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自分でバトルストーリーを書いてみようvol.2

1 :気軽な参加をお待ちしてます:2001/08/24(金) 22:32
公式記録の影に埋もれた知られざる物語。
語り部達の手によって今、蘇える・・・!

前スレ
「自分でバトルストーリーを書いてみよう!!」
http://salad.2ch.net/test/read.cgi?bbs=zoid&key=976898587&ls=10
*容量オーバーで時間帯によっては普通には表示されません。お読みになる際には「かちゅーしゃ」か「ほっとぞぬ」をご使用ください。
*スレの性質上かなり容量を喰ってしまいます。250レスを目安に次スレに移行したいと思いますのでその辺りになりましたら1度書き込みを止めてください。ご協力をお願いいたします。

212 :名無し獣弐:01/12/09 01:08
自分の文章力と計画性の無さに愕然としつつ

西からの日の出

ウルトラザウルス・ザ・デストロイヤーは脚を止めた。
「いよいよだな、ハーマン」
アーバインから通信が入った。
「そうだな。いよいよだ。だが最後まで気を抜くな」
「わかってるよ。」
そのままデストロイド・ゴジュラスに通信を入れる
「発射用意を」
「了解」
「了解しました」
デストロイド・ゴジュラス1号機が1200mキャノンを掴んだ。そして2号機も。
「いいか、今は何も考えずにニクシー基地を破壊する事だけ考えろ。わかったな」
全てのコクピットから返答が帰ってきた。既に基地までの情報はアドルから受け取っている。
(生きていれば良いがな)
そう思ったが、すぐにそのことを頭から振り払い、データを入力し、誤差を修正していく。
2分ほど、沈黙が続いた。そして全ての修正が終わり、狙いが定まった。
「発射準備終了。カウントダウン開始」
ハーマンはゆっくりと深呼吸し、カウントダウンを開始した。
「5、4、3、2、1」
カチッ
発射ボタンを押した。
閃光が辺りに走り、数秒して西の空が紅く染まる。続いてもう1発、さらに1発。
何発も撃ち込んで行く。
「少佐、砲身が持ちません」
背部コクピットからの通信が入った。
「構わん!どうせここで使い切るんだ。例え爆発しても撃ち続けろ!」
爆音の中でハーマンの叫び声が聞こえる。5発、6発、弾が切れた。
「次、弾を詰め込め!」
デストロイド・ゴジュラス2機が弾を込め、1200mキャノンを掴む。
再び閃光が走り、爆音が響き西の空が一層紅くなる。
弾が無くなった。
砲身は焼け爛れ、地盤は沈下し、ゴジュラス、ウルトラザウルスの脚部はボロボロになった。
「終わった・・・」
ハーマンは深く息を吸い、そしてはいた。
「終わったんだよな。これで」
アーバインが言った。
「いや、今からが本番だ。これからこのまま停戦協定を結べるかどうかな・・」
「とりあえず俺たちの仕事は終わったんだ。帰って一休みするとしようや」
軽い口調でアーバインが言った。
「迎えに来てもらえるように今ロブ基地に通信を入れた。あと3時間もすれば迎えが来るだろう」

現在の時刻は午前6時10分。
太陽が登り、東の空は明るく、美しく輝いている。
同時に西の空は真紅に染まっていた。

213 :名無し獣弐:01/12/09 20:20
生還

アドルが眼を覚ますと、そこは医療室だった。周りのベッドには全てけが人が入っている。
自分が何故ここにいるのかよく覚えていない。記憶があったのは機体が急降下していった時までだ。
今の自分を見てみると腕と脚にギブスがつけられ、包帯が巻いてある。落下したときに受けたものだろうか。
窓の外を見ると明るい。昼のようだ。そしてふと思いついた。
(戦況は?)
アドルは近くにいる衛生兵に声をかけた。
「戦況はどうなってる?ニクシー基地は?帝国は?」
だがいくつも疑問が思い浮かび言葉が一度に出てくる。
「そんな一度に言われても・・落ち着いてくださいよ」
「あぁ、そうか・・」
一度アドルは深く呼吸をした。
「じゃあ、ニクシー基地はどうなった?」
「1200mキャノンの砲撃で陥落しましたよ」
「よかった・・」
アドルは安堵した。自分が墜落したことによって支障が起きなかった事を喜んだ。
衛生兵が話を進める。
「その後、帝国軍は暗黒大陸に撤退しました」
「じゃあ戦争は終わったのか?」
そうあって欲しいと思った。だが衛生兵の言葉は違った。
「いいえ・・こちらの休戦協定を蹴りました。まだ徹底抗戦するようです」
「そうか・・」
多少は予想していたことだが、直に聞くとやはりショックを受けた。これで終わると思っていたのに。
と、同時に次のことが気になってきた。自分の愛機、プテラスのことが。
「お、目覚めたようだな」
不意に声が聞こえた。ライズだった。
「俺のプテラスはどうなった?」
アドルはライズが入ってくるなり問い掛けた。
「残念だったな。臨終だよ」
明るかった口調が急に暗くなった。
「そうか・・くそっ・・」
軍に入って以来ずっと一緒に行動したプテラス。それが死んだ。
落ち込んでるアドルをよそに、ライズが再び話始めた。
「それよりおまえがどうやって生きてたか知りたくないのか?」
アドルは黙ったままだが一人でライズは話し始める。
「おまえのプテラスのブラックボックスを解析した人の話をさっき聞いた。高度1000m程度にまで落下した時にに勝手におまえのシートが射出されたんだと。専門家の意見では故障だろうってさ。だがな・・」
「だが?」
「俺はおまえのプテラスがおまえを助けるために脱出させたんじゃ無いかって考えるよ。ゾイドには心があるんだから。それにおまえは奴を大事にしてたみたいだしな。大事にしてくれる人をゾイドは死んでも守るんだと俺は考えてるよ」
「何てこと言ってるんだよ。おまえは。ゾイドに意志があると思ってるのか?」
「あぁ、信じてるよ。なんせゾイドは生物なんだから。飼い主だったおまえが信じてやら無くてどうする」
「そうだな・・俺が信じてやらなくちゃな」
アドルは微笑みながら言った。
「そうだ、まだ自己紹介してなかったな。俺の名はライズ・バルト。おまえは?」
「俺の名前はアドル・クランクだ」
「そうかい、さて、飯おごってもらおうか。生きて帰ってきたことだし」

