつに仕事で小説書いている訳じゃ無いんだし、文句言われてまで書こう
と思わないですよね、作家さま(T-T) ああ、でも書いて欲しい〜(願)
だって、ここの小説み〜んな、み〜んな大好きなんだよぉ!!
(ラクダのなりきりは難しい〜)うらららら〜〜〜ドドドドドーーッ

443 :王子の鳩:01/12/12 01:35
クルックー!(どれも素晴らしいです)
クークルクルックー(新作にも続編にも期待しています)

444 :ムリヤリ・ルカ:01/12/12 02:51
便乗して申し訳ありません〜、私も前々から思ってたことを言わせてください。
みなさん、なりきり面白すぎます(笑) ああ王子よ〜〜

それにしても王子のラクダ&鳩どの、最近本編に登場しないと思ったら
こんなところに寄り道していたとは。
どうりで私が送ったナイルの姫情報が王子の元に届かないはずだ・・・
なんと〜〜っ

445 :イムホテップ:01/12/12 04:27
気のせいであろうか。
地味ーと申す青年、ちと邪悪な感じがするのだが。。。

作家殿、良きにつけ悪しきにつけ実直な意見が飛び交うのがここの流儀。
あまりお気にめさるな。

446 :お風呂でΨ(`▼´)Ψ:01/12/12 13:59


下エジプトの貴族の館。
巡幸の旅の途上、ここを一夜の宿と定めたファラオ夫妻。

湯に身を浸し、くつろぐメンフィスはふと垂れ幕の外に控える侍女に問うた。
「キャロルはどうしている?」
「はい、メンフィス様をお部屋でお待ちでございます」
「ふーん・・・。キャロルを召し出すように。早く!」
侍女に伴われてメンフィスの浴室にやって来たキャロルは幕の内側に半身を差し入れるようにして遠慮がちに声をかけた。
「メンフィス?どうしたの?」
「おお、キャロル!待っていたぞ。早く参れ。私の入浴の介添えをするように!」
「え・・・?で、でも!」
「妻が夫の背中を流すのに何を恥ずかしがっている?」
メンフィスは湯から上がると、キャロルを軽々と抱え上げ、浴槽の中に落とした。
「きゃあっ!メンフィスったらひどいわ、いきなり、こんな・・・!」
キャロルは湯にむせながらメンフィスに抗議した。
「聞いてるの?メンフィスったら!」
「ははは!いい格好だな!」
仁王立ちになってキャロルを見おろすメンフィス。湯殿のこととて一糸纏わぬその姿。黒く濃い茂みの中から隆々と立ち上がるそれにキャロルは真っ赤になった。
「何を赤くなっている?ふふ、すっかり濡れて艶めかしいことぞ」
メンフィスはわざとキャロルの顔の前につやつやと膨れ上がった自身を突き出しながら、濡れたドレスを脱がせてしまった。
白いうなじを、つんとした薄紅色の胸の突起を、敏感な脇腹をごつごつした自身で触れ汚すことに密かに喜びを覚えながらメンフィスはキャロルのあらがいを封じていった。キャロルの甘い悩ましい吐息が浴室に響く。侍女はもう下がっていってしまっている・・・。

447 :お風呂でΨ(`▼´)Ψ:01/12/12 14:02


薄く刈り込まれた金色の茂みの奥の亀裂を指で押し開けば、そこはもうしとどに濡
れている。
「よかった・・・そなたが嫌がっていたらどうしようと思った・・・」
メンフィスは複雑な襞を器用に解き、珊瑚色の真珠を剥き出しにした。湯をかけれ
ばますます艶めくそれ。でもぬるぬるとした蜜を洗い流すことはできない。
甘く匂いたち、誘うように蠢くそれをメンフィスは唇と舌で入念に愛した。
薄く繊細な花びらはメンフィスに耐えかねて、ぷっくり瑞々しく膨れ上がり、色を
濃くしていた。
真珠は固く膨れ上がり、メンフィスが舌で舐めるのに飽きて気まぐれに強く吸い上げ
れば切なげに震える。しとどに溢れる蜜を求めてメンフィスの舌が深く入り込むと小さ
な壷は健気にメンフィスの舌をも締め上げる。
「メンフィス・・・メンフィス・・・もう・・・」
亀裂の中の花を散々弄ばれ、長い指を3本も受け入れたキャロルは切なげにメンフィ
スを求めた。
「ふふ・・・」
メンフィスはわざと焦らすようにゆっくりとキャロルの中に押し入った。キャロル
のそこは人妻となって久しい女性とも思えぬ初々しさ。花びらが透けるほどに薄く
伸びていっぱいに拡がり、メンフィスを受け入れる身体の卑猥さ、それと対照的に
子供っぽいキャロルの顔がメンフィスを悦ばせた。

448 :お風呂でΨ(`▼´)Ψ:01/12/12 14:03


メンフィスが動くたびに卑猥な音が浴室に響きわたる。
メンフィスは蠢いて切なげに歪むキャロルのそこを見おろしながら腰を動かし、
気まぐれに膨れ上がった真珠を指でこね回した。
「ああ・・・ああ・・・メンフィス・・・」
「ふふっ・・・いい顔だ。艶めかしい私だけが知っている貌」
メンフィスは胸の頂の突起を捻るように弄んだ。キャロルは悩ましげな吐息をつき、
ひとりでに腰が動いてしまう。
「ううっ・・・なんとまぁ上手くなったものだな。この私を・・・翻弄するように
なったか」
メンフィスの卑猥な言葉にキャロルは真っ赤になった。
「私のせいじゃない・・・メンフィスが・・・いけないの・・・」
メンフィスはキャロルに口づけ、切ない声を封じ、やがて一番奥深い場所に情熱を
迸らせた。

メンフィスは気を失ってしまったキャロルを愛しくてたまらないというふうに見お
ろした。接吻の跡を残す白い肌。とじ合わせることを忘れた脚の間から零れるメン
フィスの残滓。
メンフィスは優しくキャロルを抱くとゆったりと湯に浸かった。
「ふふふ・・・なかなか上手に私を受け入れられるようになったな。自分から悦び
を求めるようになるのが・・・楽しみだ。
早く私にせがめ、私に縋って愛を請え。私はもう待てぬ・・・」

449 :メクメク ショートストーリー:01/12/12 17:29
メンフィス様、わたくしの豊満な肉体もご覧になってくださいませ〜〜
(ザバーン)←風呂に飛び込んでみた。

・・・しかしメンフィスはこなかった・・・ζ
終。

450 :エジプト侍女:01/12/12 18:22
まあ、お湯がこんなに少なくなってしまって〜!
私たちの苦労を何と思っているの!
あのぶよぶよオンナは!

451 :侍医ネゼク:01/12/13 00:12
鬼じゃ。鬼マークが出ておるーーーっ。

452 :侍女:01/12/13 01:18
キャーキャーキャー

453 :愛を通わせる前に・・・ Ψ(`▼´)Ψ:01/12/13 09:11
囚人たちの牢に放り込んで苦役につかせたキャロルを強引に連れ戻してから数日後。
メンフィスは愛しい娘のいまだ自分を拒む態度をを苦々しい思いで見つめていた。
だが、正式な妃になれば・・・自らの心を抑えて婚儀の準備を進めていたのだった。

・・・・・・そんなある日のこと。
夕闇のせまる宮殿の庭で「キャロルが旅の商人と密会する約束をした」と囁いて
きた者がいた。
信じられぬ思いで駆けつけたメンフィスの目に入ってきたのはキャロルの姿だけ。
しかし、慌てて自分から逃げようとするキャロルに、彼の怒りが爆発したのだった。
駆け出したキャロルを追い、腕をつかむとそのまま背後から抱き寄せ、そして肩に
かつぎあげると奥の部屋へと向かった。
悲鳴をあげて暴れるキャロルの声も、側近の者たちの声すらも聞こえない様子で、
扉を蹴り開けた若い王は「誰も近寄るでないぞ!」と怒鳴ると、そのまま扉を閉ざ
してしまった。

寝台の上に、放り投げられたキャロルは衝撃による痛みと恐怖で震えていた。
だが、そのおびえた様子がより一層メンフィスの感情を逆撫でしたのだった。

「なぜ、そんな目で私を見るのだ?おのれ!エジプト王である私のの妃になる身で
ありながら!許せん!」

そう叫ぶと、キャロルの衣装を胸元から一気に引き裂いた。

「きゃあああああああ!いやあ!やめてぇーーーっ!」

必死で抵抗し、露になる肌を隠そうとしたが薄絹はあっさりと破れ、彼女の白い肌は
メンフィスの前に隠れなく表れていった。
腰紐が解かれ下半身を覆っていた衣までもが奪われそうになると、キャロルは更に
激しく抵抗した。
だが所詮、力ではかなうはずもなくすぐに生まれたままの姿を晒してしまった。
身を捩って逃れようとするキャロルの両腕を掴んで寝台に押しつけ、そうしておいて
からメンフィスはあらためて、その裸体を見つめた。

”う、美しい・・・。”

キャロルのすべすべした白い肌。大きくはないが形のよい双丘、そして頂きの赤い実。
折れそうなほど華奢な細腰、そして髪より少し濃い金色の茂み。その奥には・・・。
羞恥のあまり顔を真っ赤に染め涙を流すキャロルの姿に己自身の中の獣が起き出す気配
を感じるメンフィスだった。

454 :453です。:01/12/13 09:17
読み返したら文章が変で、すみません。m(_ _)m
ここまで頑張って書いてみたのですが・・・。

どなたか続きを書いてくださる Ψ(`▼´)Ψな作家様、
あとよろしくお願いします。
ではっ!|ω・)ノ゛ |・)  |)  ※ パッ 

455 :453さんの続き・・・Ψ(`▼´)Ψ:01/12/13 21:52
書いてみました・・・・

「此処へ来い!」
メンフィスは腕を開いてキャロルを呼んだ
「・・・」
生まれたままの姿に剥かれたキャロルは返事もせず、うつむいてただ涙を流すばかり。
「来いと言うに、なぜ従えぬ!」
細い白い腕をつかんで引き寄せようとすると、またキャロルは激しく抵抗して暴れた。
その抵抗がメンフィスの嗜虐の獣に火をつけたことにも気づかずに・・・

「いやっ、いやいやいや」
白い小さな両の拳がメンフィスのたくましい腕を厚い胸を叩く
「うるさいっ」
キャロルの両手首をやすやすと左手でつかんで動きを封じてしまう。
「あぅ・・・・い・いたい」
「逆らうからだ、王を叩くなど死罪でもまだ軽い、痛いくらいがまんしろ」
更に左手に力をこめると、キャロルの顔が苦しげに歪む
今やメンフィスは完全に優位に立っていた。
全裸のキャロルをじっくりと眺める余裕すらも生まれてきた。
キャロルは手首の痛みに耐えるのに精一杯で自分が今どんな姿になっているかまで考える余裕はない。
緊張のせいだろうか、胸の双球の小さなつぼみが堅くしこって色濃くなり立上がっているのに気がついた。
あいている右の手で白い胸をこね回す。まだ堅い少女のような胸をもみほぐし、つぼみに歯を立ててねぶる。
「いや・・・痛いの、痛いの、お願い・・・やめてちょうだい!」
キャロルの哀願が聞こえ、メンフィスは一瞬我に返った
白い胸にはメンフィスのつけた赤い花びらが点々と散っている。先端のつぼみの赤さが痛々しい

キャロルが涙に濡れた目できつくにらみつけた・・・
「もうやめて、向こうへ行って」
「やめぬ・・・・今宵そなたは我が妃になるのだ」

456 :ナフテラ:01/12/13 22:04
メンフィス様、くれぐれも過去の過ちは繰り返さぬよう…
注意してくださいませ。
何かありましたら骨接ぎにルカをお呼びください。

457 :453さんの続き・・・その2Ψ(`▼´)Ψ:01/12/13 22:32
キャロルの白い手首にはメンフィスの左手の後が赤く残っている

「痛かったか・・・・そなたが逆らうから悪いのだ」
このまま激情に任せて貫き、熱いほとばしりを白い身体の中に放ちたかった
「いやっ、はなして」
「ええい、逆らわなければ痛い目になどあわぬと言うに、物わかりの悪いっ!こうしたら逆らえまい」

メンフィスは先ほど裂いたキャロルの衣装の紗を更に細く裂いた。
そしてキャロルを後ろ手に縛り上げてしまった。
白い足が蹴り上げるのを避けて細い足首にも薄絹を巻き付け、寝台の金の飾りに結びつけてしまう。

「いや・・・・こんなのいや・・・こんな姿、あんまりだわ」
「やっと大人しくなったな」

メンフィスは改めて生まれたままのキャロルの肢体を眺めあげた。
成熟にはまだ遠い、それが逆に嗜虐心と支配欲を駆り立てる。
胸の先端にそっと触るとぴくっと全身をおののかせて反応した。

「いやっ、触らないで」
「うるさい口だ・・・そうだ、いいものをやろう」

メンフィスは寝台の横にある台からアラバスターの小壺を取り出した。
中から薔薇色をした砂糖菓子のようなものをつまみ出し、痛みと恐怖にあえぐキャロルの口に無造作に放り込んだ。

「きゃ、何を食べさせようと・・・むぐ」

あわてて吐き出そうとするのを強い手が唇と顎をとらえて阻んだ。
「むぐ・・・う・・・」

こくり、こくりと白い喉が動く・・・砂糖菓子は他愛なく溶けていった。

「何を、何を飲ませたの!?」
ようやく解放されるとキャロルはそう叫んだ。

「心配はいらぬ、悪いものではない。むしろ処女の痛みを封じる効果のあるものだ」
「なんなの?・・・身体がどうかなるの?・・・」

悲しげに横たわるキャロルをメンフィスは膝の上に抱き上げた。
背中から手を回し、白い胸を優しくもみほぐす。
先ほどから堅くなっている蕾も優しくほぐすようにつまみ上げる。
唇を寄せころころと口の中で蕾の感触を味わうようにねぶる。

458 :ロディ:01/12/14 00:03
影は薄いが兄としてお願いだ、妹に手荒な真似はよしてくれ

459 :カーフラ王女:01/12/14 00:34
私もお菓子を賜りたいですうーメンフィスさまあー
(くねくねくね)

460 :侍女:01/12/14 02:25
メンフィス様ったら、大方の予想を裏切って床上手ですのねー。

461 :455さんの続きΨ(`▼´)Ψ:01/12/14 18:30
「メ、メンフィス・・・いやぁ・・・」
キャロルの身体が熱く痺れてきた。
「苦痛はない。私がそなたに快楽を教えてやろう。もう・・・私のことしか考えられぬようにしてやる」
メンフィスは残忍に笑うとキャロルの胸の膨らみとその先端を口に含み舐めあげた。メンフィスの舌で突起は固く勃ちあがる。
メンフィスはキャロルの悲鳴を封じるように唇を貪り、片方の手を脚の間に這わせた。茂みを掻き分け、茂みの奥に指を差し入れる。
人差し指と親指で谷間の上端にある突起を摘むように揉めば、突起はあっという間に固く大きくしこった。
「う・・・うう・・・あ、ああぁっ・・・くうっ・・・!」
先ほどのあの菓子のせいなのか。忌まわしい汚らわしい行為を仕掛けられながらもキャロルの身体はその主の意志に反して妖しく熱を帯びてきた。
(どうなるの・・・私。いや・・・こんなの・・・誰か助けてっ!)
脚の間が驚くほど熱く、腰から下がとろけそうな刺激に全身に不思議な感覚が拡がっていく。メンフィスの指はぬるぬるした熱いモノをキャロルの股間に塗りつけていく。
「ふふ・・・」
メンフィスは頭を下げてキャロルの脚の間にうつ伏せた。そのまま飢えた獣のように濡れたその箇所を貪った。
ねっとりと肉厚の花を舐めあげ、蜜を啜る。甘く花芯を噛めばキャロルは驚くほどの力で仰け反った。

462 :455さんの続きその2Ψ(`▼´)Ψ:01/12/14 18:31
「もう・・・よいかな」
メンフィスは身を起こすと、猛り立った自身を狭く小さなキャロルにあてがった。
「いやあぁっ!」
キャロルは死にものぐるいで抵抗した。脚を蹴り上げ、腰を捻り、メンフィスの胸板を拳で打った。
熱く固いものが脚の間にあてがわれた。
「動く・・・でない」
メンフィスは苦笑いを浮かべた。抵抗するキャロルの姿がメンフィスを喜ばせた。
「そらそら」
メンフィスは再び入り口に自身をあてがった。だがぬるぬるに濡れたそこはメンフィスを巧みにそらし、視覚的な刺激と相俟ってメンフィスは思いを遂げるより前にキャロルの太股に自身を吐き出してしまった。
「ち・・・」
小さく舌打ちをしたメンフィスの後頭部に鋭い一撃が見舞われた。
キャロルは陶器の花瓶を捨てると、大急ぎで服を着て、マントを羽織ると王宮から脱出した。
(恐ろしい・・・忌まわしい・・・許せない・・・あんな人でなし、大嫌いっ!)
泣きながら夜道を行くキャロルは不意に誰かにぶつかった。それはあの昼間の商人イミルだった。
「どうしたのだ、そなた・・・」
イミル、もといイズミル王子は驚いてキャロルを抱き留めた。さらいたい相手が飛び込んできた。しかもその姿を見れば恐ろしい目から逃れてきたばかりなのが分かる。
「助けてっ、助けて!」
「分かった・・・まずは落ち着け」
イズミル王子は怯えきった小さな娘を抱き上げ、夜の道を走っていった・・・。

463 :ヒッタイト侍女(作家志望):01/12/14 18:34
というわけでナイルの姫は紳士的で包容力のある我らが王子と結ばれるんですわ!
さぁ、後続作家様、甘く優しい王子がキャロル様の傷を癒すところを書いてくださいませ。

464 :マリア:01/12/14 20:03
強引なメンフィス王も、風のように現れるヒッタイトの王子も
どちらも素敵よ。ポ。
急展開にドキドキしっぱなしの女子学生・マリアでした。

465 :エジプト侍女:01/12/14 23:32
トンビにあぶらげさらわれるメンフィス様でした。ちゃんちゃん!
ーって、そんなあ〜!
もっときつく締めればよろしかったのに・・・。
(エジプトにもトンビいるかいな?ハゲタカ?)

466 :ラーイス:01/12/15 01:47
まぁっ。なんてスピード展開。
麗しの王子登場ですわ。

467 :ヒッタイト侍女:01/12/15 03:31
まあ!エジプトの侍女の方!
それでは、我がイズミル王子様がハゲタカだと言うのですか?
たしかにいつも影から獲物・・・姫様を狙ってはいますけど・・・。

468 :ブラウン教授:01/12/15 10:30
回春剤じゃ。

469 :地味ー:01/12/16 00:16
展開が気になるNE!
僕も年頃だからエロ小説大好きサ!

470 :以上、自作自演でした。:01/12/17 14:29
age

471 :ネバメン:01/12/18 22:31
俺だって、うまくやってやるぜ!
『やってやれねえことはねえ!!!』

472 :イムホテップ@詮議中:01/12/18 23:19
ネバメン殿、世の中そんなに甘くはないのですぞ・・。

473 :462さんの続きΨ(`▼´)Ψ:01/12/19 11:15
なんだかリレー小説みたいですが続けますわ〜

「少しは落ち着いたか?」
商人イミル、いやイズミル王子は震えるキャロルを抱き上げたまま夜の道を走り抜け、家臣のもの達の待つ宿へと戻った。
「ここは・・・?」
「心配はいらぬ、私の宿だ。誰もそなたを追ってきたりはしていない」
「ありがとう・・・わたし、わたし・・・・うっうっう・・・」
先ほどの恐ろしかった出来事が脳裏によみがえり王子の強い腕の中でキャロルは震えながらまた泣き出した。
メンフィスに汚されてしまった。
あの恐ろしい暴君に身体を好きにいじられて、それなのに反応してしまった自分が哀しくてキャロルは泣き続けた。

イズミル王子はキャロルを抱きしめ、まるでむずかる赤子をあやすように背中を軽く叩いている。
「・・・・・・ごめんなさい、私、私、あなたのこともよく知らないのに・・・」
ようやく少し落ち着いたキャロルは自分が相手に抱きしめられていることに気づき顔を真っ赤にした。
「少しは落ち着いたようだな、これを飲むといい、後で着替えになるものも捜させよう。」
「着替え・・・?あ・・・」
キャロルの衣服は乱れ、所々が裂けていた、そして下腹部から太股には白いぬめりがべったりと残って薄い布を白い肌に張り付かせてしまっている。
逃げ出すことに精一杯で下着を身につける暇など無かったため、ごく薄い上等の亜麻布一枚の姿は全裸よりもなまめかしくキャロルのピンク色の乳首や淡い翳りまで浮き上がらせてしまう。

「いや・・・恥ずかしい」
あられもない姿で男の腕に抱きしめられている自分・・・・・キャロルの鼓動が早くなる
身体の芯がずんと熱くなるのに気づき、キャロルはあわてた
(なぜ・・・?私どうしてしまったの?)

それがメンフィスに飲まされた砂糖菓子の効果だとはキャロルは全く気づいていない・・・

474 :462さんの続き〜その2〜Ψ(`▼´)Ψ:01/12/19 11:55
王子は腕の中の娘の呼吸が荒くなったのに気づいて顔をのぞき込んだ
「ん?どうかしたのか?」
「わからないの、でも少し熱っぽい気がするの」
キャロルの青い眼は潤み頬がピンクに上気している
(ふ・・・この娘メンフィス王に何か妖しげな薬でも飲まされたと見える)
「夜道を駈けた故身体が冷えたのであろう」
素知らぬふりでそう答えながら、キャロルを膝の上に抱き上げてしまう。
緊張で身体を固くするキャロルを強い手がぎゅっと抱きしめる。
「可哀想に、こんなに震えて・・・よほど寒いのだな」
イズミル王子の手がキャロルの破れた衣服の裾からするりと入り込み白い肌を撫でる。
「あ・・・いやぁ・・・ああぁ」
王子に触られた箇所が熱くなるのが感じられてキャロルはうろたえた
「なんなの・・?私の身体どうして・・・」

最初はやや遠慮がちだった手が大胆に動き始めるのに時間はかからなかった
そして白い身体はそれに答え弓なりに反り返り、切ない声をあげる。
白い胸の先端の濃いピンクに染まった乳首がつまみ上げられて固くしこってキャロルの快感を示していた。
足の間のあわい翳りを押し広げピンクの真珠を探り出し剥きだしにして指で擦る。
見る見るうちに真珠は成長し、ふくれあがる

キャロルのそこは十分すぎるほどの蜜でうるおい、小さな洞窟は王子の指をなんとか受け入れた。
「ほぅ・・・やはりメンフィス王はしくじったのだな」
指で処女の証を確かめた王子の顔に笑みが浮かぶ
王子の指ですら入るのを拒んで締め付ける処女の痛みを紛らわすために真珠をきつくいじってやるとキャロルの腰ががくがくと震えている。
「いや・・・いやぁ・・・こわいの・・・いやぁぁぁ」
「怖がらなくともよい、まだ無体はせぬ、今はまだそなたに快楽を教えるのみだ」

475 :462さんの続き〜その3〜Ψ(`▼´)Ψ:01/12/19 12:14
「あっ、あっ、あぁぁぁぁ」
切ない吐息は悲鳴に変わる。
しこった乳首に歯を当てて巧みな舌で転がされ、もう一方の白い胸は強い手に揉みしだかれている。
そして、王子の右手はキャロルの真珠をつまみ上げている。
「ああ・・・もう・・・お願い、たすけて・・・」
「ふふ・・・どうして欲しいのだ?」
「わからない・・・・でも切ないの・・・・たすけて、おねがい」

「では誓え、私のものになると、イシュタルに生涯の誓いを立てよ。そうしたらそなたの望むものを与えてやろう」
「ああ・・・誓う・・わ・・だから・・・」
「そらそら、ちゃんと言わないと止めてしまうぞ」
王子の指が真珠をこすり立て押しつぶす・・・・そしていきなり動きを止めた。
「ああ・・・・いやぁ、止めてはいやなの・・・ああぁ・・・イシュタルに誓います・・・だからもう」
「それではわからぬぞ、イシュタルに何を誓うのだ?」
とがった乳首を白い胸の中に指で押し込んで円を書くようにもみ上げながら意地悪に王子は問うた。
「あああ・・・・イシュタルに誓います。私はあなたのものになります・・・」
「良く言った。では約束のものを与えてやろう」

再び真珠を強く擦られ、焦らされて更に待ちこがれたものが、生まれて初めての快楽が身体の奥で白い光となって爆発した

身体の全てが熱くなり・・・・キャロルは意識を手放した。

476 :のぞき見侍女:01/12/19 16:28
きゃーきゃーっ・・・・・ぱたっ(カーテンの裏で失神)

477 :エジプト侍女:01/12/19 16:37
指だけであんなに・・・イズミル王子ってテクニシャン(赤面)
でも、ナイルの姫の純潔はまだ破られてはいないのですね(ほっ)

478 :キャーキャー:01/12/19 17:43
はっ・・・早く続きを読みたぁ〜〜い!!
>今はまだそなたに快楽を教えるのみだ
なんて余裕なの〜。ステキ!
でも、指だけじゃ我慢できな〜い!!

479 :462さんの続きVer2:01/12/19 18:21

「いやっ!怖い・・・だめよ。王子、私にはできない・・・」
半ば衣装を剥かれた状態で王子に縋っていたキャロルは王子がいよいよことを始めようとした時にさめざめと泣き出した。
「怖い・・・怖い・・・」
イズミル王子は一瞬、憮然とした表情を浮かべたがすぐに痛ましげな顔をして優しくキャロルをかき抱いた。
(可愛そうに・・・メンフィスから無体をされ逃れてきたのだ。あの時の恐怖を忘れかねてか。無理もない)
初めて出会った時、キャロルは衣装も乱れ、男の魔手から逃れてきたのが一目で分かった。
そのキャロルを守るように王子はエジプトを出て母国に向かった。その途中で王子とキャロルの間には愛が芽生え、将来を誓い合ったのだが・・・。
天幕の中で初めて肌を重ねようとしたときにキャロルは忌まわしい記憶がフラッシュバックし王子を拒絶したのだ。
「姫・・・怖くはない。大丈夫だ」
「いいえ、いいえ。王子、怖い。それに私は・・・メンフィスに汚されてしまった。その私がどうして王子を受け入れられて?
王子のことが好きよ。大好き・・・でもだめ。怖い・・・そして・・・私は穢れている・・・」
「馬鹿な!」
王子は叫んだ。
「そなたは誰よりも清らかだ。そなたは・・・」
「ごめんなさい。王子・・・。ああ、メンフィスが憎いわ。あの人が私をこんなにしたの。好きな人ができてもあの人の行為が思い出されて、ふ、普通に愛を交わすこともできないの・・・」
王子はただただキャロルを抱きしめることしかできなかった。穏やかに優しい少女が激昂して泣き叫ぶ姿はあまりに痛ましい。
王子は一晩中、キャロルを抱きしめていた。

480 :462さんの続きVer2:01/12/19 18:22

「王子・・・ここは?」
ヒッタイト領に入ったある日、王子はキャロルを伴って小さな神殿を訪れた。
「イシュタルを祀る小神殿だ。ここの禊ぎの泉を・・・そなたに見せたくてな」
「え?」
「ふ。そなたは自分が穢れている、という間違った考えに取り憑かれ、その妄想から逃れられずにおる。
私は神官でもあるのだぞ?そなたに憑いたモノを落としてやる」
王子はキャロルを奥に連れていった。そこには小さな温泉があった。清めの泉だ。
「さぁ・・・そなたは禊ぎを受け、新たに生まれ変わるのだ。私の妃となるために・・・」
王子は腰布ひとつになり、キャロルを薄い下着姿にすると彼女を抱いたまま、暖かな泉に身を浸した。
古い祝福の言葉を唱えながら、王子は人差し指でキャロルの身体に触れていく。
額・・・鎖骨の窪み・・・鳩尾・・・臍・・・脚の付け根・・・。
左右の肩・・・両方の乳房の頂き・・・腰のくびれ・・・固い臀部・・・。
心身共に清らかたれ、と。悪しき者よ去れ、と。
いつしかキャロルは目を閉じ、静かに王子の聖なる祝祷に身を任せていった。
暖かくまろやかな湯が彼女をくつろがせ、心を洗っていく・・・。
やがて王子はキャロルと湯から上がり、敷物を敷いた床に胡座をかき、その膝の中にキャロルを座らせた。
「そなたは清らかだ・・・そなたは乙女だ。メンフィスは・・・いや何人とりともそなたには触れておらぬ。その証拠を今から見せようぞ・・・」
「ええ?・・・でも・・・どうやって・・・?」
恍惚としたキャロルの脚はいつしか開かれ、その前によく磨かれた鏡が置かれた。

481 :462さんの続きVer2:01/12/19 18:23

「あ・・・」
王子はうやうやしくキャロルの身体に触れた。脚は大きく左右に割り開かれ、隠された亀裂の奥が露わになる。
だが・・・王子の手は優しく恭しい気遣いに溢れ・・・キャロルは不思議と恐怖や羞恥は感じないのだ。
王子の指が亀裂をさらに開くと繊細な薄紅色の花が露わになる。
「ここが・・・そなたの奥深き場所・・・女の器官ぞ。汚されてなぞおらぬ証拠を今から見せよう。
ここが悦びの真珠・・・泉を守る花びら・・・花びらを開けば・・・ここが女の根元ぞ。命を受け入れ、命を産み出すここ。
そして・・・その聖なる場所を守る封印がこれだ。分かるか?清らかな乙女のみ持つことを許された封印。そなたの心は気高い。なにものにも汚されぬ強い心。そして・・・その心の宿る身体も清らかだ。
これでもそなたはまだ自分が穢れていると言い張るか?これでも・・?」
王子の膝の中で自分の清らかさを証拠立てられたキャロル。

482 :侍女:01/12/20 08:15
んま〜。
神聖な神殿でなんてことお!
鏡プレイとわ!こ、興奮しますわ!

483 :旅の商人カレブ:01/12/20 10:59
ストーリー分岐で2倍お得ときたもんだ(><)○
こいつはどちらも見逃せねえゼ、なあハサン?