214 :名無し獣弐:01/12/09 20:30
一応終わりです。最後のほうは一層訳がわからない上に半端で・・
すいません、なんか微妙にクサいし。
終わってから全部を見直してみると自分の計画性の無さにうんざり。
こういうストーリー書くのが難しいって痛感しました。
改めて名無しですスティンガー氏達の凄さを思い知りましたよ。
こんな腐った文字の羅列でも見てくれた人、ありがとうございました。

215 :名無し獣:01/12/09 21:11
久々に来てみたら、続編&新作が…しかも時間軸が同じとは
なんとファンタスティックな…。

名無し獣弐さんお疲れ様でした。名無しですスティンガーさん、これからも
頑張ってください。

216 :名無しですスティンガー:01/12/09 23:32
>名無し獣弐氏
お疲れ様です。後半の追い上げが早かったですなぁ。
俺もそのぐらいのスピードで書き込みたいものです。
クサイ台詞は、物語にはもはや必須でしょ。俺も赤面しつつ書いてます。

しかし、また一人取り残されてしまった・・・。
完結は年明け以降は確実です。まだまだ続く物でして、あう。
今の所、ストックしてある文章がほとんどないので、今は無計画に進んでます。

217 :名無し獣弐:01/12/10 22:51
その日、私は軍部に呼び出された。あまりに突然だった。
特に何をしたわけでもない。身内にいわゆる危険思想者がいたわけでもない。
呼び出された場所に行くと、そこには同じように何百人かの人がいた。多くは私と同じように女性だったけど中には男性も何人かいた。
何人かの兵士が私達の前にやって来て言った。
「皆さんにはこれから皇居に行って頂きます。今回の行動は皆様の生命を奪うような事では無いですのでご安心を」
私はほっ、と胸をなでおろした。トラックに乗せられ5分ほど経ち、皇居の前に降ろされ大広間に出た。
そこには皇帝ルドルフと摂政プロイツェンがいた。その後ろには大きなカーテンあった。
1人の兵士が前に出た。身形からすると親衛隊だろうか。
「これから皆様にはある映像を見ていただきます。モニターにご注目ください」
そう言うと後ろのカーテンが開き、大きなモニターが現れた。
映像が始まった。画質は荒い。最初に人の顔のアップが映った。
「あ・・貴方・・」
隣りにいた初老の女性が声を出した。どうやら夫だったらしい。
「おまえには苦労をかけつづけたな。子供の面倒も見ずに毎日仕事仕事で。だが俺はおまえと子供のことを忘れた事は一度も無い。任務の時も死にかけたときも。子供達のことは任せたぞ」
そういうとその男性は後ろに下がって「相手がいないのに言うのって照れくさいなぁ」などと声が聞こえた。代わっては前の人より少し若いぐらいの男性が映った。
(ビデオレター?)
私は心の中でそう思った。軍が少し気を利かしてくれたのだろう、と想像してみた。
その後も内容は似たようなものだった。そして13人目。
「よし、次は俺の番だな」
そう言うと青年が出てきた。
「あ・・」
夫だった。

218 :名無し獣弐:01/12/10 22:53
結婚して1ヶ月目で戦場に出たきり手紙のみの会話で顔を一度も会わしていない。
「よう、そっちは元気にしてるか?俺が戦場に行く前の日に最後にやったよな。どうだ?子供はできたか?」
いつもと変わらぬ口調。私は思わず赤面した。
(あと一ヶ月もすれば産まれるわよ・・)
私は大きくなったお腹をさすりながら頭の中で言った。
「まぁ、俺はもうじき出撃する、ただおまえにはいつも覚えておいて欲しい。俺は国の為に戦いに行くわけじゃない。戦友やおまえ達の為に戦うんだ。
子供が産まれたら行ってくれよ。"おまえのお父さんは最後までかっこ良かった"って。あと、俺の為に泣いてくれるなよ。笑顔のおまえが好きなんだから」
そういうと夫は下がった。同僚から「クサいぞー」「馬鹿かおまえは」などと言われながら笑っていた。
次の人に代わった。私は根拠の無い不安に襲われた。どこか心に穴があいたような。

2時間ほど経った。全員の話が終わったようで、カーテンが閉まりプロイツェンが前に出た。
「先ほど見ていただいたのは先日、中央大陸から撤退した部隊が持ち帰ったものである。わかっている人もいるだろうがこれは"遺書"だ」
(え?)
愕然とした。ただの軍が気を利かせた行動だと思っていたのに。
「これは中央大陸から撤退するときに5000の共和国部隊を相手にたった100機で戦友を守るために立ち向い、そして散った勇敢な兵士達だ。
諸君達には自分の身を捨て、国、仲間そして家族のことを思い死んでいった勇者達を夫に、親に持った事を誇りとして欲しい。
我々帝国政府は彼らの遺族に対して一生を補償できるだけの賃金の支払を補償する」
そういうとプロイツェンは下がり、私達は皇居から出た。
(金なんかよりもあの人を・・)
帰る道でずっと私は旦那のことを思い出だしていた。

219 :名無し獣弐:01/12/10 22:55
何故か衝動に駆られて書いてしましました。
書いてて恥ずかしい・・

220 :名無し獣:01/12/12 01:25
どうしてエレファンダー隊ネタは、こうも燃えるかなぁ…。
もう1個キット買ってこよ。

221 :名無し獣:01/12/12 23:21
このスレは冷え切ったゾイド板の中で唯一熱いな。
俺に文才が無いことが悔やまれる。
とりあえずアゲたい気持ちを抑えながらサゲで。

222 :名無し獣弐:01/12/13 21:53
もう一回長編みたいなの書いてみたいような。今度は計画きちんとたてて。

223 :『中心』:01/12/14 00:15
>>208 一週間ぶりかよー。
そのうち「誰だ、お前に。」になりかねんなぁ・・・。
つーか10話ぐらいで完結予定だった筈なのに・・・。このまま行くと30話に手が届きそうだよう。

『風の吹き荒む戦場で(13)

 うつ伏せで、未だに動けない『ドライファクト』に最初に襲い掛かろうとしたのは、シールドライガーだった。
 弾薬の節約か、それともシールドライガーの貧弱な射撃武装では決定打に欠けると思ったのだろうか、得意の白兵戦で一気に片を付けるつもりだったのかもしれない。まぁ、そんな事はどうでも良かった。
 どの道、敵わなかったのだから。
 後、10mで接しようとして、ストライクレーザークローに火を入れて、飛び掛ろうと、後ろ足を蹴り出して、宙に浮いた瞬間だった。
 閃光が、シールドライガーを横面を貫いた。
 正確にゾイドコアを貫かれたシールドライガーは、そのまま吹っ飛び、大地に叩き伏せられ、『ドライファクト』の隣に横たわる。
 あまりの事に驚き、一挙動遅れつつもコマンドウルフが、射撃位置を確認すると、もう、ホエールキングが高度300mの所まで降りてきていており、その開いた顎の中に、ロングバレルのライフルを担いだライトニングサイクスが居た。
 その距離は、直線で2km。彼の横をまずは、降下に強いジェノザウラー2機が、駆け抜けて、接地と同時に荷電粒子砲を放つ。
 遠距離から放たれたそれは、たった一機にしか直撃しなかったが、それだけで、十分だった。所詮ただの威嚇だ。
 隊長機がやられ、5機にまで機数を減らした彼らをこの場に縛るものは何もなかった。
 一気に戦場に離脱していく。

224 :『中心』:01/12/14 00:17
「ふぃー。間一髪ってとこか。」
 アイン・ゲレーゲンハイトは、愛機ライトニングサイクス・スペシャルカスタム『ゼクト』の中で息を吐いて、肩を解して、シートに身を委ねて、一息ついた。
『ゼクト』は、背中のニ連パルスレーザーライフルを含めたブースターパックユニットを取り外し、ロングレンジプラズマキャノンを主とし、両脇に2対、計4つのノズルがついたブースターユニットを装備したアインの特注のライトニングサイクスである。
アインは、『ゼクト』のロングレンジプラズマキャノンの砲塔を折り畳んで、格納形態にシフトさせた。あまりに長い砲塔なので、折り畳まないと高速移動時に支障が出る為である。それほど、これの砲塔は長かった。
『高速支援戦闘ゾイドにとんでもない物を載せているんだな。』
 送信元は、『ゼクト』の後ろに控えているジェノザウラー。隊長のグラハム・ズィルバーだった。
「まぁな。開発部の連中が、投げ出したままにしていた兵器をちょっと拝借させてもらった。後は、ISFのお抱えの技術屋さんに頼んで無理やりくっ付けた。
もとより、敵のゴルドスの精密射撃に対抗する為のCP(カスタマイズパーツ)として開発してたらしいんだが、これをゲーターにつけんのは、流石に無理だしな・・・。」
『ISFは、専用の整備や開発まで召抱えているのか?』
「ま、ね。整備は当然だけど、開発は一人だけだ。カスタマイズ要員って所だな。根本的な開発は、やはり兵器開発局が担当してる。一応はISFは秘匿部隊だからな。俺は、今、ライトニングサイクスのモニターなんだ。」
『テストパイロットか。』
「そじゃねぇ。実戦配備された後に、兵器ってのは、少しずつマイナーチェンジするからな。まぁ、実戦で長期使ってみて、気になる事があったら、逐一報告する係みたいなもんだ。」
『そうか、・・・で、あの嬢ちゃん、ノイエ少尉だったか、彼女はすごいな。』
『ま、な。』
 どこか疲れた様な顔で、口を半開きにして、目を宙に泳がせながら、アインは答えた。
 少しの間があって、突然グラハムが意を決した口調で、
『・・・決まりだ。』
 と呟いた。
「何がだよ。」
『彼女が、この部隊の中心になる。』
「あんたが隊長じゃないのか?」
『いや、そうじゃない。我々の目的は一つしかない。最悪、誰か一人が目標の下にたどり着いて、破壊すればいい。彼女ならやってくれそうな、そんな気がする。』
 ちょっとした沈黙があった後で、アインは意地の悪い笑みを浮かべた。
「惚れたか?」
『馬鹿な事を・・・。』と言いかけて、グラハムは苦笑した。
『いや、そうかもな。・・・おかしいか?』
「んにゃ。女神様に惚れるのは、戦士として当たり前の事さ。」
 腹を抱えて、喜色満面でアインはそう答えた。
『お前の彼女かと、思ったが、どうも違うらしいな。』
「ちげぇよ。」
 そこで、ふっとアインの笑みがどこか懐かしむものへと変化した。
『でもISFの野郎連中ほとんどが狙ってたんだぜ。実際には、奴に取られたんだけどな。紹介したの俺だし。まぁ、奴ならいいかと、誰もが納得しちまったけどな。』

225 :『中心』:01/12/14 00:17
「その幸せ者は、どこに。」
グラハムは口にしてから、気付いた。すぐに思い当たる。
簡単なことだ。この戦いに参加する者は、すべて復讐者。
顔に驚愕の表情を貼り付けて、
「いや、まさか・・・。」
『その通りさ。』
 ゲインは、明日の天気を聞かれた時のような自然な軽さで答えた。
乾いた空気が、流れる。しかし、グラハムは続けた。
「もしや、『彼』の・・・か?」
『そだよ。そうだ、奴のだよ。今でも思うよ。あいつに紹介なんかしなきゃ良かったってな。・・・いや、今だから思うのかも知れんな。』
 グラハムは額に手を当てて、何故か緩む口元から苦笑を漏らす。
 かぶりを振って、『ドライファクト』を何かを懐かしむような視線で見た。
「なおさらだ。なおさら、彼女を死なせるわけには、いかなくなったよ。」

226 :名無し獣弐:01/12/14 21:08
てわけで恥の上塗りを。題名は「闘技場(アリーナ)」です。
プロローグ

暮れ始めた日の中で3体のゾイドが進んでいく。
「また負けたな・・・」
シールドライガーに乗るマサキが言った。
「ああ、これでAクラスに上がってから何回目だ?エリック」
スピノサパーに乗っているヘルクが聞いた。
「え〜っと、通算七勝八敗。今日で負け越したね」
エリックがベアファイターの中から答えた。
3人が愚痴っていると前方にグスタフが止まっている。その横ではテントが張ってありたき火をたいている。
近くに寄ってからマサキがハッチを開き、たき火の近くにいる人に向かって叫んだ。
「お〜い、親父。何こんなところにいるんだよ」
その男が振り向いて言う。
「お、マサキ達じゃないか。しっかり負けてきたか?」
その人物が笑いながら言った。
「・・くそ、毎回言いやがって」
不機嫌そうにマサキが言う。
「あの、僕たちも一緒に泊めさしてもらっていいですか?」
ベアファイターからエリックが降りてきて聞いた。
「ああ、別に良いが」
そういうと親父はグスタフのコクピットに行って何かを取ってきた。
「ほれ、寝袋だ。勝手に寝てろ」
そう言って寝袋を3つエリックに向かって放り投げた。
「なんだよ、テントか何かじゃ無いのか」
マサキが不満を漏らした。
「まぁコクピットよりましか」
ヘルクは寝袋を取って再びスピノサパーのコクピットに戻っていった。
「そうですね。じゃマサキさん、おやすみなさい」
エリックもまたベアファイターのコクピットに上がっていった。
「ったく、仕方ないか。じゃあ俺も」
「ちょっと待て。マサキ」
親父にいきなり呼び止められる。
「なんだ?」
「おまえ、約束忘れてないだろな」