ハサン「俺の…お姫様……(ブツブツ)」

484 : :01/12/21 07:28
竜巻旋風脚

485 :ムーラ:01/12/21 13:45
ナイルの姫君、王子は何事にも優れたお方です。
全てを王子にお任せしてすばらしき女人として我がヒッタイトにおいでくださいませ。

486 :以上、自作自演でした。:01/12/22 00:16
細川さんの絵はなぜ変わらないのでしょう?
とても珍しいことだとおもう。

487 :以上、自作自演でした。:01/12/23 12:53
保全age

488 :475さんの続き(オニ):01/12/24 19:32
1

「う・・・ん」
キャロルはゆっくりと目を開けた。昨夜と同じ王子の宿の中。
キャロルが何か考えるより前に王子の声がその耳に届いた。
「目覚めたか、娘。早く着替えよ。出発ぞ」
キャロルの枕元に上質の衣装が用意されていた。昨夜の名残を洗い流すための水と布もあった。
(わ、私、昨日・・・!)
妖しい媚薬の効き目も切れ、正気に戻ったキャロルの脳裏に昨夜の恥ずかしい姿がまざまざと浮かび上がる。
だが羞じらい、泣いている暇はなかった。
「早くせぬか、ナイルの姫!メンフィスがそなたを探している。早く脱出せねばな」

キャロルはラクダの背にあった。王子の膝の中に大事に抱えられるようにして。
王子はキャロルに恋し、我がものとすると決めた。昼間は優しい恋人として護衛の兵士のように少女を傅き守り、夜にはその白い身体を支配し,翻弄する主人となった。
キャロルもまた王子に惹かれていた。奴隷のように弄ばれる屈辱に涙したこともあったが、じき王子の孤独と屈折したかたちでしか表せない不器用な愛にも気付くようになった・・・。

489 :475さんの続き(オニ):01/12/24 19:34
2

「ふふ・・・姫。何とそなたは敏感なのであろうな」
夜、天幕の中で王子はキャロルの身体を清めてやりながら微笑した。キャロルを
洗面器の上に跨らせて脚の間を洗ってやっているのだ。王子に肩を支えられながら
恥ずかしい行水に甘んじていたキャロルは真っ赤になった。肌も薔薇色の羞恥に染
まり、胸の双丘の突起はもう小石のようだった。
「これでよい・・・」
王子はキャロルを軽々と抱き上げてクッションを積み重ねた寝台に降ろした。
「早くハットウシャに着きたい。そうすれば人目も時間も憚らずにそなたを愛せる」
王子の巧みな手は優しくキャロルの身体の線をなぞる。乳首を口に含み、舌で乳房
の中に押し込むようにしたり、軽く噛んでみたり。そのたびにキャロルは切なげに
身を捩った。
「王子・・・王子・・・お願い、切ないの。助けて・・・」
「ふふ・・・だいぶ快楽に慣れてきたかな?やっとねだってくれるようになったか」
わざと卑猥な言葉を囁きながら王子は脚の間の亀裂を押し開いた。とろりと蜜が溢
れ、クッションにシミを作った。

「ふーむ・・・」
王子はじっくりと亀裂の奥を改めた。視線を当てられるだけで肉厚の花は震え、
蜜を滴らせ、貪欲に快楽を求めた。幼い楚々としたキャロルの容貌とは正反対のよ
うにも思えるその有様が王子はたいそう気に入っていた。
「慣れぬ鞍で身体を痛めておらぬか心配であったが・・・このように滴っているの
は痛みを訴える蜜なのか、それとも快楽を求める涎か」
王子は指で快楽の真珠をつまみ上げ、くりゅくりゅと揉みしだいた。空いたほうの
手は蜜を花びらにまんべんなく塗りつける。わざと真珠に爪を立てるとキャロルは
悲鳴をあげ、蜜は涙のように流れる。
「痛くした・・・か?」
王子は労るように爪をたてた場所を舐めた。
「あーっ!いや、いや、いや。やめて。おかしくなってしまう」
「痛みと快感は近しいものだそうだぞ」
王子はわざと未だ処女のままにしてある狭い場所に指を沈め、舌で花びらを、真珠
を弄んだ。
王子が真珠を強く吸い上げるとキャロルはあっけなく達してしまった。
汚れを知らぬ少女の容(かんばせ)、幼く無垢そのもののように見える未熟な身体、
それでも一番奥深い場所は王子の丹精のおかげで妖艶に開花していっている。
(何ともそそる姫、ぞ。この姫は得難き姫。身も心も我がものとして・・・生涯連
れ添いたい)

490 :侍女:01/12/26 04:22
いやあああああああああああああ。

491 :ヒッタイト王:01/12/26 08:13
息子よ、そなたは気が長いのう。
早くモノにしてしまわぬかっ!
見るだけで満足とは・・・同じ男として信じられぬ。

492 :以上、自作自演でした。:01/12/26 23:40
age

493 :イズミル王子:01/12/27 13:43
姫よ。私はそなたを大事に大事に思っているのだ。
さぁ私の胸に飛び込んで参れ。
生涯、大切にいたそうぞ。
私はメンフィスと違って煩い小姑はおらぬぞ。

494 :ヒッタイト侍女:01/12/27 17:32
>493
その代わり、舅姑、小姑がわりにムーラ様がいらっしゃいます。

495 :以上、自作自演でした。:01/12/27 20:21
世界が終わるまでは

496 :ヒッタイト新入り侍女:01/12/27 23:01
>494先輩侍女さま
そのうえ・・(おどおど・・)き、気持悪い父王もおられますよね。

497 :489さんの続き Ψ(`▼´)Ψ:01/12/28 10:15
だが、生涯連れ添うなどと言う子ととは出来ないことを王子は知っていた。
(ふ、私としたことが・・・。小娘1人になにを。これはただの遊びだ。)

数日後、王子は旅の行き先を変えた。首都ハットウシャからは遠ざかり再び
エジプトへと戻っていったのだ。それを気付かせまいとしてキャロルは輿の
中に閉じ込められてしまった。だが夜毎繰り返される痴態に疲れきっていた
キャロルは、昼間眠りつづけていることが殆どであった。

明け方近くに、エジプトの王宮にひっそりと入った一行。キャロルは未だその
事実には気付いていなかった。
そして豪華に、しかし無国籍風にしつらえられた部屋で目を覚ましたキャロルは
不安に駆られていた。
(ここは、どこ?ハットウシャの宮殿なのかしら?)
しかし王子の姿はなく部屋は外から鍵がかけられているので外を眺めることもできない。
静まり返った部屋の中で、ただ時間だけが過ぎていった。

どれくらいの時が過ぎたであろう・・・。人の声が聞こえてきた。そして、扉が開いて
入ってきたのはイズミル王子だった。
キャロルに向かって微笑むと、そのまま無言で抱き上げベッドの上に彼女をおろし、
手馴れた様子で衣装をすべて脱がせると、
「はずすでないぞ」
と言ってキャロルに目隠しをしてしまった。

闇の中、王子が去っていく気配。だがすぐに芳しい香が漂い、そして背後から手を回され
抱きしめられたのだった。

498 :489さんの続き、その2 Ψ(`▼´)Ψ:01/12/28 10:43
後ろから抱きしめた、その手は優しく胸の双丘を撫であげる。そして、固くしこった
頂を指ですりあげ、押しつぶし時に強く摘み上げる。
それだけでキャロルは切なげな吐息を漏らした。
「ああ・・・。」

やがて左手が下に下りて、キャロルの繁みをさぐリ始めた。蜜を滴らせたその奥に
ある最も敏感な真珠は、大きく膨らみ震えていた。
親指で潰すように捏ねながら、蜜を溢れさす泉の奥へと指を入れる。
1本・・・2本・・・3本・・・。
キャロルの嬌声は激しくなり、声にならない様子になってきた。

すると突然キャロルは後ろから押し倒され、うつぶせになったところで輿を高々と
持ち上げられた。そして、すっかり蜜を滴らすそこへ熱く固いものを穿たれたのだった。

一瞬、息がとまりそうになった。そして強い圧迫感。だが少しするとそれにも慣れ、やがて
じんわりと痺れるような快感を感じ始めた。
キャロルの吐息が甘くなっていった時、穿たれたものが静かに動き始め、やがて激しく律動した。
腰のあたる乾いた音が室内に響きわたる。同時に溢れた蜜が湿った淫靡な音を響かせる。
やがて、キャロルは体の奥に熱い奔流を感じ頭の中が真っ白になった。

初めての快感の余韻にウットリと酔いしれていたキャロルは、その時初めて王子の声を聞いた。
「女になったのだな。」
しかし、その声は彼女の背後からではなく、正面からだった。
不思議な感覚を覚えるキャロルの目隠しが解かれると、目の前には衣装をきちんと身に
つけたイズミル王子が。驚いて振り返ったキャロルの目に入ったのは、召使に汗を拭かせ、
上着を身につけているメンフィスの姿だった。

499 :天井から見守っていたどこぞの間者:01/12/28 11:38
ふええ!?いったいどういう展開に!?(滝汗)

500 :ヒッタイト王妃:01/12/28 13:34
王子、女を弄んではなりませぬ!
そなたは我がヒッタイトの希望の星、全国2千万王族乙女の理想の星!
ナイルの姫との純愛を貫くのです!

501 :マリア:01/12/29 01:10
キャロル。あんなに嫌っていたメンフィスに……だなんて、哀れすぎるわ。

502 :テテイ:01/12/29 01:49
でも姫様が本当に愛しているのはメンフィス様だけですもの。
終わりよければ・・・ですわよ、ねっ!

503 :侍女:01/12/29 02:16
きゃ。大人な展開ね。好みよ。

504 :以上、自作自演でした。:01/12/29 22:00
保全

505 :地味ー:01/12/29 23:56
ただの売女となってしまったキャロル・・・・
君の事は諦めがついたヨ
やられるのはいいけど、シモの病気にだけは気をつけてネ

506 :アイシス:01/12/30 01:11
キャロルがメンフィスの妻であるのは、本編だけでの事じゃ。
ここは番外編の場ぞ!本編以外でまで、愛する我が弟を渡しはせぬ。

507 :sage:01/12/30 01:23
見てたの?ずっと見てたのですか〜王子〜〜〜(困惑涙)

508 :マリア:01/12/30 11:21
地味ー、なんだか荒んだ言葉を使うようになってしまったのね。
かつては学園のアイドルとまで呼ばれていたのに・・・。
なんだか、さみしいわね、それって。

ところで、続きを書いてくださる作家さんはまだかしら?

509 :キャロルちん:01/12/31 01:19
さよなら地味ー・・・(涙)

510 :地味ー:01/12/31 16:37
エッ!?僕はカイロ学園のアイドルだったのかい?
知らなかったなぁ〜

511 :ミノス:02/01/01 01:47
姫よ、あけましておめでとう。
あなたがこんなことやあんなことになっていても、きっと私には
ミノスママが緘口令をしいてくれてると思うので、私の所には届かないと思います。
だから、なんの心配もしないで私の妃になってください。
年下の美少年物はここの住人どののお口には合わないでしょうか・・・

512 :ナイルの姫君:02/01/01 14:48
HAPPY NEW YEAR!!
新しい年が来ましたね!
幸運のkissをあなたへ・・(チュッ)

513 :以上、自作自演でした。:02/01/03 23:29
はじめてこのスレ来たけどおもしろいですねえ。
これからも期待してます

514 :キャロル2年後*1*:02/01/04 02:25
 暑い夏がやって来て、キャロルが王妃となり2年が過ぎた。
 その間世界は動乱の時代が来、バビロニア、アッシリア、ヒッタイトと各国が同盟を結び、
大国エジプトはヌビア王女カーフラを同盟の証として、迎えざるを得なくなる。
 キャロルは仕方がないことと諦めようとしてけれど、日々悲しみの中で暮らすこととなる。
 「テティ、解っているの・・・。解っているのだけれど、わたしはやり場のない悲しみを
 どうして良いのか解らないの。」
 「キャロル様、お願いです。どうかそんなに悲しまないでください。これは形だけの婚姻
 です。メンフィス様だって、姫様おひとりと決めていらっしゃいますとも。」
 キャロルはただただ、涙を浮かべながら頷くしかなかった。
 大きな夕日沈む前で庭園に出てみるが、メンフィスの昨夜の声を思い出すばかり。
 ーー私の心はそなた一人。何も疑うな。姉上達が同盟を結んだ今、そなたを危険な目に遭
  わすことは出来ないのだ。全てはそなた一人のため。
   私はカーフラとは何もしない。そなたに誓う。ーー
 信じたい。古代では政略結婚も当たり前だもの。私が耐えれば、このエジプトは救われる・・・。
 そうつぶやくが、やはり蒼い瞳は涙で霞んでくるのであった。

 「おほほほ。ばあや、もっと香油を塗っておくれ。ああ、嬉しい。やっと、やっと、念願の
 メンフィス様の妃となれる。」
 カーフラ王女のお付きの乳母が香油瓶をもって不満げに応えた。
 「ですが!ヌビアの第一王女様ともあろう方が第二妃とは、このばあや、納得しかねまする。」
 「何を言う!メンフィス様のおそばに行けば、こちらのものよ。
  ナイルの姫など口ほどにもないわ。うふふふ、明日になれば解るわ。」
 明日、カーフラはメンフィスの元へ輿入れするのであった。
 以前想いを遂げることが出来なかった彼女は、国に帰り少しばかりお利口になったのだ。手に
入らないものは無い自分。何かが原因になっているのなら、それを消してしまえばよい。その為に
国で下準備をして、入念な計画をたてた。
 明日、カーフラはメンフィスの寝所に入る。その時こそナイルの姫の暗殺の決起!
 王なくしては虫けら同然の姫。王はカーフラの身体に酔いしれると絶対の自信もあった。
 明日になればメンフィスもエジプトもわたくしのもの!!
 香油であふれんばかりの匂いとしっとりと濡れた肌は、まさに誰をも魅せられるように
輝いていくのであった。

 

515 :キャロル2年後*2*:02/01/04 04:05
 メンフィスは失礼のない程度にカーフラを無視し続けた。初夜の所の中でももちろんそうするはずであったし、
これからもそうするつもりであった。が、妖しい香りの中で意識が朦朧としてきた自分を感じ始めていた。
 「カーフラ王女、私は・・・そなたに・・。」
 「メンフィス様、わたくしを見て・・・。美しいでしょう。わたくしはあなたのものよ。
  さあ、わたくしを愛でて、愛してくださいな。」
 国より持参した香燭の中に妖しげな媚薬を調合したものもあった。まさにメンフィスの所入れ前にカーフラは灯
をともして用意していたのだった。
 メンフィスの手を取り自分の豊満な乳房へと這わせ、茂ったものが全くないなめらかな谷間へと導いていく。
 「う・・うむ・。不覚であった!この妖しげな香りは・・。」
 意識の抵抗を続けようとするメンフィスに、カーフラはゆっくりと脚を広げてみせ、笑いながらその中心へと誘
いをかけるのであった。赤い襞を自ら押し広げると、そこは濡れきった部屋が露わになる。
 カーフラもまた、媚薬の効果のせいか大胆になっている。
 男としての欲情がメンフィスを支配していく。
 キャロル、キャロル、許せ・・・・。
 無意識にそうつぶやきながら、メンフィスはカーフラの満たされた乳房を手に収めていった・・・。

 ああ・・。メンフィス、メンフィス。この身が焼けそうよ・・・。約束したわね。あなたは私一人のものだと。
 お願いよ、今すぐ私の元へ来て・・・!!
 ふらふらとキャロルは庭園越しにメンフィスの寝所に近づいていた。
 メンフィスを愛するばかり、無意識に近づいていたのだ。
 「ああっ・・・。メンフィス様あ・・・。」
 「!!!」
 寝所から聞こえてきたのは、カーフラの艶っぽい声!
 キャロルの脳裏は真っ白になり、地面がゆらりと揺れたような気がした。身体の均衡がとれなくなり、脚が崩れ
去ってしまった。事態を理解するのに時間もかかったような気がする。
 わ・・わたし?
 その時、誰かがキャロルの髪を掴み、首元にナイフを振りかざした。
 悲鳴を上げる暇もなく一瞬身をかわしたが、ナイフは黄金の髪を切り、キャロルの首に傷を残した。
 「メンフィス!!誰か!!助けて!!」
 やっとの思いで声を出すが、ほんの先にいるはずのメンフィスは出てこない。ナイフを持った相手は、女官姿を
した女である。またもや自分めがけて、ナイフを振りかざしてくる。
 「メンフィスーーーー!!助けて!」
 「メンフィス王は出て来まい。カーフラ様と愛を語ろうていらっしゃる。いくら叫んだところで無駄じゃ!!。
  亡き者となってもらいますぞ、ナイルの姫。」
 「メンフィスーーー。」
 ただただ呆然となってしまうキャロル。
 わたし・・裏切られたの?
 ナイフはキャロルの腕斬りつけた。その痛みで我に返るが、またもやナイフが向かってくるのが解った。
 「ひっ!」
 声にならない声で叫んだその時に、とっさに女官を突き落とす者があった。
 「ルカ!!」
 だが、ナイフはキャロルの脇腹を斬りつけていた。
 「ナイルの姫!!早くお逃げ下さい!!」
 女官は巧みにナイフを操り、ルカに隙を見せない。
 (これは、訓練された刺客か!)
 とっさにルカはキャロルを抱きかかえ、横に流れるナイル川に飛び込んだ。後に残されたのはキャロルの血と黄
金色の切り刻まれた髪の痕、そして刺客の女官。
 濁流の中、ルカは必死になってキャロルを抱きかかえ、岸へ泳ぎ切った。キャロルの意識はすでにない。
 「お許し下さい。ナイルの姫。王宮の中のことと私が油断しておりました。
  おお、意識が戻らぬ・・。すぐに御身を安全な場所へ。
  このまま我がヒッタイトへ連れて参りますぞ。
  お許し下さい、イズミル王子。必ずや私が無事に身元へお連れいたします。」
 ルカはキャロルに応急処置を施し、抱きかかえ心堅く決意するのであった。

516 :ナイルの濁流ちゃん:02/01/04 23:44
このまま現代へもどそうかと思ったが・・・。
このところ出番がないし・・・。

517 :エジプトの民:02/01/05 01:10
何かしらんが大事らしい。では騒いでおくか。

わーーーーっ わーーーーっ わーーーーーーー・・・・・

518 :以上、自作自演でした。:02/01/05 01:28
なんと!! とうとうM様がカーフラの毒牙にかかっておしまいに・・・(涙)
て、キャロルはどうなってもいいのか 私・・・

519 :ミラ:02/01/05 22:41
えっ!・・
ナ、ナイルの妃がヒッタイトに来るのですか?
2年後の私は「いき遅れの王妃付き侍女」か「王妃推薦の王子妃」の
どちらなんでしょう・・楽しみです。

520 :ヒッタイト王妃:02/01/05 23:47
お古の王子妃なんて、息子には必要ございませんわ

521 :侍女:02/01/06 00:40
チャンスよルカ。あなたがナイルの姫を・・・(爆

522 :ムーラ:02/01/06 01:38
まぁ。ナイルの姫君がヒッタイトへおいでになるのですね。
急いで支度をいたさねば。

523 :ナレータ〜:02/01/06 02:28
おお はるかなる
青きナイルよ
わがエジプトは
永遠に・・・・
御身の流れと
ともにあり・・・・・

524 :ヒッタイト王:02/01/06 06:16
王妃よ
わしはお古でもよいぞ、
イズミルよ、ナイルの姫を、わしにくれ〜い
わしの愛を受けさせて、もっと美しくしてやろう。

525 :キャロル:02/01/06 09:53
歯周病がうつりそうですヒッタイト王

526 :イズミル王子:02/01/06 16:41
おお・・ルカからの鳩が・・・
なっ・・な・なんと〜〜〜!(手書き)
メンフィス王は姫を・・姫を裏切ったとー!
ルカは姫とともに私のもとへと向かっているのだな。
なんと愚かなメンフィス王よ。
私なら姫がこの腕に抱けるのであれば他の女など!
ハッ、しかし父王に姫が見つかるとまた良からぬ事になるやも知れぬ。
「お古でもよい」などとほざいておられたからな。
姫をお古などと・・無礼な!いくら父上でも許せぬ!
さらに姫に父上の歯周病が移るなど、もっての他!
ルカよ早く私のもとへ姫を連れてまいれ〜〜!!

527 :キャロル:02/01/06 18:58
歯周病は、アルゴン王から最初に頂いてメンフィスへそしてイズミル王子
アナタもすでに歯周病なのよ。

528 :メンフィス:02/01/06 20:21
なんたる事ぞ!!
この・・エジプト王たる・・この私がアルゴンの「歯周病兄弟」と?
誰ぞこれは偽りと申せー!
にっくきアルゴン王め!キャロルに歯周病なんぞを移しおって!
しかも・・・イズミルにまで移っている・・・という事は?
キャロル!!そなたこの私に隠し事を致したな!
イズミルに何をされたのだ、いや、イズミルはどこまで・・・
まさか、おお、考えたくも無いっ!

529 :アイシス:02/01/06 20:44
おお・・・愛しい弟よ、私もそなたから歯周病を頂いたのですよ
夫であるラガシュ王にも移ってしまいましたが・・・・
歯周病王族じゃ

530 :アリ:02/01/06 21:07
おいたわしや〜アイシス様〜〜〜(アリポーズで)

531 :地味ー:02/01/07 00:12
ボクにもうつったよ・・・
でもボクは歯医者に通って直したサ

532 :マリア:02/01/07 13:42
地味ー…、キャロルの歯ブラシ勝手に使っちゃだめやん。

533 :ヒッタイトの民:02/01/07 20:15
お古反対!
反対お古!
リサイクル反対!
反対リサイクル!

534 :ミラ:02/01/07 22:25
そうよ!
神の娘であろうと、お古がイズミル王子様の妃になろうなんてみのほど知らずもはなはだしいっ!!
初物の私を召し上がって!王子様
ハラリ・・・ヌギヌギ

535 :ヒッタイト王:02/01/07 23:09
ミラ!
イズミルには、わしのおふるをあてがうようになっておる。
よって、王子の妃になりたければ、まず、わしのあいてを
することぞ!!
言っておくが、わしは、歯周病ではない、無礼者が(怒
イボジと水虫を患っておるだけじゃ!!

536 :ミラ:02/01/07 23:49
お許しください王
親子丼はご勘弁の程を・・・
王妃様に恨まれたら私は身の置き所がございませぬ

537 :行きずりの旅人:02/01/08 00:12
いやぁ
色々な所を旅してきましたが、こちらは秩序のある素晴らしい所ですね。
住人達が争そっても、和解したり蒸し返さない、しつこくない良い所です
疲れも癒されました。また訪れます
その日まで住民の皆さん壮健なれ!

538 :キャロル2年後*3*:02/01/08 01:07
 ナイルの河畔、下エジプトの村はずれのオアシスでその人は立っていた。
 ただ立っているだけのお人形のように微塵も動かない。その瞳は遠く空を見ているようだが、
ただぼんやりともしているようで、何を考えているのだろうか。
 「ナイルの姫、風が強くなりました。さあ、出発いたしましょう。」
 返事もなく、動く様子もない。それを見て、ルカは本当に困ってしまった。

 エジプト王宮で刺客に襲われて早1ヶ月。脇腹の傷で一旦はキャロルは生死を彷徨っていたが、
ルカの懸命の看病によりとうげを越え、回復に向かっていた。
 しかし、キャロルの意識は無いものと同じであった。話すことも笑うこともなく、ただそこに在るだけで
何も感じないようであった。
 ルカは必死に呼びかけ話しかけるが、1ヶ月の間キャロルはただのお人形のままであった。

 「ナイルの姫、刺客がまだ御身を狙っているやも知れませぬ。安全を計るためにも一時はエジプトを
 出奔いたしましょう。」
 ルカは泣きたくなるような気分であった。朗らかに微笑みかける姫はもういない。前回メンフィス王と
カーフラ王女の誤解があったときは、怒りと悲しみで親元に帰ってしまったが、まだ元気であった。
 今のナイルの姫はまさに魂を抜かれたただのお人形だ。
 エジプトを出ると言っても、どこへとも聞くこともなく、自分の言っていることはただ空気に流れるだけで、
まるで独り言だ。このような状態になってしまったことに、ルカは怒りを覚えている。
 全身全霊でルカは怒りを覚えてしまうのであった。

 そして、このような状態の姫を、イズミル王子は受け入れて下さるだろうか?いや、我がヒッタイトは受け入れることが
出来るだろうかと考えてしまう。とにかく今日、王子には伝令を出した。ナイルの姫を国境までお連れすることを伝えた。
そこで王子の返事を待つのだが、今の姫を見るとなんだか心配になってくる。

 とにかく、ルカはキャロルの様子を見つつ、荷駄を駱駝に乗せ出発の準備をした。

539 :キャロル2年後*4*:02/01/08 02:08
 既に夜も更け、国境を出たヒッタイトよりの中立の街で宿をとると、
ルカはキャロルの寝所を用意した。水をもらいに壺を持って外へ出る。
 一瞬目を離した隙だった。
 部屋に帰ってくると、キャロルがナイフを手に取っていた。
 「姫!!何をなさいます!」
 ルカの身体が凍りついたが、すばやくキャロルの手にあるナイフを取
り上げようとした。
 が、キャロルは静かにルカを制したのであった。そして、長い髪を引
き伸ばしナイフで切り取ってしまった。
 はらはらと黄金の髪が、床にこぼれ落ちていく。まるでキャロルの涙
のようであった。
 あまりのことにルカは言葉を失った。
 そして、キャロルが初めて反応したことに、心ならずも動揺していた。
 「ずっと、ルカの声が聞こえてたわ。
  でも、戻りたくなかった。もう、どうでも良いと思ってた。」
 「ナイルの姫・・・。何故このようなことを・・・?。」
 キャロルは泣いていた。しかし、嗚咽も聞こえず、蒼い瞳から静かに涙
を流しているだけであった。
 「解らないの。でも何もかも捨ててしまいたかった。
  これからも私、どうして良いのか解らない。
  家族の元へ帰りたい。
  でも、もう逃げたくない。帰りたいけど、ここから逃げたくないの。」
 黄金の髪は肩に付くぐらいにしかなく、軽やかに揺らしながらキャロルは
震えながら泣いていた。
 ルカはじっと黙っているしかなかった。

 キャロルとルカが無言で見つめ合っていると、表が騒がしくなった。
ルカが最初に気づき、キャロルに頭からすっぽりとマントを被せる。

 「お騒がせしてすみません。お客様、ちょっと・・・。」
 宿の亭主がルカを手招きした。ルカはキャロルに目配せすると、亭主に
誘われるまま部屋を出ていった。
 一人残され、キャロルは床に力無く床に腰を下ろした。
 このまま消えて無くなりたい。
 本当は叫びだしたい。
 (あれからメンフィスはどうしているのかしら。)
 考えたくないけれど、幸せだった頃を思い出して、そして今の自分の
状態を見て、悲しくて叫び出したくなる。
 あなたの言葉を信じていたのに!!
 あんなに幸せだったのに!
 しかし、一言も声が出ることは無かった。ただ、身体は熱にうなされ
るように震え、涙は枯れてしまったように最後の一筋のみ頬をつたった。

 「・・・・。」
 だれかに声をかけられたような気がして、ふっと顔を上げた。
 「ルカ?」
 「そなたの召使いは捕らえてある。」
 その姿を一目見て、キャロルは身体が冷たくなるのが解った。無意識にマントを
引き寄せた。
 「久しぶりだな、ナイルの姫。」
 「イズミル王子・・・・。」
 扉に腕を曲げて寄りかかり、その目はしっかりとキャロルを見据えて
いた。
  

540 :ふと,なりきるのを忘れた:02/01/08 02:32
そうよ、この「少女漫画的展開」がここの住人の王道なのよね。

541 :どこぞの侍女:02/01/08 10:49
なんて素敵な展開・・・・

542 :覗き見 ルカ:02/01/08 11:38
お許し下さい・・・ナイルの姫。
さぁ王子、今こそ本望を・・!!ドキドキ・・・

543 :481さんの続き:02/01/08 13:28
>>481さんの続きですわん。

4

「そなたは清らかだ。誰もそなたを汚すことはできぬ」
王子はそう言って指をそっと珊瑚色の花芯にあてがった。
身体のごく小さい部分に指が一本触れているだけなのに、キャロルの全身に妖しく切ない衝撃が走り抜けた。無垢ながら敏感な身体はすぐにじんわりと濡れ始める。
王子は微笑するとそっと指を動かした。円を描くように。こりこりとしこる花芯を押し込み、捏ねまわすように。キャロルの湿りはすぐさま溢れ滴る流れとなり床に小さなシミを作った。
羞恥と貪欲な欲望の板挟みとなり、眉をひそめ涙するキャロルの耳朶に王子は囁いた。
「羞じらうことはない。私が清らかなそなたを確かめてやる。・・・この手触り・・・甘い匂い・・・熱さ・・・さぁもっと素直に感じてみよ」
王子の指は同時に花びらに蜜を塗りたくり、狭い入り口の封印を破らぬ程度に進入してきた。
「ああーっ!」
とうとうキャロルは絶叫した。初めての絶頂を迎えたのだ。同時に脚の間に置かれていた鏡に熱く甘い蜜の飛沫がかかる。

544 :481さんの続き:02/01/08 13:28

「なんとまぁ・・・敏感なことよ。初めてなのに・・・こんなになって」
王子は好色な笑みを漏らすとキャロルを抱き上げ、祭壇に腰掛けさせるとそのまま横たえた。大きく開かれた脚はぶらんと垂れ下がっている。
「王子・・・何をするの?」
だが王子は答えずにいきなりキャロルの亀裂を指でめいっぱい押し開き、むしゃぶりついた。
「ひぃぃっ!」
王子の舌がキャロルを味わう。花びらを・・・花芯を・・・蜜のわき出る入り口を・・・。
「そなたをくまなく味わいたいのだ」
すぐさまキャロルは2度目の絶頂を迎えた。王子はあふれ出る蜜を一滴残らず啜ると改めてキャロルの身体を動かし、仰向けにした。
「清らかなそなたをイシュタルに・・・私に捧げよ。我以外にそなたの男はおらず・・・」
「は・・・い・・・」
王子は長衣の裾をもどかしく引き上げると痛いほどに怒張した自身を剥き出しにし、そのまま一気にキャロルを貫いた。王子も僅かに痛みを感じるほどにきつく狭いそこを穿たれた衝撃にキャロルは悲鳴をあげた。王子はわざと荒々しく動きキャロルの苦痛を愉しんだ。

545 :481さんの続き:02/01/08 13:29


・・・やがて王子は欲望をキャロルに注ぎ込み、名残惜しげに身を離した。
キャロルを清め、涙を拭ってやりながら王子は血に汚れた祭壇を愉しそうに見やった。
自分の最愛の乙女の純潔を敬愛する女神に捧げたのだ。愛の女神は王子の捧げものを嘉みたまうだろう。

王子はキャロルを抱きかかえ、神殿の外で待っていた一行に合流した。人々は王子がキャロルを妃にしたと思っているので、微妙な空気があったが、初めての行為に疲労困憊したキャロルはそれに気付く間もなく王子の腕の中であっさりと眠ってしまった。

やがてキャロルは王子の妃として正式に冊立されるだろう。そして王子との間にまことの愛を育み末永く幸せに暮らすのだ・・・。

546 :柱の陰から覗いていた神官:02/01/08 15:55
むしゃぶりついて、啜って・・・。
まるで上海蟹、食べてるみたいでしたわ〜。
イズミル王子さまったら、すごいですわっ!

547 :キャロル2年後*5*:02/01/08 17:00
 美しく背の高い若者が扉に腕を曲げて寄りかかり、その目はまっすぐにキャロルを見据えていた。
 明るい茶色の髪は腰まで長く緩やかに束ねられ、その瞳はやはり明るい茶色で、着流したように
見えるロープは、エジプト人とは違う明るい褐色の肌にまとわりついていた。
 イズミル王子は静かに扉を閉め、また扉に寄りかかった。ずっと無言のままだ。
 お互い何も語ることもなく、沈黙が部屋を包む。
 いつものキャロルならば悲鳴を上げ、すぐにでも逃げだそうとするだろう。しかし今の彼女は
不思議に恐怖感が無かった。確かに彼を恐れている自分も感じる。けれども恐怖に醒めてしまって
いる自分もいる。そこにはイズミル王子に出会った頃の彼女がいた。まっすぐに彼の瞳を見返す
キャロルがいたのだった。
 「いつか見た蒼い目だな。」
 最初に沈黙を破ったのはイズミルであった。ふっと柔らかな微笑みに目蓋を閉じる。
 「そのように堅くならなくても良い。私は迎えに来たのだから。」
 柔らかな声と共に、キャロルははっと我に返ったように、あたりを見回した。表は静かになって
いる。自分の手を見ると、まるで他人のようにきつくマントを握りしめていた。
 イズミルの言葉など聞いていないように、ゆっくりと呼吸をし、ゆっくりと立ち上がった。
 「ルカはどうしたのです?ルカに乱暴はしないで。」
 相変わらず扉に寄りかかったまま、腕を組みイズミルは微笑んだままだった。
 「無礼は許しません。私はエジプトの王妃。人質になるのならそれも良いでしょう。でも、
 私と私の侍従に危害を及ぼすことは許しませぬ。」
 「初めて会った頃を思い出すな。そなたはまっすぐに私をにらみ付け、強い態度を望んでいた。
  しかし、姫よ・・・、エジプト王妃はもういない。」
 「えっ!?」
 「つい先日、エジプトでは王妃崩御の知らせがあった。・・・そなたは亡き者になったのだ。」
 イズミルの言葉にキャロルは驚愕した。
 私が亡き者?私が死んだと言うの?
 「そ・・んな。私が死んだとでも言うの?」
 キャロルは悲鳴に近い声をあげ、イズミルに向かって行った。両手はきつく握られ、王子の胸元へ
叩きつけた。イズミルは冷静に見つめ、静かにキャロルを受け止めた。
 「私は死んでいない!生きている!生きているのに・・・。」
 もう涙も出なかった。ただ怒りが彼女を支配しているように、イズミルをにらみ付け彼に向かって
手を振り上げた。
 その手をしっかりと掴み、イズミルは彼女を引き寄せ抱きしめた。急に自由を奪われて、キャロルは
もがいたが、王子を打ちつけるために挙げた手が強く掴まれ、痛みのあまり力を失った。
 その耳元で囁くように王子は語った。
 エジプト王妃は血の痕を残し、ナイルに流され死亡。
 遺体は無かったが、王妃の黄金の髪にも血の痕が残され、生存は絶望。
 国民は深い悲しみに包まれ、納得しないつつもつい先達て崩御を受け入れた。
 次の王妃は第二妃であったカーフラ妃がなるのも、時間の問題であろう。

 生存は絶望?
 エジプト王妃に、カーフラ王女が!?
 キャロルの頭は真っ白になり、唇も蒼白になった。
 「姫、しっかりいたせ。こちらをむけい。」
 キャロルの顔にかかったマントをのけると、無惨に切り取られた黄金の髪と、青白い顔が顕れた。
 (なんと、この髪はどうしたことか。)
 しかし怒りとも恐怖ともとれない蒼白な顔は、何とも美しかった。悩ましげに眉をひそめ、少女の
殻を捨てた大人の女性の顔を持っていた。
 その頬に長い指を這わせ、彼は口づけした。
 (王子!)
 キャロルは驚いたが、押しのける力もなく虚力感のなかで、イズミルの口づけを受け入れてしまった。
 改めてキャロルを抱きしめる。
 「だから、私がそなたを迎えに来たのだ。」
 

548 :カーフラ:02/01/09 23:00
今のわたくし、とってもし・あ・わ・せ!
毎日メンフィス様とぐるぐる@@@@@

549 :ライアン:02/01/09 23:11
ああ、かわいそうなキャロル。
現代に戻っておいで。兄さんは待ってるよ・・。

550 :侍女:02/01/09 23:23
素敵な王子……(*^^*)

551 :てちぃ:02/01/09 23:24
ひっ,姫様,いつの間にこんなとんでもない事に!
あぁ,私が夜食のエジプトパンに夢中になってる間に!
夜食などせず御側に使えていれば・・・・・

552 :キャロル:02/01/10 00:50
てちぃ、あなたが食べたのは、ゆで卵入りのパンかしら?
私が作ったのよ。
うふふふ。

553 :キャロル:02/01/10 00:54
パンと一緒にあげちゃった!
sage!!!!

554 :ナイルの激流:02/01/10 05:17
あれ?今回は私の出番は無いんですかい?