227 :続き:01/12/14 21:10
「約束?」
思い出そうとしても思い出せない。
「ったく、忘れたのか。シールドライガーとベアファイター貸したときに言っただろ。"30回負けたら返す"と」
「そういえばそんなこと言ったような気も・・」
「わかってるよな?今回で30回目だ」
「ちょ、ちょっと待てよ。親父。まだ俺たちは試合があるんだぞ。今から取り上げるって言うのか!?」
「ああ、そうだ。約束だからな」
「なぁ、せめて今シーズンだけで良いんだ。貸しててくれよ」
「ダメだ」
「やっとAクラスまで昇れたんだぜ。なぁ、頼むよ」
「ダメだ」
どう言っても「ダメだ」で済まされてしまう。
「頼む、今回のロイヤルカップで絶対に優勝するから」
「言ったな?」
そういうと親父は懐から袋を取り出した。
「ほれ、持ってけ」
それをマサキに向かって放り投げる。
「これ何だよ?」
「まぁ見てみろ」
にやつきながら言う。
「!?こんなにくれるのかよ?」
「誰もやるとは言ってないだろ。貸すんだよ。貸しだ、貸し。優勝して返してもらうぞ」
「わ、わかったよ。じゃあな」
そう言ってマサキはシールドライガーのコクピットに戻っていった。

朝起きるとグスタフは無くシールドライガーとベアファイターも消えていた。

228 :名無しですスティンガー@祝一周年:01/12/15 23:23
どもっす。「風荒」は、ちょいとお休みですー。
何か今日でゾイド板が祝一周年なので、ちょっと記念書き込みしておきます。
スレの趣旨と全然関係ないけど、何か上の方が荒れているので、馴染みの深いこのスレで。
堪忍してなー。

さて気付けば、現存するコテハンの中で最古参というすごく悲しい状況ですな。
他の方が、ただ単に「名無し獣」に戻っただけならいいんですが・・・。
何か色々とあって、模型板を追い出されたりした業の深いゾイド板ですが、
結局はそれを上回る物が得られたのではないかと、特に俺はそう思います。
このスレとかも、黙認されてますし。その実、楽しく投稿、読まさせてもらってます。
プロジェクトXネタとかも、気にいって貰って、スレまで立ててもらって、書けたのが楽しかったですな。
最近はネタ詰まりですが。

色々な事があった一年ですが、次の一年も、少なくとも3月までは、ゾイド板に幸があらん事を。

えんいー。

229 :名無し獣弐:01/12/15 23:34
それではぼくも。

一応お祝いスレでも立てようかと思ったけど何故か立てられなかったので。
まぁそんなことは置いといて。
幾度となく崩壊の噂がささやかれたこの板だけどとりあえず誕生1周年、よく生きていてくれた。

230 :名無し獣:01/12/15 23:53
自分は、ここに来て半年チョイぐらいでしょうか、
ふと気づけばZ−ポイントが700超えててびっくりデス。

この間のトイザラス事件の時に大量に注文したゾイドたちが続々と
家に到着しだし、ヒマもなく未組み立てゾイドばかりがたまりまくってます。

それでは、これからもよろしくおねがいいたします

231 :名無し獣:01/12/15 23:54
ア、アゲチマッタ・・・。


逝ってキマス

232 :名無し獣:01/12/16 00:05
最初は「嫌なトコだな、、、」とか思ってたココも今では不良を見ると「ドキュソめ!氏ね」
とか思うくらいに、、、おめでとう、そしてこれからも宜しく

233 :名無し獣:01/12/16 08:11
自分、「/0」からの新参(昔ダークホーン買った事はあった)で、
最初はゼンマイモノあれば幸せ、てな感じだったのが、今じゃ60体近い数に…

この板も、来た頃は全スレ食い入る様に見てたなぁ…。
漏れ的には、ゾイド自体も、この板も、まだ無くなってほしくないな。
これからハンマーロックとCP買いに逝ってこよ。

234 :FA:01/12/17 13:42
注意:なんかどこかで聞いたことがある名前等あるかもしれませんが、ギャグって
 ことで見逃してください。  
  「ゴジュラス高機動化計画」
 圧倒的なパワーと頑丈なボディーをほこり、
  今なお格闘戦で最強クラスを誇る共和国軍のゴジュラス。
 さらにバスターキャノン等で長距離砲撃能力を追加したゴジュラスガナー
 となることで、ジェノクラスの荷電粒子砲にも対抗できる砲撃力を手に入れた。
 しかし、ここでゴジュラスに重大な問題が降りかかる。
 「機動力が足りない。」
 そうだ、機動力不足は決定的なゴジュラスの欠陥だった。
 ゴジュラスが、めいっぱい走っても時速75キロ前後。
 瞬発力・運動性・反応速度は高いゴジュラスもこれはやばい。
 そして、ゴジュラスの高機動化計画はスタートするのだった。
 様様な議論の結果、とりあえずとして帝国のアイアンコングのとった機動力強化をヒントに
 ゴジュラスもブースターでホバリングしたり長距離ジャンプしたりして機動力を強化しようと言う点で決まった。
 早速、帝国からパクッたマニューバスラスターをベースにゴジュラス用ブースターを開発。
 そして、前線から一人のゴジュラスパイロットが呼ばれる。
 ゴジュラスパイロットの最年少にして紅一点のサクラ=キノモト少尉。
 士官学校出たてだが、ゴジュラスに気に入られたためにゴジュラスを任された新米だ。
 しかも、彼女はそのゴジュラスに「桜花」なんて名前をつけていた。ネーミングセンス最悪だ。
 とはいえ、彼女とその桜花のコンビは最高だった。実戦で、レッドホーンを10機、セイバータイガーを8機、
 ジェノザウラーを3機、アイアンコングを3機倒すほどの大活躍だったのだ。
 しかし、彼女自身にそんな大それたことをやった自覚なし。
 と、こんな彼女と桜花が、本部から与えられたゴジュラス用高機動ブースターのテストをはじめるのだが・・・・・