ゴゴゴォー−ーーーーッッーーーーー

555 :ミラとキャロル:02/01/10 07:59


エジプトに嫁いだミタムン王女に付き添っていった兄王子イズミルが花嫁を連れて帰国した・・・。
王子の一行を迎えたハットウシャでは大騒ぎになっていた。今年で24才。父王と違って女性に血道を上げることもない文武両道・冷静沈着で怜悧な王子。
無論、戯れに女は抱いたし、母王妃たっての望みでミラを迎えていたが未だ正妃に冊立された女性はない。こうなっては王子の息子をあげた女性が正妃となるのだろうと滑稽で切実な戦いが王子周辺の女性の間では繰り広げられていたのだが・・・。
エジプトのナイルの女神の娘を伴った王子は金髪の神の娘を正妃に娶ると宣言したのだ。国王夫妻、臣下百官の居並ぶその前で。紹介されたばかりの小柄で愛らしい姫は初々しく頬を染めて、でも毅然として立っていた・・・。

「まぁ、ミラ様、どうしたことでしょう?王子は正気を無くしておいでなのです!あんなエジプト娘!ファラオとアイシス女王の娘分ということですがどういう血筋かは怪しいものです!」
「ばあや。少し黙っていて。私、これから王子の許に参ります。ご帰国のお出迎えの挨拶をしていないんですものね」
ミラは入念に化粧をしながら不機嫌に言った。
(私というものが長くお仕えしているのに王子はどうなさったのでしょう?ばあやに言われるまでもないわ。王子を一番存じ上げていて愛しているのはこの私よ!)
侍女の一隊を引き連れ、仰々しく進むミラ一行。行き先は王子の宮殿である。
その一行を見守る好奇の目、目、目・・・。

556 :アイシス:02/01/10 16:05
ミラ、そなたもこの私の苦しみを味わうが良い

557 :ラウンジャー葱:02/01/10 21:35
            〇
                   〇

   〇

                〇                 〇
 。

  。


 。          。       

558 :ラウンジャー葱:02/01/10 21:37
    〇        o
                      。

                 〇


                   o

        〇


                         〇
        。   。
 〇

 o                          〇                  。
                               

559 :ナイルの水底:02/01/10 23:35

ゴゴゴゴゴゴ……

560 :大真面目なギャグキャラ・ロディ:02/01/11 01:00
>559
上手い。座布団一枚進呈。

561 :ずあと:02/01/11 01:20
なにやら陰謀が渦巻く展開&シリアス路線のようで,しっしっし・・・
ナイルの人材バンクに登録しておいた事だし,そろそろお仕事(さそりの仕込み)紹介してもらえそうな気配。

562 :リムシン大神官:02/01/11 22:04
マルドゥク神よ 作家様のご来臨、切に願う所存でございます。
わが祈りをききたまわんことを!

563 :オムリ:02/01/11 22:55

おぉ、リムシン大神官!お懐かしい。
その後いかがお過ごしか・・・。
作家様のご降臨を願い、私も共に祈るとしよう。

564 :アイシス:02/01/12 00:49
うむ・・・。ぐるぐる@も良いが、シリアスも好むぞ。
今度は是非わたくしとメンフィスのぐるぐる・・・、もとい、
シリアスな純情編をよろしく頼みまする。

565 :キャリル2年後*6*:02/01/12 02:15
 悲しみと絶望の中で、キャロルは眠っていた。見る夢は悪夢ばかり。うなされ続けて、夜をあかした
ようなものであった。自分を取り戻してからたくさんの事実を聞かされて、何も考えたくなかった。深
い眠りに頼ろうとしたのだが、あてがはずれていた。

 キャロルのかたわらにいるイズミルが、そっとキャロルの涙を拭っていた。
 キャロルを見れば見るほど、その美しさは増してくる。エジプトの強い太陽光に焼けた肌は、すべす
べとして染み一つない。抜けるように白かった肌は、衣類の下に輝きを持って隠されていた。
 短くなった黄金の髪はさらさらとシーツの上に息づいているようだ。大きなはっきりとした瞳は、長
い睫毛に閉じられて今は見ることが出来ない。
 華奢な体つきは昔と変わることが無く、ほっそりとした手脚は相変わらず強く握ると折れてしまいそ
うだ。すんなりとした手の指は,かすかに動きまるでイズミルを求めているようにも見える。
 小さい形の良い唇はバラ色に光り、イズミルを誘惑しているようだ。
 たまらず、その唇に重ねた。優しく愛しく接吻を与える。キャロルが目覚めているときには見せない
優しさで、イズミルは甘く唇を奪う。手のひらを彼女の胸元に添え、その呼吸を確かめるように触れて、
そして、脇にあるはずの傷痕に指を流した。
 キャロルが目覚めている時に今宵こそは胸に抱こうとしたのだが、脇を掴んだとたん、彼女は苦痛の
悲鳴をあげたのだ。刺客に刺された傷痕はやっとふさがったばかり。出血こそしていないものの、激痛
が彼女を苛む。
 代わりに腕の中で眠らせることにしたのだ。
 眠っているキャロルを引き寄せ、抱きしめた。
 「もう二度と離しはせぬ。決して否とは言わせぬ。未来永劫私と共に生きるのだ。
  ・・・・愛しい・・。愛しい我が妃よ。」
 また再び、唇を与える。甘く切ない接吻であった。
 (そなたには知らせておらぬが、メンフィス王は暴君となり果てておる。そなたが消えて昼夜探し回
 り、今もそなたの死を認めてはいない。
  今度の戦でもってメンフィスと果たし合い、我が手でそなたを得るはずであった。しかし、今我が
 手にはそなたがいる。もう二度とメンフィスには触れさせぬ。)
 「あ・・・。」
 キャロルの口から、声が漏れる。薄く蒼い瞳が開けられる。
 「だれ・・・・?。」

566 :キャロル2年後*7*:02/01/12 02:28
 早朝、身支度を整え、キャロルはイズミルから逃げることなく静かに座っていた。
いつものようにきょろきょろすることもなく、ただぼんやりと座っているだけで
あった。
 「逃げぬのか?」
 薄く笑いながらやはり身支度を終えたイズミルが声をかけた。
 「逃げたって、行くところがないわ。生きているってエジプトに帰ったところで、
 もうメンフィスとは会いたくない。
  ーーーー王子、私はヒッタイトへ行くと決めたわけではないわ。」
 相変わらず頑固なところに、イズミルは少し安心していた。昨夜は自分の口から
言ったこととはいえ、キャロルを悲しみに突き落としてしまった。衝撃のあまり今日
は起きあがることさえ出来ないかと思っていたのだが。
 (強くなったな・・・・。)
 じっと見つめるだけのイズミルにしびれを切らし、キャロルはさっさとマントを羽
織った。
 「どこへ行く?ナイルの姫。」
 きっと振り返ったキャロルの瞳は燃えるように熱かった。
 「何処へでも自分の行きたいところへ行くわ。
  それから私のことをナイルの姫とは呼ばないでちょうだい!ナイルの姫はもうい
 ないの。私はナイルの姫ではないわ。
  私は何もかも失ったし、そして捨てたの。
  ・・・・・そう。私が私でいられるように、名前も全て捨てるわ。」
 「なに。名前を捨てると。ふっ・・、それも良い。
  そなたが何者であろうと、私には関係ない。私はそなた自身が欲しいのだ。」
 けげんそうな顔をしてイズミルに向き合った。王子の計略の真意を謀りかね、イズ
ミルを眺める。
 「私はもうエジプトの王妃ではないのよ。そして、ナイルの姫でもない。そんな私
 を手に入れたところで、あなたには何の特も生じない。あなたなら、よく解ってい
 るでしょう。」
 イズミルはテーブルのそばで、杯に入っていた水を飲んでいた。彼は先ほどから椅
子に座り、くつろいでいる。それがキャロルをいらいらさせた。その様子を密かに楽
しみながら、黙っている。
 「王子!!」
 「近いうちに戦が起こる。私はそなたがいずとも必ずこの手でエジプトを手に入れ
 る。だからそなたが人知れず者になったとしても、かまいはしないのだ。
  そなたは行くところがない。そなたの姿を見て、いくら否定しようとも皆ナイル
 の姫と認めるであろう。そうすると、すぐにでも刺客が来るぞ。
  それならば私の側に居よ。私がそなたを守ってやる。そして、そなたを裏切った
 メンフィス王がどのような戦をするのか、傍観しておればよい。」
 「なんですって。戦が始まるのね。」
 イズミルは立ち上がって、キャロルを引き寄せた。弾みによろめいて心ならずもイ
ズミルの胸元に飛び込んでしまった。
 キャロルの唇を激しく求める王子に、抵抗も出来なくなっていた。
 (それならば、戦を止めさせなければ。たくさんの死者が出る。
  裏切ったメンフィスは憎いけれど、私を慕ってくれたエジプト国民を守らなけれ
 ば・・・。)
 「このような時に・・・、何も考えるな。」
 キャロルの心を見透かしたようにイズミルが言った。再び唇を重ねる。イズミルの
舌が絡みつき、それは甘く切なかった。とろけるような接吻にキャロルは何も考えれ
なくなっていった。
 ようやく離した後、微笑みながらイズミルは、彼女を抱きしめた。
 「じゃじゃ馬には、キスが一番だな。」

567 :以上、自作自演でした。:02/01/12 02:31
sage

568 :侍女:02/01/12 03:00
キャーッ(>▽<)「キャロル2年後」様
萌えます。大変好みですわ。

569 :アイシス:02/01/12 11:17
イズミル・・・
そなたがモタモタするから私はラガシュ王の妃になる羽目になったのじゃ
いまさらジローじゃが・・・

570 :メンフィス:02/01/13 15:08
んんん・・・どうしたのだっ!
作家殿はまだ見えぬようだが、もはやわたしは待ちきれぬ!
では、わたしの方から参るとしよう
ミヌーエ、馬ひけ〜〜〜〜ぃ!!ガガガガガ・・・・

571 :キャロル:02/01/13 15:10
もうっ、もうっ・・せっかちなんだからっ、メンフィスったら!

572 :ヒッタイト王妃:02/01/13 21:27
王子、その調子で姫の身も心もモノになさいませ!

573 :キャロル2年後*8*:02/01/15 10:54
 宮殿深く、石造りの柱をぬって通り過ぎると、急に視界が広がる。エジプトのように照りつける
ような太陽はなく、ベールがかかったような光りの中、何段にも重ねられるように植物が立ち並ん
でいる。小鳥たちも時折やって来ては休息をとる。奥宮殿に存在するバビロンの空中庭園である。
 一番高いところは本宮殿の屋根にも居並ぶ高さで、階段を長く上らないと辿り着くことは出来な
い。珍しい木々や花々は、アイシスのために植えられた。エジプトから取り寄せた花々は特に丁重
に扱われていた。暑い国から来た花々は、バビロニアの気候には過敏すぎて庭師によって厳重に管
理されている。
 それはまさにバビロンにいるアイシスそのものであった。
 「アイシス様、朝はよく冷えまする。こちらへお召し替えを・・。」
 「アリか・・・。昨夜、ナクト将軍が来ていたようだが、何か?」
 アイシスは、自分の部屋へ帰りながら、アリに問うた。
 昨夜王が寝所を訪れた為か、アイシスの肌はしっとりと濡れている。つややかな黒い髪が空気を
泳ぐようになびく。
 「お気づきあそばされておりましたか。目立たぬよう将軍は参上されました。
  ーーーー我が君、アイシス様。エジプトにて王妃崩御の知らせを持って参りました。宮殿内の目
 がありますゆえ、将軍には外で待機させておりまする。」
 「なにっ!!」
 アイシスは目をむいて、アリを振り返った。アーモンドの形をして深い睫毛に囲まれた瞳が燃え
る。
 「それは、まことか!」
 「はい。エジプトでは国民は悲しみに包まれ、明後日より葬儀の式が始まりましてございます。
 全国民が喪に服している様子。」
 キャロルが死んだーーーーーー。
 おお、何と長く願った我が思い。おお、何と嬉しい。
 しかし。
 「して、メンフィスの様子は、いかがしておる?」
 「メンフィス王におきましては、激怒され誰も近づくことさえかなわぬご様子。このまま烈火の
 ごとく怒り狂われるのではないかと、皆ご心配申し上げているとこのことでございまする。」
 おお・・・、メンフィス・・・。わたくしがそなたの側におれば、そなたの苦しみを鎮めてあげ
ましょう・・・。
 愛しいメンフィス・・・。

 立ちすくんだまま、アイシスは動かなかった。彼女の手が微かに震えている。キャロルの死をア
リでさえ、胸高鳴るほどの喜びに包まれているほどなのに、念願であったアイシスの胸の内は計り
知れない。
 「アリ・・・、わたくしはエジプトへ帰ります。」
 驚いたアリは声をあげた。
 「なりませぬ、アイシス様!!御前は敵国の王妃でごさりまする。既に三国が同盟を結んだ今、
 引き返すことは出来ませぬ。」
 「いや、アリ。まだ戦は始まっていない。同盟国に対し、いくら大国とてエジプトには部が悪い。
 メンフィスの力をもってをしても、負け戦になるやもしれぬ。それならば、キャロル亡き今メン
 フィスのために、わたくしがバビロニアを崩すことが出来るやも知れぬ。
 ーーーーナクト将軍に伝えよ。メンフィスに伝えよ。わたくしがバビロニアに手を下そう。その
 代わりに、エジプトはわたくしを迎え入れよ。女王アイシスを受け入れよと伝え申せ。証拠に
 アリ、わたくしの王家の紋章のはいったこの指輪を将軍に持たせ。」
 (おお、そこまでしてアイシス様は・・・。)
  「御意にございまする。」
 アリはアイシスから指輪を受け取り、足早に立ちり去った。
 ひとり自分の居間に残されたアイシスは、窓際に手を置き立ちすくんだ。
 胸が高鳴る。全身から喜びが吹き上げてくる。思わず口元から笑いがこぼれた。
 メンフィス、わたくしはあなたのために生きまする。
 いくら毎夜ラガシュ王に抱かれようとも、わたくしの心はあなたのみ。
 ほほほほ。邪魔者はいなくなった。メンフィス、あなたの心はわたくしが埋めて差し上げましょう。
新しい妃などはいて捨てましょう。
 メンフィス・・・・。
 愛しているわ・・・・。

574 :カーフラ:02/01/15 17:38
まあ、やっとナイルの姫がいなくなったというのに、また邪魔者が・・。
ナイルの姫の貧弱ボディには完璧に勝ってたけど、アイシスではかなり
手ごわいわっ!むうぅぅ、どうしたものか・・・

575 :オムリ:02/01/15 21:17
やはりアイシス様はバビロニアにとって凶に導くお方・・・・

576 :キャロル2年後*8〜9*:02/01/15 22:27
 この間、長い話になってしまったため割愛。(スマソ;)
 概略のみ。

 夏の終わり、キャロルはイズミル王子に連れられて、ヒッタイトの首都ハットゥサへ
到着。出迎えのムーラに会い、南の宮殿に自分の部屋をあたえられる。
 イズミルに対してキャロル、特に発展なし。自分はあくまで客人と言いはる。
 ヒッタイト王妃との対面。大エジプト帝国の王妃であったキャロルの覇気におされ、
王妃はキャロルを認めざるを得ない。
 また今のキャロルの相貌は「愛らしさが一層の輝いた美しさへと代わり、幼稚さの
代わりに威厳に満ち、・・・・」たもので、誰もが目を離さずにはおれなかった。
 宮殿でのキャロルの存在を隠すため、王妃はイズミルから彼女を預かることにする。
 しばらくの間、離ればなれになる二人。
 その後・・・・。

577 :キャロル2年後*9*:02/01/15 22:34
 夏が終わり、秋がひっそりとやってきた。
 ヒッタイトでははっきりと季節が分かれており、気候の変化は肌で感じ取れる。
人々の服装も薄衣から風を通さない布を身にまとうようになり、革で作られた靴に
サンダルから履き替えられる。
 宮殿の中にもカーテンが幾重にも掛けられる。昼は光りを入れるために開けられ、
夜はまだ鎧戸の季節ではないのでカーテンで暖を包み込む。
 キャロルはたまにカーテンの中で迷い子になったような気分になる。開いても開い
ても幾重にも重ねられ、出口のない毎日。まだ読むことの出来ないハッティ文字を覚
えたりすればよいのだが、宮殿から出ることも出来ない生活に、窮屈な思いを抱いて
いた。
 王妃の側にいる毎日。たまにイズミルに会うとどきりとする。夏の終わり以来、
イズミルと会うことはほとんどなかった。奥宮殿のここでは一体いつ戦争が始まるの
かも解らない。キャロルが出会う後宮の女達には関心無いことなのか、何一つ聞くこ
とはない。
 戦争を止めるためにここに来たのに、全く情報が得られない状態で、焦燥感がじわ
りと胸につかえる。せめてイズミルに会うことが出来れば。戦を見ていれば良いと
言った肝心のイズミルには、ほとんど会うことがない。今だヒッタイト王にも一度も
見かけることがない。一体自分がいることを知っている人間は、この中でどれ位いる
のだろう。一体世界は今、どうなっているのだろう。

578 :キャロル2年後*10*:02/01/15 23:06
 早朝、王妃の元にイズミルがやって来た。
 イズミルは早々に聞いた。
 「母上、そろそろ姫をお返しいただけませんか?」
 王妃はにこやかに微笑みかけながら、飲み物を飲んでいた。
 「王子、このような早朝に何かと思えば・・・・。ほほほ、そなたの我慢もつきま
したか。」
 「おたわむれはお止め下さい。姫は私が長年待ち続けた女性です。」
 先ほどの柔らかな風囲気とはうって変わって、王妃は王子の目を射るように見た。
 「母に遠慮はいらぬ。」
 「姫は我が妃と定めと女性です。姫の傷もそろそろ癒えた頃とお見受けいたします。
  ーーーー私は今すぐにでも婚儀をあげ、皇太子妃として迎えたい。」
 イズミルの手を取り、ふわりと優しく包んだ。
 「その言葉を待っていたのですよ、王子よ。そなた、あれほどの姫を迎え、王者と
 成り得ますか?父を越え、ヒッタイトを盛時できまするか?あの姫は普通の者では
 扱い得ることはできない姫のように思います。
  以前より陛下はナイルの姫を欲しておられる。姫を見つければ、有無を言わせず
 我がものとされることでしょう。だから姫をわたくしの元へおいたのです。
  王子イズミルよ・・・。そなたにわたくしから姫を差し上げましょう。
  これで陛下はそなたの望みを叶えて下さることでしょう。」
 王妃の真しの言葉にイズミルは声も出なかった。
 そこまで王妃は思いやって考えていたのだった。確かにイズミルが見つけてきたと
知るや、王はイズミルの手から簡単に奪い去っていくだろう。しかし、王妃という後
ろ盾を受けて、王妃が下した姫ならば王も認めないわけにはいかないだろう。
 「母上、母上は以前ミラを妃にとおっしゃった・・・。」
 「確かにミラはミタムンの乳姉妹であり血筋も確かな娘じゃ。気だても良い。しか
 し、姫とは格が違いすぎまする。皇太子妃にはできぬ。しかし王子よ、ミラも側室
 に迎えると約束してくれまいか?」
 「母上、私の最愛の姫はただ一人。側室を迎える気はありませぬ。」
 考えもしなかった王妃の申し出に、王子は拒否以外何もなかった。例えミラを迎え
たところでそれは形だけのものになってしまう。それよりも身分の高い臣下のところ
に嫁いだ方がミラも幸せであろう。
 「王子、姫がエジプト王妃になり2年が過ぎ、あれほどにエジプト王が溺愛してい
 たにも拘わらず、公子の誕生はありませんでした。一度子は流されたと聞きました
 が、誕生がなければ意味はありませぬ。
  我がヒッタイトにも血筋は受け継がなければなりませぬ。もし、姫が子の出来ぬ
 身体になっているならば、側室は必要です。」
 「しかし・・・。」
 確かに王妃の言うことはもっともであり、王族の血筋を絶やすことは出来ない。
しかし、キャロル以外の女性を迎える気には全くならかった。しかもメンフィス王と
カーフラ妃の一件を絶対許さないかたくなな彼女を知っている。
 「・・・そなたの気持ちは解りました。では、条件を出しましょう。婚儀をあげ
 一年の間に懐妊の兆しがなければ、ミラを迎えなさい。」
 きっぱりと王妃は言い切った。
 これで全ては後戻りはできなくなった。

579 :ハットゥシャ仕えの侍女:02/01/16 03:08
メンフィス王が2年で成し得なかった事をたった1年でやれと!
厳しいですわ(>_<)○ 王子ガンバ!!

580 :ミラ:02/01/16 09:45
側室でもよいわ!王子のそばにいられるなら・・・・。
絶対、子づくりの邪魔してやりますわ。
王子の子は私ががばがばと産んで差し上げますわ!!
ほほほほ。

581 :王妃付の辛口侍女:02/01/16 09:59
さすがは我らが王妃さま!
冷静な判断力、政治力、さすがの王子も形無しですわね、ホホホ。
これほどまでの女性になれるのか、なって後宮を取りしきることが
できるのか、姫のお手前拝見させていただきますわ。
側室ごときで大騒ぎしているようでは、まだまだでしょうけど。

582 :ミラとキャロル:02/01/16 13:16

「悔しいっ、悔しいっ!」
人払いしたミラは寝台にふせって思い切り泣いた。

ミラが訪ねていった王子はキャロルと共にいた。そしてミラには会ってくれなかった。長旅で疲れているから、と。
ただムーラを介して対面は後ほど、という素っ気ない伝言が伝えられただけだった。
王妃の肝いりで王子のもとに上がったミラは、その言葉に逆上した。自分は他の女とは違うのだ。王子の側近くで寵を争う女達の頂点にいるのは自分だという矜持もあった。引き連れてきた侍女達の手前、素直に引き下がるわけにはいかなかった。
「お黙り、ムーラ。私は王子の妃ですよ。長旅のお疲れを労って差し上げるのです。王子にはお目にかかります。そなた、気を利かせたつもりでしょうが夫の疲れを労るのは妻の役目です!」
「あ・・・ミラ様!お控えなさいませ。どうか・・・」
ミラはすたすたと控えの間を通り抜け、王子の居間の扉を開けた。若い女主人のあとを追うのはばあやだけだった。
そして。
ミラの目に飛び込んできたのは。
長椅子の上でうたた寝する一組の男女の姿だった。
逞しく大柄な王子の胸の中にしっかりと抱きかかえられた小柄な金髪の娘。
亜麻色と金色、二色(ふたいろ)の髪は混じり合い、着衣が軽く乱れて恋人同士が睦まじく相手の存在を確かめあって眠りの中に落ちていったのが一目瞭然だった。

ミラは怒りに燃えて自分が今まで親しんできた王子の居間を後にしたのだった。

583 :ミラとキャロル:02/01/16 13:18

王子とキャロルの新婚の部屋にミラが忍び込んだのは、ある初秋の夜のことだった。
キャロルが嫁いできてからというもの、王子は他の女に全く目を向けなくなった。優しく気品溢れるキャロルは民の心はもとより王妃や国王の心も掴んでしまっている。
賢く英知溢れる姫、という噂は嘘ではなかったのだ、と臣下百官は噂した。王子はヒッタイトのためにこの上ないお妃を迎えられた。あの方の英知と求心力はまたとない財産だ、と。
優しく美しい方ね、と後宮の女達すら噂した。気だてがよくてお仕えしやすい方、少しもたかぶったところがない。でも暴言や侮辱に対しては毅然と対応なさるから侮れないわ、と。
そして女達はこうも付け加える。ミラ様はかたなしね。これまで偉そうにしておいでだったけれど今は、ね・・・。

ミラは寝室の隅の櫃の陰に身を隠した。手には短剣を握りしめて。
やがて扉が開き王子に抱きかかえられたキャロルが現れた。
嫉妬に体が焼き焦げるような感覚に苛まれるミラをヨソに睦まじい恋人同士は何事かを囁きあいながら寝台に身を横たえた。
王子がキャロルに覆い被さり、全身を慈しみ味わう。
キャロルの羞恥の抗議の声は王子の前には無力だった。
「素直になれ、姫。そなたに快楽の味は教えたであろう?そらそら・・・もうこんなになって・・・。焦らさないでくれ。私の教えたとおりにせよ。今は・・・何も考えるな。ただ感じよ」
秘所を拡げ、蜜を啜る淫靡な音。王子の指がキャロルに呑み込まれて行くのがミラにも見えた。キャロルが悦びに身を震わせるのも。
すると今度は男が自身を女の前に捧げ、奉仕を促す。喉をならして迸りを受ける女の白い肌。
絡み合い、互いに味わい貪り・・・ミラはあまりのことに石像と化していた。
(王子、何故私をそのように隈無く愛してくださらぬのです。私は・・・私は情けのうございます)
だがこの生ける石像はやがて短剣を握りしめ、眠る恋人同士の閨に近づいていった・・・。

584 :噂好きの侍女:02/01/16 15:43
ミラ様っておとなしそうな顔をして、何とやらね。
でも、一生懸命なのね・・。
お願いだから、王子様だけは殺さないでね。

585 :キャロル2年後*11::02/01/16 16:03
 夕刻になり、王妃の宮殿を歩いているとムーラが迎えに来た。
 今宵から南の宮殿ーーー王子の宮殿に住居を移すとのことであった。
 「ムーラ、わたくし今のままでかまわないわ。むしろここの方が人に紛れて、わた
 くしだと解りにくいような気がするのです。」
 「いいえ、王子のご命令です。王妃様にもご了承頂いておりまする。
  さあ、お食事のご用意も出来ております。ご自分のお部屋へお帰りなさりませ。」
 有無を言わせない慄然とした態度で、ムーラは言った。一瞬はっとしたが、ムーラ
には何を言っても無駄だと知っていたので、もう何も言わずにされるまま従った。
 長い渡り廊下を経て、あの薔薇に似た花の門まで来た。
 初めてここを通ったときより、一ヶ月近くも経っていた。考え深げに内門を通って
自分の部屋と称された扉を開ける。
 そこはあの日以来住人を失っていた。何も変わらないようであったが、部屋中に白
い花が活けられていた。
花の甘い香りが漂ってくる。キャロルは香を焚きしめた部屋よりもよっぽど好きで
あった。
 「良い香り・・・。」
 「姫君は白い花がお好きだとお聞きいたしましたので。」
 「ええ。ありがとう、ムーラ。」
 長椅子に横たわると、ただぼんやりと座っているだけであった。何もすることがない。
その間侍女達は食事の用意を整えていく。蜂蜜入りのパン、果物、主食の肉等々、
それに極上のワイン、たくさんの皿が運ばれてくる。その様子を見ていて、あまりの
品数に驚いた。
 「ムーラ、そのようにたくさん並べられても、わたくし食べられなくってよ。」
 「今宵は王子がわたってこられ、ご一緒に召し上がりなされまする。」
 「ええっ。そんな話聞いていないわ。わたくし、ひとりで頂きます。後は下げなさい。」
 ムーラに指示するが、聞いていないのか何も応えない。
 段々とキャロルはそわそわし始めてしまった。
 (落ち着かない・・・。王子くらい何よ。しっかりしなさい、キャロル!)

586 :キャロル2年後*12*:02/01/16 16:16
 廊下の方で侍女の声が聞こえ、しばらくしてイズミルが入ってきた。
 キャロルは背を向けていたので、イズミルと目を合わせることが無くほっとして
いた。
 「王子、お早いお帰りで・・・。ご用意は出来ておりまする。」
 「うむ。早めに切りあげてきたのだ。」
 にこやかな声が後ろから聞こえる。ムーラの声も明るく、楽しげな会話が聞こえ
る。まっすぐにこちらへ来ない王子に胸を撫で下ろした。
 「姫、久方ぶりに会ったというに、何をしているのだ?」
 ふいに頭の上から声がした。
 はっとして上を見上げると、茶色の瞳が見える。
 「いっ、いえ。何でもありません。」
 「姫君、王子にご挨拶なされませ。」
 口の重いキャロルにイズミルは椅子に座りながら言った。
 「よいムーラ。さあ姫、こちらへ。」
 声をかけられて、渋々席につく。
 ムーラにも強く勧められ、ぽつりぽつりとパンを口に入れる。
 ワインを飲みながらその様子を見ていて、イズミルは思わず笑ってしまった。
 「まるで借りてきた猫だな。そなたはもっと食さなければならぬぞ。あまりにも
 細すぎる。これでは抱き留めるたびに折れてしまうぞ。」
 「まあ!」
 あまりの言われように、キャロルの顔は真っ赤になった。
 「失礼ね。それが客人に言う言葉?わたくしにはこれが丁度良いのです。」
 「・・・そうだな。これくらいでそなたらしいのかもしれぬ。」
 イズミルの反応に当てがはずれて、彼女は返す言葉がなかった。いつもなら・・・・。
 急に食べる手が止まったキャロルに気づき、心配そうに覗き込んだ。イズミルの
視線に気が付き、あわててパンをちぎる。
 (だめよ。思い出したってしょうがないじゃない。久しぶりに男の人と食事をし
 ているから、落ち着かないのだわ。)
 そして、久しぶりにワインを飲む。少しずつパンを流し込んだ。
 「姫、酒はそれくらいにしておけ。」
 「いいえ、もう少し頂きたい気分なの。私は大丈夫。」
 大丈夫と言う言葉は自分に向けた言葉であった。
 (そう、私は大丈夫。)
 「それよりも王子、本当に戦争が始まるの?奥宮殿ではちっとも聞きませんでし
 たけど。」
 「そのような話にそなたは興味をそそるのか?」
 「それはもう。でも、出来ることなら戦など止めて欲しい。戦など無ければ、皆
 が幸せに暮らしていけるのに。」
 テーブルに両手を置き、キャロルは目を伏した。
 沈黙がしばらく続いた後で、イズミルは口を開いた。
 「先になりそうだな。今、バビロニアでは不穏な動きが出てきている。」
 「バビロニアで?もしや、アイシスになにか?」
 関も切らずに王子に尋ねる。しかしイズミルはキャロルの手に手を置き、
 「そなたは何も心配はいらぬ。もし戦争が始まることになれば教えてやろう。
  さあ、食事も終えたのならこちらへ。」
 そのまま手を引き、長椅子に座り、キャロルを腕の中に包み込んだ。
 「王子。」
 「今日は疲れた。しばしこのままで。」
 後ろからキャロルを抱き留め、彼女のうなじに顔をうずめる。まだ、侍女達が食
事の後かたづけをしている。恥じらいが彼女の頬を赤くした。王子の腕に触れる。
彼の髪が彼女の頬にあたった。
 王子の香りか、乳香の香りが鼻をくすぐる。
 キャロルは胸が高鳴るのを覚えた。
 ムーラは二人の様子を見て心から安堵の気持ちになり、微笑み、侍女を引き連れ
て扉を閉めた。

587 :あいしす:02/01/16 17:49
その調子じゃ、イズミル王子!
わらわもこれを機に、メンフィスにアッタクぞ。
しかし念のためじゃ、ヒッタイトに祝電(プーさん電報がよかろうて)でも打っておこうかの。
キャロルは気が変わりやすいゆえ。
先手必勝,これで引っ込みがつかなくなろう,おほほほほ・・・

588 :アリ:02/01/16 23:42
あいしすさま
ラガシュ王がこちらへ渡ってこられます。
プーさん電報はそのへんにして、急ぎおしたくを。。。

589 :アイシス:02/01/17 00:57
>>588
おお、もうそんな時間かえ。しかし・・・今宵も私はラガシュ王に抱かれねばならぬのか。
憎いキャロルはメンフィスの元を去ったというに。

アリ!これ以上私の邪魔をする者が出ぬようにエジプトとヒッタイトの監視を怠るでないぞ。

590 :アリ:02/01/17 02:47
かしこまりました。アイシス様がファラオの王妃となりまするはこのアリの悲願。
急ぎナクト将軍に知らせまする。いましばらくお待ちを。

591 :以上、自作自演でした。:02/01/17 13:40
横レスでスマソ。
久しぶりに来てみたら、ナリキリも面白いけど以前の活気が無くなったような気がするぞ。
読み手と作家様が減ってきているのかなあ。
作家様の作品に、ビシバシ意見が飛びかってたと思うんだけど。
 
迷惑レスなら・・・逝ってきます・・・。


592 :記憶の谷:02/01/17 14:35
お話は一回目の婚儀のライオン騒動の後から・・・。

1 眠り
「姫・・・」
ライオンに襲われ、肩から血を流しながら濁流に呑まれていったキャロルをどうやって我が手の中に救い出したのか、今となっては王子には思い出せない。
今、大事な娘は蒼白な顔して浅い息をして力無く横たわっている。
ライオンに裂かれた肩の傷は存外、小さかったが深かった。水の中で沢山の血が失われ、侍医は王子に万が一の場合の覚悟を促した。
(死なせはせぬ。そなたを我が腕の中でみすみす落命させるようなことはせぬ。どうかどうか助かって・・・私を見てくれ)
キャロルを得た王子の一行は巧みに人目を避けながらヒッタイトへ向かうのだった。