 いつか続く。

 

235 :名無し獣:01/12/17 18:55
…問題は、「桜花」が高速機動についていけないということであった。
ゾイドが、生命体である以上、自らの限界をはるかに超えた機動を強制されれば、
それについていけない事は、当然の結果であったのだ。
当時の技師の一人は、「ブルドーザーに、ロケットをつけるようなものだ」と言って
呆れていたと言う。

やがて、方針の転換が図られた。
「ゴジュラスが、最大の戦闘能力を発揮する事ができる「格闘戦に特化した機体」
としてのブースターを再設計せよ」
こうして、再設計されたブースターは「ゴジュラスに高機動戦闘能力を付与する」
ものから、「ゴジュラスの得意とする、格闘戦の間合いに素早く潜り込む」ための物
へと生まれ変わった。
背部の「突撃用の」ブースターにより、短時間で敵陣の真っ只中に飛び込み、右腕部に
取り付けた鹵獲品の120mmグライドキャノンと、左腕部に取りつけた、これもまた
鹵獲品のパイルバンカーユニットで、敵ゾイドを根こそぎ血祭りにあげる…まるで
「ヤクザの鉄砲玉」のような機体になってしまったのである。
(余談ではあるが、鹵獲品ばかりを装備していたために「バンデット(山賊)」
と言うコードが、整備兵の間で広まったと言われている。)

しかし、この頃になると、ライガーゼロや、ケーニッヒウルフと言った優秀な
高速戦闘ゾイドが次々とロールアウトしていったのに加え、ガンスナイパーの
大量配備による、物量作戦がじりじりと効果を上げていったために、ゴジュラスの
高機動化自体に疑問符がつき始めていった。

結果、ゴジュラスは従来のまま、砲撃支援機として、主に運用される事となり、
この「ゴジュラス強襲突撃戦仕様『桜花』」は、試作機1機のみで、終了する事と、
相成ったのである。

なお、テストパイロットを務めた「キノモト少尉」は、「桜花」の開発が終了後、
「遺跡」より発掘された機体を専門とする、テストパイロットへと転属したと言う。

236 :赤羽広々:01/12/18 00:10
どうもみなさん、お久しぶりです。そして多くの方へ、はじめまして。

ゾイド板、一周年だったのですね。ここのところずっとゾイド板から離れていたので、
全く知りませんでした。私がゾイド板に出入りするようになったのは、今年のゴールデ
ンウィークの頃でした。2ちゃんにゾイド板が出来たなんて、全く知らなかったので驚
いたのと同時に、ゾイドネタだけでやっていけるのかね、と冷ややかな目で見ていたも
のです。しかしこのスレに目がとまり、ちょっと自分も書いてみるかな、とここにご厄
介になるようになりました。最初の頃は誰も見てないようで随分寂しい思いをしました。
今だから言いますけど、自作自演レスも1、2度やりました。最初のお話が完結した際に、
多くの人からレスがついたときのうれしさは、今でもはっきりと覚えています。その後
こことは疎遠になってしまいましたが、がんばってバトストを書いている人がいるので、
老兵は安心して消えることが出来ます。

今度またちょっと暇があるから、そのとき続きを書いてみようかな、とか言ってみるテスト。

237 :再起動:01/12/18 01:19
>>225 自分で書き込んで置いて、あれだが、「ゾイド板@一周年記念」スレッドできてます。

『風の吹き荒む戦場で(15)』

 赤い非常灯だけが照らすドライファクトのコクピットの中に、荒い呼吸だけが満ちていた。
 前のめりの状態でドライファクトが倒れこんでいる為、宙に吊り下げられた状態で、ノイエは操縦桿を握り締めながらも、虚ろな目をして、体をハーネス(固定具)にぐったりと預けていた。
 顔から汗が滴り落ちる。息が苦しい。全身に汗がべっとりと張り付いて気持悪い。ハーネスが体に食い込んで痛い。全身に力が入らない。
 最っ低。
 と、いつもの彼女なら思うところだが、何故か、恍惚にも似た昂揚感が頭を支配している。
 一方、体の方は疲労の塊がどしんと居直って、動く事に抵抗を示しているが、頭の方は存外に元気で、早く次の行動を促しており、二つの存在がまるで別々のものであるかの様な感覚の中に、彼女は居た。
 ただ、あの締め付けられるようなオーガノイドシステムの圧迫感と昂揚感はない。
 オーガノイドシステムは、ゾイドコアからの電力供給切断によるシステムダウンの影響で、母線からの信号が途絶えた為に、緊急凍結された。
 オーガノイドシステム無しだと、それ前提で構築されているジェノザウラーのハードでは、戦闘行動はもちろん、巡航時にも支障が出るが、生命維持ぐらいならなんとかなる。まぁ、その分、回復も遅れるのだが・・・。
 ノイエは、朦朧とする視界を無理やりこじ開けて、呼吸をなんとか整えると、システムを再起動させる為に、予備のサブバッテリーをたたき起こして、冷却ファンを回転させた。
 まずは、機体を冷やしてやると、回復も早い。
 電源を確保した事により、コクピット周りのシステムも復帰する。
 ゾイドコアのシステムは、未だに沈黙しているが、随分と回復の方向に向かっているのが、肌で感じ取れる。
 また通信機が回復した為か、回線が開いた。
『おい、大丈夫か?』
 通信元はアインのライトニングサイクス『ゼクト』だ。もうすでに隣で、自らが狩った屍と化したシールドライガーを足蹴にして、『ドライファクト』を覗き込んでいる。
 何とか息切れを押さえようと努力しながら、ノインは、
「…も、問題…な…いわ。」
 と全然、問題ありそうな声で答えた。
『切れ切れにいう台詞じゃねーぞ、それは。少し休んだ方がいいぜ。どうせ、ゾイドコアがまだ復調してないんだろ? システム周りをこっちに回せ、何とかしてやっから。』
「それよりも…全員…居るの?」
 と言いつつも、ノインは、メインシステムのアクセス権の公開鍵と暗号鍵を『ゼクト』に暗号回線で送りつける。
 その問いに答えたのは、アインではなく、グラハムだった。
『おかげ様でな、全員無事に下船できたよ。ノイエ少尉。』
 彼の乗るジェノザウラー(量産型)『アルキメデス』もまた、『ドライファクト』の隣に居た。
 ちなみに他の機体は、安全を確保する為に、周囲を固めている。
 そして、ホエールキング『フローラル』は、地上50m程の所で未だに浮いていた。
『ふん、嬢ちゃんは無事か。良かったな。』
「どうして、まだ居るの?」
 だいぶ収まってきた呼吸の乱れの中で、ノインは、疑問を口にしていた。
『あぁ、実はな。降下の途中にでかいのくらってな。ちょいと、ヤバメなんだな。んでよ。気付いてるかも知れんが、今の中隊の本隊が近くに居るんだな、これがまた。』
 いつも通りの実に軽い調子の口調であるが、ノインは、瞬時にゲイン・アルバトロス艦長が今から、何をしようと考えるのか、理解した。