「王子。お疲れではございませぬか?ずっと・・・昼も夜もナイルの姫君についておられる。どうかお体を休めてくだされ」
「将軍か・・・。だが休む気にはなれぬのだ。ずっと見ていてやりたいのだ」
珍しく胸中を吐露した王子の人間くさい姿に驚きながら将軍は言った。
「しかし兵らも王子を案じております。その姫君を心配されるあまり今度は王子のお体にさわりがあるのでは、と。王子に何かあれば我らはどうなりましょう?お体を休めてくだされ」
「兵らがそう申しておるか・・・。ふふ、私情と指揮官としての分は心得ていたつもりだが私の未熟だな。分かった。少しここで横になろう」
王子はそう言ってキャロルを守るように横たわり、間もなく寝息を立てだした。将軍は痛ましげに重態の娘と、恋と心労に疲労した若者を見やり、そっと退出した。

593 :記憶の谷:02/01/17 14:36
2 目覚め

「あなたは誰ですか・・・」
柔らかな空気の揺らぎ。小さな小さな声。
待ち望んだその声は夢のようにも思えた。夢ならば覚めるな、目覚めることはすまい。だが確かめたい、その声の主を。一瞬の葛藤。王子ははっと目を開けた。
碧い瞳が王子を見つめていた。色の薄い唇が小さく動く。
「あなたは誰ですか?ここはどこ?私はどうしたの?」
「姫っ!目覚めたのか!」
王子は跳ね起きて力一杯、少女を抱きしめた。
「痛いっ!」
傷の痛みに悲鳴をあげるキャロルの、次の言葉は王子を驚愕させた。
「あなたは誰ですか?私は怪我をしたの?いつ?何故?私は・・・」
「姫・・・?覚えておらぬのか?私のことも・・・メンフィス・・・のことも?」
「覚えておらぬのかって・・・?私は・・・あなたを知らない。メンフィスって誰?いいえ・・・私は・・・誰なの?分からない・・・私は・・・どうしたの?分からない・・・怖い・・・何も分からない・・・!」
(記憶を失っている?私のことが分からない?本当に何も覚えていないのか?メンフィスとの婚儀のことさえ?!)
取り乱し、がくがくと震えるキャロルの身体を抱きながら王子は驚愕と狂喜の波に呑まれていった。もし・・・もし本当にキャロルが恐怖と大怪我のために記憶を失っているなら・・・そして失ったままなら・・・
(これは何という幸運ぞ。イシュタルの加護か?姫は私のものだ!)
王子は息を吸い込み、静かに優しくキャロルに告げた。
「落ち着け、姫よ。可哀想に恐ろしい目に遭ったゆえに全てを忘れてしまったのだな。
・・・姫よ、私はそなたの夫となるヒッタイトの王子イズミル。そなたは私の大切なる妃ぞ」

594 :記憶の谷:02/01/17 14:37
3 よろこび

王子は我が身の上に降りかかった大いなる幸運に酔いしれた。
「嘘・・・。ねぇ、本当のことを教えて。私・・・どうしたの?どうして何も思い出せないの?私・・・私・・・自分の名前も分からない」
意識を取り戻したキャロルは恐怖と不安と焦燥に半狂乱の体(てい)だった。
王子は思った。
不安と恐怖に震えるキャロルの姿は痛ましく、見ていられないが、全てを忘れた今ならば、今度こそ自分の面影を焼き付けることができる、と。
そう、幸せにしてやれるのだ。自分の力で。自分だけを頼り、愛するようにして。何も思い出さなくて良い。そんなに過去が欲しいならいくつでも物語を紡いでやろう。
今度こそこの金髪の娘を手放すまい。
「ああ姫。そなたは恐ろしい目にあったのだ。・・・悪しき者どものたくらみでライオンに襲われ、私と引き裂かれたのだ。だから恐ろしさのあまりそなたは記憶を失ったのだろう。
でももう大丈夫だ。そなたは我が手の中に帰ってきてくれた。命すら危ぶまれたそなたが生きて私に語りかけてくれる。これ以上の喜びはない。
さぁ・・・記憶のことは今は案ずるな。そなたは私を信じて、全てを任せていてくれればよい」
頼る者とてないキャロルは急速に王子に傾いていった。宙ぶらりんの空漠の中のたった一本の命綱。
色濃い不審の色を瞳に留めながらもキャロルは初めて王子の言葉に頷くしかなかったのだった。

595 :ナイルの激流:02/01/17 19:11
>>591さん。
あまりかきこまないけど毎日ここにだけ通ってくる、ひたむきなミラチャンのような
私もおりますので、
作家様・・・・・・・・・・・・・・・・書いてね。




     毎日の楽しみなんですよ。へへへへへ(^^ゞ

596 :ナイルの吟遊詩人:02/01/17 21:10
「記憶の谷」様、つっ・・つづきを・・・。(禁断症状になりまする〜〜)
やたらとHだけのお話より、断然すてきで〜す。
王子萌え〜〜。
「キャロル2年後」様もすてきで〜す。
早く先が読みたいで〜す。

597 :コリンヌ:02/01/17 22:49
記憶喪失?私と一緒ね。


598 :ナイルのさざ波:02/01/17 22:58
>591さん
ここ、ず〜っと読んでいます。なりきりヘタだし気のきいたことないけど見守っています。
そういう読者も多いとおもうし、人の出入りには波があるし、とにかくながーい目で見てほしいのです
また変化があるかもしれないし。

599 :キャロル2年後*13*:02/01/18 02:07
 「王子・・・・。」
 呼びかけられ、イズミルは顔を上げた。そっとキャロルの頬に指を走らせ、彼女
の肩越しに口づけをする。一瞬の口づけにキャロルは身を固くした。離れようと向
きを変えると、イズミルの正面に抱き上げられた。
 イズミルの指が今度はキャロルの髪に絡みつく。そして同じように唇を求められ、
彼の舌が絡みついた。忘れかけていた甘さだった。ワインのせいでもあったのだろ
う。キャロルの身体が口づけだけで熱くなっていく。知らずうちに、彼女の唇から
ため息が漏れていた。
 「姫、今宵は私のものとするぞ。よいな。」
 王子は言い終えると、彼女の目蓋、耳に口づけしていく。
 陶然となりながら彼女は首を振った。
 「いいえ。だめよ・・・。」
 「否とは言わせぬ。」
 再び口づけが繰り返される。
 切ない。こんな口づけは初めてかも知れない・・・。キャロルの身体から力が抜
けていった。かつて愛した人は荒々しいほど激しく彼女を求めてきた。しかし、こ
んなに彼女を絡め取るように優しくいたわるように求めてきたのは、他では知らな
いかも知れない。
 (私は流される。流されてしまう。
  この人の総てが、私に枷をつけてしまう・・・。)
 朦朧とした意識の中で、キャロルは抱き上げられた。
 
 王子は静かに寝台にキャロルを下ろし、頬にかかった黄金の髪を指で払った。
 王子の瞳が間近に彼女を見る。
 一瞬見つめ返し、キャロルは瞳を閉じた。
 こうなってしまうことは、解っていたのかも知れない。
 切ない口づけをされた日から、彼の存在は大きくなるばかりであった。
 しかし、この人を愛しているか、自分でも解らなかった。
 やはり、してはいけない。
 そっと、イズミルの口元に手を当て、かぶりを振った。シーツの上に髪がこぼれ
落ちる。しかし、その手を握り返し、そっと口づけする。キャロルの閉じた瞳から
涙が、頬を伝わりイズミルの手に落ちた。
 「そんなに嫌なのか?」
 「いいえ、違うわ。私、あなたを愛しているのか解らない。
  だのにこんな風に流されてしまうのが嫌、なの。私は何もかも失ったけれど、
 はした女ではありません。
  同情などいらない。自分に対しての誇りだけは失ってはいないわ。」
 「決してそなたの立場を利用しているわけではない。
  愛しているのだ、姫よ。私の正妃となって欲しい。・・・私はもう待てぬ・・。」
 両手首を掴み、キャロルの頭上で押さえ、唇から耳、首、鎖骨へと唇を這わせた。


600 :キャロル2年後*14*:02/01/18 02:21
 心を決めかねたまま、キャロルは自らの身体をイズミルに与えた。
 激しさのない、優しい慈愛に満ちた愛の交わりであった。
 まるで、身体の熱い高鳴りと共に、心まで昇りつめるようであった。掴まれていた手首はとうにはずされ、今はイズミルの広い背中に五指が触れていた。
 イズミルを見る余裕はなかったが、その息づかいが聞こえてくる。それだけでキャロルの身体の中心から、たまらなく切ない思いがこみ上げてきた。
 繰り返し触れ合う唇に声なき声が漏れる。
 彼の鼓動までを感じたような気がしたとき、キャロルの身体は心は解放された。そして、喜びか悲しみか、キャロル自身も解らない涙を流した。

 灯火の揺らぐ影の中、イズミルはキャロルを腕に抱き、半身起きあがって満たされた余韻を楽しんでいる。
 キャロルはゆったりとイズミルにもたれていた。
 疲れたように彼の首元に顔をうずめていた。身体が燃えるように熱い。火照った体はほんのりと赤く染まっている。けだるそうに寄せていた彼女を見て、彼は微笑んだ。すんなりと伸びた手足が灯りに照らされ、みだれかかった様子は美しかった。
 キャロルの髪を撫でながら言う。
 「ようやく私のものになったのだな・・・。」
 反論しようとした彼女の腕を取り、口づけをして塞いでしまった。先ほどと違って、激しい接吻。思わず彼女は怯んでしまった。
 「そなたの過去の総てを我が胸に焼き尽くせ。そして、本来の新しいそなたを私に見せよ。」
 強く肩を掴まれ、身体がメンフィスを思い出す。倒錯した幻影を振り払うようにキャロルは呻いた。
 そして、思いがけず激しい交わりの中で、何もかも忘却の彼方へと落ちていった。

601 :591:02/01/18 11:56
>>595>>598
よくわかりました。確かになりきってレスするのって、ちょっと頭を捻りますよね。
中にはとても上手い方がいて、思わず「おおっ!!」と、かえって作品読むより面白く読んでしまうレスがありますよね。
かくゆう私もナリキリは下手なので、静かに読み手に徹しています。
でも、途中で終わった作品もあって、感想などレスしないと作家様も続きを書く気がなくなるのかなあ、と思うこのごろです。
これからレスの流れをくんで、なりきれるものがあれば、感想を書いていきたいと思います。

602 :ちょっと失礼:02/01/18 12:23
ここは名無しいちゃダメなんですか?
「なりきりしてないとスレがいづらい」ってレスの頃からずっと
ロムってるんですがちょっと極端すぎじゃないですか?
名無しは「〜の侍女」で参加してくださいってルール
を公式に作るとかもう少し入りやすくしてほしいです。

603 :以上、自作自演でした。:02/01/18 12:34
「〜の侍女」だと侍女なりきりの人が困りそうなので
「○○←「キャロル2年後」などタイトル名 の作者様、御前に」でいかが?
単独連載が続いてるときならタイトル名は外して「作者様、御前に」で良いしそこは柔軟に・・・


604 :王子のお風呂担当の侍女:02/01/18 12:53
私もなりきりは大の苦手なので、特に思いつかない時は「侍女」にしてます。
これだけで何かになりきった事にはなるし。
なりきり板ということで体裁を作ることは大事だと思いますが、
「これじゃないとダメ!」とあれこれ限定しちゃうと、慣れない人や
新人さんが入りづらいと思うし。

ところで何気に図々しいなりきりでごめんよ…

605 :記憶の谷:02/01/18 13:49
4 新しい名前
キャロルの身体を気遣いつつ、王子の一行は進む。キャロルは王子に抱かれて鞍の上にあった。傷の痛みと、薬で与えられる浅い不愉快な眠りの谷間、熱。
だがキャロルは黙って耐えた。何かに追い立てられる焦燥感が彼女を苛んだ。

夢うつつのキャロルは柔らかなクッションの上に横たえられるのを感じた。
今日の旅程は消化したらしい。優しく髪を撫でる大きな手。今はすっかり親しいものとなった匂いと気配・・・イズミル王子。
「イズミル王子・・・。ここはどこ?私、今どこにいるのですか?」
気怠げに目を開けたキャロルに驚きながら優しく王子は教えてやった。明日はもうヒッタイト領に入る、と。
「さすればもう安心だ。そなたに最高の治療を受けさせてやれる。私がそなたを治してやろう。大丈夫だ。そのような心細げな顔をしてくれるな。早く元気になって私を安心させて呉れねば、な」
「・・・どうして私にそんなに優しくしてくれるのですか?私は・・・あなたのことも私のことも何もかも忘れたのに。
・・・頭の中は真っ白なのに。自分の名前すら思い出せないのに。こんな・・・疎ましいだけではありませんか?」
「馬鹿なっ!」
思わず声を荒げた王子は、しかし怯えたキャロルを見てすぐ我に返った。
「そのようなことを申すな。たとえそなたが全てを忘れても私が全て・・・そなたのぶんまで覚えているから。私が教えてやる。
私はそなたがそなただから愛しいのだ。生きて私の前に存在してくれるそなた。一度は永遠に失われるかと思ったそなたが私の前にいてくれる。
・・・何よりの恩寵だ。私の前にはそなたと過ごせる未来がある。充分ではないか。忘れたのならそれもよい。今一度私を愛させてみせるから」
キャロルは戸惑ったように王子を見つめるばかりだが、その顔は羞恥と喜びで薔薇色に染まった。
「自分の・・・名前も思い出せないのに・・・それでも・・・?」
「そなたの名前は・・・」
王子は少し言葉を切った。恋敵はこの金髪の少女をキャロル、と呼んでいた。
それがこの美しい少女の名前。
神聖な名前。でも・・・過去の名前だ。
しかし・・・神聖な母女神がつけたであろう名前だ。
「そなたの名前はキャロル・イシュタルだ。キャロル・イシュタル、私の妃」
王子は言った。そう、これが新しい未来しか持たぬ赤子のような姫の名前。王子がつけた名前。

606 :記憶の谷:02/01/18 13:50
5ハットウシャにて
「父上、母上に申し上げます。私はエジプトのナイルの女神の娘を正妃として迎えまする。どうか私の決断に祝福を・・・」
ハットウシャの王宮に戻った王子は、キャロルを侍医の手に委ねると両親にこう報告した。
息子が身分ある女人連れで帰ってくることは事前に知っていた国王夫妻であったが、それがまさかあのナイルの娘とは・・・。
「まことか、イズミル。ナイルの姫は婚儀半ばでライオンにかみ殺され、未だナイルから遺体も上がらぬと聞いていたぞ」
「はい、父上。私がエジプト人どもを出し抜き、姫を我が手の中に救い出すことができました。英知あるかの姫を我が国に迎え入れることで、ヒッタイトの未来は計り知れぬ繁栄が約束されましょう」
「ふーむ。確かにな」
「でも、王子・・・」
王妃が心配そうに言った。
「ナイルの姫はそなたの正妃となることを承知しましょうや?メンフィス王が熱愛し、かの姫も王を・・・。それに・・・メンフィス王は半狂乱で妃を捜し求め、荒れ狂う獣のようだと聞き及んでいますよ。
もし・・・姫をそなたが娶ったことが知れたら・・・?」
ヒッタイト王も頷いた。
「戦になろうな。今はアランヤ征伐に忙殺されておる。エジプトともう一戦交えるのは・・・」
「ご安心くださいませ。父上。母上。姫にはエジプトを忘れさせまする。私の妃として王宮の奥深くに住まわせましょう。
人前には極力出さぬように大切に大切に・・・そう、我が正妃となる姫は・・・表向きはルウイヤかどこかの外国出身と言うことにいたしましょう。
エジプトにも・・・いかなる国にも姫の正体は明かしませぬ・・・」
国王夫妻は目を見交わした。いつもの息子に似ない強引なやりかた。連れてきた姫は怪我の療養のため、今日この席にはいない。
―なにかある。だが何が?―
だが結局。息子に絶大な信頼を寄せる両親は息子の望むまま、その決断に祝福を送った。
国王は国力が増し、ヒッタイトが有利な立場を得るなら良いのだ。
ただ王妃は。母親らしく王子を心配した。王子は妻となる姫を閉じこめて飼うように愛するのだろうか?それが・・・二人の幸せなのだろうか?


607 :侍女:02/01/18 15:12
(とりあえず侍女っていれときます)
「キャロル2年後」の王子がすきすき〜〜〜っ


608 :ヒッタイト王のお風呂担当侍女:02/01/18 19:56
>>604
王子のお風呂担当の侍女やってみたいわ〜〜〜。
ヒッタイト王のは見飽きました・・・。

ところで、「キャロル2年後」様の王子って、私も萌えます。
もっと書いて〜〜〜。

609 :キャロル2年後*15*:02/01/18 21:35
 朝、気が付くと彼女は一人であった。
 冷たいシーツの中でひんやりとした空気を感じ、目が覚めた。
 昨夜のことは夢だったのだろうか。重い頭を持ち上げ、寝台の周りを見回してみる。
 あたりはしんとして、無空間の中にいる錯覚さえする。寝台から垂れ布を押しやって床に素足を付ける。あまりの冷たさに、背筋に冷たいものが走った。
 隣の居間まで歩いていくが、炎があるにも拘わらず部屋は底冷えするような寒さであった。
 人の気配が全くない。この世界にたったひとり、そこに残されてしまったようだ。
 あまりの寒さ、虚無、孤独感に襲われ、身震いし我が身を抱く。
 ふいに足元が崩れ去る錯覚が襲う。
 声をあげようとするが、音のない悲鳴にしかならなかったーーーーー。

 気が付くと朝になっていた。
 傍らにいるイズミルの腕の中で眠っていたらしい。彼の静かな寝息が身体に伝わってくる。彼の腕は暖かかった。
 しかし、キャロルの胸内では恐ろしいほどの孤独感が詰まっていた。悪夢を見ていたような気がする。けれど、どんな夢だったか思い出せない。これ程人恋しく思ったことはない。まだ身体が震えている。
 「・・・、姫、起きたのか。」
 身動きしたキャロルを感じたのか、イズミルが目を開けた。
 微笑むと彼女を抱きしめ、その額に口づけした。
 「どうしたのだ。震えているではないか。寒いのならばもっとこちらへ寄るが良い。」
 上掛けを引き寄せ、キャロルをくるんだ。
 「いいえ。多分恐ろしい夢を見たせいよ。よく思い出せないのだけれど・・、恐ろしかったわ。」
 キャロルの顎に指を添えて、優しく口づけする。その頬に触れて、彼女を大切に見つめる。
 「王子、こんなことになってしまっても、私あなたのこと本当にどう思っているか解らない。
  でも、一人は嫌。一人になってしまうと、怖い。」
 「我が儘な姫だな。そなたは私だけを見つめておればよい。必ずそなたを幸せにしてやろうぞ。身も心も私なしでは生きられぬようにしてやる。だから、私を愛せ。私を求めよ。私は必ず応えてやる。」
 もう一度彼女を抱きしめ、その華奢な身体を肌に感じた。
 (おお、夢ではない。本当にわたしのものとなったのだ。)
 表情こそ出さなかったが、イズミルは心から沸き上がる喜びを噛み締めていた。
 キャロルはイズミルに包まれて、孤独感が徐々に消え去り代わりに安堵感が霧のように包むのを感じていた。信じ愛していた人を失った大きな心の穴に、そこに入り込んできたイズミルの存在が徐々に大きくなっていくのを、キャロル自身気づき始めたばかりであった。  

610 :エセハサン:02/01/18 21:44
なりきりさんにならなきゃいけない理由もあるし、
なりきれないっていう恥かしがりやさんの思いもある・・
なかなかうまくいかねぇなぁ。

しかし、王子よあんたほどの男が記憶を無くしたのをいいことにして
このままメンフィスから、かすめとろうなんてつもりかい?
ちっとそれは甘いな・・・・



   寅さんになってしまった・・・・


611 :カレブ:02/01/18 21:53
おい、ハサンよこんな所で油売ってないでいくぞ、商売商売。。

なんだかバビロニアの王妃ってのがプーさん電報ってのが欲しいんだとよ,
砂漠の商人の意地にかけて見つけ出し,報奨金をタンマリいただくぞ。商売商売。。

612 :マリア:02/01/18 23:53
電報なら、未来から来たどらえ〜もんがピッタリでは?
キャロルにはピッタリ!

613 :以上、自作自演でした。:02/01/18 23:54
sage

614 :エジプトの大臣:02/01/19 00:07
うむ、sage だけは忘れるなかれ
よからぬ輩を呼んでしまうでな

615 :メクメク>善からぬ輩:02/01/20 17:58
ナイルの妃さえ居なくなれば、メンフィス様は私の物・・・
と思っていたのに,なにやらライバルが多いみたい!
バビロニア王妃となられたアイシス様に、リビアのカーフラ王女!
(でも、私の方が“ないすばでぇ”で顔も美しいわ・・・ふふ・・)
忌忌しいことっ!負けやしないわ・・・・

616 :全然老けないアリ:02/01/21 02:52
作家殿、はやく次の作品を読ませてくりゃれ。
ほら、あのようにアイシス様が身もだえておられる。
ああっーーー、おいたわしや、アイシス様・・・。
 
ただ今すぐに、わたくしめが参りまして、作家殿をお呼びいたしまする〜〜〜。

617 :記憶の谷:02/01/21 13:59
6 閉ざされた幸せ
一日の執務を終えた王子は足取りも軽く自分の宮殿に戻っていった。
持ち主の趣味を繁栄した無愛想なまでに簡素で実用的な宮殿の一角には、王子だけ
の美しい姫が待っていてくれるはずだ。
キャロル・イシュタルと名付けた少女。金と青と輝く白の美しい少女。精緻な人形
が命を得たようなその容姿。無骨な宮殿には似合わない繊細優美な置物、または人
形。その一角だけが光輝いて見えるような。

王子は孤独であった。この上なく尊敬され、万人から仰ぎ見られる存在であったけ
れど真に心許せる相手はいなかった。それを王族に生まれたが故の宿命と淡々と生
きてきた若者は今初めて、キャロルを得た。
ただ愛しく大切な存在。自分の心を預けるに足る存在。全てを受け入れられる存在。
その無垢な笑みを初めて独占したときの戦きを王子は一生忘れないだろう。

記憶を失った人形のような姫。
ふとした幸運から王子はキャロルを得た。赤子のように過去の記憶を持たないキャ
ロルを包み込むように愛したのは王子だった。根気よく、怯えた少女の心を解し、
請われるままに彼女が失った「過去の記憶」の物語をしてやった。
それは王子の願望を色濃く映した夢のような恋物語。キャロルは貪るようにその物
語を自分の虚ろな心に刻み込でいった。
そして。
「王子・・・。私、あなたがいてくれてよかったと思っています。あなたがいてく
れたから私は少しずつ、記憶を取り戻せるの。あなたが守っていてくれるから安心
なの。何もかも忘れた私・・・軽蔑され、あざ笑われることだってありえたでしょうに
、あなたのおかげで守られている。
本当にありがとう」
優しい微笑とともに贈られた謝辞。王子の至福。

だが王子はこの幸せが空虚なものであることを誰よりも熟知していた。
医師の言葉が頭の中に反響する。
――失われた記憶がいつ、いかなるかたちで取り戻されるのかは誰にも判りませぬ。
明日か明後日か・・・はたまた一生涯、戻らぬか。
戦場などで心に深い衝撃を受けた兵士に偶に姫君と同じ症状が見られまする。
記憶を取り戻した者は、記憶を失ったきっかけと同じ体験をした者が多いようで
す・・・が、それが本人に幸せであったかは判りませぬ。いや、不幸であったか
も――
王子は言った。では姫は大切に扱い、先の人生を幸せに満たしてやろう。過去はい
らぬ。
医師はただ暗い顔で頭を下げただけだった・・・。


618 :記憶の谷:02/01/21 14:00
7 求婚
王子は優しくキャロルの手を取って庭をそぞろ歩いていた。王子の宮殿の一角に設
えられた庭園。異国の草花が春の風の中、揺れている。
キャロルがハットウシャに連れてこられて2ヶ月が過ぎた。すっかり健康を取り戻
したキャロルは王子にも慣れ、晴れやかに微笑みかけるようになった。王子はそれ
が何よりも嬉しかった。そして何よりも恐ろしかった。

この2ヶ月というもの。王子はキャロルの心を得ようと様々に心砕いた。
女性好みの美しい装身具や衣装を贈るのは当然。あまりの贅沢さにキャロルが戸惑
い、遠慮がちに贈り物はもういらない、というのが嬉しかった。
キャロルが学問を好むと知れば、惜しげもなく書物を与え、自ら教師になった。
好奇心旺盛で怜悧なキャロルは王子をたいそう喜ばせた。

王子はキャロルの優しく慎ましい素直な心映えをどれだけ愛しただろう。
政争の渦に揉まれて育ち、冷酷なマキャベリストにならざるを得なかった青年は
キャロルを知り、初めて自分の中の人間らしい心を自覚したのだった。キャロルの
存在は王子の中であまりにも大きくなりすぎた。
王子はキャロルが愛しかった。自分を愛し始めている少女が何よりも愛しかった。
だが、そのキャロルのまっすぐな心が何よりも恐ろしかった。

――自分はこの少女を欺き、我がものにしようとしている。もし少女が記憶を・・
・本当の自分の心を取り戻したなら、自分は軽蔑にも値しない唾棄すべき罪人に成
り下がるのだ――

だからだろうか。王子は婚儀を急いだ。早く自分だけのものにしたい、妃という名
の至高の虜囚としたい。肌を重ねれば・・・そして和子を授けることができたなら
・・・きっとキャロルは失われない。そんな身勝手な確信が王子を駆り立てた。

王子は暖かな日差しの中、そっとキャロルを抱きしめて言った。
「私はもう待てぬ・・・。そなたを妻とするぞ。そなたの僕たる私に諾と言ってく
れ、姫。それ以外の言葉は聞きたくない・・・」
・・・キャロルは頷いた。小さく震えて。王子しか縋る相手はいないのだ。
王子しか愛せる相手はいないのだ・・・。

619 :二人の侍女:02/01/21 20:44
マキャベリストって、なんでございましょうか、スーさん。
 
さあ、わたくし、王の侍女ですからねえ、カーさん。

それでは、王妃の侍女にでも聞いてきましょうかねえ。

そうしましょ、そうしましょ。
                    (退散)


620 :伝令メネス:02/01/22 00:28
報告します。
マキャベリスト→目的のためには手段を選ばない人
でございます。

621 :ムーラの侍女:02/01/22 00:58
記憶の谷:さま
夢のようなお話でございます。
王子にマキャベリストの表情は似合いすぎまする〜〜〜。

ただただ、キャロル・イシュタルはちょっと・・・・・。
ユーリ(ヒロイン候補)様のお顔を思い出しまする。

622 :記憶の谷:02/01/22 13:52
8 キャロルの独白

本当にこのままでいいのかしら?私は本当にあの人の妻になることを望んでいるのかしら?私は・・・?

あの人は私のことを愛していてくれる。窮屈なまでに。息苦しいほどに。私の心が自分の望みを知る前に、あの人は私の心を察して全てを叶えてくれる。全てを与えてくれる。私を包み込むように愛して、守ってくれる。
あの人に全てを託してしまえば私はきっと幸せになれるだろう。それはあの人が幾度となく私の耳に囁いた約束でもある。

・・・私のものになれ。私の妃になってくれ。私の愛を受けてくれ。私が愛するのは天にも地にもそなただけだ。きっと幸せにしてやろう。私の側で生涯を過ごせ。私と共に生涯を歩め・・・

こんなにも愛してくれる人のことを、でも私は覚えていない。私には記憶がない。日々の動作や会話に支障はない。ただ思い出だけがない。生まれてから、あの人の傍らで目覚めたその瞬間までの。
私はあの人を覚えていない。あの人を知らない。

あの人は、最愛の人のことすら忘れ果てた薄情な私を責めなかった。記憶を失うほど恐ろしい目にあった私に心から同情してくれ、あの人が覚えている限りの思い出を私の心の暗い深い穴に注ぎ込んでくれた。
初めて会った日。惹かれあい、目を見交わすだけで喜びに心躍った日。互いの心を確かめ合った日。
幸せだったのに、私は邪悪な者につけねらわれ、王子と引き裂かれ、命を奪われかけたのだという。傷つけられ、うち捨てられ、命失せるまさにその瞬間、王子に救い出され、死者の仲間入りを免れたのだとか。
私は過去の記憶と引き替えに命ながらえたのだ。

これで・・・いいのだろうか?私の中の深い冥い空虚。失った記憶。いくら愛されても、いくら愛しても埋まらないこの穴。飢え、焦燥、不安、恐怖・・・。
私はあの人を愛している。あの人は私を愛してくれた。私に尽くしてくれた。あの人にだけ私は安心して縋ることができる。あの人は私を求めてくれた。愛してくれている。
どうしてあの人を愛さないでいられるの?
でも・・・でも、そう思いこもうとする先から不安がこみ上げる。
これでいいの?本当にいいの?こんな気持ちで私はあの人を幸せにしてあげられる?あの人が愛してくれるように、愛することができる?

いくら考えても答えはでない。いくら迷ってももう遅い。もう思い悩むことに倦んでしまった。
じき夜が明ける。添い寝するあの人もじき目覚める。そう、朝になれば私はあの人――いいえ、イズミル王子と結婚するのだ・・・。

(ああっ!確かにイシュタルは安直だったかも〜。激しく後悔〜!)

623 :こりんぬ:02/01/22 21:24
ボンジュール,キャロルさん。
そして,ガンバ☆
たとえ欺かれた事が在っても、私はアランにまっしぐらだったわ。
ジュ・テーム、ジュ・テーム。
そう,愛さずには居られなくなると言う訳なのよ,これがまた・・・・

624 :アラン:02/01/23 17:38
そうだよ、マドモァゼェル・キャロル。
記憶喪失でもいいじゃないか。三国一のいい男が君を一生愛してくれるよ。
イズミル王子は長寿の相だし浮気もできないね。

さぁ、王子はぢつはボクの前世の姿さ。君はコリンヌでもあるんだよ。
ほーら、顔もクリソツだ。
ジュ・テーム・・・愛しているよ。

625 :キャロル2年後*16*:02/01/24 00:32
落ちる。しかし、その手を握り返し、そっと口づけする。キャロルの閉じた瞳から

 ムーラは朝の食事をとり語らう二人を見て、感極まっていた。
 とうとう王子は想いを遂げられた。普段顔にこそ出さないが、姫に恋焦がれてい
るのはムーラにはよく解っていたのだ。今こそ、王子のあのように幸せそうなお顔
は見たことがない。嬉しさのあまり出た涙をそっと拭う。横によりそう姫の姿も、
王子の愛を受けて一層美しく輝いておられる。
 (後は王子がつつがなく花嫁をおむかえなされるよう・・・、わたくしは姫君を
 お守りして、ご婚儀の準備に力を尽くさなければ。ヒッタイトの歴史に残る式で
 ならねばならぬ。)
 「姫君、どうぞこちらも召し上がり下さいませ。王子のお好きな果実ですのよ。」
 薄い紅色をした果実を勧める。朝露に輝くそれを見てキャロルは驚いた。
 「これは大変珍しいもので、王子が宮殿内の庭園に植えられたのです。晩夏から
 秋にかけて芳香を漂わせ実りまする。」
 「杏子・・・。東方の殷王朝からの贈り物ですね。すばらしいわ。
  ーーーいい香り。後で杏子の樹をを見に行きたいわ。」
 独り言のようにいうキャロルを見て、イズミルとムーラは怪訝そうな顔をした。
 イズミルは果実をとり、一口囓る。
 「これは、そなたのような味がする。・・・そなたの言うように東方から来た商
 人が持ってきたものだ。
  しかし、遠く東の国はまだ未知の国。まだ、我が国との国交はない。」
 はたとキャロルはイズミルの言いたいことに気が付いた。ムーラに洋皮紙と筆を
用意させ、食器を寄せて出来た空間に置いた。
 すらすらと不思議な模様を書き込む。そして模様の中心に印を付け、彼に言った。
 「ここがヒッタイトです。そしてここがエジプト。バビロニアとアッシリアはこ
 こ。ーーーそして、ここが殷。」
 「ムーラ、私の部屋へ行き、書庫から地図を持って参れ。」
 早急に持ってきた書を受け取り、すぐさま広げ比べてみる。イズミルの地図には
陸地、海、河に山、そして永遠に地が続く。対してキャロルのは形をなしており、
地が終わり海に続く。
 キャロルはイズミルを見ると、くすりと笑って言った。
 「秘密よ。」
 彼は見返した。キャロルは続け、次々に地図を埋めていく。
 「これは世界。世界の形。とても広いの。見て、ヒッタイトは世界のここ。そし
 て、私の国はここ。」
 アメリカ大陸の北を指して、懐かしそうに言った。
 「でも今だと、私の祖先、私の血族はここ、ブリテン島にあるはず。ここはケル
 トという神話の国。」
 「では、ここは神の国か?そなたのように黄金の髪に蒼い目の人々が住まわって
 いるのか?」
 「いいえ、神の国ではないわ。民があり国がある。それに、黄金の髪はどちらか
 というとここね、バイキングの祖先の国があるはず。」
 地図の北側、北欧を指していった。
 「ここは皆黄金の髪に蒼い目緑の目を持っているわ。もし、あなたがここに行け
 ば、神と崇められかもしれない。褐色の肌に茶色の髪に瞳は珍しいもの。」
 イズミルは顎に手をあて、地図を見て考え込んでいた。
 「信じられぬ。これが世界だと?」
 「そう、だから秘密。私の国はとても遠いの。それにブリテンもバイキングも遙
 か遠くにある。そうね、ここからでは幻の国ね。とても行くことはかなわない。」
 視線は遠く彼方を指すように、キャロルの瞳はただ空間を見ていた。まるで空気
に同調してしまいそうな気配に、イズミルは彼女の手を握った。
 「さあ、話はこれくらいにして、そなたが私の妃になったことを、母上に報告し
 に参ろう。」
 赤くなったキャロルを促して、彼は席をたった。

626 :キャロル2年後:02/01/24 00:36
16で書き込みミスしてしまいました。
最初1行は飛ばしてください・・・・。

627 :キャロル2年後*17*:02/01/24 00:48
 今年初めての雪が降ったとき、ヒッタイトでは王子の婚儀が行われた。
 近隣諸国から祝いの客がたくさん来国し、国民は全土で祝いの祭りを行った。
 花嫁は深いベールを被り顔を見ることがなかったが、大層美しい姫君だとの噂が
たっていた。王子は花嫁の好きな白い花を、冬でさえ商人から取り寄せるという溺
愛ぶりだ。いつの頃からか、花嫁は白き花の君と呼ばれるようになっていた。彼女
の身の回り、部屋中に白い花はかかされることがなく、いつも満たすように活けら
れていた。王子の宮殿の庭園には特別な庭師がおり、一郭に咲く白い花を特別に管
理するようになっていた。
 そして、彼女の身につける衣装は、いつも白い生地に黄金の刺繍が裾からほどこ
されており、いつのまにか彼女だけが身につけるものとなっていた。今日はその上
に深い緑の肩衣をはおり、庭園に出て書き物をしながら侍女達とお茶をしていた。
いつの間にか眠ってしまったらしい。今日は冬にしては暖かい日であった。風邪を
引くのを心配して、侍女が彼女を起こそうとする。深く寝入ってしまったキャロル
に困惑すると、側につかえていたルカが抱き起こし、彼女の部屋まで連れて帰った。
 ルカはキャロル付きの武官として任命され、いつも側に仕えるようになっていた。
ルカが最初から王子の命によって近づいた者とはキャロルが知ることが無く、キャ
ロルが妃に成ったとき特別に王子から許され、側仕えになったと言い渡されていた。
ルカは至上の喜びとして彼女を守るべく心新たにして仕えていた。
 その姿を影からそっと見つめる者がいた。

 (やはり!!あれはルカ!では、では、王子の妃は姫様なのでは?)
 ヒッタイトの侍女の姿に身を変えて、エジプトの女官テティは柱の影に姿を隠し
て人気がいなくなるのを待っていた。
 夏、ナイルの姫は暗殺されてしまった。どんなにテティは悔やんだことだろう。
カーフラ妃を迎えた夜、悲しむ姫を気遣いお一人にして差し上げたことを、ずっと
悔やんでいた。あの時、自分が少しでもお側を離れなかったらと何度思ったことか。
ナイルの姫の血痕はメンフィス王の寝所の側に残されていた。
 (姫様はメンフィス様のところへ行かれたのだわ。ああ、何故あんなことになっ
 たのだろう。)
 毎日思い悩む日々が続いた。そして、キャロルが死んだのを受け入れられなかっ
た。そして、それが自分だけではないことを発見した。キャロル付きの武官であっ
たウナスも、同じ思いであったのだ。
 今日までテティとウナスは心を共にして、キャロルを探してきた。そして、ヒッ
タイト王子の白き花の姫の噂を聞きつけたのだ。いてもたってもいられなかった。
きっとナイルの姫に違いないと何かが確信していた。
 ミヌーエ将軍が止めるのも聞かず、二人してヒッタイトにやってきて宮殿になん
とか忍び込んだのであった。
 そして、今、キャロルと共に消えたルカを見つけたのだ。

628 :テティ:02/01/25 02:59
まぁっ・・イズミル王子って妖し婚に性懲りもなく
またもや何を企んでいるのかしらっ!!
さぁ、ウナス行くわよ!


629 :メンフィス:02/01/25 10:08
ウナス〜〜、テティ〜〜〜、早くキャロルを連れて帰れ。
独り寝はもう飽いたぞ。
キャロルめ、帰国しだいお仕置きぞ。
まずは部屋に閉じこめ、縄をもってして・・・・。(読者期待増)

630 :イズミル王子:02/01/25 13:45
わっはっは、メンフィス、姫はもう我がものぞ。
一夫多妻は許せん、しかも相手はカーフラ王女では趣味が悪すぎっ!と昨夜も姫に寝室で八つ当たりされてしまったぞ。
ほーら、こんなところに爪の跡が。そなたのようなヤローは見たくもない場所にもあるぞ(笑)。
姫はわたしのものだ。そなたにはカーフラあたりがお似合いぞ。

631 :ウナス:02/01/25 17:37
あぁ,キャロル様がエジプトを出奔なされてしまわれたっ!
「キャロル2年後」作家様、メンフィス様の御側に居られた時より,
賢く分別がお在りになるご様子。
王妃様が賢いのは何よりですよ。
しかし・・・・
こんなご様子、メンフィス様がお知りになられたらどう思われるのやら・・・

632 :侍女:02/01/25 20:58
はらはら、どきどき。
どうなるの?やっぱりメンフィス王のところへ行っちゃうのかしらん。
でもイズミル王子を見捨てないで〜〜〜。
イズミル王子萌えの私はこのままヒッタイトに残って欲しい・・・。

633 :王子ファンの侍女:02/01/25 22:21
>632
私も王子さま萌えですわ。
でもでも、姫さまに去られてメラメラしちゃって悶々としちゃって
○○しちゃったりなんかする王子にだって萌えちゃいますわよ、きっと。
わくわくしますわね。ご一緒に柱の陰から覗きませんこと?

634 :キャロル2年後18:02/01/25 23:10
 夕刻になると侍女達が動き出す。それまでがチャンスだった。
 テティはあたりに気を配りながら、先ほどルカが出てきた部屋に入っていった。
 部屋の中は白い花の香りで満ちていた。緑の見事な調度品のある居間を通り過ぎ
ると、奥の寝室で一人の女性が眠っていた。テティは震える手で垂れ布を引いて、
その人を見つめた。
 肩で切りそろえられていたがまぎれもなく黄金の髪に、白い肌の女性が眠っていた。
 (姫様!!やはりこの方は姫様だわ!)
 興奮のあまり後ずさりすると、真後ろにあった座椅子を倒してしまった。
 眠っていたキャロルは音に気づいて、目蓋を開く。
 あわててテティは彼女の口元を押さえ、自分を指し示した。
 「姫様、私です。テティです。姫様、お探ししました!!」
 目の前の人物を目の当たりにして、キャロルは心臓が止まるほど驚いた。声も出
せずに矢継ぎ早に話すテティの話を聞く。
 「メンフィス様は姫様がいなくなって、まるでご乱心したように探されてます。
 決して姫様が亡くなったと信じてはおられませぬ。私どもも同じです。どうして
 こんなところに・・・。さあ、私がお助けいたします。ご一緒にエジプトへ帰り
 ましょう。」
 (メンフィスが私を捜して?)
 何も語りかけないキャロルにいらいらして、テティは彼女の腕を取った。
 「メンフィス様はカーフラ妃のことなど、何とも思っておりません。姫様がいな
 くなってから、一度もお側に置かれたこともございません。どうか、メンフィス
 様を信じてあげてくださいまし。」
 テティの言葉はキャロルの心臓を貫いた。身体は硬直し、しかし瞳から涙が流れ
ていく。
 (メンフィスが?本当に?)
 喜びがわき出るようであった。しかしすぐにイズミルの姿が脳裏によぎった。
 ーーーーいついかなる時も、そなたを愛している。
 イズミルの言葉が彼女を捕らえて離さなかった。
 「わたくし・・・・。」
 キャロルは頭を手で包み、床に伏してしまった。

635 :読者:02/01/25 23:17
いかないでーーーーーっキャロル〜〜〜っ
王子のそばにいてくり〜〜〜〜っ

636 :ヒッタイト王宮侍女:02/01/25 23:28
>>635
禿同〜。

姫君、行ってはなりませぬ〜。
王子とお幸せになって下さりませ〜〜!

637 :エジプト侍女:02/01/26 00:10
王妃さま、
あなた様がファラオを守るためにこの世界に留まった事、
どうか思い出して。
わたくし達が、どんなにかあなた様をおしたいしているかを
どうか思い出して。

638 :キャロル2年後*19*:02/01/26 00:46
 「姫様!!急いでくださいませ。夕刻になれば侍女がやって来ます。外ではウナ
 スも待っております。さっ、お早く。」
 テティの言葉を聞いて、彼女は静かにこうべをあげた。瞳は涙で濡れていたが、
テティを見てはいなかった。ゆっくりと立ち上がり、テティに背を向けて窓辺へと
歩んだ。カーテンを開けて、外を眺める。
 「ナイルの姫!!!」
 「お人違いでしょう。」
 静かに応えた。えっとテティは一瞬怯んだ。
 背を向けたままキャロルは静かに話した。
 「エジプトのテティとやら、わたくしはナイルの姫ではありませぬ。わたくしは
 ヒッタイト王子の妃です。
  これ以上狼藉を振る舞うと、人を呼びますよ。」
 「おおっ、そんな!黄金の髪、蒼い目、この声。ナイルの姫にまちがいありませ
 ん。何をおっしゃられるのです!」
 「ナイルの姫はとうに亡くなったのでは?わたくしによく似た方なのかもしれま
 せぬ。それに、わたくしはエジプトへは一度も行ったことはありません。さあ、
 納得してエジプトへお帰りなさい。そして、エジプト王に申し上げなさい。ナイ
 ルの姫など捜さずに、国務にせいをだしなさいと。」
 衝撃がテティを襲った。一瞬本当にこの方はナイルの姫なのだろうかと疑うほど
だった。
 振り返ったキャロルの顔は無表情だった。冷たい表情にテティは凍った。
 「さあ、わたくしの侍女がそろそろ参りますよ。見つからないように。そっとお
 帰りなさい。そなたはひと間違いをしたのです。亡くなった者の影を追うのは、
 もうお止めなさい。影を引きずると不幸になりますよ。」
 戸口を指し示し、微笑みながら最後にキャロルは言った。
 「さようなら・・・・。」
 扉の外から人の声がする。テティは心迷い、しかしがんと自分を受け入れないこ
の姫を知った。しかし、ここでナイルの姫を見捨てて行くわけにはいかないとも強
く思った。
 姫に何が起こったのかわからない。たとえ、ヒッタイト王子の妃になろうとも、
その身はエジプト王妃でしかありえないのだ。深く考えるより先に行動が先に出た。
 「姫様!!失礼おばいたしまする!!」
 テティはキャロルの細い手首を鷲掴みにすると、側にあった布を覆い被せ、無理
矢理に引っ張って部屋の外へ出た。
 あまりに突然の行動にキャロルは声も出せなかった。しかし、悲鳴をあげるわけ
にはいかなかった。ここでテティの素性をヒッタイトに知らせるわけにはいかなかった。
テティを死なせるわけにはいかない。強く掴まれる手が痛む。今はただただ、恐ろ
しさに身をすくませていた。声も出すことも出来ないままテティに従い、宮殿の影
から影へと駆け抜ける。
 メンフィスに、王子に恐怖を感じながら、遠くに見つけた懐かしい顔、ウナスを
見たとき、彼女の意識は遠のいていった。

639 :キャロル2年後*20*:02/01/26 03:25
 最初の異変に気が付いたのはムーラであった。
 花瓶からこぼれた白い花が、床の上で踏みつけられていた。寝台横の座椅子は倒
れ、部屋のカーテンは開け放たれたまま。
 「くせ者じゃーーーー!!!たれかある!!」
 ムーラの叫び声が南の宮殿に鳴り響いた。

 イズミルがキャロルの部屋に駆けつけたとき、床に散らばっている白い花がまず
目に入った。
 全宮殿中が侵入者の捜索にあたっていた。その声がイズミルの頭上を通り抜ける。
 彼が床の花をとると、その花弁はぱらぱらとこぼれ落ちていった。

 何故だ。何故だ。何故だ。
 くせ者は妃がナイルの姫と知っての犯行か?
 ーーーーーそれとも、妃となったにも拘わらず、自ら逃げ出したのか?

 苦しい考えがイズミルを襲う。そして、怒りが我を忘れさすほどに、全身を包む。
 (許せぬ。決して許さぬぞ。侵入者あらば我が手中から妃を奪うとは。
  ーーーー妃でありながら逃げ出したのであれば・・・・・、その身、思い知ら
 せてくれようぞ・・・。決して逃しはせぬ。)
 「王子、宮殿はもとよりハットゥサ市街の城塞、全ては封鎖いたしました。賊は
 まだ市外へは出ておりませぬ。必ずや正妃様をお助けいたします。」
 ルカがイズミルの側に平伏して言った。彼の声が聞こえているのかいないのか、
イズミルは深く考え込み、黙っていた。乾ききっていない花弁を見やる。
 「ルカ、床の花の散り具合を見て、妃が部屋を出てまだそう時間はたっていない
 であろう。市街へ逃れたとは到底思えぬ。」
 「それでは、まだ宮殿内に・・・。」
 「うむ、夕刻も過ぎ、夜の闇にまぎれて脱出するつもりであろう。即刻全宮殿内
 の庭園、城門内にある荷駄を調べ上げよ。侵入者あらば、私の前へ引きだせい。
 目にものを見せてくれようぞ。」
 王子の内に秘めた烈火のごとく怒りを目の当たりにし、ルカは蒼白になりながら
走り出していった。


640 :キャロル2年後*21*:02/01/26 03:32
 「ウナス、これでは動きがとれないわ。どうするの?」
 「なんとか闇にまぎれてと思っていたが、ヒッタイト王子がこれ程迅速に動くと
 は・・・。」
 二人の話し声を遠くに聞きながら、キャロルの意識は戻っていった。意識がはっ
きりとしてくると、現実が目の当たりにやってくる。遠くに聞こえる自分を捜す声
また声。
 (これではウナスとテティが殺されてしまう。どうしたら・・・。)
 キャロルは二人に気づかれないよう意識のないふりをして、現状を考えた。そし
て本当にメンフィスのところへ帰りたいのかも。メンフィスのことを想う、しかし
すぐにイズミルとの過ごした時間にすり替わってしまうのだ。メンフィスを愛して
いたはずなのに・・・・。
 思い出すのは庭園で花を差し出す彼の姿、王姉の暗殺未遂にあった少年時代を話
す彼の悲しい表情、長椅子で書を広げ字を教わった彼の声。そして、自分の身体に
触れる彼の長い指・・・。
 それに、テティにはっきりとヒッタイト王子の妃と言ってしまったのではないの
か・・・・。そう、あの時に自分の思いは解ってしまった。もう元には戻れない。
とにかく自分は宮殿に戻らなくてはならない。二人には納得してもらうしかない。
ウナスとテティの命、それはかけがえのないものだ。
 キャロルは身を起こした。
 「キャロル様!!お気づきになられましたか。」
 彼女に気が付いたウナスがすかさず手を取ろうとする。が、キャロルははねのけた。
 「無礼者。わたくしを解放しなさい。わたくしはエジプト王妃ではありませぬ。」 
 「何を仰せられるのです!あなた様はかけがえのない大切なお方。」
 キャロルは二人をにらみ付けると、厳しい声で言った。
 「いいえ、違います。勘違いも甚だしい。ナイルの姫などわたくしは知らぬ!
 解放せねば声を出しますよ。」
 (お願い!!ウナス、もう帰って。このままでは二人が見つかってしまう。)
 厚い沈黙が時間を止めてしまうように感じる。
 「・・・では、なおのことエジプトへお連れして、メンフィス様に確かめて頂き
 ます。失礼を。」
 ウナスは強張った表情でキャロルの口元に布を縛り、手首を縛った。
 「止めて、ウナス!姫様にこんな酷いことを!」
 テティがキャロルを支える。黒い瞳からは涙が出、その手は震えていた。ウナス
はぷいっと外に顔を向けると何も言わなかった。

641 :樹の上のエレニー:02/01/26 04:13
ナイルの姫は一緒にいた王子にアッサリ心変わりしたの?
こんな浮気女だったなんて青の王子に報告しなくては!

642 :テティ:02/01/26 12:26
んまー、姫さまにむかってなんてことをっ!
お心変わりなんてするはずがありません!
メンフィスさまと交わした愛こそが真実ですわっ!
なんといってもイズミル王子は姫さまを騙したのですよ!

643 :ルカ:02/01/26 13:24
頼む、ウナス…。
姫君を置いて大人しくエジプトへ帰ってくれ(汗)

644 :読者:02/01/26 13:25
困ってます、今本編よりこっちに夢中です・・

645 :侍女:02/01/26 15:55
>641.642
いくら熱愛され思い続けても遠距離恋愛って難しいと思う。
やっぱり身近にいて、24時間愛をささやかれ肌を合わしてしまうと、
女って心変わりしない?
と、みょーに現実感あり。
キャロルもただの女ってことよねえ。

646 :読者:02/01/26 22:32
花の散り具合から推察するあたり、、実に王子らしくて、、、いいわっ!萌えっ

647 :キャロル2年後*22*:02/01/27 01:12
 ルカは単独で動いていた。
 庭園の隅々、あらゆる荷駄を調べたが何もなかった。そして、人通りの少ないと
ころ、地下や穀物倉などを見回ってみることにした。予感的中。倉から地下道へ続
く道の小部屋に人の気配を感じた。物陰に身をかくし、中の様子を窺う。ウナスと
テティの声を聞いて驚き、中へ踏み込めず王子に知らせるか迷った。
 (エジプト人が迎えに来たとなると、姫君はもしかして?)
 しかし、キャロルの声はいっこうに聞こえてこない。不審に思いながら、いつでも
踏み込めるように戸口にピッタリと付いた。

 キャロルは泣き続けていた。何もかも苦しかった。
 このままエジプトに帰っても、もう元のようにメンフィスといられない。確かに
全てをかけて愛していた。今も愛していると思う。けれど、心の片隅に消えること
のないイズミル王子との過去をもちながら、以前と同じようにメンフィスと過ごす
ことはできない。それに、誤解だったとはいえ、カーフラ妃が後宮に居続ける中
自分も側にいられるのだろうか。また、メンフィスは王子の妃となった自分を決し
て許さないだろう。
 イズミルに対しても不安が突き上げる。この状況は以前ハサンと一緒に逃げたと
きと酷似している。彼は私が自らの意志で逃げたと思っているかもしれない。この
数ヶ月優しい日々を過ごしていたが、その反動を考えただけで恐ろしい。王子は恐
ろしい人と忘れかけていたことが鮮やかに蘇る。またそれ以上にイズミルに対して
も愛があるのも真実。
 メンフィスの前に、イズミルの前に出るのはどちらも恐ろしい。このままどこか
へ消え去りたいとさえ思う。
 (ああ・・・、全ては私が愚かだったために起こったことなのだわ・・・。)
 キャロルの嗚咽が呻き声へと変わっていった。側にいたテティは驚いて、キャロ
ルの口元の縛めを急いではずした。
 「姫様、どこか苦しいのですか?」
 「・・・して・・。」
 床に伏しがちなキャロルの上半身を支えあげながら、テティは何度も呼びかけた。
 「・・・殺して・・。わたくしを殺しなさい。」
 これにはウナスも驚き、彼女の側に駆け寄る。かまわずキャロルは続ける。
 「わたくしはヒッタイト王子の妃です。どうしてもエジプトへ連れて行くのなら、
 わたくしを刺し、その死体を持って帰りなさい。わたくしを殺しなさい!!」


648 :はっさん:02/01/27 08:35
黄金のお姫様が苦しんでる!
こうしちゃ居られねぇ,ヒッタイトに向かうぞカレブ!

649 :かっれぶ:02/01/27 10:24
そうだ!!おい!!はっさんよ〜〜〜

砂漠の商人は依頼人の希望の物を必ず見つけ出すっていう
誇りがあるぢゃぁないか、もしかすると黄金のおひめさんもどっかにもう一人
くらい落ちちゃあいないかナァ??
プーさん電報もみつかんねぇし、そうだよ、
えぢぷとの砂漠にいってみようぜ〜〜いくぜ〜〜〜〜

650 :かっれぶ:02/01/27 10:27
かっれぶさんとしたことが、あわてちまったよ。
テティちゃんゴメンね。
黄金の姫様の問題が片付いたら求婚しようかな〜〜っと。

651 :王子の髪結い侍女:02/01/27 10:44
キャロル2年後作家様、素敵、素敵でございます〜!!
バビロニアにおわすあの御方、エジプトの御方、
エジプトの御方に輿入れしたあの姫、そして我らが王子の動向はこれ如何に!?
一日千秋の想いで続きをお待ち申し上げております。

652 :以上、自作自演でした。:02/01/27 11:49
続きはこちらでどうぞ
板違いにつき削除依頼済みです
http://www2.bbspink.com/eroparo/

653 :ハサン:02/01/27 15:25
>652さん
それはあんまりだ。内容をよく読んで欲しい。
その板に移動は納得できねぇ。


654 :怒りのナイル川:02/01/27 15:57
>652
削除依頼のスレ、拝見しました。
18禁とありましたが、今の内容は18禁ですか?
確かに以前はきわどい線もありましたが、現在はただのなりきりだと思いますが・・・。
それに、ここで書き込みするなら、あなたもなりきって書き込みしたらどうですか?
なりきりもされていないのに、なりきり版での削除を依頼すること自体、おかしいと思いますが。
もしこのスレをみて処置なしと思われるのなら、どうしてそこまでここに関心を持たれるのか理解に苦しみます。
迷惑かけましたか?
とにかく削除依頼の削除を依頼しますので・・・・。

みなさん、逆に煽ってしまったらごめんなさい。
他の板ならともかくeroparoにいけとは、あまりにもあんまりだと思ったので。

655 :以上、自作自演でした。:02/01/27 17:22
貴方の好きな食べ物はなんですか?

656 :以上、自作自演でした。:02/01/27 17:22
好きな言葉ってあります?

657 :以上、自作自演でした。:02/01/27 17:22
信条を教えてください。

658 :以上、自作自演でした。:02/01/27 17:23
明日が必ずあるなんて誰が決めたのでしょう。

659 :以上、自作自演でした。:02/01/27 17:23
1日に何回オナニーします?

660 :以上、自作自演でした。:02/01/27 17:24
キャラネタ板は萌えは非推奨ですがご存知ですか?

661 :以上、自作自演でした。:02/01/27 17:26
あなた方にとって名無しとはどんな存在ですか?

662 :ナイル川:02/01/27 17:36
>655〜661
かんべんしてください。(TT)

663 :以上、自作自演でした。:02/01/27 17:38
ナイル川さんはどんなお仕事してるんですか?

664 :侍女:02/01/27 17:41
663さん
迷惑なのでやめてもらえませんか。

665 :以上、自作自演でした。:02/01/27 17:41
ここは質問は不可ですか?

666 :以上、自作自演でした。:02/01/27 17:42
名無しは参加できないスレなんですか?

667 :以上、自作自演でした。:02/01/27 17:44
侍女さん。どんなことをされたら迷惑に感じますか?
またこの板にある他のスレを見た事はありますか?


668 :以上、自作自演でした。:02/01/27 17:46
原作を片手に、また原作を何度もプレイするなどして
一生懸命キャラを研究し回答をしている他のスレのキャラハン達をどう思いますか?

669 :以上、自作自演でした。:02/01/27 17:47
侍女タン(;´Д`)ハァハァ

670 :以上、自作自演でした。:02/01/27 17:47
侍女さんは普段どんなお仕事をされてるんですか?

671 :以上、自作自演でした。:02/01/27 17:48
今日も暑い?

672 :以上、自作自演でした。:02/01/27 18:01
質問爆撃この辺にしておけよ。なんか見てて哀れになってきた。
せっかくここまで続いてるんだし、ここが好きな人もいるんだから大目に見てやれ。
そうでなければ無視してろ。
多少板ちがいだと思うけど(ここ、何も知らない人が『一緒に楽しむ』ことが
難しいみたいだからさ。名無しの質問だめ、とかね)
ここは2chだから、煽りも荒らしも覚悟してるんだろ?
それが嫌なら太陽板に行ったほうがいいよ。あそこは荒らされないから。
ここで続けることにこだわる必要はない。

673 :以上、自作自演でした。:02/01/27 18:15
なりきり太陽板
http://www.alfheim.jp/~narikiri/narikiri/TheSun/index2.html

674 :王家の名無し侍女:02/01/27 19:19
日曜日だからか?
こんなに荒らすこと無かろう。
あーあ、やな感じ。
せっかく盛り上がってたのに嫌われるぞ。

675 :以上、自作自演でした。:02/01/27 19:25
あなたにとっての荒らしってどんな?

676 :王家の名無し侍女:02/01/27 19:31
ずばりあなただ。
冷ややかだ。
もうちっとやんわり注意してくれ。

677 :以上、自作自演でした。:02/01/27 19:34
うーん、普通に言っちゃいますよ。
>665 あたりの質問に対して

ごめんなさい。
このスレは侍女たちが王宮の物語を綴りそれを楽しむ場所なの。
だかた質問とかはできるだけ控えてもらえるかしら。
そうね。
もし参加したいなら貴方も侍女の一人になってみてはどうかしら?

って答えればあっさりすむことだと思うんですけどなんでしないんですか?

678 :以上、自作自演でした。:02/01/27 19:37
>677
>だかた質問とか

おまえみたいな文盲に読ませる小説はねーよ。

679 :以上、自作自演でした。:02/01/27 19:41
誤字にしか突っ込めないとは可哀相に。

680 :以上、自作自演でした。:02/01/27 19:41
名無しは必要ない。
内輪だけで楽しめればいい。
部外者は引っ込んでろってことだな?

681 :以上、自作自演でした。:02/01/27 19:42
>678が関係者だと思ってる厨房ハケーン

682 :以上、自作自演でした。:02/01/27 19:47
もし移動するのなら太陽はなりきりだから避けた方がいいよ。

683 :以上、自作自演でした。:02/01/27 19:49
太陽なら管理人にメールで問い合わせをお勧めする。

684 :以上、自作自演でした。:02/01/27 19:55
>678
別にここのキショイ小説なんか読みたかねーから安心しろ。
同じ板内で仲良くマターリやりたいならサクッと質問さばいちゃうのが一番だっつーこと。
質問さえさばいてりゃとりあえず叩かれないんだからサ。

685 :・・・・。:02/01/27 20:08
またしばらく潜りましょう、みなさん。
別に今回が初めての嵐ではないことですし。

686 :以上、自作自演でした。:02/01/27 20:09
荒らしね…質問に答えないで、答えろといわれただけで荒らしね…馬鹿だね

687 :以上、自作自演でした。:02/01/27 20:10
私からも削除依頼を出しておきますのでご安心下さい。

688 :以上、自作自演でした。:02/01/27 20:11
板違いなんだから他板に行けよ

689 :詮議言うだけ宰相:02/01/27 21:15
ははぁ

あんまりいい男でフラフラするか?

・・・ってか。

690 :以上、自作自演でした。:02/01/27 21:16
同意。しばらく放置しましょう。。

691 :以上、自作自演でした。:02/01/27 21:52
醸しあげって何ですか?

692 :以上、自作自演でした。:02/01/27 22:43
創作文芸板では駄目なの?
そこでは二次創作やエロも多少はスレたってますけど・・・。
やはり移動した方がよいのでは?

693 :以上、自作自演でした。:02/01/27 22:45
>創作文芸板では駄目なの?

以前はそこでスレたってました。
しかし、板の住民達から「二次創作は出て行け」と言われたのでキャラネタに
移動した模様です。

694 :以上、自作自演でした。:02/01/27 23:05
安住の地が見つかるのならエロパロでもいいんじゃないかと
思いますがここの内容は18禁まではいってないような…
あそこも微妙に板違いな気がしますね。
今までも何回か移動したみたいですがどんな板を転々として
来たんですか?

695 :以上、自作自演でした。:02/01/27 23:08
21歳以下立ち入り禁止のエロパロ板に移動した方がいいと思うよ。
なにせリア厨・リア工がいません。
大人板だからここよりまた〜りした雰囲気ですし。
少女漫画のパロ小説スレも立ってます。

696 :以上、自作自演でした。:02/01/27 23:14
エロも好きだけどエロだけになるのは嫌だ…。
ここの雰囲気をそのまま移せるのならエロパロでもいいけど。
でもせっかくここの人も感想をなりきりにするとか工夫してたんだし
移動を迫る人の態度はいただけないなぁ…。
いきなり削除依頼出す前に警告するとかさらなる工夫を求めるとか
やりようがあったのでは?

とりあえず盛り上がりも最高潮な小説様々が移動問題で
とぎれてしまいそうで怖い…。

697 :以上、自作自演でした。:02/01/27 23:17
この程度のエロなんてどの板にもあると思うけど?
ようするにキャラネタ板と方向性が違うからダメなんしょ?
普通に少女漫画板とかじゃあかんの?

698 :以上、自作自演でした。:02/01/27 23:21
>>697
今まで、少女漫画板→創作板→キャラネタと移って来たからねぇ。

暫くsageで様子を見ては?

699 :以上、自作自演でした。:02/01/27 23:37
文芸板で他の二次創作はスレたっているのに、なぜここのは出ていけと言われるのか謎。
転々として、あちこちから削除依頼をうけるのなら、いっそのことパロ小説板をどっかにたてて欲しい。
管理人に頼むしかないのか?

700 :以上、自作自演でした。:02/01/27 23:45
この板は質問さえ答えてればいいんだよ。
だから質問がきたら答える。
普段は小説連載でええんと違うの?

701 :以上、自作自演でした。:02/01/28 00:02
>700
・・・なんかなりきりをなめてるように聞こえてしまうのは
私の理解力がだめなんだろうな。
スレをなりきり・小説兼用にするのはええかもしれんけど
このスレはコテハン決まってないんでないの?
例えばイズミル王子に質問が来たとしてどのイズミル王子が
答んの?それともコテハン決まってるのか?

702 :以上、自作自演でした。:02/01/28 00:07
>701
そっから新しくなりきりの楽しさを知ったらいいさ。
とりあえず常駐してるキャラに質問するのがセオリーだから別に困らんのでは?
どのって。答えたいヤツが答えるんだよ。
重複は別に問題ない。

703 :以上、自作自演でした。:02/01/28 00:10
付け足しで悪いが。
結局質問者を蔑ろにするから叩かれるわけだからさ。
荒れてほしくない人間がなりきりで切り抜ければ何ら問題はないワケだろ。
小説は楽しみたいけど周りなんぞ知らんだったら
何所いっても叩かれるのは当たり前だと思うな。

704 :以上、自作自演でした。:02/01/28 00:11
自分で垢とってそこでやれよ・・・

705 :名無し侍女:02/01/28 00:34
なんか質問きたっけか?
なりきりで萌えはスレ違いだから出てけ、と仰られた方も居ましたね。
削除以来が通らなければ、私は今後ここで質問にも答えて見せましょう。

706 :以上、自作自演でした。:02/01/28 00:38
>655からの質問には答えないんですか?

707 :名無し侍女:02/01/28 00:42
荒らしの質問に答える気はありません

708 :以上、自作自演でした。:02/01/28 00:43
>703さん、無知で大変申し訳ありませんが。
以前「名無し」で書き込みしていて、この板の住人に叩かれたことがあります。
その為それぞれのキャラになりきって、書き込みするようになりました。
それ以来殆ど「名無し」の書き込みはありません。
(質問される方はほとんど来られて無いと思います。)
696さんの言うように、削除依頼の前に警告をしていただければ、
ここの住人も周りを見てレス出来たと思います。
(以外とここの住人は柔軟な方ばかりなので。)
質問するのがセオリーならば、きっと流れにのって誰かが答えたと思いますが、
必ずそれをしなければならない、というのは初めて知りました。(私の場合ですが。)
703さんのようにいちいちではご面倒だと思いますが、警告なり教えて頂ければ幸いです。

しばらく様子を見ていただけませんか?

709 :以上、自作自演でした。:02/01/28 00:44
これだけレス数が伸びていれば、「削除」は通らないと思う。
通るなら、スレッドストッパーあるいは移転でしょう。
この板で続けるとしたら、>677の意見が一番無難なんじゃないかな。

710 :以上、自作自演でした。:02/01/28 00:45
荒れないようにちったあ努力しろやウ゛ォケが

711 :以上、自作自演でした。:02/01/28 00:45
>707
ただの質問を荒らしなんていってるから叩かれるんだって。
少し周りを見てご覧。
当たり前にある当たり前の質問で、
大抵のスレの人たちは答えてるよ。
質問の選り好みをして叩かれても俺は同情できない。

712 :以上、自作自演でした。:02/01/28 00:46
>708
原因は一緒に考えられます。
叩かれたあたりのレス番を教えていただければ協力はします。
私だって叩きなんて好きじゃありません。
でもこのスレの為に他のスレが毎回の足切りで落とされていることは自覚してください。

713 :以上、自作自演でした。:02/01/28 00:46
>707 名無し侍女さん
>655からの質問は、「荒らし」というよりこのスレッドの性質が
質問に答える形式かどうかという様子見のためにつけられた
ように見受けられますが。


714 :以上、自作自演でした。:02/01/28 00:49
醸しあげ

715 :以上、自作自演でした。:02/01/28 00:54
以前名無しで発言したときに叩かれたのは、名無し雑談になっていたせいかと思われます。
そこでキャラハン(捨てハン)を名乗るようにされたようですが。
結局は作品とそれに対する感想・雑談であることには変わりないようですね。
キャラ雑談とも言えない、二次創作発表会であるなら、やはり板違いかと思われますが。

716 :以上、自作自演でした。:02/01/28 00:57
>708
とりあえず見たけど。
ここはファン同士が集まるファンサイトちゃうんよ。
なりきりだって1芸でなきゃあかんの。観衆は必ず居る事が前提なんで。
で、この板は名無しもキャラハンも含めて観衆の評価対象になるんよ。
キャラハンと名無しでスレを作るってスタイル。

君たちに一番いいのは
自分達でサイトなり掲示板を立ち上げて本スレに誘導リンクを貼ってもらうことだと思う。
この2chのキャラネタ板でやる必要は自分たちでも感じてないんでしょ?
ただ叩かれたから移動を繰り返すだけじゃダメだよ。

717 :以上、自作自演でした。:02/01/28 01:12
>この2chのキャラネタ板でやる必要は自分たちでも感じてないんでしょ?