 だが何故か、心の中に悲しみが生まれなかった。
 そして、何故か、口には笑みがあった。

238 :名無しですスティンガー@祝一周年:01/12/18 01:37
>>236
ちょいと赤羽のおにーさん。老兵って、あーた。
というと、ゾイド板設立当初から参加してるおいらは、
とっくに退役して、病床で孫に
「昔、おじいちゃんはね。ゾイド板のオリジナルバトスレに書き込んで居たんだ。」
とかの老人特有の誇張気味に武勇伝を語ってる状態になってねばならんのですが・・・。
「最近の若いもんは」とかぶつくさ言いつつ。

是非ともテストなんか言わずに、書いてくださいー。
スレ住民一同(で、いいよね?)お待ちしとりますー。

239 :出会い:01/12/18 20:27
今回も俺設定たっぷり。

「やっとついたか・・」
スピノサパーを少し離れた場所に置き、3人は市場に入った。
「ったく、あの糞親父め。おかげで丸1日3人でスピノに乗る羽目になっちまった・・」
「ほらほら、マサキさん。愚痴らないで早くパーツ探しに行きましょうよ」
「わかってるよ。俺のゾイドも探さなきゃいけないしな」
「俺はめんどくさいからそこで休んでるよ」
そう言うとヘルクは喫茶店に入っていった。
「あいつは自分のゾイドがあるから良いよなぁ」
「今から僕たちのを探しに行くんじゃないですか。あ、あの店どうですか?」
エリックは大きな店を指差して言った。よくテレビなどでも宣伝している大型店だ。
「馬鹿かおまえは。ああいう所は高いだろ。新品だし。ジャンク屋行くぞ。あそこなら安く良いのが手に入るかも知れんからな」
そう言うとマサキは裏通りに入って行く。エリックもそれを追いかけた。
裏通りは裏通りでウォーリアー達で賑わっていた。パーツやゾイド本体、残骸が売っている。大体のところ店の本体は市場から離れた場所でカタログで選んでから受け取るわけだが。
しばらく店の前に張られているカタログを見つめていると1体のゾイドが目に入った。マサキはその店の店主を呼んだ。
「店主、このゾイドは?見た事無い型だけど」
愛想笑いをしながら店主が出てきた。
「あぁ、これですか。これはあるチームから買ったゾイドですよ。名前はシャドーフォックスとか言うそうです」
「へぇ、値段はどれぐらい?」
早速マサキは交渉に入った。
「え〜っと、これぐらいでどうでしょうか?何しろ貴重なゾイドですし」
店主は電卓に金額を打ち込んだ。
「高い。もっとまけろ」
「それではこのぐらいでは?」
「高いな。もっと安くしろ」
マサキと店主が商談をしているとエリックが割り込んできた。
「あの〜、このガンスナイパーいくら位でしょうか?」
過剰に武装されたガンスナイパーを見てエリックが言った。
「これはですね、これぐらいでどうでしょう?」
「よし、店長。シャドーフォックスとガンスナイパーあわせてこれぐらいでどうだ?」
再び交渉に入る。
「これはいくら何でも・・」
「だったらこれでは?」
マサキが数字を打ち込む。
「あれつけますからせめてこれぐらいに」
「よし。商談成立だ。早くその場所に連れて行け」
「わかってますよ。じゃあついてきて下さい」
そういうと店主は歩き出し、マサキ達はその後ろをついていく。市場を出て10分ほど歩いたところにゾイドとジャンクパーツが置かれていた。
「これですよ。シャドーフォックスとガンスナイパー」
「本当に本物だろうな?」
「まさか。私が偽者なんぞお客様に売りつけるわけがありませんよ。安心してください」
少し疑ったがマサキは店主に金を渡した。
「ほら、金」
「確かに受け取りましたよ。どうぞご自由にお持ち帰りください。それでは私はこれで」
そう言うと店主はさっさと帰っていった。
「さて、持って帰るとするかね」
「そうですね。ヘルクさんも待ってますし」
2人はそれぞれ買ったゾイドに乗り込んだ。

240 :名無し獣弐@祝1周年:01/12/18 20:36
>>236
重複になりますけどテストとは言わずに続きを書いてもらいたいですよ。
>スレ住民一同(で、いいよね?)お待ちしとりますー。
何人いるかはわかりませんが少なくとも僕はそう思っております。

ついでに衝動に駆られてもう1つ書いてみようかな。

241 :FA:01/12/19 13:20
>>235の方、かってに私のバトストの続きを書かないで下さい。

 というわけで私,FA本人が正式なる>>234の続きを書きたいと思います。

早速ブースター装備の桜花に乗り込み試験場に向かうサクラ。
 桜花の調子は万全。そしてブースターのオンしようとしたその時。
 突然爆発音が。
 「なっ・・何?。」
 レーダーに目を向けると帝国ゾイドが16機。内訳はレブラプター10機、セイバータイガーとレッドホーンが3機づつ。
 当然問答無用に攻撃を仕掛けてくる。しかし、この基地にはサクラの桜花一機のみしかゾイドは無かった。
 「私が敵を引き付けてる間に皆さん基地から撤退してください!。」
 サクラは大急ぎで基地に通信を入れる。一方基地は本隊にSOSを入れた後に撤退した。基地からの撤退が完了した後、司令官が
 「撤退は完了した。おまえも逃げろ!。」
 しかし、
 「いやー逃げたいのは山々ですが・・・すでに囲まれてるんです・・・。ですから周りの敵を倒したら撤退します。」
 そう言ってサクラは通信を切った。
 しかし、強がってみたもののものすごい劣勢だった。レッドホーンを10体とかセイバーを8体とか倒してきたといっても、
 今までの合計撃墜数であって、一度にこれだけの数を相手にするのははじめてであった。
 とはいえすでにバスター砲でレブラプター隊の方はすでに片付けている。残るはレッドとセイバーの合計6体だ。
 レッドもセイバーもあえて桜花に格闘戦は挑まずに周りをうろちょろしながらの砲撃で桜花を攻撃してきた。
 敵のビームや砲弾が次々と桜花にヒットする。しかし、桜花には決定的なダメージは与えられなかった。
 衝撃は感じる、だがそれだけだ。小型機はもとよりレッドやセイバーの火器ではゴジュラスの装甲を打ち抜くことは同じポイント4、5発当てなければ不可能だ。
 しかし、いつまでも受けつづけるわけにはいかないので反撃を開始する。
 桜花に装備されたブースターが始動する。300トンちかいゴジュラスガナーの巨体が宙に浮き、ものすごいスピードでホバーリングしながら、セイバーの一機に接近する。
 「うそ・・ほんとに浮くなんて・・・。」
 ブースターの性能に少し疑問を抱いていたサクラは驚いた。だがそれ以上に驚いたのは帝国の兵士だった。
 「わあああ!!ゴジュラスが飛んだああああ!!。」
 「うわあああ!!くるなくるなあああああ!!。」
 セイバーのパイロットの一人は錯乱しながら桜花にビームを連射する。
 しかし、その直後セイバーの首は無かった。桜花の爪がセイバーの首元に食い込み、ねじ切ったのだ。
 その光景を目の当たりにし、浮き足だ立つ帝国兵士。
 「す・・・すごい・・・こ・・これなら・・。行くよおおおー!!。」
 桜花のブースターが再度始動した。

 続く。




 

242 :FA:01/12/19 14:16
>>241の続き
 レッドとセイバーは必死になって桜花を落とそうとする。
 しかし、桜花は横滑りで砲撃をかわし、バスター砲を発射する。
 バスター砲は無反動砲であるため反動は少ない、しかし、横滑り中に発射したので命中率は低い、
 しかし、あたらなかったものの爆風でセイバー1体が吹き飛んだ。一時着地する桜花。
 その時、3方をレッドに囲まれていた。
 「3方から突撃する気!?。」
 3方向からレッドに突撃されたらいかにゴジュラスといえど危ない、そして、ものすごい勢いで
 レッドが桜花に突撃した。しかし、
 桜花は垂直に飛び上がった。
 3機のレッドはそのままお互いをぶつけ合い倒れこむ。それを桜花は空中からのバスター砲で一掃した。
 「よし!後はセイバーが1機!。」
 サクラは安心した。しかし、その時セイバーが背後からゴジュラスに飛びかかろうとしていた。サクラは気づいていない。
 しかし、その瞬間ものすごい音がサクラの耳をつんざいた。
 「な・・何?。」
 サクラが後ろを見ると、数百メートル先でセイバーが倒れている。いったい何が起こったのか・・・
 実は、セイバーが飛びかかったとき、桜花の尾がセイバーの腹を直撃し吹き飛ばしたのだった。
 あまり知られていない事実ではあるが、ゴジュラスの背ビレはゴルドス同様レーダーとなっている。
 それで桜花自身が背後のセイバーを察知しカウンターでセイバーをふきとばしたのだ。
 「とにかく、これで全部ね。」
 サクラと桜花が立ち去ろうとしたとき、ものすごいエネルギー反応に気づいた。
 「このエネルギー・・・荷電粒子砲!!?。」
 桜花はブースターをふかし何とか回避したが、距離が近かったため左腕の一部が黒くこげた。
 サクラはレーダーに目をやると、敵増援であろうか、さらに4機いる。
 敵機はエレファンダーが3機、そしてジェノブレイカーであった・・・・。

 続く。

 次回 『心強い助っ人。ケーニッヒウルフ「銀狼」!!』
 お楽しみにー。

 

243 ::01/12/19 14:40
>ゴジュラスの背ビレはゴルドス同様レーダーとなっている
ゴジュラスの背びれは放熱板では?

244 :243:01/12/19 14:42
243は1じゃないです
すいません1さん

245 :アーロン毛:01/12/19 14:49
>>243 いや共和国軍とて馬鹿ではない
 あのでかい背ビレをレーダーに使わず何に使うのであろうか。
 この背ビレレーダーで以外に高いレーダー性能を持っていたので
 ゴジュラスの砲撃力強化のとき長距離キャノンになった、とかそんな感じじゃないの?

246 :アーロン毛:01/12/19 14:53
>>245の続き。それに243の人はゴジュラスの背ビレが放熱板とか言ってたが。
 何のための放熱板?
 ゴジラは放射火炎はくからともかくゴジュラスはそんなの必要無いでしょ。
 それにゴルドスの背ビレだってもともと放熱板だったが改造されてレーダーになったんだぜ。

247 :名無し獣:01/12/19 15:05
どっちにしろ公式設定じゃないだろ?

248 :アーロン毛:01/12/19 15:06
さらに>>246の続き
 ゴジュラスってもともと単独行動を想定してなかったっけ?
 だから、単独でもある程度の索敵できなきゃいけない。
 だから背ビレがレーダーになったとか・・・ダメ?

249 : ◆KANaj96M :01/12/19 15:20
>>236
そんな事言わずに書きこんで欲しいですよ。
赤羽版だけに留めておくのは勿体無いです。
それに感想は書かなくても、
このスレを楽しみにしている人は結構いると思いますよ。

250 :名無しですスティンガー@祝一周年:01/12/19 19:51
俺設定でいいんでは。
つーか、俺設定万歳でしょ。

放熱板が必要な理由は、
ゴジュラスだって、全力運動した場合、あの巨体に熱がこもるからでしょ。
ブレードライガーだって、火炎放射も荷電粒子方も吐かないけど、コンプリッションリフジェネレター装備してるし。ケーニッヒウルフも強制冷却ファンを装備してます。

だけど、ゴジュラスの場合は、古い機体なので
改良を重ねるうちに冷却系に余裕が出てきて、放熱に必要な背鰭の数の減ったので、
半分は、放熱用に、もう半分は、レーダーに変換されたとか、適当にでっちあげておけばいいのでは。

と書いてから、公式みたけど、背鰭に関してが、何にも書いてない・・・。
ただし、レーダーである場合、ゴルドスと違って、索敵範囲は後方の270°前後のみになるねー。
背鰭後方にしかないから、前方の90°は恐らく無理。

251 :名無しですスティンガー@祝一周年:01/12/19 19:56
うわ、250超えちまった。
・・・次スレ立てるの、もしかして、俺?