この一文に尽きると思いますよ。

718 :以上、自作自演でした。:02/01/28 01:28
>713に同意。
>707みたいな態度は正直どうかと思う。

719 :以上、自作自演でした。:02/01/28 01:59
ここの人たちは他スレ見ていないのかな?
あれのどこが荒らしなんだかわからないよ。
良スレはどんな質問にも答えてこそだよ。

720 :以上、自作自演でした。:02/01/28 02:02
あなたたちがそのままだと、そのうち本格的な嵐が来ると思う。

721 :以上、自作自演でした。:02/01/28 02:03
部外者立ち入り禁止のスレと見なされても仕方がない
そしてそんなスレは叩かれても仕方がない・・・

722 :以上、自作自演でした。:02/01/28 02:08
有閑倶楽部を妄想で語ろう (849)
http://comic.2ch.net/test/read.cgi/gcomic/1005628821/l50

ときめきトゥナイトのエロネタを語るスレ Part4 (449)
http://comic.2ch.net/test/read.cgi/gcomic/1006581619/l50


などは少女漫画板にあるようですが。

723 :以上、自作自演でした。:02/01/28 02:19
少女漫画板や文芸創作板でも二次創作のスレは多少ながら立っています。
何故このスレがあちこちで叩かれたのかは、不明。
古株の住人さん、問題があったのなら教えてください。

724 :以上、自作自演でした。:02/01/28 02:27
>>719
ここの人たちは他スレ見ていないのかな?

多分その通りなんだと思います。

>>720 >>721
きっと、ここの住人にとっては「いきなり」の事だったんでしょう。
(いまさらだけど)
住人同士が話し合えれば良いんですけどね。

725 :以上、自作自演でした。:02/01/28 03:30
そのキャラになりきって感想・雑談でもだめなのかな?
質問程度で荒しと言うのはどうかと思ったが、
スレの中盤辺りはなりきりっぷりが面白かったよw

726 :詮議中ファラオ:02/01/28 11:02
うむ。質問は別にしてもかまわぬと思うぞ。しかし、質問の内容によると思うぞ。
このスレは王族の住まう場所ぞ・・・
王家関連の質問(このスレについても)ならば、
みな喜んで答えてくれるのではないか?
もちろん王家の(このスレの小説も含めて)
感想・雑談も大いにやってくれてかまわぬと思うが・・・
質問を荒らしと言っておった者は655〜661のような
質問のことを荒らしだといいたかったのでは?
あれはマターリ進んでいたこのスレにわざと水をさしているような・・
また個人攻撃の質問のような・・・とにかくよからぬ意志を感じるぞ。

まぁなんだ、王家が好きな者、また興味をもって王家ワールドを
知りたいと思っている者なら、大歓迎であるぞ。
長くなってすまぬ・・・




727 :詮議中ファラオ:02/01/28 11:04
すまぬ・・さげるのを忘れておった・・私としたことがぁ〜〜

728 :詮議中宰相:02/01/28 12:57
全くファラオの仰るとおりでございますな。
もちろん質問もお受けするべきでございましょう。
悪意のある質問はともかくとして・・・。
しかしながら、それを捌くも我らの技量次第。
板の流儀に従うが重要かと思われまする。

729 :イズミル王子:02/01/28 13:39
何故にこのような動乱の時が訪れたかは分からぬが、メンフィス王よ。
しばし静観して時が満てるのをまとうぞ。
冷静沈着にして誠意ある大人の態度を取ろうではないか。

730 :呪術版:02/01/28 13:54
ピシ……ッ

731 :目覚めたサオ:02/01/28 14:10
言葉はキツいけど、貴重な忠告や警告だと思う。足キリが厳しく、
生き残りが難しい「なりきり板」。この板で、このスレを安住させる為
には、住民の努力は不可欠だということを教えてくれている気がします。

ここに居たいのなら、主催者さんが目指す「なりきりスレ」の有り方を
理解する必要がありますよね。それが出来なければ消えていくか、
非難を浴びながら居座るしかない。そんなの残念だし嫌ですよね。

いつまでも放浪の民みたいに安住の地を求めて、さまよっていないで
「なりきりスレ」の有り方に沿うように皆で努力してみませんか。
皆で智恵を出し合い、試行錯誤すれば、いつかきっとルール違反無しで
「なりきり」と「妄想」を融合できている楽しいスレになりますよ!

私自身、他の「なりきりスレ」を読んだことが無かった。反省です。
今から読みにいこうと思うのですが、時間もあまり無いし、もし悪スレ
だと勉強にもなりません。すみませんが、どなたか「なりきりスレ」の
基本型というか・・、「模範スレ」を教えて下さいませんか。お願いします。

こんな長いマジレス。ごめんなさい(汗)
私もこのスレが大好きな一人です。

732 :以上、自作自演でした。:02/01/28 15:02
>731さん
私が良いと思うスレッドの名前を挙げても、あなた方が元ネタを知らなければ
面白いと思えないかもしれないので、このスレッドを紹介します。
まだHTML化されていないので、ブラウザではみることができないけれど、
かちゅ〜しゃを入れてあればログが取得できると思います。

猿のように巡回スレ名を書き込むスレ
http://salad.2ch.net/charaneta/kako/1011/10114/1011451701.html

↑のスレッドに何人かの巡回スレッド名が挙がっています。
何度も名前が挙がるスレッドは、面白かったり対応が良かったり、
魅力的なスレッドだと思います。
また1度しか挙がっていなかったとしても、少なくともひとりの人には
支持されているスレッドだということにはなります。

元ネタのわかるものの方が楽しめると思うので、これらの中から、
あなた方がわかりそうなスレッドをのぞいてみてください。

733 :以上、自作自演でした。:02/01/28 15:25
とりあえず、どなたか>>655以降の質問に答えてみていただけませんか?
(あれらの質問は、この板では基本中の基本質問ですよ)
質問に対し「スレの空気読め!」と思っている人もいるようですが
そういう方々もまた、板の空気を読んでいません
ここの皆さんは、どうしてもキャラネタ板でやりたいと思っているわけでも
なさそうなので他に移るのもよろしいのではないですか?

手本となるようなスレはいくつかあるとは思いますが、ここで具体名を
挙げるのは色々と問題が生じるのであえて書きません。

なりきり板住人、あなたのプロフィール教えてよ♪
ttp://salad.2ch.net/test/read.cgi/charaneta/1005686797/l50

偏りがあるのであまり参考にならないとは思いますが、ここにもオススメスレ
が載っていると思います。

734 :メンフィス:02/01/28 17:15
私でよければ答えてしんぜようぞ!
好きな食べ物・・・卵料理に決まっておる!

好きな言葉?・・・愛いやつめ、だ!

信条・・・我はラーなり。

明日が必ずあると決めた人物・・・私だ!

オナニー回数・・・無礼なっ!そんなものは必要ないっ!

萌え非推奨・・・知らんな。

名無しとは・・・照れているのではないか?

735 :メンフィス付き侍女:02/01/28 18:07
さすがですわ!!!なんて雄々しいメンフィス様!(頬をそめる)

736 :以上、自作自演でした。:02/01/28 18:16
他スレを見て勉強してね。

737 :以上、自作自演でした。:02/01/28 18:54
なりきって色々な質問に答えるのも面白い遊びです。
頑張ってください。

738 :以上、自作自演でした。:02/01/28 19:39
>全キャラハン
自己紹介してください

739 :ハサン:02/01/28 22:38
俺には自己紹介なんてするものは何もねえ。
俺が言うことを聞くのは黄金のお姫様だけさ。

740 :キャロル2年後:02/01/28 23:11
キャロルはキャロルでも2年後のちょっぴり大人になった女の子?です。
ただいまエジプト王のメンフィスとヒッタイト王子のイズミルの求愛を受けて、悩んでます。
趣味は考古学を勉強することと、諸国巡り(観光?)かしら。
なんでも感動して行動しちゃうのが性格とも言えるけど、最近は少しばかり大人になったかしらねえ・・。


741 :アイシス(もどき):02/01/28 23:27
ここには常駐しておりはせなんだが、ここに居る者達が質問に慣れておらぬようなので、
女王たるべき私が手本を示してみせよう。
>655より新しいもので、質問と受け取れたものに対するレスじゃ。

>655 好きな食べ物
好きな食べ物か…エジプトの料理が懐かしい。
やはり私は、バビロニアでの暮らしよりもエジプトでの暮らしを望んでおる。

>656 好きな言葉
人に賛辞される言葉は、快いものよ。
「美しい」「聡明な」どちらも私のためにある言葉であろう。

>657 信条
メンフィスを我が物にすること。
そのためなら、どんなことをも厭いはせぬ。

>658 明日が必ずあると誰が決めた
決めたのはナイルの神々であろう。
そして私はそれを信じておる。
「明日」はメンフィスは私の元へ帰ってくる、とな。

>659 1日のオナニー回数
はしたないことを聞くでない。
王妃たるものがそんなことに答えるわけにはいかぬ。

742 :アイシス(もどき):02/01/28 23:27
>660 萌えは非推奨
存じておる。
が、この美しい私に皆が萌えるのはやむを得ぬこと。
そして私がただひとり愛する美しい弟に萌えるのもまた…。

>661 名無しの存在
私にとって必要なのは、メンフィスだけじゃ。
それ以外の者は要らぬ。
名無したちがメンフィスを我が手に取り戻すために尽力するというのであれば、
側におくのも悪くないが。

>665 ここは質問不可か
そなたが意図している「一般的な質問」に関しては、そのようであるな。
が、作品に関することであれば、おそらく皆喜んで答えるであろう。
今後どうなるかは、ここの者達が協議して決めること…。

>666 名無しは参加できないスレか
これも>665への回答と内容が似ておるが、今まではそのようであった。
今後どうするかというのであれば、しばし待たれよ。

>668 他スレのキャラハン達
メンフィス以外の者を認めるということは滅多にせぬのだが、
彼らのことは認めておるよ、私はな。

743 :アイシス(もどき):02/01/28 23:27
>671 今日も暑いか
そなたの居る国に比べれば暑いであろうな。
しかし私にとって、これは日常。
気になるほどの暑さではない。

>675 私にとっての荒らし
もちろんそれは、キャロルのことに他ならぬ。
私とメンフィスの仲を引き裂いた憎い娘…許しはせぬ。

>691 醸しあげとは何か
どこぞの痴れ者が「晒し」を「かもし」と読んでいたため、
「晒しあげ」と書き込むつもりが「醸しあげ」になったらしいの。
「既出」→「ガイシュツ」と似たようなものであろう。

>714 醸しあげ
と言っておったら早速来たの。
新しい言葉を広めたいのか。
私も「メンフィスの妻となるべきはこのアイシス」とあちらこちらで広めれば
もう少し未来はひらけるやもしれぬの。

>738 自己紹介
なんと…。
おお…そなたはこの私を知らぬと申すか。
この、エジプトの女王となるべきアイシスを。
ファラオの娘として生を受け、凛々しい弟の妃となるべく育てられ、
上エジプトを統治してきたこの私を。
キャロルなる卑しき娘に愛するメンフィスを奪われ、エジプトに居たたまれなくなり
バビロニアのラガシュ王の妃となったこの私を。
なんと…情けなきこと…。

744 :741-743:02/01/28 23:31
すみません。あくまでも(もどき)です。
「王家」を読んではいましたが、最近のものは見ていないし、
コミックスも実家で手元にありません。
アイシス様とイメージが異なってしまったら、申し訳ありません。
質問への答え方のサンプルとしていただければ幸いです。

このスレッドに常駐もしていませんでしたが、あまりにあまりだったので…。
捨てハンなので、今まで「アイシス」を名乗られていた方とも関係ありません。

745 :以上、自作自演でした。:02/01/28 23:37
みなさん、アイシス(もどき)さんの回答がこの板での模範なのです。
なりきりをするのであれば、女王を参考にするのが一番いいですよ。


746 :覗き見侍女:02/01/28 23:46
他のスレを少しばかり見てきましたが、スレをたてたなりきり人物がそれぞれの質問に答えているもよう。
ここでは流れにそってなりきってますので、やはり難しいのでは。
質疑応答中心では、マターリと妄想に浸れないので、
個人的意見で申し訳ないですが、板移動希望。

747 :未熟者の兵士:02/01/29 00:12
わたし達をこんなに導き教えてくれる方々がいるなんて・・。ありがとう。
なんだか感動です。アラシと呼ばれて嫌な思いをされた方々、ごめんなさい。

なりきりスレとは、キャラになりきって書き込みをすればイイのだと
今まで思ってたけど、どうやら名無しさんの質問に、なりきりキャラが
答えるというのが主流なんですね。
         ↑
これもまた誤解していたらごめんなさい。これから他のスレも読むようにします。

748 :目覚めたサオ(731):02/01/29 00:45
>732さま&733さま
良スレ情報ありがとうございます!感謝!

749 :イムホテップ(クローン):02/01/29 06:42
良き情報を誠ありがたく思いまする。礼を申し上げますぞ。

私めも早速自己紹介をばいたしまするぞ。
私はエジプトの知恵と呼ばれる老宰相じゃ。
ここに常駐するのは至難の業。何せ我がエジプトでは問題山積みで
執務に追われてその暇がないのでのう・・・。

ところで738殿、そなたの要望に応えるもまた至難の業。
何せ一体何人のキャラが居るのか、正確な数は不明じゃ。
全員が自己紹介をすれば、ゆゆしき事態とあいなりましょうぞ。
主立った者だけでご勘弁願いたい。

ところで、私は作家様達のご無事なるご帰還を
心より願っておりますぞ。


750 :少しだけ勉強してきた中伝令メネス:02/01/29 23:43
ファラオ、ご報告いたします!ほかのスレを色々と見て参りました。
形態は様々なようです。形態パターンは以下の通りでございます。
(もちろん他のパターンもあるだろうし、指摘があればお願いします)

1、スレ主が一つのキャラになりきり、
名無しさんや他キャラの質問に答えていく。

2、複数の人が、それぞれ自分の受け持ちキャラをつくり、
名無しさんや他キャラの質問に答えていく。

3、なりきりキャラ同士(住人同士)の雑談中心のスレもありました。
ここでも、名無しさんや他キャラの質問があれば好意的に回答。

質問は様々で、中には「わー、嫌な質問っ!」というものまで有りましたが、
それに対して怒るどころか、皆、キャラになりきって上手にサラリと答えてお
りました。皆の器の大きさに、このメネス、思わず感心した次第でございます。
ここが今までのように小説発表&なりきり感想だけでは、板違いと言われても
無理からぬこと・・。今ようやく質問にはシッカリと答えることを知った我々。
これからも、なりきり板らしさを学び、工夫を繰り返していければ何よりで
ございます。恐れながら我が意見でございました(ファラオの足元にひれ伏し)

751 :以上、自作自演でした。:02/01/30 01:41
・・・「キャラネタ」なんだからいいんでないの?
名無しの参加できないスレは駄目だとか
質問に答えないと駄目だとか、
どこにそんなローカルルールがあるんだ。
ここの住人がやってることは一応「なりきり」でもあると思うんだが

752 :以上、自作自演でした。:02/01/30 01:54
嫌なら出て行くしかないんじゃないの?
どうしてもこの板でやりたいようではなさそうだから
ためしにエロパロ板へ移ったら?
そこが気に入らなかったら、また他板なり、他サイトなりへ
移動すればいいだけのこと。
いままでもそうだったんでしょ。

753 :柱の陰から覗く侍女:02/01/30 08:06
>>751

どこにあるんだと言われても困ってしまいますわ。
なりきりスレをエジプト国民皆で学んでいるのですわ。
ヒッタイトの方だって勉強熱心だと思われますのに・・・。

754 :ムーラ:02/01/30 22:00
削除依頼自体、たわいのない荒らしでしょう。
私たちも打たれ強くなり、新しい知見も得られました。
気にせず続行しましょう。

755 :以上、自作自演でした。:02/01/30 22:12
私は削除依頼を出した人ではないけれど荒らしではなく警告と
受け取った方がいいと思いますよ。

756 :イズミル王子(影武者?):02/01/30 22:41
>ムーラ
そのような考えは、捨てるがよい。
我がヒッタイトの民は皆、新しく生きていこうとしているのだ。



757 :お忍びで学んできたヒッタイト王妃:02/01/31 13:52
愛する我が民よ。ここが質問スレに変わるのかと心配する民も多いのでは?
少しでも民の不安を癒せればと、微力ながら他のスレを学んでまいりました。

安心しておくれ。スレを立てるとき、1に特色や方向性を記すらしいのじゃ。
一例では<なりきり宮廷御用達作家と共にキャラ雑談を楽しむスレ>などと。
さすれば質問スレになることはありませぬ。そして我らは時々訪れるであろう
客人(つまり名無し人)に礼を忘れず接すれば良いのです。それが意に添わぬ
民もおるやもしれぬ。確かに<名無しの参加や質問を歓迎せよ>という正式ル
ールは無いのかもしれぬ。しかしそれが、この板の流儀として確立されている
事はゆるぎなき事実。どの板に生きようと、その板の流儀に沿わねば叩かれる
のは世の定め。頑なに流儀を拒み、みずから「削除依頼を出しときました」や
「出ていけ」の書き込みを招く必要がどこにあろうか?
どうか、愛する民よ。上の流儀に従うことは、もはや当然と受け止めて
欲しいのじゃ。まずはそこからじゃ。そこから新たな道が開けようぞ。

758 :御用達作家希望:02/01/31 17:45
皆様、私は語り残された物語の続きが気になりまする。
それに実は私も作家として皆様のお目汚しをする日を夢見ておりました。
お許し頂けますでしょうか?

それともヒッタイト王妃様のお言葉通り、<なりきり宮廷御用達作家と共にキャラ雑談を楽しむスレ>として新しいスレを立てた方がよろしいのでしょうか?

759 :751:02/01/31 18:23
>>753
あぁ、すいません、>751はここの方針に文句をつける人に言いたかったんです

760 :ヒッタイトの庶民:02/01/31 20:15
>758
せっかくのスレを無駄遣いするのも、庶民の立場でははばかられます。
なので、このスレでそのまま続け、次スレを立てる時に王妃さまの
言われるような立て方をしてはどうでしょう?
もちろん、このスレにいる間に受けた質問には丁寧に応対する、
ということで。

761 :以上、自作自演でした。:02/01/31 22:14
ちなみにキャラネタ板は雑談系スレも嫌われるよ。
それでここを出てったスレもあるから気をつけてね。
勢いが凄くなきゃ多分平気だと思うけど。

762 :以上、自作自演でした。:02/01/31 22:42
参考までに
http://salad.2ch.net/test/read.cgi/charaneta/1012032995/

763 :侍女:02/01/31 23:02
>762
このパターンは初めて見ました。
質疑応答が無くても、キャラネタ板はOKなのでしょうか?
まるで台本のようですね。

764 :以上、自作自演でした。:02/01/31 23:14
>763

>761

765 :757のヒッタイト王妃:02/02/01 01:49
757に書いたことは、このレスが1000まで行き、次回に新スレを立てる時に
こうしたらどうであろうか?という気持で書いたのでありまする。このスレも
残り200ほど、新スレのためにも最後まで有意義に使えるとよいですね。

>761様 
ありがとうございまする。今の我らには、なりきりスレに
詳しい方のご意見がなにより貴重でございまする。

おお、雑談スレは嫌われるとは!民よ、この王妃を許しやれ。学びの浅さ
ゆえ民を危なき方向へ導くところであった。心から申し訳ありませぬ・・。
761様のお教えを受けて、王妃はまた一つ板の流儀を学ぷことができました。
757に書いたスレ1のコメントにも少しだけ質問色を取り込んでおいた方が
世間からの風よけになるやもしれませぬ。皆で創意工夫いたそうぞ。
例えば<なりきり宮廷御用達作家と共にキャラ雑談に大いに花を咲かせ、
質問も楽しむスレ>などと・・。(これはあくまで一例でする)
スレの流れは住民が作るもの、間違いなくこういうコメントでも雑談スレと
なるであろう。しかし雑談スレは嫌われると知ったからにはなおのこと
質問を受け入れる気持がある旨を一言添えた方が懸命かと思うのじゃ。
それから<王家の紋章番外編>という慣れ親しんだタイトル。残念じゃが
なりきりよりも小説色のほうが強く出てしまって、この板では悪い意味で
目立つやもしれぬ。なりきりスレらしいタイトルを皆で考えませぬか?
(王妃とて本当は現タイトルが好きなのじゃ、どうかお許しを・・涙)

>762様
参考レス、感謝いたしまする。
本当にこれはまた変わったパターンのスレですね。
こんなに長くなりきり板に住まわれているとは、なんと羨ましきこと・・。

766 :イズミル(ドッペルゲンガー):02/02/01 02:23
さすがは、母上。民を案じられる心映えは、このイズミル(ドッペルゲンガー)も見習わねばなりませぬ。
「郷に入っては郷に従え」の例えの通り、>>741->>743を手本として皆で学んでゆかねばならぬな。
タイトルも、次スレでは考えた方が良いようだ。う〜む、何か無いものか。
<王家作家と雑談・質問を楽しむスレ>などはどうか?

767 :名も無きヒッタイト庶民:02/02/01 14:19
>>765
王妃様!情報を求めてなりきり板をさまよっていたところ
私達の終の住み処に相応しいやも知れぬ板を発見いたしました。
こちらでございます。

キャラネタ・喫茶「番外地」
ttp://jbbs.shitaraba.com/game/116/kamio.html

どうやらなりきり板から独立した板のようでございます。
板の内部にはなりきりに関係のないスレが多数建っており
また、板の名前が「番外地」でありますから、王家の紋章番外編というタイトルが
しっくりくると思いまする…。王妃様、また皆様、いかがでありましょうや。

768 :メンフィス:02/02/01 14:54
素晴らしい!我らの新天地やも知れぬ!
ヒッタイトの王妃どの、いかがかな?ここはひとつ我らの禍根(っつても、おたくの横恋慕息子と愛妻家の私との間の禍根だが)は脇に置いて考えてはみませぬか?

769 :侍女:02/02/01 15:08
どんなにがんばって風囲気を変えてみたところで、所詮は小説展示・雑談が中心で、
それが無くなると何の楽しみもなくなります。
内容ははっきり二次創作なので、創作文芸板に還ること希望。
無理に此処にいる必要はないと板住人の方も言われてます。(私もそう思います。)
創作文芸板の雑談スレでも、二次創作のことについて色々話をされてます。

スレたてるまでもない質問、議論はここで!スレ
http://cheese.2ch.net/test/read.cgi/bun/1009906988/328-

文芸板から独立して難民板というところがあるそうです。
嵐を受けたり、内容がそぐわないと叩かれたスレがそこへ避難するようです。
二次創作抜きで雑談するのなら、ここでキャラになりきって住人とするのが良いと思いますが、
小説をここで展示する以上、展示できるところへ逝った方がいいと思う。

皆さん、いかがですか?

770 :ヒッタイト王妃:02/02/01 16:23
皆の広い意見が出ることは、なんと喜ばしきこと。
しかも、おお!<番外地>に<難民板>とは!
そんな所もあるのですね。具体的な板名を見ると希望の光を感じまする。

わたくしの願いはただ一つ。愛する民と幸に生きること。
なりきり板であろうが、どこであろうが、それが叶えば何よりの幸せです。

771 :難民キャンプ住人:02/02/01 19:02
キャンプ生活を1年半ほど送っている住人でございます。
難民板は来る者は拒まずの場所ゆえ、ほとんどの住人からは
またーりと迎えられることでしょう。
ただし、気になることが2つほど。
 
その1 どちらかというとネットウォッチが主流の場所なので、
 このスレはやや浮いた存在となるやもしれませぬ。
 (だからと言って、スレ違いを指摘されたり「出て行け」と言われたり
 する訳ではなく、このスレの住人が気にしてしまうかも、という意味)
 
その2 ネットウォッチ関係のスレが多いため、ウォッチ対象になって
 いる人+その関係者+デムパ+アラシなどなどが板に来襲することが
 ございます。前者2つは対象にされているスレにだけ来襲しますが、
 後者2つは板全体を荒らしまわる事も。気に入られて居つかれて
 しまったスレもあり、同じ轍を踏まないかどうかが気になるところ・・・
 
こんなところでしょうか。
個人的には、その2に引っ掛かるものがありますので、番外地を
もう少し下見してはどうかと愚考する次第でございます。

772 :王家の名無し侍女:02/02/02 00:57
なんたるちや1
作家様の作品が読みたいや。
ここにまたきておくれでないか・・・


773 :以上、自作自演でした。:02/02/02 01:37
下がりすぎなのでいったんage

774 :王子の鳩:02/02/02 16:53
>758
ぜひ、書いて下さいませ。お待ちしておりまする。

775 :以上、自作自演でした。:02/02/02 22:44
もういいのでは?
わたしはこちらを見てはいなかったのですが、今回のことで
この作品に興味をもちました。質問があったら誰かが答えて
作家様は作品を書くことに専念してくだれば宜しいのではないでしょうか。
お待ちしている読者もいらっしゃるでしょうから。
もうすぐ800になりますし、最後まで頑張ってくださると嬉しく思います。
原作を読み、こちらの作品を読み、いずれわたしも侍女として
こっそり応援させていただくかもしれません。
そのときには宜しくお願いしますね。

776 :以上、自作自演でした。:02/02/04 13:04
age・・・

777 :ヒッタイトの侍女:02/02/04 13:59
作家さまのご来訪をお待ちしておりますわ。
ヒッタイトの王妃様は作家様のご作品がお好きで私たちに筆写をお命じになるほどですの。
お願いでございますわ、作家さま!

778 :メディアの侍女:02/02/04 15:46
最近、エジプトとヒッタイトが歩み寄っておられて良いことですわ〜。
ところで作家様たちはどのようにお過ごしかしら〜。
宮廷御用達作家というからには、どちらかの国の宮廷に住んで
いらっしゃるのかしら〜。ご活躍楽しみにしておりまする〜。D→C

いきなり最後にD→Cとか書きましたが、ちょっと提案ですの。このスレも
あとわずか。次スレがどうなるか決まらないと落ち着かないですよね?
せっかくいろんな意見が出たことだし、今まで出た意見をまとめてみました。
A次スレは「番外地」で立てる。
B次スレは「難民板」で立てる。
Cまずは番外地でやってみて、安住できなかったら難民板へ行く。
D小説&キャラ雑談&質問の形で、次スレも「なりきり板」でいく。
まだあるかな?E以降の提案があれば書いてくださいまし〜

普通になりきって書いたあと、最後にアルファベッドで意見を示す。
最終的に意見が多かった方向に進むということでどうでしょうか?
ちなみにわたくしはDをやってみて、やっぱダメならCがいいかな〜
と思ったのでD→Cと表示してみました。

779 :キャロル2年後:02/02/04 20:59
筆が進んでしまいアップし続けた事で、ひっそりとしていたスレが混迷したのでは?と、
反省しております。
sageの理念を誤解してました。sageは書き込みの量によって、sageられると思ってましたので、
ageたりsageたりしていたのですが、sageは「そのまま」、だったのですね。
本当にすみません。
反省をこめて、もうちょっと落ち着くまで書けないなあ、と思ってます。
ですがひそかに「記憶の谷」様のファンだったので、続きが読みたくて・・・。
期待しております。

780 :アマゾネス侍女:02/02/05 00:41
これからも暖かく愉快に見守っていきとうございます。
そして作家さまの出現を心待ちにしております。

781 :ヒッタイト貧民:02/02/05 02:05
> 779
「すると『キャロル2年後*23』(敬称略)がもうすぐ我らのもとに…?」

「おお、なんと待ち遠しいことか…」

782 :ヒッタイト宰相:02/02/05 11:46
>>779
おお、作家さま、ドンマイ、ドンマイですぞ。
この私めも、キャロル2年後を愛読致しておりまするゆえ
早くお戻り下され。
確かに、最初はsageの意味がわかりにくいですな。
次のスレでは1が、簡単にsageの説明を入れるというのは
いかがですかな?

783 :ヒッタイト宰相:02/02/05 11:47
・・・うう、うっかりsage忘れた・・・すまぬ(涙)

784 :ミノア王:02/02/05 13:15
「キャロル2年後」、「記憶の谷」、「ミラとキャロル」。
どれも力作揃い・・・。
長くてもよい。短くともよい。
頼むのでな、とにかく完結してくだされ。
それともわたしの初体験純情編でもよいぞ。
どなたでもよい。書くがよろしいぞ。

785 :記憶の谷:02/02/05 14:05
こわごわ復帰させていただきまする。どうぞよろしくお願いいたしまする。
メディアの侍女様、私もD→Cがよいかと存じます。

9 契約の楔

花嫁の待つ新床の間の扉の前で王子は立ちつくしていた。
長く恋い焦がれてやまなかった乙女は今宵、王子の最愛の妻となる。
王子の胸は喜びで満たされ、苦しいほどだった。
だが、それと同時に。
王子は自分の行為の恐ろしさにおののいた。何よりも愛しく大切な存在を騙して我がものにするのだ。
メンフィスを愛した娘、メンフィスの愛した娘。その娘は欺かれ、他の男――それはまさに自分イズミルのことなのだ――の妻になる。
(何をいまさら・・・)
王子の口の端に皮肉な笑みが浮かんだ。
(私は姫を愛した。姫の全てを。姫に幸せな夢を見せてやろう。二度と覚めぬ夢を我が腕の中で・・・。
もし・・・もし・・・思い出したその時は・・・全ての苦しみを裁きを私は甘んじて受けよう!)
王子は扉を開けた。

夜明け前。
王子はじっと傍らのキャロルを見つめていた。王子によって契約の楔を深々と打ち込まれた姫は昏々と眠っている。
戸惑い、不安、悦楽、哀しみ、苦痛。愛情。
キャロルと王子の心もまた一つに重なった。王子は裁きを待つ罪人のようにキャロルの目覚めを待っていた。目覚めたときもまだ王子を愛していてくれているだろうか?もしや記憶を取り戻したりはしていないだろうか。
そしてやがて裁きが下される。
――青い瞳は王子を見つめ、羞じらいに満ちた優しい笑みを浮かべた・・・。


786 :ムーラ:02/02/05 23:19
すばらしい!!!きことでございます。
(うれし泣きの涙・涙・涙・・・)
とうとう姫は我が王子の手の中に。
その勢いでもっともっと幸せになってくださいませ。
王子の幸せは私の悲願でございます。

787 :ヒッタイト貧民:02/02/06 01:45
>>785
「ややっ、『記憶の谷』先生の新作が!」

>>786
「ムーラ様はあのように喜んでおられるが、
あの王子のことだ、このままらぶらぶはっぴー♪
ではすまんのではないか?」

「そうとも。国民一丸となって王子のお幸せを祈願せねば」

788 :以上、自作自演でした。:02/02/06 06:38
保全します。

789 :ハサン:02/02/06 13:34
いやいや、このまま王子と幸せにはなれねえぜ。
一騒動が「王家」のお約束さ。
そういえば本編はまた休載だな。気になるこった。

790 :ヒッタイト王子:02/02/07 17:37
私は幸せになりたいのだ・・・。
作家殿、来ていただきたい。

791 :以上、自作自演でした。:02/02/08 01:11
>>778
亀レスでスマソ。私はD→Bを希望。
番外地って「したらば」のゲームカテゴリの中にあるのが不安。

792 :読者:02/02/08 01:14
あ、久しぶりに来てみたら小説が増えててうれぴー(死語だ…)
作家さま〜、続き切に切にキボ〜ン

793 :あり:02/02/08 19:16
記憶の谷作家殿、御復帰頂きありがたき幸せ。
さて、私が御仕え致しておりまするアイシス様より、お言葉を賜って参りました。
心して聞くよう頼みまする。
こほん!
『なー-いすっ!』
との事です。
せん越ながら、この“あり”からもエールを送りまする。


794 :キャロル2年後*23*:02/02/09 17:15
 尋常でない姫の声を聞きつけ、ルカは部屋へ飛び込んだ。
 一瞬の出来事であった。ウナスは瞬間剣を取る手が遅れ、ルカはテティの手から
キャロルを引き寄せた。
 「ルカ、貴様ヒッタイトの手の者だったのか!!」
 ウナスが剣を取り身構える。それを見てキャロルは叫んだ。
 「違います!!ルカはわたくしの忠実なる僕。ヒッタイトとはなんの関係もあり
 ません!!殺すのならばわたくしを・・・。」
 「やめて!!ウナス。そんなことをしてもメンフィス様はお喜びにならないわ!!」
 テティがウナスの腕にしがみついた。ウナスは歯ぎしりしてルカをにらみ付けた。
 「何故だ!!何故、キャロル様はそこまでして、イズミル王子の妃と言われるの
 だ!あれだけ深い愛でメンフィス様と共に生きてこられて、何故・・・。」
 ウナスは膝を折り、顔を伏せて男泣きに泣いていた。ルカが何か言おうとしたが、
キャロルはそれを制した。
 「わたくしはナイルの姫ではありませぬ。だから諦めてエジプトへお帰りなさい。
 それが出来ぬのなら、わたくしの死体を持って帰るがよい。このまま消えても何
 の悔いもありません。」
 本気であった。このまま死んでしまえば、本当に楽になる気がする。自分さえい
なければ、誰も傷つくことがなかっただろう。
 「姫様、駄目です。そんなこと許されるはずがありません。」
 テティがキャロルの足元に屈して泣き出した。ルカはこの状況に判断が付けられ
ず、身動き出来なかった。だが、姫がヒッタイトに残る決意が固いことだけは理解
できた。なんとかして王子に居場所だけでも知らせることが出来れば。

795 :アヌビス神の使い:02/02/09 17:18
ホゼンアゲ
危ない出来事でございます。
スレが545番目でございまする。


796 :キャロル2年後*23*:02/02/09 17:34
 寝所に招き入れたアイシスは、国王ラガシュが剣を置き、無防備になるのを待ち
かまえていた。
 「まあ、わたくしのところへお出でになるのに、また剣を携えてなさる。そんな
 にわたくしが信用ありませぬか?もう、一筋にあなただけでありますのに。」
 アイシスは彼にしなだれかかり、甘える声で言った。
 「そのほうがそのように機嫌がよいのは、珍しいな。」
 「ほほほ。先日、エジプト王妃が死去したと聞きました。わたくしにとって、こ
 の上なき朗報。陛下もお喜びでしょう?」
 「うむ。確かにそのような報告は受けておる。しかし、そう簡単にナイルの姫が
 死ぬとは思えぬ。」
 「いえ、確かにございまする。エジプトのわたくしの部下にも探らせました故。
 ほほほほ。愉快ですわ。」
 嘘ではなかった。ここ数日、アイシスは楽しく嬉しい毎日を過ごしていた。エジ
プトに帰る日も近い。想像するだけで喜びに満ちあふれる。ラガシュ王の相手など
苦にも思わないほどであった。
 ラガシュ王がアイシスにかぶさるようにして、求めてきた。
 アイシスの黒い瞳が光る。
 この時をーーーー、待っていた。
 手に持っていた鈴の付いた扇子を取り落とす。
 合図の鈴の音であった。

 兵士達が一斉になだれ込む。
 ラガシュはアイシスを守るように背を向け、剣を取った。
 「何やつ!!無礼であろう。下がれい!!」
 ラガシュは周りを見渡しはっとした。数人見た顔がある。兵士の中から、男が先
達て来た。
 「義兄上には、死んでもらいます・・・・。」
 ラガシュは義理の弟を見ると愕然としたように、言葉を失った。
 「義兄上はやりすぎました。エジプトを倒すため三国同盟など愚の骨頂でありま
 する。アッシリアなど野蛮な国と同盟を結ぶなど、我がバビロニアの名折れです。
 同盟という名の下で、アッシリアは必ずや我が国に襲いかかってくることであり
 ましょう。武力を固めるどころか各国へ飛び回り、すでに勝ち得たように毎夜酒
 におぼれる義兄上には、もはや見飽きました。ーーーー覚悟なされい。」
 「オムリ!!どこにいるのか!!」
 義弟は薄ら笑いを浮かべ、代わりに答える。
 「義兄上、義兄上の手の者は既に捕らえておりまする。」
 歯ぎしりしながら、ラガシュは剣を強く握りしめた。
 「決して許さぬぞ。バビロニアの王はこの私だ!!
  アイシス、そなたは下がっておれ。そなたはこの私が必ず守る。」
 後ろにいたアイシスは表情が曇った。
 王よ、何故わたくしを守る?

797 :ヒッタイト貧民:02/02/10 00:58
>>794
ルカがんばれっっっ!!!
キャロルを奪われるな〜!!!!!

798 :ヒッタチト貧民:02/02/10 01:00
ししし…しまった!
コーフンのあまり…

799 :砂漠の民:02/02/10 01:03
いいからちょっと落ち着きなよ。

800 :キャロル2年後*24割愛*:02/02/10 02:28
 ラガシュは内乱によって倒れた。
 全てはアイシスの画策した通りに。アイシスの見たものはラガシュの最後であった。
これでエジプトへ帰ることが出来る。しかし、彼女の心の片隅にラガシュ、最後の言葉が
残り決して忘れることはない。
 ーーーアイシスよ。我が美の女神よ。
    私の目はそなたしか映らぬ。そなたの美しき姿を見るだけで、われは幸せぞ。
    だが、それを語りかけるのは愚か者のする事だ。
    王者ならば国を持ってして、そなたに応えるのだ。
    私はまだそなたとの約束を果たしておらぬ。
    ここで死ぬわけにはいかぬ。
    我が願いはそなたの願い。
 アイシスの琴線が語る。
 一国を背負う王の愛。アイシスに向けられたのは真の王者の愛であった。
 それを秘め、彼女はエジプトへ帰国する。



801 :キャロルにパンとか捧げた民衆その1:02/02/10 02:38
キャロル2年後作家様、御光臨に感激!
本編とは違った面白さがあり、グーでございます。
特にルカの件は、本編でいっつも
「いつかばれるぞこいつ、ばれた所見てみたい」と思っておりましたので。
もう、作家さまのために果物なりハスなり摘んで来て捧げねば!



802 :キャロル2年後*24*:02/02/10 02:45
 強い日差しが続く。エジプトに季節はない。
 下エジプトへ帰国したアイシスは、メンフィスの噂をよく耳にする。それは聞くに耐え難いも
のが多い。政務はしっかりとこなしているようだが、睡眠もろくにとらず、すぐに激やすく手打
ちになった者も少なくない。敵国の間者を見つけようものなら、容赦なく拷問を与える。
 イムホテップやミヌーエの話を聞いてはいるようだが、聞く耳を持たなくなるのは時間の問題。
 愛を失った者はなんとすさんでいくことか。
 アイシスはメンフィスに会えずにいた。自らの意志が愛しいメンフィスに会うのを止めていた。
 なにかしら止める意志が、アイシスを押さえ込んでいた。自ら剣を持って殺したのではないが、
自分が計略を図りラガシュを殺してしまった。未練はない。しかし、何故か彼女はラガシュ王の
喪に服していた。決してラガシュの愛に応えるものではない。ただ敬意を払わずにはおられな
かったのだ。
 「アイシス様、ミヌーエ将軍がお見えです。」
 アリに案内され、ミヌーエが奥に控えていた。
 「ミヌーエ、何用じゃ。」
 「アイシス様、無事のご帰国をなされ、お喜びを申し上げます。バビロニアではご心痛であっ
たことと思われます。エジプトのためにアイシス様がなされたこと、国民としてお礼申し上げます。」
 「心にもないことを申すな。出戻りのバビロニア王妃が帰って参って、臣下達は困っているこ
とであろうな。」
 「けっしてそのようなことはございませぬ。」
 アイシスは扇子をぱちんと閉じると、側にあった椅子に打ちつけた。
 「空々しいことを・・。わたくしは王宮にはまだ戻りませぬ。そなた、イムホッテプに頼まれ
 たのであろう。臣下達はわたくしを追い出しておきながら、キャロルがいなくなるとメンフィ
 スのために必要とするのか?わたくしを何だと心得る!?まがりなきもエジプトの女王。臣下
 の指図はうけぬ。」
 アイシスに控えていたアリが静かに言った。
 「ミヌーエ将軍、お引き取り下さいませ・・・。」
 アリは侍女に帰りの案内をさせ、二人きりになるとアイシスに問うた。
 「アイシス様・・・・、ミヌーエ将軍が参りましたことは、王宮にとっての救いの策だったの
 では?」
 「申すな、アリ。まだじゃ。まだ会えませぬ。ーーーーわたくしはメンフィスに会いたい。し
 かし、今はまだ時が早すぎる。何度と無くわたくしを拒絶した我が弟のこと、今更わたくしに
 会う顔は持ち合わせていないであろう。キャロルのことでわたくしを憎み、そのわたくしのお
 かげでしばし戦を遠ざけることができ、素直に姉と慕うことはできぬであろう。
  今、メンフィスは王者でありながら個人の男として悩み苦しんでおる。わたくしが慰めたと
 ころで焼け石に水じゃ。ーーーしかし時は近い。それまでわたくしはこの下エジプトで待ちま
 しょう。」
 「おお、そこまで王の心中をお察しになられておいでとは・・・。やはりメンフィス王にはア
 イシス様でなければ・・・・。」
 アイシスの言葉にアリは呟くように言った。

803 :彼部:02/02/10 03:02
おおお!!
破産、ヒッタイトでも、バビロニアでも、大変なことがおこっちまってるぜ!
商売できっかな?
破産、お前さんはナイルの姫はどっちの国に行けばいいと思ってるんだい?
ねらいを定めてだなあ、商売の場所は選ぶもんだ。

804 :破産:02/02/10 05:50
そういや彼部よ、お前ずっと前に黄金の姫に向かって
「あれほどの男だぜ。いつかあんたを手に入れるだろうさ」
とかなんとか言ってたっけな。お前の予言どおりだったな。

805 :彼部:02/02/10 10:21
破産、そりゃ折れじゃねえ。
お前さんが言ったんだ。
え?何かい?商売ぼけかい?
と言っても、折れ様もあのエジプトの女官にゃあ、
ちょっとばかりぽーとなっちまってるが・・・。
ぼけぼけ、恋のよか〜ん〜〜。(ハート)


806 :テティ:02/02/10 11:07
ん・・!
風に乗って運ばれて来たこのハートは何?
ところでお腹すいてきたわ〜
みなさ〜ん、そろそろランチの時間よぉ〜

807 :アマゾネスの女王:02/02/10 14:36
キャロル2年後作家殿
うちの侍女たちをキャーキャー騒がす作家とはそなたか?

ほう、アイシス殿は時を待つことを選んだか・・
誇り高く、聡明な女王という噂は誠のようだな。
さて、エジプト王はどう出るか・・
最後になったがバビロニア王よ。狡猾なるそなたも
美しきアイシス殿の前ではただの男よのう。冥福を祈っておるぞ。

808 :猫ホテップ:02/02/11 01:34
>>803
ナイルの姫はどちらの国に逝くべきか…。
お前の問いにエジプトの痴恵といわれるわたしが答えてしんぜよう。
そもそもわたしの審議によれば、ネアカでミーハーな女人はメンフィス王を好み、
思慮深い男性が好きな女人はイズミル王子を好む傾向があるようじゃ。
独断と偏見も混じっておるがの。したがって原作のナイルの姫が我がファラオを
一途に愛されるはしごく当然のこと。しかしこちらの作者殿が描かれる姫は
文字どおり2年の歳月を経て精神的な成長を遂げられた、大人の恋ができる女性じゃ。
つまりナイルの姫が逝かれるべき国は…。はっ!わたしは何をいっておるのじゃ。
ファラオよ、お許し下され〜

809 :らがっちゅ:02/02/11 02:16
がーん!2年後センセイ、ヒドイ(涙
せかくカコイイのに割愛されてシマタ…

810 :あいしす:02/02/11 04:50
はっ!!一瞬でもらがちゅにときめいてしもうたわ。
めんふぃす、許してたも・・・。

わたくしはあなたひとすじでありまする〜〜。
きゃろるなど、二股かけておるのがまだ解らぬか?
みな騙されておるのじゃ〜〜〜。

811 :以上、自作自演でした。:02/02/11 15:05
このスレまじで2chでやるいみあるんか?
自分の書き込みをなりきりとしての表現の自覚は持ってください。
貴方の発言はあなた自身の感情ではなく
「そのキャラの思い」以外は論外ですよ。

812 :以上、自作自演でした。:02/02/11 21:45
>811
こちらでどうぞ

キャラネタ・なりきり板削除議論スレ
http://teri.2ch.net/test/read.cgi/sakud/1004589866/

それから原則放置、自然淘汰、玉石混合をお忘れなく

813 :以上、自作自演でした。:02/02/11 23:36
ローカルルール決めてるところで一つのスレの話題なんぞできるか。
なにか?
あいしすとからがっちゅってヤツがそういう反応すんのか?
そういう言い方すんのか? ってことだよ。

今まで王家の紋章は見たこともないがいろいろきくよなぁ、って程度だったが
最近は見たくもないしききたくもないくらい嫌いだよ。

814 :以上、自作自演でした。:02/02/11 23:56
また、荒らしてる。(はふぅ。)
楽しみにしてる読者もいるのにね。

815 :以上、自作自演でした。 :02/02/12 00:30
>813
>あいしすとからがっちゅってヤツがそういう反応すんのか?

たしかにらがっちゅは似てねーな。
(でも気持ち的にはズバリ本人なんだよ。たぶんね)
あいしすは結構いんでねーの?
…そういうモンダイじゃねーのか…

816 :以上、自作自演でした。:02/02/12 00:44
つーかさっさとよその板に移ってください。
こんな足切りが厳しい板で続けてたら
総攻撃を食らいますよ。

817 :以上、自作自演でした。:02/02/12 01:04
このスレにとっての荒らしってなんですか?


あんまり反省がないと又質問攻めにしますよ?
このスレの住人は板にお邪魔させてもらってるって意識でやった方がいいと思いますよ。

818 :以上、自作自演でした。:02/02/12 01:16
ここに書き込みしている人たちは
結構なりきりはうまいと思うんだけど・・・。
意外にキャラのツボを掴んでいると思うよ。
私はROMだけどそう思う。
それにこの板にあわせようと努力しているのだけは
分かってくれ・・・。


819 :以上、自作自演でした。:02/02/12 01:21
そういや今日は連休だたな…

820 :読者:02/02/12 01:42
もうガマンできん。誰かおバカなオレに教えてくれ。
「キャロル2年後」でキャロルが「エジプトに連れていくなら殺して」とか
言ってるとき、もうラガシュは死んでアイシスはエジプトに戻ってる?
それともその前?「25」を読めばわかるのか?(だったらスマソ。)

821 :王子の影武者:02/02/12 02:33
>>820
820よ、これは質問の振りをした催促ではないのか。
作家というものは繊細な職業なのだ。あせってはならぬ。
私を見習って辛抱強く待つがよいぞ。
(かくいう私も記憶の谷先生の新作が待ちきれずにおるのだが…)

822 :イムホテップ(クローン):02/02/12 12:36
物語というものは完結したときに全てが分かるものであろう。
我がエジプト、敵国ヒッタイト、そしてバビロニアにて
同時にそれぞれの物語が展開しておる。
最後にバラバラに見えるそれぞれの物語が一つに絡み合い
大いなる作家様の意図が明らかになるのであろう。
820殿は小説は先に結論が分かった方が面白いと思うかの?
時には冷静に経過を見守ることも必要なこと故、
苛立ちを抑えて今しばらく作家様のご来訪をお待ちいたしましょうぞ。
いちいち解釈するのも興ざめでござろうからのう。


823 :あいしす:02/02/12 12:47
本格的あらし、とな!?
またもや呪術版の力くぁ!
せっかくエジプトに戻って参ったというに・・・
ナイルの濁流がこのわたくしを余所の板に誘うのか。
口惜しや、王家の・・・がふがふ・・・眠りを妨げるものに・・・・がくっ

さてどうしたものか?D→Cで良きに計らえ。

824 :以上、自作自演でした。:02/02/12 12:57
オレはここの住人じゃないけれど、もうスレも800を越えたことだし、
とにかく1000まで静観してはどうか?
確かになりきりをばかにするなとの意見も同意する。
しかし一部住人にはこの板に合わせようと努力をしていることも認める。
ここの住人も一度削除依頼を受けたのだから、
板の住人から常に見られている認識を持つことも大事じゃないのか?
とくに、797や801などのキャラは話の中で実在するのか?
これはコテハンといえないし、なりきりではない。
次にスレをここでたてたかったら、キャラなりきりと言うものをよく考えてからしてほしい。


825 :アイシス:02/02/12 13:09
>817
一部住人にとっては、嵐とは貴重な意見じゃ。
また一部住人にとっては、物語を語り合う上での流れを壊す者であろう。
ここの住人には現在の質問は、意見が分かれるであろうて。
悲しい事じゃ。
しかし、妾はこのスレを正しい道に諭す意見者と思うておる。
思うことがあれば妾はいつでも嵐を受けようぞ。

826 :テティ:02/02/12 13:24
>824
確かに〜〜の侍女や○○の〜〜はコテハンではないと思います。
キャラはやはりしっかりした名前でないといけないのでしょうか?
おバカな質問でごめんなさい。

みなさま、本編のキャラで書き込みいたしません?

827 :以上、自作自演でした。:02/02/12 13:46
>>813
個人的好き嫌いはフェイント。
自分のスレにその話は嫌いだからなりきりやめれと書かれたら、
813はどうするんだ?
足きり激しい板だからこそ、おたくのスレをしっかり守れば?


828 :以上、自作自演でした。:02/02/12 14:24


829 :記憶の谷:02/02/12 17:06
10 春の中の春
暖かな日差しの降り注ぐ王宮の中庭。
キャロルはルカに見守られながら乗馬の稽古をしていた。今はもう一人で馬場を回
ることができるし、簡単な障害なら飛び越えられる。キャロルが物思いに耽る暇を
与えぬように、と王子が始めさせた乗馬だが、キャロルは存外、大胆な乗り手で王
子の心配の種はかえって増えてしまった。
だが王子とキャロルが結ばれて、もう1年以上が過ぎている。キャロルは時折、
萌す失われた過去の記憶への不安を忘れられないでいるが、今は王子への想いが心
の大半を占めるようになっている。
――キャロルは王子を愛するようになっていたのだ。

中庭を見おろす露台で、王子は伝書鳩のもたらした報告を難しい顔をして読んでい
た。エジプトからもたらされた報告。
――――エジプトのファラオ メンフィスはやむをえず異母姉のアイシス女王を結
婚した。だが婚儀半ばで失われたナイルの姫の生存を信じており、アイシスは未だ
正妃の地位は与えられていない。
憑かれたようにナイルの姫を捜し求めるファラオの姿は国内に不安をもたらしてい
る。今は下エジプト女王でもあるアイシス妃のおかげで内政は盤石を保っているが。
ファラオは内外に間者を放ち、失われた正妃の行方を追っている――――
(メンフィスはまだ諦めておらぬか・・・)
王子の視線は虚空を彷徨う。
(無理もない、あれだけの姫ぞ。男として・・・耐え難い思いをしておろう。姫と
・・・相思であったこともあったファラオ。だが、今!姫は私だけのもの!)
「王子!」
不意に王子の背に暖かなかたまりが抱きついてきた。
「姫?!」
「王子、私、池を飛び越えられるようになったわ。見ていてくれた?・・・あら?
書類?伝書鳩?政務だったのね・・・」
一瞬、自分の胸の内を悟られるのではないかと怖れた王子だったが、不満げに口を
尖らせるキャロルを見て、不安も氷解する。
「はっはっは!鳩に焼き餅かな、この姫君は。私を見てくれなかったと怒っている
ようだな!怒るな、さぁ、もう一度飛んで見せてくれ」
「いやです!もうっ、私、子供じゃないわ。大人ですっ!」
王子はさも愛しげに紅潮したキャロルの頬を撫でた。周りの人々が遠慮するほど睦
まじい二人。幸せな二人・・・。

830 :記憶の谷:02/02/12 17:08
11 短夜(みじかよ)
王子は壊れ物を扱うように慎重に腕の中に捕らえた女性を慈しむ。
白い肌の暖かさが、吸い付くような滑らかさが王子を喜ばせる。
睦言を耳朶に囁きながら、指はせわしなく白い柔らかな肌を探索する。
「そなたを悦ばせたい・・・そなたのあの声を聞きたい・・・何をしてやればいい
のだ」
王子は舌を柔らかな唇の中に入れながら囁く。
「何でもして・・・ほしい・・・」
キャロルは理性も羞じらいも忘れ、切なく囁くばかりだ。
愛しい愛しい女人。一つ身の動物のように二人は抱き合い、飽くことがなかった。
「姫、姫。そなたに私の子と産んで欲しい。そなたの血を受けた我が和子が欲しい
・・・」
「私の子を産んでくれ。さすれば・・・今よりもっと・・・そなたは私だけのもの
になる・・・」

831 :ムーラ:02/02/12 18:31
なんて素敵な王子の日常でございましょう。
このムーラ、もはやなんの悔いもございません。
願わくば王子の幸せが永久に続くことを祈るばかりでございます。
また、王子の御子は私めがお世話させていただきまする。

832 :ルカ:02/02/12 23:42
こうして王子のおそばで姫君にお仕えする日々が来ようとは…。
ああ、本当に夢のようです。

833 :王子の影武者:02/02/13 01:59
ルカよ、夢見心地なのはこの私とて同じだが
油断はならぬぞ。メンフィス王はまだ姫を
諦めてはおらぬし、他国には不穏な動きもある。
姫が我が手中にあることを、間者に決して
気取られてはならぬ。

834 :ナフテラ:02/02/13 05:25
あんまりでございます。
このままではめんひす様がおかわいそうで…
せめてウナスにテティ、2年後のキャロル様を
はやくめんひす様のもとへお連れしておくれ。

835 :メンフィス:02/02/13 13:09
キャロルを探しに旅に出るぞ。
きっとキャロルは生きている!

836 :ミヌーエ将軍:02/02/13 22:52
ファラオ!
地の果てまでもお供いたします。

837 :記憶の谷間のキャロルちん:02/02/14 00:02
ああ、王子にこんなにまで愛されて
わたしはなんて幸せなのかしら。
でもそろそろ王子と私の幸せを邪魔をする人が
やってきそうでなんだかこわいわ…。

838 :うなちゅ:02/02/14 00:27
なっなんということを、キャロル様!
メンフィス様にいいつけますよ!!

839 :らがっちゅ:02/02/14 02:40
先日のわたしの軽率な発言で、みなに不快な思いをさせてしまったようだ。
事態収拾に尽力してくれた者たちには感謝の言葉もない。
(不覚にも久々に酩酊状態であったのだ。情けない…
しかし現代の日本娘たちにはキモいだのハゲだのと陰口をたたかれ
番外編ではあっさり殺され…ではヤケ酒にでも走るしかないではないか。
だがそれでも何度も読むうち、作家殿にはたしかに私の本質をわかって
いただいているとうれしくもあった。今後は草葉の陰からひそかに
我が妃の動きを見守るとしよう。)

840 :名もない庶民(モブ):02/02/14 18:04
作家様、我らの王、王妃、王子その他の高貴な方々の物語を希望しておりまする。
わぁ・・・・わぁ・・・・わぁ・・・・
くらいしか本編でセリフのない我らの願い、なにとぞ聞き届けてくださいませ。

841 :以上、自作自演でした。:02/02/14 18:12
板違いの予感

842 :以上、自作自演でした。:02/02/14 19:28
今度板の趣旨が変わりました(というか管理側がはっきりした態度を出したというか。)
1000まで頑張ってください。
ただ、いつスレストされてもおかしくない状況だと思います。
削除議論板のキャラネタ板のスレはチェックしておいた方がいいですよ。

843 :アイシス:02/02/14 21:36
>842
皆に代わり妾がお礼申し上げます。
皆、日々なりきりに精進しておる様子。心して進めるがよいぞ。
1000まで静かにマターリと参りまする。

それとスレが500まで下がっておるでの、念のためあげておくぞよ。

844 :以上、自作自演でした。:02/02/14 21:50
あのー、このスレずっと前から勘違いしてる人いっぱいいるけど、
ageなくてもsageでも書き込んでさえいれば絶対に消えないよ。
スレが消えるのは最終書込みが基準になるからね。

845 :以上、自作自演でした。:02/02/14 22:05
スレスト依頼済みですが、何か?

846 :ミラ:02/02/14 22:18
突然でございますが、次のスレッドをたてるとすれば、
わたくし、ヒッタイト王妃様かイムホテップ様にお願いしたいですわ。
たまたまなりきり板で拝見したのですけれど、
「○○倶楽部」スレのルール・紹介がすばらしいものでしたの。
とても理論的かつ冷静沈着なお二方に、新スレをたてていただければと、
心よりお願い申し上げます。

 まだまだ気の早いお話だったかしら?
今宵は王子と一緒に過ごせるかもしれないので、ちょっと焦ってますの・・。
ごめんあそばせ。

>844
教えていただきまして、ありがとうございまする。



847 :こりないキャロル:02/02/15 04:35
あの、こんなときにこんなことお願いしてもいいのかしら。でもわたしずっと「ミラとキャロル」の続きが読みたくって…。
だって原作のミラはおとなしすぎて物足りないんですもの。あなただって続きが気になるでしょ、ねっミラ?

848 :記憶の谷:02/02/15 14:03
12 ご都合主義的ダイジェスト
心ならずもアイシスを娶った傷心のメンフィスは、こっそりキャロルを探す旅に出
た。間者の報告、耳にする噂からメンフィスはヒッタイトを目指す。
一方、アイシスはメンフィスの仕打ちに涙しながらもメンフィスの影武者と共に女
王としての務めを果たす。国を守ることが彼女の愛の証であったのだ。
長い旅の末、メンフィスは商人に身をやつしてハットウシャに到着した。幸運と自
らの才知で王宮に潜り込んだメンフィスが見たのは片時も忘れたことのないキャロ
ルの姿だった。
喜びに我を忘れ、キャロルに走り寄り、抱きしめようとしたメンフィスの体は不意
に凍り付いた。
宿敵イズミル王子がキャロルを後ろから抱き上げ、キャロルは頬を赤く染めながら、
彼の耳元に何事かを囁いている。
(キャロル!キャロル?!何故だ?何故、そのようなことをするっ!そなたは私の
・・・)

メンフィスは翌日の夕方、庭先に一人でいたキャロルについに接触する。万感を込
めた抱擁。耳元に囁かれるキャロルへの愛の言葉、自分ではなくイズミルに親しみ
を見せたことに対する怨み・・・。
「そなたは私を忘れてしまったのか?」
そして。
メンフィスの激しさの中、キャロルは瞬時に記憶を取り戻す。だがそれは彼女に
とってはあまりに惨い瞬間。メンフィスを愛した過去、イズミルを愛している現在
(いま)・・・。
二人の男性に対する想いが交錯し、錯乱するキャロル。だが彼女の悲痛な慟哭の声
はメンフィスの唇に吸い取られ、葬られる。

「姫様・・・」
キャロルを探しに来たらしい侍女の声にメンフィスは我に返った。
「キャロル・・・今は何も聞かぬ。よほど・・・よほどの事情があるのであろう。
また・・・明日・・・の今の時刻、ここに参れ!そなたを・・・私はそなたを探し
て探して・・・我が腕の中に取り戻すためにここに来たのだ」
走り去るメンフィスの姿を、声を、しかしキャロルは聞いていなかった。絶望の深
淵へと彼女は昏倒する・・・。



849 :キャロルちゃん@絶望の深淵:02/02/16 01:09
ひどいわメンフィス、なんて乱暴なの!

850 :ルカ:02/02/16 02:08
ファラオ自ら乗り込んでくるとは、やはり尋常ならぬ執着ぶりだな。
だが姫にふさわしいのは我が主君以外にはありえない。
王子よ、姫はこのルカが必ずお守り致します!

851 :テティさまより身分の低い侍女:02/02/16 23:03
>記憶の谷作家さま〜。
お願いでございます!
これ以上姫様をひどい女にしないでください〜。
本当の姫様はそんなに薄情じゃないってみんなに言ってくださいませ〜。

852 :ファラオ:02/02/16 23:32
>>851
キャロルをひどい女と申したはその方か!ええい。そこへなおれ!
成敗してくれる!わたしはそのような事、思うてはおらぬ〜!!!


853 :めんひす:02/02/16 23:41
851よ、この私を忘れて宿敵イズミルと暮らしたキャロルはたしかに薄情だが
心配せずともよい。我がエジプトにはキャロルを責めるものは誰もおらぬ。
少なくとも姉上を除いてはな。だがそなたの忠誠心はよくわかった。
キャロルを無事取り戻した暁には、そなたをとりたててやろう。
いっそのことテティと交代させてもよいぞ。

854 :アルゴン王:02/02/17 00:04
えぇい!エジプト、ヒッタイト、と騒々しいぞ。
ナイルの姫よ。いっそ真ん中をとって我が国、アッシリアへ来い!!

855 :ジャマリ:02/02/17 00:13
ナイルの姫には以前おうちを壊されたというのに、
アルゴン王、あなたというお方はまだこりぬのですか!


856 :キルケー:02/02/17 00:42
メンフィス王よ、もはや手遅れどすえ。
あのように身も心も王子と深く結ばれてしまったあとでは
たとえファラオとて姫君のお心を取り戻すことはできませぬえ。
ほほほ…作家殿がわらわのかわりにご恩をお返し下さったえ。

857 :キャロル2年後*25*:02/02/17 00:51
 事はイズミルが踏み込む前に起こった。
 急に表が騒がしくなりウナスはテティを連れて、部屋から飛び出したのだ。キャロルを残して。
 ウナスとテティは地下道の闇の中へ消えていった。後を追おうとしたルカをキャロルは止めた。
その直後、イズミルが部屋へ駆けつけてきたのだ。
 イズミルは手首を縛られてルカに抱きかかえられている彼女を見つけ、腕の中へ引き入れた。
 「無事であったか!!心配したぞ。ーーー衛兵!!侵入者を捜し出せ!必ずや見つけ出すのだ。」
 (ウナス、テティ。無事に脱出して・・・。)
 緊張の糸が切れ、キャロルは彼の腕の中で崩れ落ちるように力を失った。
 すぐさまイズミルは彼女の縛めを解き、抱きあげた。彼女の状態を見て、囚われの身であったこ
とが解る。
 「王子、姫君は死を決意までなされ、我が国に残られました・・。」
 ルカが詳細を語る。それを聞きながら、キャロルの顔色が青白く血の気のないことに心配する。
真冬の中、底冷えする地下倉庫に閉じこめられていては無理もない。
 「ルカ、妃の身体が冷たい。とにかく宮殿へ連れて帰る。衛兵に侵入者の逃亡先を連絡後、すぐ
 に私のところへ参れ。その後に詳しく聞く。」
 冷え切ったキャロルの身体を抱きしめて、急いで南の宮殿へと向かった。
 イズミルの腕の中は暖かかった。二人の行方を心配しながらも、これでよかったのか自問自答す
る。上を見上げると、彼の横顔が目に入る。表情は硬く、茶色の髪が流れていく。
 (この人の妃だと言ってしまった・・・。)
 冷たい指が彼の頬に触れた。その感覚にイズミルはキャロルを見下ろした。ぼんやりと彼を見る視線に少し微笑みを返した。
 「少し我慢いたせ。すぐに暖めてやる。」
 冷たい手を彼の首元の回した。彼の手に力が入ったように感じる。
 少し先から声がかかった。
 「おお、妃様、ご無事で。」
 ムーラが厚い毛皮の掛け物を持って走り寄ってきた。キャロルはくるまれてそのまま部屋の湯殿へと連れて行かれた。イズ
ミルはルカが来たことで部屋で事情を聞くにあたった。湯殿でキャロルはすぐに湯に浸かった。横でムーラがしきりに謝罪し
ている。その姿を見て本当にみなに心配をかけてしまったと改めて思った。
 熱いお湯がじんじんと身体に沁みる。侍女が暖まると言ってワインを勧めてきた。
 彼女は俯せに湯船の縁に覆うようにかぶさり、ワインを口にした。
 いつの間にか、側に彼が立っていた。
 「落ち着いたようだな。」
 「・・・捕まったの?」
 イズミルは腰掛け、キャロルの手から杯を取り残りを口に含んだ。
 「あなたがここにいるのなら、最後まで逃げ切ったのね。よかったわ。」
 「何故一緒にいかなかった?エジプトの者はメンフィス王が待っていると言わなかったか?」
 キャロルは濡れた黄金の髪を掻き上げて、イズミルに背を向けた。
 「待っているとは言っていないわ。メンフィスは知らないことだったのよ。多分あの者たちは勝手に来ただけなの。私の死
 を受け入れられず、・・・無我夢中で・・・。」
 言葉は続けられなかった。二人の心中を思いやると、こみ上げてくるものがある。つらい。
 「お願い。二人の後を追わないで・・・。もう二度と此処へ来ることはないと思うわ。
  それからーーーーー王子、外に行っていて。」
 「今更何を隠すことがある?」
 イズミルが最後に言い終わらない内に、キャロルは側にあった物を彼に投げつけた。しかし、イズミルは笑いながらするり
と身をかわすと、湯殿から出ていった。


858 :キャロル2年後*26*:02/02/17 01:08
 着替えをすませ、暖かい居間に戻るとイズミルの姿はなかった。
 キャロルは気にもとめず窓へ行き、鎧戸を開けて冬の風を室内へ入れた。
 火照った肌に冷たい空気が心地よい。風が頬をかすめる。エジプトにいた頃を思い出す。大好き
だったメンフィス。私だけを求め、愛してくれた。最後にあった日、未来永劫私だけを愛すと言っ
てくれた。そのメンフィスが自分を待っていたーーー。私を捜していた。嬉しい・・・。
 でも、メンフィスのところには戻れない。
 ヒッタイト皇太子妃である以上、メンフィスにあわす顔がない。それにメンフィスはもとよりイ
ズミル王子の側にいたいとも思った。
 (そう、結果的には私は王子を選んだ。イズミルを愛しているーーーー。)
 メンフィス、あなたが私を想っていくれたことは、本当に嬉しい。けれど、これでお終いにしま
しょう。あなたもわたしも別々の道に、一歩踏み出してしまった。もう後戻りは出来ない。私たち
の別れ方はあまりにつらかった。これで最後。あなたも私を忘れて、新しい道を進むことを願うば
かりです。私もあなたを忘れるよう努力するわ。
 
 顔を上げ、窓の外の、高い夜空を見上げる。
 「どうぞ、風よ、私の声を届けて。エジプトまでーーーー。」
 
  さようなら・・・・。愛しい人、かつて愛した人。
 そして、・・・・ごめんなさい・・・。

859 :以上、自作自演でした。:02/02/17 01:20
>王
王キャラいったい何人いるの?自己紹介できますか?