252 :FA:01/12/20 13:16
>>242の続き
 『心強い助っ人。ケーニッヒウルフ「銀狼」』
 新たな敵機の出現にサクラにあせりが見え始めていた。
 桜花にも多少消耗している。しかも相手はエレファンダーにジェノブレイカーだ。
 「このままじゃやばいわー。」
 とサクラが思ったとき。
 突然後方からミサイルが!
 「やばっ!後ろにもいたの!?。」
 さすがに今度はやばいと思った。
 しかし、ミサイルは桜花とすれ違い、敵のエレファンダーに直撃した。
 エレファンダーはとっさにEシールドを張ったためダメージはなかったが、突然の攻撃に戸惑いを隠せなかった。
 サクラが後ろを見ると、そこには銀色のケーニッヒウルフが、
 「このウルフは・・・・シャオラン君!?。」
 そのケーニッヒウルフに乗っていた男こそ、サクラの戦友、シャオラン=リ少尉であった。(元ネタバレバレだなーこりゃ。)
 そして、彼のケーニッヒウルフ「銀狼」(地球で言うところの中国の読み方でガンランと読む。間違ったらごめんなさい。)
 「SOS信号が着たからいってみりゃ、帝国におまえが教われてるとはなー。」
 シャオランは余裕たっぷりの表情でそう言った。
 「ここは俺に任せておまえは撤退し・・・。」
 彼がサクラにこう言おうとしたとき・・・
 「シャオランくんそっちの象さんおねがい、あたしはあっちを倒すから!!。」
 サクラはそういうとジェノのほうを向く。
 「おーい・・・聞いてるのかー、人の話ー。」
 格好良く登場したのにあっという間に三枚目化してしまっていた・・・。
 ここだけの話、この二人のようにゴジュラスとケーニッヒとかのコンビはそう珍しいものではない。
 共和国軍上層部はゴジュラスの機動性の低さをカバーするため、支援機として高速機をつけることを義務付けていた。
 ゆえにゴジュラスの支援機として、ブレードライガーや2級品として閃光師団に配備されなかった分のライガーゼロなどがゴジュラスの支援を担っていた。
 ゴジュラスは数が少ない、その大切なゴジュラスを無駄にしないための策であった。ゴジュラスの装甲を特殊チタニウムに交換したのもその手段のひとつであった。
 数が少なかったら戦線に出さなかったらいいじゃないかと思うかもしれないが、ゴジュラスはマッドサンダー、ウルトラザウルスに次ぐ巨体と存在感の持ち主。
 ゴジュラスの姿は時として敵に大きな威圧感を与え、味方に士気高揚にも役立つのだ。だから共和国は重要作戦ではつねにゴジュラスを出撃させている。
 はなしは戻って、今まさに共和国の竜、帝国の竜の対決が始まろうとしていた。

 続く。
 次回 『フリーラウンドシールドを打ち破れ』
 お楽しみにー。

253 :名無し獣:01/12/20 13:48
>252
スレの1読んでるか?
250過ぎたら一旦ストップなんだよ。

盛ってないで、ちったぁ落ち着いとけ。

254 :FA:01/12/20 16:56
もうこねぇよ。

255 :名無しですスティンガー@祝一周年:01/12/20 19:13
次スレ案。

銀河のはるか彼方。地球から6万光年も距離にある惑星Zi。
そこには戦乱の世界である。
人々はこの星に棲む巨大な機械生命体「ZOIDS」を戦闘機械獣に改造し、今日も戦場へと出撃する。
この戦いを勝利することこそが、永遠に平和を勝ち取る為の唯一の方法と信じて…。

本スレは、空前の大戦争を記録する為に作られたゾイドバトルストーリーでも語られる事のなかった、民間のみに伝承される物語が語られる。
歴史の狭間に消えたこの物語達が、本当にあった事なのか、確かめる術はないに等しい。
だが、語り部はただ語るのみ。
真実か、否かは、これを読む貴方が決める事である。

過去に語れた物語たちや、ルールは>>2-5辺りに語れらる。

256 :名無し獣:01/12/20 19:20
>名無しですスティンガー

それでよろしいかと。次スレでも期待しています。

>FA

そんなこといわないでまた来てくださいよ。

257 :名無しですスティンガー@祝一周年:01/12/20 19:23
過去ログ

「自分でバトルストーリーを書いてみよう!!」スレ
http://salad.2ch.net/test/read.cgi/zoid/976898587/
「自分でバトルストーリーを書いてみようVol2」スレ
http://salad.2ch.net/test/read.cgi/zoid/998659963/

名無し獣弐氏の過去ログ保管場所。
http://members.tripod.co.jp/zBS2/index-4.html

ルール。
鯖負担になるので、250で次スレに以降。
250に書き込んだ人が、次スレを立てること。
無理な場合は、すぐさま報告すること。
物語の感想は、ご自由にお書きください。
というか、書いて(懇願

258 :名無しですスティンガー@祝一周年:01/12/20 19:29
ルール追加。

ゾイドに関係する物語であるならば、何を題材にしても可。
舞台となる場所、時間などは、特に制約はありません。
アニメ、漫画などを題材にしてもOK。
ただし、18禁はお断り(でいいよな?

こんな感じー。
今日の0時以降に立てる予定です。
待ちきれない方は、どうぞ、立ててください。
修正案募集中。

259 :名無し獣弐@祝1周年:01/12/20 20:22
>>FA氏
ただでさえ人口が少ないスレなんですからいてくださいよ。
でもメール欄にsageだけは入れといてくださいね。一応このスレsage進行ですので。

260 :気軽な参加をお持ちしております。:01/12/21 00:14
新スレ設置完了。
お引越し準備をお願いします。

http://salad.2ch.net/test/read.cgi/zoid/1008860930/

それでは、よろしう。

261 :名無し獣:02/01/09 16:55
>>252
無いんですが・・・

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