860 :2年後のキャロル:02/02/17 01:23
25で途中から段落落とすの失敗してしまい、申し訳ありませぬ。

>820様、25では無理でしたが、先々でエジプトとヒッタイトの時間が交わりますので、
今はご容赦下さいませ。
バビロニアからエジプトまでの輿になった場合の日数が不明確なため、
あえてエジプトの季節をぼやかしてしまいました。すみませぬ・・・。

わたくしもイズミルも「記憶の谷」様の作品を愛読しておりまする。
毎夜寝物語にイズミルと深くお待ち申し上げております。


861 :アイシス:02/02/17 01:42
>>859
王キャラ、他キャラは挙げればたくさんおる。
それぞれが自己紹介すれば、スレが終わってしまうかもしれぬな・・・。
メインキャラ王で申せばな、
エジプト王  :メンフィス(主人公の夫)
エジプト王妃 :キャロル(主人公)
ヒッタイト王 :名は無い。(エジプトの宿敵)
ヒッタイト王子:イズミル(その息子)
アッシリア王 :アルゴン(エジプトの敵国)
バビロニア王 :ラガシュ(エジプトの敵国)
バビロニア王妃:アイシス(もと下エジプト女王、メンフィスの姉)
他にはヌビア国、ミノア国など王族キャラがおるな。

人物の紹介については、妾では私情が入ってしまう故、他の者に任せるとしよう。
だれかある。出来れば妾の代わりに応えてくりゃれ。お願い申す。

また、レスが重複していたら、許してたも・・・。


862 :ネフェルマアト王:02/02/17 02:03
>アイシス
なぜに我が名を一番初めに申さぬのだ!
このような無礼!そなたでなくば許してはおらぬぞ!

>859
我はネフェルマアト王。メンフィスとアイシスの父ぞ。
無念にもわたしは後妻に迎えた幼な妻に暗殺されてしまったが、
今でも誉れ高き王であることに代わりはない。我こそ王の中の王ぞ。

>キャロル2年後作家
我が息子よりもヒッタイトの王子を選ぶとは!おのれ!!
しかしメンフィスも女には苦労しているようじゃのう。これも血か・・
今エジプトでは私の隠し子が現れて一騒動起きているようじゃな。

863 :トロイ王:02/02/17 02:28
>859
アイシス様には省略されてしもうたが、この年寄りも一国の王じゃ。
(いえいえ、女王殿。けっして恨んではおりませぬ)
横暴三昧の古代の王にしては、やたらと謙虚なのが私の持ち味と自負して
おる。いまは長年つれそうた王妃との仲睦まじく幸せな老後じゃ。

864 :名無しさん@ヒッタイト王:02/02/17 02:39
>859
そちはどこぞの間者かの?まあよい。よくぞ参られた。
だが今はまだそちにも全国の王族乙女にも我が名を明かすことはできぬ。
王の名というものは軽々しく明かしてはならぬほど神聖なものでもあるのだ。
だが名前などなくとも、冷血非情で女好きの王として国内はもとより
諸国においても名を馳せておるぞ。奥手の息子にも見習わせねばならぬな。


865 :キャロルちゃん@救出後:02/02/17 03:10
ルカ、助けてくれてありがとう。
わたしは今度こそ王子とともに生きていくわ。
お願い、これからも私のこと守ってね。

866 :アマゾネスの女王:02/02/17 03:22
>859よ
我はアマゾン国を支配し、守る女王。女の王と思って甘く見ることなきよう。
この戦乱の古代世界のなかで磨かれた私の武術は男にも容易には負けぬぞ。
そして私に会うものは皆がこう申す。美しいアマゾネスの女王と…。そなたが
女なら我が国へ参るがよいぞ。だが男ならば我が国には近寄らぬが御身の為ぞ。

>キャロル2年後の作家よ
そなたの小説。民が心より喜んでおる。代わって礼を申すぞ。
気になるのは先々エジプトとヒッタイトの時間が交わるという言葉。
あの二大国がどう動くか。戦乱はあるや?今後の動向に目が離せぬな。

867 :出しゃばり@ヒッタイト王:02/02/18 01:51
>>865
よくぞ申した、ナイルの姫よ。イズミルとともに生きるということは
宿敵エジプトを倒すために協力も惜しまぬということであろうな。
そなたの英知をもってすれば、エジプトはいずれ我がヒッタイトのもの、
またそなたがイズミルの手中にあれば、そのうちわしにも
チャンスはあろうからのう…ふぉっふぉっふぉっ!

868 :イズミル:02/02/18 02:06
私は広大なアナトリアを支配するヒッタイト大帝国の世継ぎの王子、イズミルぞ。
この度は妃を助けることができ、安心しておる。
冷静沈着、怜悧な王子といわれておるが、妃が消えた時にはさすがに動揺した。
メンフィス王は抜かりのない奴、これからも気を付けねばならぬ・・・。

父上・・・。そのようなお考えはもはやお捨て下さい。
本当に、私は母上似でよかった・・・。
(将来、父上のように髭面になれば、妃に嫌われてしまうやもしれぬ。)

869 :ミラ:02/02/18 02:58
イズミル王子さま…
(ト書き:柱の陰からそっと見つめる)

870 :キャロルちゃん@湯浴み後:02/02/18 03:36
なんだか眠れそうにないわ。ヒッタイト王の笑い声が聞こえるような気がして…。
それにしても王子はヒッタイト王に似ていないわね。
髪の色や好色な性格を考えると遺伝的にはアルゴン王の方が近いのではないかしら。
も…もしかしてアルゴン王はヒッタイト王の隠し子!?

871 :2年後のキャロルその後:02/02/18 13:54
こんなのいかかが?
 キャロルがヒッタイトに嫁いではや10年。イズミルは王位を継ぎ、キャロルは正妃となる。
 ある夜明け前。
 キャロルは冬の寒気で目が覚めた。隣にいるイズミルを見てついつい顔が綻んでしまう。
そっと彼の頬に手をあて口づけをしようとしたとたん、キャロルはさっと身を引いた。
 その気配にイズミルの目が覚める。
 「・・・どうしたのか?妃よ。」
 しかし、キャロルの顔は青ざめ引きつっていた。
 「イ・・イズミル・・。あなたの顔に髭が・・・。」
 「う・・む?仕方なかろう、ほとんどの男には髭は生えるものだ。」
 「仕方がないじゃないでしょ!!!きちんと剃ってとあれほど言ってるのに。
 あなたのお父様のようになったら、離婚よ!離婚。わたくしは髭が大ッキライなのよ!」
 怒りのためにキャロルの顔は真っ赤になっている。
 早朝から妃の逆鱗に触れ、イズミルはトホホ顔だ。ヒッタイト王国の偉大な王も、
惚れた弱みかこんな時の立場は弱い。それとなく顎を触ってみるが、少しいがいがする位だ。
しかしここでそう言えば、キャロルが「キーーッ」とますます怒り出すのを知っている。
 「今すぐ綺麗にして頂戴。父王に似たあなたなんて嫌よ。」
 そこまで言われて、タオルを肩にしょって湯殿へいくイズミルである。
心中は何か腑に落ちない気もしながらも、妃の言うことに否とは言えないのであった。
 嗚呼たかが髭、されど髭。ある冬の早朝の出来事であった。
                              おしまい

872 :ムーラ:02/02/18 21:10
まぁ.姫様!ヒッタイトの王になんたる発言!
しかし私も正直申し上げまして髭はちょっと・・・いえ、かなりアレでございます.
えぇ、えぇ、私がきっちり髭が伸びぬよう管理いたします.
(と、言いつつ鉄製のナイフを研ぐ)


873 :ヒッタイト王妃:02/02/18 21:33
姫よ、陛下も昔はあれでなかなかのいい男だったのですよ。
髭のない頃は、男前で色男で・・・・。
しかしこれは遙か昔のこと。
今となっては髭のない陛下は想像できぬ。

874 :ヒッタイト王妃:02/02/18 21:34
姫よ、陛下も昔はあれでなかなかのいい男だったのですよ。
髭のない頃は、男前で色男で・・・・。
しかしこれは遙か昔のこと。
今となっては髭のない陛下は想像できぬ。

875 :ミラ:02/02/18 23:46
髭ぐらいで離婚だなんだと騒ぐなんて、神の娘とはいっても、しょせんただの面食いなのですね。
ああ王子さま…わたくしならばたとえ王子が髭面になろうとも、どこまでもついてまいりますのに…!


876 :読者 (250):02/02/19 00:40
>>860
おおおっ、作家様が自ら解説して下さっている。ありがたや〜!
251様からもご指摘を受けてしまいましたが、新作が待ち切れず
「ここでキャロルがエジプトに戻ったらアイシスが待っているのか?」
などと1人でぐるぐる考えてしまって。。。大変失礼致しました。
でもキャロルが(幸いにも)ヒッタイトにとどまることになったので、おっしゃるとおり
バビロニアとエジプトについてはそれほど詳しく述べる必要は
なかったですね。(らがっちゅ様すみません〜。)
なんだかとても壮大な展開で続きが楽しみです〜。

877 :読者 (820):02/02/19 01:08
>>876
わわわ、またもおバカなオレ!
250じゃなくて820です。
251様じゃなくて821様です。

878 :キャロルちゃん@どうせただの面食いよっ:02/02/19 02:04
>髭面王子
つい勢いで離婚なんて口走っちゃったけど、本当に離婚なんてことになったら
どうしたらいいのかしら。ライアン兄さんに頼んで敏腕弁護士を手配して
もらわなくっちゃ。慰謝料とか親権の問題もあるものね。でももし子供にも
髭面が遺伝してたら…ああっどうしたらいいの!?

879 :以上、自作自演でした。:02/02/19 17:55


880 :めんひす:02/02/20 01:30
ふん、イズミルの奴め「2年後」でも「記憶の谷」でも
いつキャロルを奪われるかと気が気ではないようだな。
これで少しはわたしの日頃の苦労もわかっただろう。

881 :エレニー:02/02/20 02:37
あの鈍くさそうなテティが簡単に王宮に忍び込んだなんて、
ヒッタイトの警備もあいかわらずたいしたことなさそうね。
青の王子にご報告しましょう。

882 :あいしす:02/02/20 03:34
メンフィス、もうキャロルのことはあきらめるのです。
本編ならばいざしらず、ここに集っておる王子派の王族乙女にとっては
あなたとてただの邪魔者となりつつあるのがわからぬのですか。

883 :キャロルちゃん@浮気者:02/02/20 06:05
原作の私はもちろんメンフィス命(はあと)なんだけど、こっちでは「記憶喪失」って大義名分があるから、
王子ともらぶらぶなのよ〜。(作家様、ありがとう!みんな、うらやましいでしょ!)
原作でももうちょっと王子を幸せにしてあげたいけど、きっと細川先生が許してくれないわね〜(タメイキ

884 :王家御用達引っ越し業者:02/02/20 07:53
王族乙女の皆様、そろそろ引っ越し先を決めねばならぬ時期が来ました。長文カキコの多いスレッドは1000以前に見られなくなると聞きましたゆえ。
我ら王族キャラと作家殿、そして来訪者の楽しき場を作るため、次スレのあり方について考えてみましたぞ。次のようなルールでスレを立てたいがいかがかな?ヒッタイト王妃様はじめ、読者諸賢のお声が聞きたいものよ。
お決まり事
・ここは「王家の紋章」好きな人のためのスレッドです。・王族御用達作家殿の作品掲載も可とします。
・ここは社交場ですので特に形式は決めません。質問雑談作品発表ご自由に。
・細川先生作品のキャラハン歓迎します。それ以外のキャラハンもOKです。
・もちろん名無しさんの質問もお受けします。キャラハンさんの質問もお受けします。
・王家以外のキャラハン使う方は出典が分かるようにしてください。
・作品がほのぼの系なので、あまり殺伐とした雰囲気はご勘弁を。
・あとはあまり細かいことはいいません。常識的マナーの範囲で。

885 :ミラ:02/02/20 13:12
http://salad.2ch.net/test/read.cgi/charaneta/1010586587/
ここのスレのお決まり事はすばらしいですわ。
参考までに。

886 :以上、自作自演でした。:02/02/20 13:36
>884
sage進行推奨も入れてください。
>885
拝見しました。原作があるといろいろ問題があるようですね。
それにスレをたてる方は、同じように何かになりきって説明した方がいいように思います。

ここでは作品掲載でかなり浮いた存在ですから、そこのところをもうちょっと突っ込んで説明した方がいいと思います。
また始めてくる方が入りにくいと書かれたことがありますので、主だったキャラについての多少の紹介もあった方が良いかも知れません。
いろいろ注文つけてごめんなさい。

887 :以上、自作自演でした。:02/02/20 14:41
>884 >886
1があまり長いと他のスレに迷惑をかけるから、
こんな感じに分割するのが良いかと。
 

ここは「王家の紋章」好きな人のためのスレッドです。
(以下、2〜3行の説明文)
ここでのお約束や前スレは>2-5のあたりにありますので、
そちらもご覧下さい。
 

お約束
・sage推奨でお願いします(メール欄に半角文字で「sage」を入れる)。
・王族御用達作家殿の作品掲載もOKです。
・ここは社交場ですので特に形式は決めません。質問雑談作品発表ご自由に。
・細川先生作品のキャラハン歓迎します。それ以外のキャラハンもOKです。
・もちろん名無しさんの質問もお受けします。キャラハンさんの質問もお受けします。
・王家以外のキャラハン使う方は出典が分かるようにしてください。
・作品がほのぼの系なので、あまり殺伐とした雰囲気はご勘弁を。
あとはあまり細かいことはいいません。常識的マナーの範囲で。
 

前スレ
http://salad.2ch.net/test/read.cgi/charaneta/1002235184/
関連スレ(あったっけ?)
 
あと、次スレもここに立てるのかな?
正直、なりきりでレスするのはかなり辛いんで、
できれば番外地か難民にしてほしい。
作者さんたちが書いてくれてることに感想やお礼を
言う人が減ってるのは、なりきりのせいもあるんじゃ?

888 :以上、自作自演でした。:02/02/20 20:30
>887  できれば番外地か難民にしてほしい。
    作家さんたちが書いてくれていることに感想やお礼を
    言う人が減っているのは、なりきりのせいもあるんじゃ?

禿同!!!

889 :以上、自作自演でした。:02/02/21 01:24
私も次スレでは板を移った方が良いと思う。
私は、難民板希望。番外地の方は「番外地」とは名前付いてるけど
正統派のなりきりだった。
なりきりが辛いと、また同じ事の繰り返しになるのでは?

890 :彼部:02/02/21 01:54
おれはなりきりでも難民でもいいぜ。
女に化けるのなんか朝飯前だし、商売であちこち行くのも慣れてるしな。

891 :キャロルちゃん@我ながらヤな女だ:02/02/21 05:43
彼部ったらそんな安請け合いしちゃって大丈夫?
なりきりってとってもむずかしいのよ。
第一あなたの女装だってひどいものだったわよ。
ここはやはり難民でお願いする方がいいと思うわ。
あ、でもどなたか「読者」で書き込んでたわよね。
読者になりきるのはなりきりとは見なされないのかしら?

892 :ふ〜みん:02/02/21 11:21
作家様は「なりきり細川せんせ」にしちゃえ!

893 :王家御用達引っ越し業者:02/02/21 18:04
こんなかんじで近日中に難民板に引っ越したいと思いますがいかがでしょう?
プランを出してくださった皆様に感謝です!
あまりきっちりルールを決めてもなんなんで、弾力的にしていけたらいいなぁと思いまする。


ここは「王家の紋章」好きな人のためのスレッドです。
「王家の紋章」は現在、プリンセス誌上で連載されている細川先生の大河ロマン少女漫画です。
ここでのお約束や前スレは>2-3のあたりにありますので、
そちらもご覧下さい。
 

お約束
・sage推奨でお願いします(メール欄に半角文字で「sage」を入れる)。
・王族御用達作家殿の作品掲載もOKです。
・このスレッドは非公式ファン交流広場なので、原作者及び出版元とは一切関係ありません。
・ここは社交場ですので特に形式は決めません。質問雑談作品発表ご自由に。
・細川先生作品のキャラハン歓迎します。それ以外のキャラハンもOKです。
・もちろん名無しさんの質問もお受けします。キャラハンさんの質問もお受けします。
・王家以外のキャラハン使う方は出典が分かるようにしてください。
・作品がほのぼの系なので、あまり殺伐とした雰囲気はご勘弁を。
あとはあまり細かいことはいいません。常識的マナーの範囲で。

3
作品掲載について
・このスレッドでは王家を愛する専属作家さんたちの創作も大歓迎です。
ほのぼの系、ぐるぐるアダルト系、ジャンルは問いませんが、極端なエロ、中傷など確信犯的に刺激的な作品はご遠慮くださいね。
・作家さんは名前欄にタイトルを書き、連載の場合は章が分かるように巻頭に数字を書いてください。
・作家さんへの感想書き込みなども大歓迎です。

894 :以上、自作自演でした。:02/02/21 18:47
>893
難民はなりきる必要ないから、この3つはいらないと思うよ
 
>・細川先生作品のキャラハン歓迎します。それ以外のキャラハンもOKです。
>・もちろん名無しさんの質問もお受けします。キャラハンさんの質問もお受けします。
>・王家以外のキャラハン使う方は出典が分かるようにしてください。
 
つーか、あそこでコテハンやキャラハンばかりの進行をすると、
そっちの方が浮いちゃうと思ふ

895 :以上、自作自演でした。:02/02/21 19:11
>892-893
テンプレを難民用に書き換えてみた。
あそこはシンプルイズベストの板。2〜3ゲットを狙う荒らしがいることも
ある場所なんで、「>2-5のあたり」という書き方が良いかと。
板の合言葉「マターリ」も入れておいたよ。


ここは細川先生の少女漫画・「王家の紋章」が好きな人のためのスレッドです。
ここでのお約束は>2-5のあたりにありますので、そちらもご覧下さい。
前スレはこちら http://salad.2ch.net/test/read.cgi/charaneta/1002235184/

それでは、ナイルの流れのごとくマターリ参りましょう。
 

<お約束>
・sage推奨でお願いします(メール欄に半角文字で「sage」を入れる)。
・ここは社交場ですので特に形式は決めません。質問・雑談・作品発表ご自由に。
・作品がほのぼの系なので、あまり殺伐とした雰囲気はご勘弁を。
あとは常識的マナーの範囲で。

<作品掲載について>
・非公式ファン交流広場なので、原作者及び出版元とは一切関係ありません。
・王家を愛する作家さんたちの創作も大歓迎です。ジャンルは問いませんが、
 極端なエロや中傷など確信犯的な作品はご遠慮くださいね。
・作家さんは名前欄に作品のタイトルをお願いします。
 連載の場合は巻頭に通しb書き、「>○○」という形で前作へのリンクを
 貼ってもらえると助かります。
===============================================================================
あと、引越し後は難民板総合案内所にスレの紹介をするのが難民ルール。
その文案も練っておいた方がいいと思う。
 案内所のURL http://ex.2ch.net/test/read.cgi/nanmin/994385403/

896 :以上、自作自演でした。:02/02/21 20:20
   ○新スレッド建立の際は、スレッドTOPもしくは2以降に
   「どこから流れてきたか」 「どういう主旨のスレッドか」
   「何故流れてきたか」「前の板でのスレッド履歴」などの表記を推奨。
とありますので、
3〜4「どこから流れてきたか」「何故流れてきたか」の表記
5「作品掲載について」の表記
ではいかがでしょう?

板移転の希望が多ければ、1000まで待つ必要ないと思いますが。
すぐにでも移転希望。


897 :番外地”管理”人:02/02/21 20:35
こちらには始めて書きこみます。
 
番外地のスタンスは”キャラネタ板で出会った人達が息抜きをする場所”
なので、「なりきり」にこだわっているわけではありません。
むしろ、それ以外のスレがほしいんですよね。とはいえ、
キャラネタ板の特質上、「なりきり」が多いのは事実ですけど。
 
2ちゃんねると違い、こちらは規模が小さい掲示板ですので、
いろいろな注文にもこたえられます。ですが、難民にいかれるご様子。
またの機会がありましたら、当番外地をご利用くださいませ。

それでは。

898 :以上、自作自演でした。:02/02/21 20:41
>896を受けて>895を訂正

ここは細川先生の少女漫画・「王家の紋章」が好きな人のためのスレッドです。
今までの経緯やここでのお約束は>2-5のあたりにありますので、そちらもご覧下さい。
前スレはこちら http://salad.2ch.net/test/read.cgi/charaneta/1002235184/

それでは、ナイルの流れのごとくマターリ参りましょう。


<今までの経緯>
キャラネタ板→難民板と流れてきました。理由は主にこの2つです。
1.キャラネタ板はキャラになりきって交流するスレのため、スレ違いを指摘されたこと
2.住人の中から、作品への感想をなりきりで書くのは辛い、という声が挙がってきたこと
移転先としていくつか候補があった中から、マターリできそうなところということで、
ここ難民板を選びました。難民板の皆さん、どうぞよろしくお願いいたします。

3(>895の2をここに移動)

-----------------------------------------------------------------------------
こんなもんでどうでしょ。
新スレのテンプレと案内所に書く文案がまとまったら、すぐ引越しでいいと思う。
案内所の文案を誰か考えてくだされ〜

899 :以上、自作自演でした。:02/02/21 20:43
リロードせずに書き込んだら、番外地管理人さんのレスが・・・

>897
ご丁寧にありがとうございます。

900 :以上、自作自演でした。:02/02/21 20:55
900!

901 :以上、自作自演でした。:02/02/21 21:32
おおお!!番外地管理人さんのレスが!!
とても心温まるお言葉。ありがとうございます。
なりきり以外のスレもOKならば、難民板と同条件ですね。
荒らしが来ないのはどちらなのかしら?
それともやはり難民板決定?

902 :はさん:02/02/21 22:37
久しぶりに来てみたら、小説どころか大変なことになっている!
早くすっきりして、作家様に思う存分かいてほしいもの。

引っ越し先がどこでも、俺はついてくぜ!

903 :ヒッタイト王妃:02/02/21 23:30
>897番外地管理人様
どの板へ行っても安住することが出来ないでいた私たちに、わざわざお声
を掛けてくださる管理人様がいらっしゃるなんて。このスレを愛する一人
として、先々どうなることかと、この頃は心細さが増すばかりでした。
なのに、こんなに有り難いこともあるのですね。ほんとうに感謝です。

>846様・884様
声を掛けてもらったのに、しばらく何の言葉も発さなくて申し訳ありません
でした。でも私なりにこのスレのことを本当に色々と考えていました。
なりきり板で頑張るべきか、他の板で頑張るべきか、今日までどうしても
答えが見つかりませんでした。でも今夜ようやく一参加人として私の意見が
言えます。私は☆王家の紋章番外編☆が番外地に旅立つのを望んでいます。

なりきりスレで生き残ろうと努力したことは決して無駄じゃなかったと
思います。少なくとも私達は話し合いが出来る間柄なのだと知りました。
私達は王家ファン同士。これからどこの板で生きていこうと運命共同体。
いつまでも仲良くやっていきましょうね!
あ、それからいつの日か<王家キャラが雑談と質問を楽しむスレ>として
正統派なりきりスレを立てたい人も居るかもしれませんね。
その時はぜひ私も参加させてくださいませ。
王家に心を捧げた年月に掛けてなりきり板の住民として頑張りまする!
最後に板住人の皆様へお礼を。温かく見守って下さってありがとうございます。

・・・といっても・・・
まだ板移動が決定された訳ではないのですね。
あくまでも一参加人として自分の気持を書いてみました。

904 :以上、自作自演でした。:02/02/22 00:16
>>897
初めまして。神奈尾様(お名前出して良かったでしょうか?)
喫茶店でこのスレの名前が挙がった時は、「キャー」と叫んで
しまいました。ご覧になっている事をその時知りましたが、まさ
か書き込んで下さるとは思いもしておりませんでした。

>むしろ、それ以外のスレがほしいんですよね。
>いろいろな注文にもこたえられます。
との事。まだ本決まりでは無いようですので皆で話し合えたら、
と思います。

905 :以上、自作自演でした。:02/02/22 02:09
正直なところこのスレがなりきり板から出て行くのは
とても名残惜しいです。この板もどんどん住みにくくなってますし
また寂しくなりますね。

906 :ヒッタイト王妃:02/02/22 11:49
>905様
板住人の方でしょうか?もしそうなら優しい言葉ありがとう。静観を含め、
温かく私達を見守ってくれた板住民の方も多かった気がしています。
それともスレ仲間でしょうか?私も、いざなりきり板から出て行くと思うと
とても寂しいです。半年のあいだ皆で試行錯誤しながらこの板に暮らして
きましたね。ゆっくりと愛着が育った場所から去るのは名残惜しいです。
(なんかしんみりしちゃった・・。でも私の気持は903に書いたとおりですよ)

907 :以上、自作自演でした。:02/02/22 13:10
いつまでたってもラチがあかないので、もう決めませんか?
皆様、これから難民か番外地かこれから票をいれましょう。
先に10票獲得した方が行く先にして、票は早い者勝ちです。
そして持ち票は必ずひとり1票にして下さい。

難民板については、>898様が新スレのテンプレを既に作成してくださってます。
短所についてはここはデムパの荒らしが多いことかしら?
詳しくは>771様がこの板の状態を書いて下さってます。

番外地については、>897にて管理人様が温かいお言葉を下さってます。
短所についてはなりきり番外編なので、何かあると管理人様に随時問い合わせをしないといけないと思います。

どちらももうなりきって書き込みする必要はありません。
条件は同じと見ても良いと思います。
では、お願いいたします。


908 :王家御用達引っ越し業者:02/02/22 14:06
皆様、たくさんのご提案をありがとうございました。
そして私の至らない案をまとめてくださった方にも大感謝です。
私は難民板への引っ越しを希望します。
いつまでこうしていてもラチがあかないなと思っていたので907さまの「先に10票獲得した案でゴー!」というのはよいと思います。
というわけで難民板に1票!

では皆様、お引っ越しのさいは是非、我が社にご用命ください。

909 :名も無きヒッタイト庶民 :02/02/22 14:18
では、私は番外地に1票を投じます。
管理人様が書きこんでくださるとは思いませんでしたし…。

ただ、10票もいくのでしょうか。それが心配です。


910 :ミラ:02/02/22 15:26
>909
そうですねえ。最近人の出入りも少ないようですし。
でもまだ90レス残っているので、あせることはないと思います。

私は難民板へ希望ンヌ。

911 :難民キャンプ住人:02/02/22 16:18
>>771にいろいろ書いた住人でございます。
その後あれこれ考えた末、やはり難民を押したいという結論に。
ですので、難民に一票投じさせていただきます。
 
ちなみに、少女漫画板で頑張っていた有閑倶○部の小説スレは、
難民に引っ越すことがほぼ決まった模様でございます。
同じ時期に引越しをするとは、なんとも不思議なご縁・・・

912 :以上、自作自演でした。:02/02/22 16:24
私も難民へ引っ越すほうがいいと思います。
しがないROMでしたが、(本当の意味でRead Only)
ここでがんばってくれた人たちにお礼を
言いたい気持ちでいっぱいです。
今までありがとう。
そしてこれからもがんばって!

913 :エジプト国民その1。:02/02/22 18:28
私はわざわざ声をかけてくださった管理人さんの誠意が
嬉しかったし・・・ってことで番外地に1票いれさせてください。

914 :907:02/02/22 19:22
現在のところ、
難民板 4票
番外地 2票  です。

915 :以上、自作自演でした。:02/02/23 00:29
私も、難民板希望です。

このスレを引っ張って下さってる方々、ありがとうございます。
なかなか来られないので、覗く度にルール等の話が進んでい
て感嘆するばかりです。どちらの板への引っ越しになっても、
これからも色んな意味で皆様とお話したいです。

916 :以上、自作自演でした。:02/02/23 11:00
難民板を希望いたします。
 どこへ行ってもあそび心を忘れずにいきたいと思います。(^^)

917 :以上、自作自演でした。:02/02/24 21:12
私は難民板に一票を。

918 :以上、自作自演でした。:02/02/25 01:12
どちらの板でも基本的に問題ないと思われ。
無責任で悪いが、早く10票に到達してほしいので、難民板希望。
いろいろ準備してくれてる人ありがとう。

919 :以上、自作自演でした。:02/02/25 02:24
907さんでは無いのですが(兼保全)

現在のところ、
難民板 8票
番外地 2票  です。

920 :以上、自作自演でした。:02/02/25 05:09
リードオンリーの私ですが、難民板へ一票。

色々揉め事があるたびにはらはらしてます、つたない文章の私では無用に
突っ込まれることを恐れ、人任せの逃げの姿勢なのかと思う時もありますが
ここをいつも楽しみに見守っております。
今後とも作家サマ、管理に心砕いている皆様よろしくお願いします。
      ありがとうございます。

921 :以上、自作自演でした。:02/02/25 22:01
私も難民板への引越しを希望します。
番外地も良いのですが、やはり難民かな、と思いましたので。
早く、落ち着いた良い雰囲気になり
作家さん達が戻って来られますように…。

922 :以上、自作自演でした。:02/02/25 22:22
難民板に決まりましたね。

>>908様、移転の準備をよろしくお願いいたします。

923 :以上、自作自演でした。:02/02/25 22:49
王家御用達引っ越し業者様、
どうぞ移転の程、宜しくお願いいたします。

ようやくマタ〜リとできるところへ行けますね。
嬉〜〜。
久しぶりに番外編発祥のスレで旧808様の小説を読みました。
キャロルと王子の話から始まったのよねー。
これからの作家様方の素敵なお話を期待してます。(王子萌え)

924 :以上、自作自演でした。:02/02/25 23:15
めんひす様とラガッチュも連れてってくださいね〜。
908引越し業者さま、よろしくお願いします!

925 :以上、自作自演でした。:02/02/26 00:02
ちょい待ち。
1〜3のテンプレは>>898でいいとして、案内所の文案は?


926 :以上、自作自演でした。:02/02/26 00:05
>925補足。
一足先に難民に引っ越した有閑スレは案内所にこう書いてた。
 
395 名前:「有閑倶楽部を妄想で語ろう」スレ住人の一人 投稿日:02/02/25 (月) 00:13

「有閑倶楽部を妄想で語ろう・3」
 http://ex.2ch.net/test/read.cgi/nanmin/1014563250/

難民板のみなさん、はじめまして。
少女漫画板から流れてきた「有閑倶楽部」の妄想&二次創作スレです。
18禁のものも一部ありますが、それほど過激ではありません。
今度こそ安住できますよう、どうぞよろしくお願いいたします。

927 :以上、自作自演でした。:02/02/26 02:15
>>925
こんなのは?
/////////////////////////

「スレ名」&URL

はじめまして。
「王家の紋章」の二次創作&雑談スレです。
「なりきり板」で板違いを指摘されこちらに流れて参りました。
皆様、どうぞよろしくお願い致します。

//////////////////////////
こんなもんしか浮かばなかった(恥
もっと良い案があったら出して欲しい<ALL
ところで、スレ名はこのままで良いの・・・よね?

928 :以上、自作自演でした。:02/02/26 03:58
>927
それでいいと思うよ。<案内文
スレ名は「王家の紋章番外編2」みたいに、
数字をふった方がいいんじゃ?


929 :王家の引っ越しやサン:02/02/26 13:30
では難民板にお引っ越しでございますね?!

930 :王家の引っ越しやサン:02/02/26 13:50
http://ex.2ch.net/test/read.cgi/nanmin/1014698074/

というわけで難民板にお引っ越ししました。
皆様、どうぞよろしくお願いいたします。
新スレの文案、引っ越し先選定などでいろいろお教えくださった皆様ありがとうございました。
これからもマターリ楽しく王家を語りましょう。

931 :ゾーマ ◆YcqrIyWY :02/02/26 21:31
  

932 :以上、自作自演でした。:02/02/27 15:02
この板の住人様方
 半年の間、ありがとうございました。
 スレ違いなどいろいろありましたが、本当にお世話になりました。
 わたくしたち一同、時には厳しく、時には優しく接してくださったこと、
忘れません。なりきりのおもしろさも教えていただいたと思います。
 これからもこちらの板の繁栄を、心よりお祈り申し上げます。

933 :以上、自作自演でした。:02/02/27 15:15
すみません、ageてしまいました。
最後の最後に〜〜。

419 KB
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています

>>122さんのカキコのリンク先読んでみると
 顏/test/read.cgi/charaneta/1002235184/">★スマホ版★ 掲示板に戻る 全部 前100 次100 最新50

read.cgi ver 05.04.02 2018/11/22 Walang Kapalit ★
FOX ★ DSO(Dynamic Shared Object)